| 2005-10-14 「樋口一葉「いやだ!」と云ふ」田中優子(集英社新書) | |
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樋口一葉の作品解説。一葉のあの文体は難解で作品を読みきれないが、まずは一葉のなにが良いのかは知りたい、という私にはありがたい一冊。江戸文学の専門家である著者が、江戸文学からみて一葉を理解するという道筋を示してくれている。 西鶴と一葉の作品には共通するところが多いが、一葉の作品には別の要素もあって、そのことが明治の時代性を示すという議論は興味深かった。江戸から明治にかけての吉原の変遷などという話もあり、明治という時代の雰囲気をつかむこともできる。 |
