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マリモ
こんなになってます

 マリモといえば北海道阿寒湖に生息する天然記念物。これがなぜか我が家の水槽に浮いている。1994年2月に、阿寒湖に観光で訪れたとき、土産物屋で小型のビンに入れて売られていた。説明書には、「養殖であり、天然記念物ではない」旨書かれていたが、養殖のもとになったマリモがどこからあらわれたのか明らかでない。
 とはいえ、周辺にはマリモを展示する博物館などもあり、人の手によって育てられているマリモもそこここに見られるようだ。
 それが、紆余曲折を経て2000年11月まで生き延びて来たのだが、手入れが悪かったせいか球がほぐれて今ではばらばらになっている。これまでも、いいかげんに扱っていたわけではなくてあれこれ育成方法を工夫したが、あまり成果が無かったということ。
 2002年はついに壊滅。切れ端を集めて再生を試みる。(2003.3.23)
1994年〜2000年 2000年〜2001年 2002年 記録写真


日々の記録


2003年11月19日(水) 最期か、それとも?えむ3号崩壊

 全体が毛に覆われて、安泰かと思っていたえむ3号がばらばらにほぐれていく。季節の変化で水温が下がると共に光線の加減が変わったのだが、一体なにが原因なのか。今の水温は24℃で、夏は28℃〜32℃だったがマリモは温度にそこまで敏感ということだろうか。
 日光は直接当たっているわけではない。しかし、夏と今では光量はかなり違うだろう。
 まあ、いずれにしろ見守る以外に方針が立たない。

 しかしながら、ほぐれた中心部分にきれいな緑色が見える。しかも丸まっている感じ。7月にえむ3号をまとめたときには見られなかった色だ。もしやマリモの神秘なライフサイクルの一端なのかなあ。


2003年11月19日11時 えむ3号

2003年10月25日(土) えむ4号崩壊

 えむ3号は全体が繊維で覆われて一体化したようだが、えむ4号はなかなかそうならない。久々にグラスから出してグラスを洗うことにしたところばらばらになってしまった。あらためて、大きめの破片だけをグラスに集めた。
 二者の違いは、えむ4号の素材があらためて育ってきた破片だけということ。えむ3号はかつては大きかったマリモの一部を寄せ集めたものだ。
 当初グラスの中でばらばらで撹拌されていた破片だが、一晩回しておいたところなんとなく集まり始めている。これがあらたな(まとまった)マリモの誕生につながるか?


2003年10月25日11時 えむ3号


2003年10月25日11時 崩壊したえむ4号

2003年9月28日(日) 今日のえむ3号

 えむ3号の表面が短い繊維で覆われている。水中をふわふわ漂うという、私のひとつの夢の実現だが、緊密さが足りない。上下がいつも同じ方向を向いていて、下側がグラスにあたるせいなのか比較的なめらか。いつか上下均等になってくるくると上下に回り始めるときが来るだろうか。さらに緊密に、さらに球形になってもらいたいが。


2003年9月28日15時 えむ3号

2003年9月23日(火) マリモのできるまで?

 まずは最初の写真。水槽の底にある吸い込み口に繁茂するマリモ。


2003年9月23日15時

 その破片を集めてグラスに入れ、ゆるやかな水流にさらすと、マリモ片が流れのよどみに集まって互いにゆるくつながる。


2003年9月23日15時

 そのまま放置すれば、自然に固まってくるのかもしれないが、待ちきれなくて特定量がたまったところで手で丸めてしまう。えむ4号だ。


2003年9月23日15時 えむ4号

 2ヶ月もすると表面が細かい毛で覆われる。これがえむ3号。


2003年9月23日15時 えむ3号

 7月にえむ3号を丸めたあとで、予想外の展開になり記録を付けることができなかったのでここでまとめる。
 えむ3号を丸めたあと、いつものように水換えをした。これまでのやり方通りマリモ片をグラスの外に出して、グラスを洗浄し、マリモをグラスに戻してからグラス内に水道の蛇口から水を(比較的ゆるやかに)そそぐ。
 わわわわっ、水流を受けてえむ3号が分解してしまうぞ。水槽のポンプで送られる弱い水流には耐えるものの、いかにゆるやかでも蛇口の水を浴びせてはいけないのだった。水中ではまとまっている藻も、水から出すとぼろりとほどけてくる。
 えむ3号をまとめなおしたものの、その構成要素の一部は細かい破片となって水槽に拡散してしまった。

