パソコン活用法 020322
韓国語と日本語混在の文書を作成するにはどうすればいいのかという質問をよく受けます。
僕はパソコン音痴です。ごらんの通りのホームページで、飾り気、遊び心はありません。正直言ってあんまり関心はありません。だた韓国語⇔日本語翻訳を日常的にこなしていける環境はそろっています。
僕のパソコン環境のことなど、書いていきます。だたし僕はWindowsしか知りませんのでMacのことは全然わかりません。またNetscapeに関しても知りません。
| 日本語ー韓国語 混在 |
| ワードか一太郎か |
| ノートパソコン活用法 |
| インタネットディスク |
| ATOKシンク |
| メールマガジン |
| やっぱりワード |
| いや、やっぱりエディター |
| でも、やっぱり、結局、ワードだ |
| マウスの左利き設定 |
ワードとコリアンライターで作っています。普段の日記やメモ、手紙類、翻訳の依頼など、ワードとコリアンライターの組み合わせです。コリアンライターではKWモードとKSモードがありますが、KSモードを普通使います。KWは特殊で、日本語環境でなじみますが、インターネット上では通用しません、文字化けの原因になります。KWはフォントの種類も豊富ですが、私信以外ではそんなフォントも使う必要がありませんので、僕は常時KSモードで作っています。
ホームページはワード、コリアンライターの組み合わせは文字化けの原因になります。僕のホームページの通訳・翻訳小辞典の<韓日編>4巻まではワード、コリアンライターの組み合わせで作っていましたが、文字化けが激しく、結局それらを修正できずに、最近はもっぱらフロントページとコリアンライターで作っています。現在の僕のホームページはこの組み合わせでできています。ホームページビルダーも使ってみましたが、これは韓国語のフォントが入りません。日本語ー韓国語混在のホームページを作りたいのなら、フロントページとコリアンライターをおすすめします。ほかの組み合わせは試していないのでわかりません。
レンタルの掲示板や日記帳などもちゃんと日本語ー韓国語の混在が可能かどうか確かめてからレンタルしないと、レンタルしたのに韓国語が入らないということになります。
レンタルの前に確認を。デザインだけで決めないで、韓国語の入力を直接確かめてみることです。僕も実際何種類もレンタル掲示板と日記帳を確かめて、現在の掲示板と日記帳を借りています。
ワードです。一太郎も11を入れています。翻訳家としてはワードを持たないといけません。今まで依頼を受けた中で一太郎でという指定があったのが2件。つまり一太郎も持っておいた方がいいということになります。それ以外の作業はすべてワードで。指定があったときだけ一太郎で。翻訳家としては世の中のシェアの大きい方についたほうが有利なわけで、自分の好みや使い勝手ではなく、依頼主が圧倒的にワードを使っている現状を考えて、ワードに慣れておいた方が有利です。
日本語作成としてはワードより一太郎の方が優れていると言うことをよく聞きます。具体的に比較して言えるほど一太郎を使っていませんので何とも言えません。僕は最近一太郎の11を入れましたが、それ以来ATOK14使うようになりました。確かにMS-IMEより、学習能力は高いようで、気持ちよく使えています。ワードとATOK14という組み合わせで使っています。
同様にエクセルでという指定があったときもあります。まだロータスでという指定での依頼は受けたことがありません。
翻訳こそパソコンに向いています。とりあえず訳して、あとで推敲、編集するという意味で、まるで翻訳の作業のためにパソコンがあるのだと言いたいほど翻訳とパソコンは相性がいいです。そのパソコンでの翻訳作業を最大限効率よく進めるために、ノートパソコン(SONY VAIO B5)を活用しています。
自宅ではデスクトップで作業し、朝デスクトップとノートパソコンをLANでつないで持ち運びするファイルをノートパソコンにコピーします。ノートパソコンは電車の中で作業します(毎日というわけではありませんが)。電車は早めに各駅停車に乗って必ず座るようにしています。これはもう10年近くになる習慣です。
