風来騒鬼

 「風来のシレン〜月影村の怪物〜」 株式会社チュンソフト

2002-03-03 (日) 15:17
 いや〜この2年間、これまでずっと”デレン”でいたわけだが、ようやく脱出に成功。試みた回数は200回を超える。妻や娘たちはもうとっくに脱出したというのに、おいらだけが遅れてしまった。あー、原因は分かっているさ。脱出直前には超強力なモンスターがいるのだが、そいつらには目をくれず、そのあたりでしか手に入らないレアアイテム(中にはとんでもない悪いものもある)にも目をくれずに、ひたすら階段とか落とし穴とかを目指すのさ。
 いや、もちろんこれはおいらだって脱出できるという、一種の見栄に基づく行動なのはわかっているさ。だから本当は口惜しいのさ。だから、だから今度は最下層のモンスターをやっつけて、アイテムをあさることを目的にしてもう一度月影村に戻るつもりでいるのさ。

8:58 00/02/13
 月影村の出口が迷宮になって、6回ばかり試みたのだが出ることができない。おや、いつの間にかタイトルが「風来のデレン〜月影村の脱出〜」に変わっているじゃないか。なかなか気の利いたソフトウェア作り、ていうかおいらをバカにしているんだなあ。脱出にかける意気込みが少しだけ強くなる。

17:42 00/01/30
 月影村に出る怪物はオロチだったのさ。これまでさんざん鍛えたおいらだから、オロチ退治なんて簡単、簡単。しかし、フミを連れて逃げ帰ろうとしたらいきなり大部屋モンスターハウスに出ちまうなんてのは、あまりにも出来過ぎているんじゃないのか。
 恥ずかしながら告白しておくと、このオロチ退治は2度目で、いったんフミを助けたものの、戻り道のなかばでもう一度オロチ退治に向かわなくてはならなくなった。
 2回の戦いで、役立ちそうな道具はあらかた使いきっていたし、いくら持っているのが妖刀能力のある一つ目殺し+10だとしても、迫り来るのは死の使いやタウロスやゲイズの集団だよ。おまけにフミを守らなきゃならないし。はっきり言っておいらはもう助からないと思ったね。
 その階を抜けたらもうあとは楽なものさ。無事にフミを連れ戻したってわけ。
 え。大部屋のモンスターハウスからどうやって抜け出したのかって。まー大ラッキーがあって、いや最初はこれは泣きっ面に蜂だと思ったんだけど、モンスターを全滅させることができたんだよ。フミも無事だった。それ以上はここじゃ言えないけどね。

 さて、村人に感謝されてそのあとはエンディングだ。もちろんこれで終わりじゃなかった。おいらは月影村からの別の道を行くことになったんだが、どういうわけかそこはもっと難しいダンジョンになっていたのさ。草の名前もへんになっちゃったし、おいらもこれまでの経験を生かしてどうにか5階くらいまでは行くことができたんだが、そこで食料が無くて倒れてしまった。まあ風来人てのは、あてのある旅をしているわけじゃないから、しばらく月影村で暮らしながらゆっくりとダンジョンに挑戦するよ。戻ってきたとき宿屋の女将には嫌味を言われたけどね。風来人はそういうことを気にしないものさ。


 初稿:2000.1.30

 電脳凝集体 
 ホーム