 しばらく経って、水槽のあちこちに藻が生えだした。拡散した破片が成長したのだろう。洗ってしまうのは惜しいので、爪楊枝で削り取って別のグラスに入れてみる。と、破片が一箇所に固まってきた。破片には大小があって、小さな破片ほど水流の中で早く回る。小さな破片は大きな破片にぶつかってからまるとさらに大きな破片になる。ということで、ゆるやかな水流の中では破片は固まる傾向があるらしい。結構な量になったのでえむ4号をまとめた。

 これまで水槽は極力きれいにということで、パイプや底に生えた藻は(正体不明だし)できるだけ洗い流していたのだが、方針変換ということになった。生えてくる藻の正体はやはりマリモだと確信が持てたから。これだとポンプが回りにくなったりするのだが、そこは手入れをするということで、水槽全体でマリモを育てて、グラスにまとめていくことにした。

 今夏の水槽温度は最高で30℃。うまく制御できたと思う。

2003年7月8日(火) 禁断の最終実験

 マリモ片の表面に繊毛のようなものが多く見られる。さらにマリモ片がかたまりあって合体傾向。これはつまり、マリモ片が成長していて互いに絡まりあってしまうのであろう。それはそれで良いがそうなると、横長の形の悪いものになる。
 ならばここは自然の傾向を促進するという意味で、人為的な強制合体を行うべきではないか。
 勝手な理屈を付けて、全体を丸めてしまった。
 さて、しかし丸めるときに結構柔らかいぐにゃりとした感覚。以前増えてきたあやしい緑の藻からえむ1号をまとめたときの感触と似ている。あれよりは長めの繊維が多いはずだが、本当にマリモ片は成長していたのか、もしかして分解の過程にあったのではないか。その原因は温度か日照時間か。だが、水温は26℃程度だし、日照もあまり強い光は当たっていないはず。若干の後悔も感じるがとにかく人為合体マリモえむ3号が誕生した。手持ちのマリモ片をほとんどすべて(本の小さい断片が別のグラスに入っているが)使ってしまったので、これでだめならばいよいよマリモ育成も終わりだ。


2003年7月8日15時


2003年7月8日15時 えむ3号

2003年7月5日(土) 水換え

 前回の大掃除で今日になっても水が濁らない。これは水を換えなくても良いかなと手を入れてみると、やはりぬめりが感じられる。ということで、いつものように水換え。
 マリモの方はいくらか濃密になっている感じだがさて光の具合が良いせいだろうか。


2003年7月5日15時


2003年7月5日と5月25日の比較

2003年6月29日(日) 仕掛け掃除と水換え

 水が汚れる原因はどうやら水を8方に分配する扇形の分水器(?)の中が汚れていたためのようだ。ということで分水器とポンプを改めて洗浄。パイプも新しい物に取り替えるとともに長さを今の仕掛けにあわせて揃える。
 水の勢いが随分と良くなって、掃除の成功を実感した。
 マリモは、中身が詰まってきたのか表面のきめが細かくなった感じ。


2003年6月29日16時


2003年6月29日16時

2003年6月25日(水) 水換え

 1ヶ月前と比べると少し大きくなったかなあ。夏に向かって水温を30度以下に保てるかどうか。部屋にいないときが不安。


2003年6月25日11時

2003年6月17日(火) 水換え

 7日置いてしまうと、パイプが詰まってきて水流が弱くなるのか、弱音のために仕掛けた網にうまく水があたらなくなってうるさい音を立てる。茶こしには一面雑藻が張り付いてたわしでこする必要があった。とはいえ、水自体は以前よりさらさらしている感じ。
 ここしばらく合体への期待を込めてグラス内のマリモ片が回転しない程度の水流にしていたら、合体しないばかりか雑藻がマリモ片の表面にまとわりついていた。今回はふたたびグラス内の水流を強めてマリモ片がある程度回るようにした。


2003年6月17日11時

2003年6月10日(火) 水換え

 5日置くと水がねっとりしてくるのは、傾向として変わらない。前回と今回は肥料を入れていない(きまぐれ)。


2003年6月10日11時

2003年6月5日(木) 水換え

 写真で見る限りほとんど見分けが付かないが、またいくらかひげのようなものが伸びている。仕掛けに手をれて、ポンプが汲み上げる水のパイプ8本のうち6本を束ねて、茶こしへ導き濾過することにした。残り2本はグラスへ。
 水中に雑藻が舞わなくなって良かったが、それにしても3〜4日毎の水換えは必要のようだ。ポンプを分解掃除したら藻がたまっていた。汚染の大きな元凶は取り除いたが、水パイプの壁に藻が付くのは止まらない。水換えの折りに水パイプをもんでなるべく排出させる。


