韓国語<通訳翻訳小辞典>「日韓編」 【 か 】 組み立て12/27 こころがける12/27 我流6/22
〜係
入管係というのを訳す時,ちょっと迷いました。これは담당자でいいですね。
かかる
「10年の歳月と、1兆円の建設費がかかった」。これは日本語の場合はお金も時間も「かかった」で間に合うからこういう使い方ができるけれど、韓国語の場合は一つの動詞で代表できないので二つに分けます。「10년의
세월이 걸렸고
1조엔의
건설비가 들었다」
かぎっ子
最近は韓国でも増えてきているはずなんだけど、これも結局説明するしかないですね、「家に帰っても誰も見てくれる人がいない子」=「집에 돌아와도 아무도 돌봐주는 어른이 없는 아이」ぐらいですかね。
隠しカメラ
これKBSニュースで聞いたから、韓日辞典の方に入れるべきですが、韓日の作業では直感的に分かります。問題は日韓の作業。日韓の作業でもパット反応できるように、準備しておきたいですね。몰래카메라。
楽屋
これ「분장실」 (扮装室)です。随分印象が変わりますね。
家族づれ
よく出てきます。「가족동반」。「同伴」でこれもよくニュースで聞くのが「동반자살」。これ、「心中」のこと。
〜方
よく「考え方」が出てきます。これは「사고방식」がぴったりです。では「私たちの食べ方、暮らし方」というときはどうなるかというと、これは食べる方法を言っているのではないですから、ちょっと工夫が必要です。「食べ方」=「식생활」、「暮らし方」=「생활방식」かな。前後のつながりから「〜方」は考えないといけない場合が多いですね。
カナヅチ
泳げない人のことです。韓国では맥주병(ビール瓶)。発音は〔−뼝〕。おもしろいですね。これ趙さんに掲示板で教えてもらいました。ありがとう。
過保護
そのまま과보호でも通じます。が、一般的には과잉보호(過剰保護)を使うようです。
空振り
これ헛스윙です。
仮に
「仮に」は「임시로」がぴったりくる場合が多いようです。文脈にもよるけれど。
ガリ勉
これは공부벌레。勉強の虫。「虫」は日本語と同じ使い方をします。教保の包み紙かなにかで、책벌레(本の虫)というのも見たことがあります。
我流
これは漢字をそのまま韓国語音でやると「아류」となります。そうすると「亜流」との混同の恐れが出てきます。ここは「자기류」とやりたいものです。
かわせみ
動く宝石ともいわれるあの翡翠のことです。僕は5回ぐらい見ました。感激。河内長野にはまだ生息している。水にダイビングして魚をとる。この瞬間も目撃。感動。さて、このかわせみ、韓国語でどう言うか。「물총새」。「水銃鳥」というわけだから納得。この命名はすごい。
癌
癌は암。これにいろいろついて○○癌となるとちょっと日本語と違うものが出てきます。
肺癌폐암,胃癌위암,大腸癌대장암,子宮癌자궁암,とここまではいいのですが,乳癌は유방암(乳房癌),肝臓癌は간암(肝癌)
。
堪忍袋の緒が切れる
堪忍袋を「広辞苑」で調べてみると、「堪忍をする度量を袋にたとえていう語。こらえぶくろ」と出ています。韓国語では「더는 참을 수 없게 된다」ぐらいでしょうか。
利き腕
これにピッタリくる韓国語がありません。プライム、教学社とも「잘 쓰는 쪽의
팔」としか出ていません。左利きは「왼손잡이」。
気さくな人
싹싹한 사람。こりゃ、覚えやすいわ。
犠牲にする
희생하다がこれにあたります。どうしても희생으로 한다と言いたくなりますが。<プ>には자유를 위해 일신을 희생하다. (自由のために一身を犠牲にする)。가족을 희생하면서 출세하다.(家族を犠牲にしてまで出世する)という例文がでています。二つ目の例文の訳が面白いですね。「家族を犠牲にして」でいいのに「家族を犠牲にしてまで」というふうにちょっと感情移入が入っていますな。