原稿を見ながら、辞書を引きながらという作業は自宅でしかできません。電車の中では、訳出したものの推敲の作業が向いています。ノートパソコンの画面だけで作業ができるし、訳文を時間と環境を変えて冷静に見ることができるので、推敲の作業はもっぱら電車の中の作業になっています。B5のノートが最適ですね。ちなみに僕のVAIOは1.35kg。バッテリーで3時間は稼働します。だから鞄に入れて常時持ち運ぶことも可能です。
自宅に帰ったらすぐにノートパソコンとデスクトップをLANでつなぎ、持ち運んだファイルをデスクトップに送り同期をとります。
これが最近の僕のスタイル。電車の中での新聞の勉強時間が減ってしまいました。その分どこかで新聞を読む時間を確保しなければ。
一太郎11を買うとインターネットディスクというのがついてきます。いえ、正確にいうとインターネットディスク50MBを利用できる権利がついてくると言うべきでしょうか。 一太郎11を買った人の中にはこのサービスがあるから、という人も多いのではないかと思います。何を隠そう、僕もそうなのです。インターネット上に自分専用のディスクを持つことができ、しかもそれも50MBもです。花子とセットで買うと、100MBももらえるそうで、すごいサービスです。
そのインターネットデイスクを早速使っています。自宅と学校で同期をとるときに便利です。またバックアップ用としても有効です。
ただ今のところ、僕はノートパソコンを持ち運んでその移動中に作業をしていますので、同期はLANでとる方が早くて確実です。インターネットディスクが本領を発揮するのは、離れた2台のパソコン間での同期です。持ち運びしている間は必要ありません。従って、今のところ僕にとってインターネットディスクはもっぱらバックアップ用になっています。
いずれ、公開サービスを利用して、必要なファイルを外出先で広げて作業をし、またインターネットディスクに保存するという使い方ができると思います。公開サービスというのはインターネットディスクに預けたファイルの中で公開の指定をすればアドレスが割り当てられ、そのアドレスを打ち込めば誰でも見ることができるというサービスです。またIDを持っていれば、その公開ファイルをダウンロードして編集できるというサービスで、プライベートなホームページといった方が理解しやすいかも知れません。
僕はまだインターネットディスクの本来の機能を使いこなしているとは言えませんが、いろんな可能性をもった便利なサービスです。
付記3/22
インターネットディスクのサービスがより充実しました。ファイルが一覧でき、必要なファイルだけを動かせるようになりました。バックアップ用には大変便利な機能で、大いに活用させてもらっています。
ATOKシンクというのは複数のパソコンの日本語変換環境を同一に保つシステムです。ATOK14についてくるサービスです。僕も最近使い始めました。
韓国語を日本語に翻訳する作業は普通では変換できない難しい漢字がたくさん出てくるので煩雑です。そこで、たとえば京畿道や咸鏡道など日本語読みで一気に変換できるように単語登録をしています。尹などもそうです。「ユン」と入れれば変換します。というふうに翻訳作業では単語登録が大変便利です。こういう登録辞書やATOKのさまざまな設定をデスクトップとノートで同期をとるための機能です。
MS−IMEを使っていたときは、時々辞書を出力してフロッピーで移動するかLANで同期をとっていましたが、ATOKシンクならクリック一発(本当はもうちょっとクリックしないといけませんが)で同期をとれるので、インターネットにつないだついでに、さらっとやれてしまえるから便利です。
つまりインターネットディスクと同様に、インターネット上に自分のATOK専用のディスクを作ると言うことです。そのディスクに自分のATOKの辞書や設定を記憶させて、もう一つのノートパソコンと同期をとるというのが、このATOKシンクです。
一つの翻訳作業進行中は、登録辞書の更新が頻繁になるわけでして、それを毎日朝夕同期をとるのはやっぱりめんどくさいですからね。無料で利用できるのだからATOK利用者は使ってみるといいですね。
