31(金)
国立天文台とアングロ・オーストラリア天文台など日英仏オーストラリアの共同研究グループは、オリオン座大星雲の中心から来る赤外線に円偏光があることを発見、地球生命アミノ酸の非対称性の原因ではないかと米科学誌「サイエンス」に発表した。円偏光があると合成されるアミノ酸が非対称となることはすでにわかっている。グループはオリオン座大星雲の中心部にある「OMC−1」と呼ばれる領域から来る赤外線が右回りまたは左回りの円偏光で、場所によっては15%もの偏りがあることをつきとめた。
今回の発見は地球生命のもととなったアミノ酸が宇宙に起源を持つことの有力証拠となる。
30(木) 自民党の小渕恵三総裁(61)が第143回臨時国会で首相に指名され、小渕内閣発足。
25(土) 午後6時すぎ、和歌山市園部で行われた夏祭りでカレーライスを食べた住民約60人が吐き気や腹痛などの症状を訴え、病院に運ばれた。このうち、4人が26日午前死亡。青酸性毒物がカレーライスに混入された疑いが強い。
こんな馬鹿ないたずらをするなよ。冗談じゃ済まないんだから。
24(金)
今年2月の長野冬季五輪の公式ホームページがアクセス回数で世界一としてギネス・ブックに掲載されることになったと同ホームページを開設した米IBMが発表。
同ホームページは2月7日から22日までの冬季五輪開催期間中に約6億3471万回のアクセスを記録、「史上最高に人気のあったインターネットのイベント」と認定されたとのこと。
1秒あたり459回のアクセスということになる。並のプロバイダなら簡単にパンクしてしまうのではないかしら。持ちこたえた米IBMさんもさすが。
17(金) 米大リーグ、メッツの野茂英雄投手は、当地で行われたフィリーズ戦に先発、7回を3安打無失点に抑え、80日ぶりに3勝目(8敗)。メッツ移籍後の初勝利。試合はメッツが6―0で勝利。
17(金) オウム真理教による国土利用計画法違反事件の裁判で、偽証と有印私文書偽造、同行使の罪に問われた元緊急対策本部長上祐史浩被告(35)に対する上告審で、最高裁第3小法廷(尾崎行信裁判長)は懲役3年を言い渡した1、2審判決を支持、上告を棄却する決定を下した。これで同被告の実刑が確定。
15(水) 来年度からの5年間に政府が実施すべき地震予知計画について、文相の諮問機関「測地学審議会」は中間報告をまとめた。1965年から7次にわたる計画では前兆現象の検出による直前予知に重点が置かれたが、その困難さを認めて中・長期的な視点を重視して予知を進める戦略に変更した。
いいなあ、この話。科学はみずからの誤りを認めてこそ科学だ。立派な先例となることを望む。
13(月) 12日の参議院議員選挙で自民党が改選議席の61を44に減らした。橋本首相は責任をとって辞任。
8(水) カリフォルニア大学などの天文学者は、地球から10光年の位置にあるエリダヌス座イプシロン星の周囲に太陽系のオールト雲ほどの直径のガスのリングを発見。その恒星の周囲に惑星がある可能性が高まった。
今年の6月26日にはサンフランシスコ州立大学の天文学者グループなどが、地球から15光年離れた太陽の1/3の質量の恒星「グリーゼ876」の周囲に木星の1.6倍程度の質量の惑星が存在することを確認している。どちらの発見もハワイの大型望遠鏡を使った成果らしい。技術の発展が天文学の世界を大きく変えているようだ。ハッブル宇宙望遠鏡の成果もたいしたものであるらしいが、地上からの観測でもこういう発見ができることに驚いた。
7(火) 昨年度JR東日本で職員が被害を受けた暴力行為は245件と、3年ぶりに増加。 JR東日本は駅員や乗務員への暴力追放キャンペーンを実施すると発表した。
7(火)
宇宙開発事業団の技術試験衛星Z型「おりひめ」「ひこぼし」が分離後のドッキング実験に成功。無人の衛星同士の自動ドッキングは世界で初めて。
おりひめ・ひこぼしの軌道は高度約550キロ。午前7時9分に両衛星が分離を開始。小さなおりひめがひこぼしの前方2メートルまで離れ、この状態で約15分間ランデブー飛行したあとドッキングした。今後段階を追ってしだいに条件を難しくして実験を行う。
5(日) 石川県畜産総合センターは近畿大学畜産学研究室と共同で、成牛から採取した体細胞を使ってクローン牛2頭の出産に成功したと発表。出産時刻は午前6時半ころ。クローン羊「ドリー」を誕生させた英ロスリン研究所の技術を応用したものとのこと。成獣から採取した体細胞によるクローン牛の誕生は世界初。
自分のクローンを自由に作れるようになったとしたら、人間は通常の生殖によって子孫を残すことと、クローンで自分の遺伝的コピーを残すことのどっちを好むだろう。
4(土) 3日に引き続き暑さで東京、大阪あわせて2人死亡。
4(土)
午前3時12分、文部省宇宙科学研究所の鹿児島宇宙空間観測所(鹿児島県内之浦町)から、M5ロケット3号機で日本で初めての惑星探査機PLANET―B(「はるか」と命名)が打ち上げられた。
火星の大気や磁場について専門的に観測する探査機としては世界でも初めて。
3(金) 日本列島ほとんどの地域でこの夏一番の猛暑に襲われ、前橋で最高気温が38・7度。暑さで東海地方から東北南部にかけ熱射病など熱中症にかかる人が相次ぎ、千葉、埼玉、静岡の3県で計3人が死亡、60人が病院に運ばれ、治療を受けた。
1(水) 米ピッツバーグ大医療センターは脳卒中により右半身がまひし、言葉もしゃべれなくなった62歳の女性に対し、世界で初めて脳細胞移植を実施したと発表。 6月23日、注射器を使って実験室で製造したヒトの脳細胞約200万個を脳内の3カ所に移植したもの。この脳細胞はヒトの未分化の細胞に化学物質を投与して作った。
とうとう脳味噌の移植が現実のものとなった。もちろん人格の移植とかとは違うのであるが、もはや脳細胞と人格を分離して考えることが普遍化しようとしていることに戦慄を覚える。