傷つく
外的なけがを負うことは「상처 입다」、心が傷つくことは「상처 받다」。
厳しい
「厳しい社会」という時は、ちょっと訳しにくいですね。これを「엄한 사회」「심한 사회」と言っても通じません。「競争が厳しい社会」「生存競争が厳しい社会」など補わないといけません。「경쟁이 심한 사회」程度でしょうか。
肝試し
中学生が好きなやつです。韓国の学校でもするようですが、담력시험と言うそうです。でもこれじゃ、試験を受けているようで、お化けも出そうにありませんね。いや、試験とついた方が、もっと恐ろしいという声も。 掲示板でネイティブに教えてもらいました。담력훈련のほうがいいと。いずれにしても、何かお化けの世界からかけ離れた語感になってしまいますね。
究極の
これは日本語では「究極」とよく書きますが,「窮極」とも書きます。意味はほとんど同じで,頻度は「究」のほうが高いようです。ところが韓国語では「궁극」です。「궁극적」とよく使います。「구극적」というのは辞書には出ていますが,ほとんど使いません。
給料日
給料は「급료」,月給は「월급」,両方使います。頻度は日本語ではあまり差がないように思いますが,韓国語では월급の方が多いようです。ところで「給料日」という風に「日」が付くと,日本語では圧倒的に「給料日」が使われます。「月給日」はあまり使われません。こういう現状があるので「給料日」を韓国語で言う時「급료날」と言ってしまいました。韓国語では「급료날」はほとんど使わないようです。「월급날」です。
〜狂
これは<朝>で見たから韓日編に入れるべきですが,日韓としての方が使えるという判断でここに入れておきます。用例は「평소
메모광인 그는」というもの,「普段メモ狂の彼は」ということですが,日本語ではメモ魔としたいところですね。메모마も言うんでしょうかね。〜魔と〜狂は似ていますが,微妙に違います。〜狂の方は,対象がタレントや嗜好品。それに対し〜魔の方は動作に使う気がします。韓国語での〜광,〜마の使い分けはよく飲み込めません。今後注意深く観察することにします。もし何かご意見がおありでしたら教えてください。
いずれにしても,日本語と同じ様に名詞に直接接続します。
教員免許
교사자격증(教師資格証)って言います。
空腹
「空腹と疲労で〜」こういう場合の空腹は「공복」ではなく「허기」です。漢字は「虚飢」。
草葉の陰から
これもそういう場に行けば、常套句。저승에서 지켜보다「草葉の陰から見守る」。
組み合わせて
これも一瞬戸惑いますが、実は簡単。「조합해서」
クローン牛
<朝>には「복제소」とありました。じゃクローン人間は「복제인간」って言うの? と思ってエンパスで検索すると、たくさんヒットしました。
怪我の功名
ぴったりする言い方はなさそうです。日韓辞典には요행수と出ています。요행수로 맞았다。 요행수로 이겼다。など例文が出ています。요행は漢字は「僥倖」。こんな難しい漢字語を使うんですね。漢字からわかることは「怪我の功名」というより「幸いにして」、「期待してもいなかった思わぬ幸運」といった感じでしょうか。
毛がはえた
小学生に毛がはえた程度の中1、こんな文章がありました。こりゃむずかしい。「초등학생보다 조금 나은 정도의 중학교 1학년생.」 こんなもんですかね。
消しかす
消しゴムの消しかす、消しくずなどと言いますが、韓国語では何て言うんだろう? これ「지우개 가루」って生徒が教えてくれたけど、韓国の皆さん、ホントにあってる?