インターネットディスクといい、ATOKシンクといい、ジャストシステムさんよく頑張っています。心情的にはマイクロソフトより応援したいところですが、シェアに差がつきすぎましたね。これを機会にシェアをのばしてほしいです。
3/22付記
最近ATOKは使うのをやめました。すっかり削除してMS-IMEだけを使っています。どうもATOKが重くて、フリーズを起こしたり、何回かATOKが原因のトラブルがあったからです。やっぱり安定が一番です。
パソコンを利用して韓国語の勉強をしようとする場合は、インターネットで韓国の新聞につないで、情報を得るのが便利ですね。韓国の代表的な新聞のサイトから、おもしろそうなコラムを選んでプリントアウトすればいいです。
しかし韓国の新聞のサイトはどれも結構重くて、表示するだけで時間がかかります。毎日見るのもめんどくさくなります。
そんなときに便利なのが、メールマガジンです。僕のHPの「リンク集」に韓国のメールマガジンのサイトが紹介してあります。インフォメールにつないで、適当なものを選んで登録をすれば、無料でメールマガジンが届きます。
韓国語を表示できる環境が整っているなら、是非、韓国語のメールマガジンを一つや二つとっておきたいですね。
おすすめは次の二つ。
1,<논술을 잡아라>
韓国の代表的な新聞数社の社説を集めて送ってくれるもの。同じテーマについて比較ができておもしろいですよ。
2,<칼럼니스트>
新聞記者たちのコラム集。さすがはプロのコラムニスト。読みやすくて味があって勉強になります。
翻訳雑誌など見ると、翻訳家なるものはワープロソフト(ワードや一太郎)ではなくテキストエディタを使うものだ、とよく書いてあります。秀丸エディタなどはその代表で、まるで秀丸使っていないと素人扱いされてしまうのではないかと恐れを抱くほど、秀丸エディタ礼賛です。
その影響で、僕も、テキストエディタ(メモ帳、ワードパッド、ノートパッドプラス)を使ってみました。確かに便利です。今これを打っているのも実はメモ帳です。とにかく軽くてさくさくと打てて、後でどこかに貼り付ける時に便利で重宝します。
ところがメモ帳などテキストエディタの最大の欠点は、韓国語との共存ができないというところです。共存できても、フォントの設定などいちいち変更しなければならず大変です。保存もリッチテキストで、表示するときも形式を選ばないと文字化けします。つまりテキストエディタを使うメリットが全然ないのです。
その点ワードは多少重いですが、韓国語との共存が可能で、いちいち形式や、フォントの変更などしなくても、いいので楽です。テキストエディタよりは5倍〜20倍以上容量を食いますが、あれこれ迷わずワードが一番です。文書の容量など高々知れていますから。
僕は、スケジュールやアイデイアを一つのファイルに書き込んでいます。
普段のメモや思いつきなども、できるだけ韓国語で書いています。やっぱり韓国語に対する瞬発力というのが大事ですからね。日本語の中でいきなり韓国語が出てきても違和感なく、パッと反応できるようになりたいですからね。ちょっとぐらい間違えても、メモは原則韓国語。
テキストエディタの便利さを強調する人は韓国語との共存など、全く頭にない人たちですから、韓国語日本語共存の文書をじゃんじゃん書きたい人には参考になりません。共存、混在でパソコンメモをしたい人はワード、コリアンライターで。
一つのファイルにどんどん書き込むのは、ワードでは検索が日本語でも韓国語でも可能だからです。いざというときは検索機能で、必要な情報を拾えるという便利さがあります。
あるいは一つのフォルダーに日韓混在ファイルを保存していってもいいです。
テキストエディタでは韓国語が表示できたとしても検索には引っかかりませんからね。
ワード、コリアンライターの言語切り替えは、マウスを使うと面倒なので、キーボードのコントロールキーとシフトキーの組み合わせで日本語韓国語(KS)変換できるように設定しています。キーボードのプロパティ→言語の切り替え→コントロールキーとシフトキーの組み合わせを選択すればそれでOKです。これは便利です。日本語韓国語チャンポンの環境の整備には是非必要な設定だと思います。みなさんも試してみてください。
メモ帳も便利です。韓国語が入る可能性の全くない文書の下書き用として使っています。
