第二段階レンズマン

 「第二段階レンズマン」E・E・スミス 創元SF文庫 SFス1−3 2002.11 原作1953


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 前作の最後で、キニスンとクリスがいよいよ結婚式を挙げようとなったその瞬間から、始まるこのお話。なんとアリシアからメンターが強烈なテレパシーで「ちょっとまったあ」をかけてくる。前作で滅ぼしたはずの敵の大攻勢が近いのだ。
 かくして、敵の本拠地を探り出してこれをやっつけなくてはならない。レンズマンの中でも最高に優れた5人が力を合わせて未知の敵へと迫っていく。
 というわけなんだが超能力と超科学を背景に、もちろんキニスンが負けるはずもない。しかし下手に手を出せば相手は身を隠してしまう。やはり見所は優秀な敵の裏をかいてどう追い詰めるかという駆け引きにある。
 駆け引きのあとは派手な宇宙戦闘が待っているぞ。そんな意味で絶妙なバランスを持った作品だと思う。


 初稿:2002.11.16

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