結婚する
結婚するは결혼하다で十分ですが,화촉을 밝히가(華燭の典をあげる),가약을 맺다(夫婦の契りを結ぶ)という難しい表現を好んで使います。日本語でも言いますが。
健常者
「障害者」に対して日本語では「健常者」。韓国語では「障碍人(장애인)」に対して何と「非障碍人(비장애인)」と言うのだそうな。発想の逆転で面白いともいえるけれど、やりすぎで不自然な印象、あるいは逆差別的な語感も感じられますが、いかが? もっとも健常者というのも何だかいただけない。
ケンタッキーフライドチキン
KFC。케이에프시
恋占い
연애 점
恒温動物
漢字をそのまま「항온동물」とやっても通じません。「정온동물」(定温動物)です。では変温動物は? というと、これはそのまま「변온동물」。
高騰
辞書には「앙등」(昴騰)などと出ていますが、ここは迷わず「급상승」(急上昇)といきたいですね。漢字語でそのまま使いそうで使わない、あるいは言い換えたほうが自然というタイプの語彙が難しいですね。
口内炎
口内炎ができて痛かったので聞きました。これ「구내염」ではなく「구강염」。つまり口腔炎です。辞書には口内炎구내염も出ているけど普通は구강염だそうです。
コウフク
生徒「コウフクはいつ来ますか?」
先生「まだ来ないね。いつ来るかわからない。もう少し待ってみなさい。もうすぐだから。」
これは大変味わいの深い生徒と教師のやりとりです。生徒は韓国から編入してきた生徒で、日本語はある程度はできますが、まだ不十分です。ということを分かった上で、もう一度上の会話を読んで見てください。
分かりました? この編入生は編入してきて間がないから、制服がまだない状態です。私服で登校しています。注文した制服がまだ来ていないか、届いていないか、を先生に聞いているのです。先生の方も、ピンときて、(はは〜ん、これは
制服のことだな。制服という日本語をまだ知らないから、교복のことをそのまま日本語読みにしてコウフクと言っているのだな)と理解したわけ。
ね、味わいの深い会話でしょ。
ゴールデンウィーク
これ황금연휴。ここまでは比較的よく知られていますが、じゃ「飛び石連休は」? 징검다리 연휴。
声をかける
かつて「소리를 걸다」とやってしまったことがありました。これじゃ通じない。「말을 걸다」ですね。しかし소리にも「言葉」という意味もあって、「무슨 소리냐」と言います。そう言えば「말」には「話」という意味もあります。「말이 안 돼」=「話にもならない」。「言葉」「声」「話」「말」「소리」「이야기」の使い分けや意味の重なりを一度しっかり整理してみると面白いでしょうね。
心あたり
日常会話の中でふっとつまってしまった言葉、「心当たり」。これ韓国語で何て言うの? 「짐작」ぐらいですかね。
心がける
これもぴったりする言葉がない。「〜しようと心がけてきた」なら「〜하려고 노력해 왔다」。それ以外にも「주의하다 유의하다 명심하다」などが使える場合もある。
こつ
こつがあるはずだ。「요령이 있어야 겠다」。
個展
これは개인전(個人展)って言います。最初一瞬戸惑いますが、考えてみると、個人展の方が自然で、個展の方がちょっと変な言い方のような気がしてきます。やっぱりどう考えてみても個人の展覧会ですよね。個人展、うん、納得。
小筆
「こふで(小筆)」または「こまふで(細筆)」とも。韓国語では「세필」。
今度
日本語の「今度」は「이번」と訳していい時と「다음」と訳さないといけない時があります。以下はスーパー国語辞典の項目。
@何回かくり返し行われるものごとの中で、現在に一番近い時に・行われた(行われる)ものをさして言う語。このたび。今回。今次。─これは「이번」
A新しく・起こった(決まった)ものごとに対して言う語。最近。「今度東京から来た先生です」「今度部長に昇任した」
これも「이번」
B近い将来に行われることを言う語。この次。次回。「今度いっしょに行こう」
これは「다음」