韓国の歴史関係の翻訳を手がけて、その原稿が出版社を通して印刷屋にわたり、いわゆる入稿という段階までいきました。その原稿の校正が先日帰ってきてショックを受けました。韓国人の人名にはほとんどすべてルビをふってあったのですが、そのルビが邪魔になって、原稿としては随分やっかいな代物になっているではありませんか。
ルビをふるのはけっこう疲れる作業で、ちまちまとマウスを操る肩の凝る作業です。それが、しないほうがよかった、邪魔なもの、障害物になっているのです。そのほか、ワードで作成した文書はワードの機能が、不必要なおせっかいになって、入稿の障害になっているのです。
なるほど、わかった。世の翻訳者なるものが、エディター、エディターというわけが。つまり、どんな環境でも使える汎用性のあるものでないと、他人の環境ではデーターの共有の妨げになるということです。出版社、印刷会社がどんなシステムを使っていようと、エディターなら問題なし、なわけです。それをワードでやってしまったから、しかも、ご丁寧に、邪魔なルビまでふってしまったから…。
エディターを使う意義がこうして高い代償を払って、やっと身にしみて分かった次第。今までも理屈ではわかっていたつもりだったけれど。
ワードを使うべき時(自分だけの文書、韓国語との混在)と、エディターを使うべき時(人の手に渡る可能性のある文書)の見極めをしないといけないですね。
文書を作成するとき、翻訳する時、ワードですべきか、エディターですべきかまよいます。上の二つの文章は、その迷いの所産です。一旦は日韓混在の文書はワード、翻訳で人手に渡るときにはエディターと結論付けたのですが、その後また、あらたな問題がでてきました。
ワープロというのはまさに翻訳にぴったりの機械で、とりあえず打ち込んでおいて後でじっくり推敲できるという利点があります。翻訳していてどうしても分からないところは、ハングルでその単語を打ち込んで置いたほうがあとあと作業がしやすいです。推敲の時、原書を見ながらしなくても、打ち出した原稿だけでも作業ができるからです。翻訳文書作成の時も、わからないところ、調べる必要のあるところは、ハングルをところどころ原文のまま打ち込んでおくほうが、絶対に有利なのです。
エディターで作業をしていて、わからないところをハングルで打とうとして、そのことに気付いた次第。「ああ、やっぱり、日韓混在が可能なワードがいいなぁ」としみじみ、つくづく思ったのでした。
つまり、まとめると、韓国語関連の翻訳者は常にワードがいい。編集者にの手にわたる文書の場合もワードで作業すべし。相手の意向を確かめて、エディターがいいならエディターに貼り付けて渡せばいいことだし、その程度のことなら編集者がするだろう。ワードでなければできない機能(ルビ振りや特殊なこと)をせず、ただの文字列として納品すべし。自分自身が原稿を見直し、あとあと推敲するということを考えた場合は、ハングル混在が可能なワードがいい。ちょっとしたわからない点がどうしても出てくる。それをハングルで残しておく便利さ。後でそれをプリントアウトして校正する時に原文のハングルがある便利さ。これはなにものにも替えがたし。特に僕のように、電車の中で原稿を見、校正したい人間にとっては、原書を参照する煩を避けたい。上のノートパソコン活用法参照。
つまり、やっぱり、結局、ワードという結論です。
僕は右利きですが、マウスを左手で使うようになって、もう2年になります。これがとってもいいんです。皆さんにもお勧めしようと、ここに書くことにしました。
キーボードの右側はテンキーなどあって、マウスを置くにはちょっとキーボードとの距離ができすぎる。それにどうしても右手の酷使で、右肩が凝ります。キーボードのすぐ横で、左手でマウスを操れればと思って、思い切ってやってみました。
ユーザー設定から、簡単にできます。最初3日ぐらいは違和感が残るかもしれませんが、すぐになじめます。僕はIMEの手書き検索などもすべて左手でやってしまいます。肩凝りも多少楽になりました。左利き設定にして不便を感じることは全くありません。最初の3日をちょっと我慢すれば、右手設定より、何かと都合がいいですよ。右でペンを持ちながら、左でマウスを操るなどということもできるわけで、とにかく便利です。