韓国語<通訳翻訳小辞典>「日韓編」   【 や,ら,わ 】 UFOキャッチャー1/13  笑い上戸 11/9  余震 11/6 利便性 8/19 両利き11/25


焼き増し     

日韓辞典では「추가 인화」(追加印画)と出ています。もちろんこれでいいわけですが、「사진을 빼러 사진관에 간다」とよく言うようです。「빼다」の基本の意味は「抜く」。 

野次馬

これぱっと出ません。구경꾼程度でしょか。でも구경꾼じゃ,「野次馬」のもっているすけべ根性のような語感が生かせません。

有終の美を飾る

卒業シーズンにはこの言葉がよく使われます。これ韓国語ではちょっと違うんです。「유종의 미를 거두다」です。「詩経」に由来する言葉ですから、韓国でも使うわけです。거두다というのだと知らないと、꾸미다とやってしまいそうですね。

融点・沸点・露点

普段はほとんど使いませんが理科の授業で使う言葉。それぞれ漢字語をそのまま使いません。「녹는점」「끓는점」「이슬점」。

UFOキャッチャー 

これ인형뽑기って言うんですって。

余震

余震,これを「추가지진」と書いていました。<朝>

来年

「来年どこに行くつもりですか」これの韓国語訳は? 「내년에 어디 갈 거야?」でいいですね。ネイティブは「내년」だとおかしいといいます。あくまで「내년에 」あるいは「내년에는」でないと、不自然だといいます。
では「今年どこに行くつもりですか」は「올해 어디〜」と「올해」でよく、「올해에」とするとおかしいといいます。

日本語でも助詞を入れるほうがいい場合と、そうでない場合があって、むずかしいです。事情は韓国語でも同じで、慣れないと仕方がないですね。

ラッパ飲み

最近日本では500mlのペットボトルが出回って、これの空き容器を水筒代わりにすることが増えてきました。学校現場ではここ2年ぐらいの間に驚くほど浸透しました。ペットボトルにお茶を入れて、これを凍らせて学校に持ってくるというのが常識化しています。で、こうなると、今までの保温の重くて高価なアルミの水筒などかげに追いやられ、それにつれ水筒についていたふたをコップ代わりにお茶を飲む姿もなくなり、休憩時間になると男子も女子もラッパ飲みとなるわけです。このラッパ飲みを韓国語でなんと言うか、ネイティブに確かめてみました。

나발을 분다は辞書に出ていますが、焼酎やビールを瓶ごと飲むことで、ジュースを나발을 분다とは言わないそうです。言っても通じるけど、どうしてもイメージが酒のやけ飲みの風で、ぴったりこないと言うことです。一番無難な表現としては병째로 마신다.

ところでおもしろいのは、나발と나팔の区別です。複数のネイティブの言語感覚をまとめてみるとだいたい次のようになります。「トランペットは나팔。それがなまって나발。나발はあまりいい意味では使わない。ほらをふく、わめきちらすの意味でも使う。나팔はラッパの意味ぐらいしか使わない。朝顔は나팔꽃で、나발꽃とは言うわない。」(実際には韓国のチャルメラを長くしたような伝統楽器が나발で、西洋のトランペットを나팔と言います。나발が나팔のなまりというわけではなさそうです。が、ネイティブの言語感覚としておもしろいと思いました。両者とも漢字は同じ喇叭を使います。辞書ではほぼ同じ用例があがっていて区別が難しいです。)

韓国ではまだジュースをラッパ飲みにする習慣はないとのことですが、時間の問題でしょうね。いずれ나발을 분다が学校でも使われるようになるかもしれません。ペットボトルもまだ決まった言い方はないとのことですが、韓国のみなさん、どうですか?

11/15 掲示板Goldwellさんの書き込みから

ペットボトルは「패트병」というそうです。

ランダムに    닥치는 대로

「ランダム」を日韓で引くと「무작위」とでています。「닥치는 대로」は「手当たり次第に」です。文脈によって使い分けたほうがよさようですね。僕は「ランダムに」と出てきた時どう訳していいかわからなかったので「랜덤으로」とやりましたが、やっぱりこれじゃ通じないですね。

利便性

「羽田の利便性を生かし〜」は「하네다 공항의 편리성을 살려서〜」となります。考えてみれば「利便性」とは「便利さ」のことですよね。とにかく韓国語には「이편성」なる言葉はなく「편리성」です。韓国語の方が便利。

両利き

右利きは「오른손잡이」左利きは「왼손잡이」ここまではよくしられていますが,両利きは? これ「양손잡이」と言います。

類のない

文脈にもよりますが、「(전)예가 없다」。「유례가 없다」。少なくともそのまま一字を韓国語で「유」と言っても通じません。ここまで書いて上の表記が気になりました。「(前)例」のように日本語式に「(전)예」とは書かないんじゃないか、と思いました。書くとすれば「예(전례)」と書かないといけませんね。

留守

これ便利なのに韓国にはぴったりした言い方がないんですよね。「今留守にしています」「이금 집에 없습니다」。留守番「집보기」。留守番電話は「자동응답」(自動応答)。留守録は「자동 녹음, 예약 녹음」。「居留守を使う」となると、説明しなきゃいけません。「家にいながらいないふりをすること」→「집에 있으면서도 없는 척하다」。

(興奮)るつぼ   (흥분의)도가니

「るつぼ」は「도가니」。日本語の意味としては3つ。@金属をとかす容器A熱く激しい気分がみなぎっているたとえB種々のものが混ざっている状態のたとえ。韓国語でも3つとも全く同じです。Bとしては인종의 도가니。「熱狂のるつぼとした열광의 도가니로 변했다」。

冷静

「彼は冷静な人だ」これを韓国語に訳すとき、「冷静」が問題。「冷静」は「냉정」に違いありません。間違いではありません。辞書にも出ています。しかし誤解の可能性が大です。「냉정」とやってしまうと、「冷情」つまり、「冷淡」、「冷たい」と受け止められてしまう可能性があります。少なくとも、文脈上も「冷静」なのか「冷情」なのかの判断がつきにくいことになってしまいます。同音異義語の混同の可能性をさけて、ここでは「冷静」は「침착」を使いたいですね。「그는 침칙한 사람이다.」

露骨

노골적。「露骨노골적인」。どんな場合にがつくのかつかないのか、正直言ってよくわかりません。なんとなくで判断してやっています。どなたか教えて。他にも「極端な」「극단적인」。

わき目もふらず

한눈 팔지 않고」。ということは逆に「よそみ、わきみをする」は「한눈 팔다」。한눈「一目」。「一目ぼれ한눈에 반하다」。

笑い上戸

「泣き虫」を「울보って言うから,類推で「웃보」と言ったら,それこそ大笑いされてしまいました。「笑い虫」がないように「웃보」もないようです。「잘 웃는 사람」としか。これじゃ笑えないね。

悪ガキトリオ

<五>の原文は「悪ガキトリオ」。韓国語版は「개구쟁이 삼총사」三銃士はちょっと古いよな。

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