| 「No.1レディーズ探偵社、引っ越しす―ミス・ラモツエの事件簿〈3〉」アレグザンダー・マコール・スミス ヴィレッジブックス<F-ス 5-3> 2006.8 原作2001 | |
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ミス・ラモツエの事件簿、第3巻。ボツワナで起きる日常の事件を、真摯な態度で解決に導くマ・ラモツエとその助手マ・マクチ。周囲の男性のあなた任せの態度が混迷のもとになっている事件を、女性なりの細やかな熱心さが救う。 今回の事件は、ブッシュで見つかった謎の少年、ラ・マテコニの憂鬱、美人コンテストの優勝の行方と日常的ながらあいかわらず多彩。専門化の進んでいない、ボツワナ独自の事情が絡んでマ・ラモツエの行動が冴える。 |
こんなことを考えた: ところ変われば、問題も解決方法もいろいろ。日常の生活の中で忘れていた何かを思い出しそうな、ほのぼのとした雰囲気は相変わらず。今回は、男性と女性の価値や考え方の対立という色合いがやや強いか。 | |
おすすめ度:★★★★ 独自の問題には独自の解決、それでも人間の考え方の基本は変わらないのかもと思わせてくれるこの雰囲気が好き。第3巻に入って、著者の筆もずいぶんと練れてきたようだ。ページ数に比べると値段がちょっと高いようにも思う。 | |
初稿:2007.1.13