2003年6月5日11時

2003年5月25日(日) 水換え

 3日に一度くらいの水換えが良さそうだが、必ずしもそのペースを守れるわけではない。写真の容器は直径8cm。マリモ片はいくらかは成長しているようだ。


2003年5月25日15時

2003年5月20日(火) 一時合体

 4日程度水を換えないでいると、水がねとねとになってくる。マリモにとって環境は良いはずだから水換えをまめにするしかなさそう。
 水流をマリモ片が流されず、しかも多少は動く状態を保つと、各破片が集まって互いにつながる。写真はそうなった状態。
 しかし、水換えのためにグラスから移し出すとばらばらに戻ってしまった。合体への期待を込めてグラス2とグラス3の中身をグラス3にまとめてみる。


2003年5月20日9時グラス2


2003年5月20日9時グラス3

2003年5月16日(金) 近況

 水を通しているシリコンパイプに絞りを加えて水量を調節できるようにした。”絞り”というのは病院の点滴でおなじみのあれ。大規模なペットショップで売っているのを発見した。
 水量が自由になったので、マリモ片があまりぐるぐる回らないように、わずかにゆらゆらしながら位置を変える程度に調整した。グラスを一つ増やして3つにして、中に収めた断片の大きさ毎に水量を変えてある。3つ目のグラス(グラス4と呼ぶ)の中身は回転のあおりでマリモ片から離れた爪楊枝の先にやっとひっかかる程度のゴミのような破片。


2003年5月16日11時グラス2


2003年5月16日11時グラス3

2003年5月11日(日) 仕掛け洗浄、水換え

 水ポンプから引き出しているシリコンパイプの中に雑藻があるようなので、パイプを取り替えた。パイプが白くなって、雰囲気が少し良くなった。水流が強すぎればマリモ片がグラスから落ちてしまうし、弱すぎればマリモが動かない(動かすことが良いのかどうかわからないが)。調整が難しい。
 水換え後、液肥少々を加える。


2003年5月11日12時グラス2


2003年5月11日12時グラス3

2003年5月3日(土) 水換え

 ぼわぼわという感じから、つんつんと長い繊維が立ってきたように思う。
 水に手を入れるとぬめり感があるので急遽水換え。そういえばグラスの壁を伝ってぬめぬめとしたものが落ちているようだ。水の表面が小さなものは通すが、少し大きいものは通さないということで、うまく濾過器の役割をしているということになる。このぬめぬめがマリモの分泌物で実は接着剤の役目を果たしているなどということだと逆効果だが、たぶん胞子で繁殖するべつの植物だと思う。去年こいつにマリモが覆われて壊滅に至ったのではないか。
 水換え前の水温は約25℃。マリモには暑すぎるのかもしれない。上蓋を網に替えて気化による温度低下を促進したつもり。それ以前の状況から判断して約2℃の温度低下の効果があったと思える。水をグラス表面や水槽壁面に撒くようにしてある。
 水換え後2時間経過した後の水温は約20℃。液肥5ccを加えた。


2003年5月3日11時グラス2

2003年4月28日(月) 水換え

 以前にも増してぼわぼわとしてきたようだが、劇的な変化は無い。それで当然と思うが、いくらか期待していたところも。グラス2の中身を手に取ってみたが、柔らかくてとうていマリモとは言えない。マリモ片だ。
 グラス3の流れにはよどみがあるらしく、破片が一箇所に固まったまま回転しない。もしや互いに絡まり合って合体するのではと期待していたが、ばらばらのままだった。
 全ての水を入れ換えてから液肥約10ccを加えた。


2003年4月28日9時グラス2


2003年4月28日9時グラス3

2003年4月20日(日) 水換え

 カットグラスのグラス1はマリモが見えにくいのでとりやめて、グラス2に統合した。グラス2には大きめの破片5個、グラス3には小さい破片8個(なぜか1個増えた)が入っていることになる。
 18日にガーデニング用液肥約10ccを加えてみる。水槽の水は8.5リットル(34×21×12cm3)だから850倍の希釈。液肥の成分は窒素、リン酸、カリなど。その後1日程度経過後にマリモの表面に白いうぶ毛のようなものが多く見られた。これはそれまで伸びているように見える長い繊維状のものとは違う。マリモの成長が別様に現れたのか、それともマリモ以外の植物が液肥に刺激されてマリモを覆ってしまったのか不明。その後水換え前にはやや目立たなくなったが消滅してはいない。方針としてはこのまま様子を見ることにする。
 水換えは全ての水を入れ替えて液肥約5ccを加えた。グラス3のマリモは増えているように見えるがグラス2のマリモはよくわからない。たぶんもともとの大きさの違いだろう。水換え前の水温は26℃。室温とほぼ同じと思える。水換え後は18℃から徐々に上がっている。


