2004年7月20日、ついにCeleron400MHzを搭載した愛機が崩壊した。復活をかけて完全破壊覚悟の復旧作業を開始。
| (1)崩壊 | (2)購入 | (3)改修 | (4)失意 | (5)起動 |
- (1)崩壊
- 兆候は以前からあった。ハードディスクを交換して1年くらいで壊れるとか、ときどきプログラムが暴走するとか。どうもおかしいと疑って、Nortonユーティリティでメモリのチェックをしたところ、あるビットがOFFのままだということを発見した。
メモリが動かなければ、そこに読み込まれたプログラムなりデータなりは誤って認識され、ハードディスクに書き込まれたり、あるいは実行エラーを起こしたりする。つまり、メモリの異常はたんにその場のプログラム停止だけでなく、情報を少しずつ冒していく、恐ろしい現象だ。
こうなってはメモリを交換するしかないが、メモリカードは増設によって3枚ささっている。だからとりあえず不良のメモリを外して、カードの順番を先送りで詰める。この状態でメモリチェックをすると…まだエラーが解消されない。
つまり異常はメモリ側ではなくてマザー・ボード側にあることになる。メモリのソケットが悪いのかもしれない。ならば、そのソケットを避けてメモリを刺せば…これでも解消しない。異常はソケット以外のマザーあるいはCPUそのものにあるようだ。しかたがないので、メモリを外して、一番内側のソケットだけを使うことにする。128KBしか使えないが、Windows98を動かすには少なすぎるというものでもない。もちろんこれが一時的な回避策であることは承知している。メモリの異常はなにか別の異常の結果でしかないから、もともとの異常が別の悪い現象を起こしていないという保証はない。
ともあれそれで一週間くらい動かしていると、CRTの色がおかしくなった。横縞模様が出る。起動時のBIOS画面も文字がマゼンダ色になる。
ビデオボードの異常であろう。そのまた原因は別にあるのかもしれないが。ビデオボードなら5KYほどだからそれで復旧するのなら良い。そこでビデオボードを交換して復活。
ところが1ヶ月ほどでまたまた画面がおかしい。ふたたびあらたなビデオボードに交換。どうやら新しいパソコンが必要らしい。マザー+CPUだけの交換で済ませるつもりはない。OSもワープロソフトも、もう5年経っているのだから、今のマシンを使えるだけ使って、新しく買おうと考える。問題はそのタイミングだ。
などと考えていると、次の日にはもう画面がおかしくなっている。もはやこれ以上このマシンにつきあうわけにはいかない。あらたなマシンを調達するのだ。
- (2)購入
- 次のマシンをどうするかは決まっている。自作マシンは確かに使いやすいが、割高だ。安いものを揃えても、マザー10KY、CPU10KY、筐体10KY、HDDとCDDとFDDで20KY、OSとワープロで30KYとなれば、合計で80KYだが、動作保証はない。
それよりは、オンライン・ショップで注文すると、そうしたものを組み合わせた形で同じくらいの値段で届けてくれる。筐体を選べば拡張性も確保できる。そういうわけで、さっそく注文を済ませた。
ディスプレイは、17インチCRTがあるから、それを使い続ければ良い。支払いは、注文時の番号をコンビニエンス・ストアに持っていけばそこでできる。このあたりも5年前の自作時とは大きく事情が変わったところだ。
- (3)改修
- 壊れた方のマシンも、そのままにするつもりはない。LINUXとか、新しい周辺機器とか、いろいろと試すために、あるいは常用マシンが壊れたときの予備として、セカンド・マシンはぜひ用意しておきたい。
問題はその時期だ。すでに修理と新しいマシンのためにだいぶお金を使ったからすぐにこれ以上の出費があるのは苦しい。しかし、注文したマシンが届くのが5日後(土日をはさんでいるから)というメールを読んでしまったら、俄然修理への熱意が湧いてきた。ここはなんとしても修理を進めなくては。「自作マシンが壊れちゃって、マザーとCPUを取り替えたいのですが、安いボードでいいのはないですか。」店員さんは、「最新のCPUでなければ…」とか言いながら9.8KYのボードをすすめてくれた。Celeron2GHzあたりのCPUならこのボードでも大丈夫。値段表を見ると、2.0GHzの上が2.4GHzで0.8KYくらい高い8.4KY。
「それじゃ、1つ上の2.4GHzにします。」予想よりマザー・ボードが少し安くなったから欲が出る。2.4GHzは、確か注文したマシンと同じだ。そこまで性能が上げられるのなら、注文したことに意味があったのかなあ。
「メモリはありますか。」と店員さんが聞いてくれたが、「あります。」と答える。自宅へ戻ってマシンの解体にかかる。いろいろなボードをマザー・ボードから外して、マザー・ボードも筐体から外して、HDDなどはそのままで、掃除機で筐体内のほこりを吸い取る。筐体の役割のひとつは電源を分配することだが、電源装置は大丈夫かなあ。以前一度おかしくなったことがある。
マザー・ボードをはめ込む。コネクタの化粧版がぺこぺこする。さすがは安物。CPUをはめて、冷却ファンを上からかぶせて固定。このあたりは5年前よりもずいぶん楽だ。あとは、電源とつないで、パワースイッチとかとつないで、HDDとかともつなぐ。
メモリをマザー・ボードにはめ込む。あれ?スロット形状が合わない。マザー・ボード用のメモリ規格は184ピンDIMMであって、手持ちのSDRAM PC-133は使えないことが判明。安物のボードでも、規格は新しいのはある意味たのもしいが。ないものはどうしようもないので、購入して7KYを使う。これで予算いっぱいになってしまった。
スイッチ・オン。マシンがたのもしく起動するが、画面の色がおかしい。しかもエラーで起動が止まる。
まだ異常が残るのはおかしい。画面に影響があるというのは、それまでの記録がどこかに残っているということだが、ハードディスクのプログラムが関係するということはあるだろうか。
昔に容量が足りなくなって取り替えたハードディスクを取り出して接続して初期化し、Windows98を再インストールする。再インストールの途中から画面が乱れる。
もしかしておかしいのはCRTかと推測して、昔娘が使っていた別のCRT(15インチ)につなぎ変えてみると、表示の乱れがなくなる。うは、CRTもおかしくなっていたのね。