4月6日(右)との比較。希望に曇った私の目には大きくなっているように見える。


2003年4月20日10時グラス2


2003年4月20日10時グラス3

2003年4月13日(日) 写真撮影

 小さい方のマリモ片に変化が大きいようなので、記録のため撮影。グラス3の破片からは突き出たように繊維が伸びている。グラス2には2つ、グラス3には7つの破片が入っている。フラッシュをたいたのでこれまでより鮮明な写真が撮れた。


2003年4月11日10時グラス2


2003年4月11日10時グラス3

2003年4月11日(金) 水換え

 写真でわかるような変化はないが、表面のでこぼこが増していくらか白くなっているようだ。良い変化か悪い変化かわからないが、今現在以上の仕掛けを用意できない以上このまま続けるだけのこと。


2003年4月11日10時

2003年4月6日(日) 水換え

 マリモを収めたグラスは3個になっている。ブランデーグラス(グラス1と呼ぶ)には最大の破片3個、深めのワイングラスには大きめの破片2個(グラス2)、と残りくず(グラス3)を入れてある。
 最初は水流に巻かれてぐるぐる回っていたグラス3の小片は、最近になってグラスの底に集まってあまり動かなくなった。破片の表面がけば立って互いにゆるくつながり始めたとも思えるが、確実なことではない。水換え時にいったんばらばらになったが再び集まっている。
 それぞれのマリモの表面がけば立っているようにも思うが、これまた確かではない。仮にけば立っていたとして、それがマリモの繊維なのかそれとも他の水藻なのかもやはり不明だ。先に期待したい。


2003年4月6日10時


2003年4月6日10時

2003年3月29日(土) 分解掃除、再組立

 1週間経過だが、マリモが育っているのかどうかよくわからない。とりあえず水槽やパイプに付いていた汚れなどが水を吸ったとみて、いったん水槽を分解して洗って組み立て直した。
 グラスを二つにして、形状の違いを確認しようと思う。右のグラスは背が高くて口がいったんすぼまってから広がっている。水流がグラスの下側に留まっているせいで、マリモが水面に捉えられることが起きにくいようだ。


2003年3月29日10時


2003年3月29日10時

2003年3月23日(日) 新しい仕掛け

 もはや、4リットルの広口瓶すら広すぎるようになった切れっ端のマリモだ。結局放りっぱなしで、水換えも1ヶ月に1回以下というのではやはり育て方がまずいのだろう。酸素供給を十分にしなくてはならないが、エアレーションはマリモがうまく流れないし、濾過型水循環ではマリモが濾過フィルタに吸い込まれてしまう。
 マリモを小さな容器に入れたままで、水を循環させられないものか。と思いついたのが下の仕掛けだ。
 中央のブランデーグラスの中にマリモが入っている。周囲の水槽にも水が入っているが、グラスの口は水面よりも上にでている。水槽の水は水中ポンプで汲み上がり8本のパイプの先から吹き出ている。そのうちの1本だけがグラスの中に差し込まれている。
 グラス内に出された水はあふれ出るが、マリモ自体は(たぶん表面張力によって)グラスの外にでていかない。水は水槽で循環して吹き上がるので、酸素を多く含むようになり、グラス内にもその水が供給される。


2003年3月23日11時

 マリモが拡散しない、酸素供給が図られるといった利点はあるが、問題も抱えている。ひとつは、グラス一杯に水が入っているので、例えば指を突っ込むと水がいちどにあふれて小さいマリモも一緒に水槽へこぼれてしまう。
 雑藻による汚染を免れない。特に、水槽の道具は以前使って水洗いしたものだから、たぶんすでに汚染されている。
 ともかくこれで、マリモの生命力に期待だ。

マリモ関連リンク


マリモについて
 阿寒観光汽船株式会社のページにあるマリモの紹介。マリモの発見とか、マリモの育て方とかが解説してある。別のページにはマリモ祭りの記事もある。(2000.11.25)

文化財の紹介(阿寒湖のマリモ/特別天然記念物)
 文化庁のページ。写真がきれい。(2000.11.25)

マリモインターネット
 株式会社サンエス・マネジメント・システムズによる道東の活性化を支援するサービスのページ。チュウルイ島のマリモ展示観察センターのページがこの下にあったが、今はどこに行ったか不明。(2000.11.25)

マリモ…その愛…
 2000年11月24日開設ってこのページの開設日と同じじゃん。あちらの方がより正統的マリモ解説ページのよう。(2002.2.14)

 開始:2000.11.24

(1998.1.31〜)