<前田の韓国語通訳・翻訳小辞典>検索080611
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ㄱ
가정집
가정집에 침입하여〜(朝)という用例を見ました。「家庭の家」ですね。역전앞というのもありますね。これは「駅前の前」です。他にも「洋屋집」、「모래沙場」、「三月달」などがあります。日本語でも「必ず必要」「最も最新の」なんて言ったりしますよね。それと同じ、何か強調ないと気がすまない、そんな形が完全に定着してしまったもののようです。
가오
가오가 살잖아.「体面が保てるでしょ」という意味。가오は「顔」。映画のせりふから拾いました。
간 커진
간 커진 한국인에게 11억원이 보잘것없는 액수지<朝>「肝の大きくなった韓国人にとって11億なんて屁とも思わない金額だろ」という皮肉です。
강심장
∼강심장들이 하나둘 아니다.<칼>「〜強心臓は一人や二人ではない。」日本語でも強心臓は言いますから、どうということはないのですが、こういう言い方もするのかと感心。「ものに動じないこと、また遠慮がなくあつかましいこと」。
갈지자
정부가 보여준 갈지자 행태는 아마추어의 전형이었다.(朝)「政府が見せてくれたジグザグの対応はアマチュアの典型であった。」갈지자は「갈之字」で す。韓国語で漢字の音を言うときよく使う言い方です。「行くという時の之の字」という言い方です。で、それがどうしてジグザグという意味になるかと言うと、之という字の格好がZに 似ていてジグザグだからです。つまり「갈지자」は「Zの字のように折れ曲がって ジグザグしている有様」。
개인전
그 사이 두 전의 개인전을 가졌다.<朝>「その間,2回の個展を開いた」。개인전という言い方が面白いとおもいました。漢字語の似ていながらちょっとだけ違うという用法が面白いです。
갹출
NHKのハングルニュースで、「갹출하는
자금 총액」と聞こえる個所があって、その「갹출」がわかりませんでした。<プ>には載っていませんし、アナウンサー氏のちょっとした間違いか、と思ってネイティブにこの個所を聞いてもらいました。ネイティブは即座に、「これ각출ですよ」と。「
各出」でも意味が合うので、きっとそうだと安心しました。ところが、この「갹출」と聞こえるところが同じニュースの中に3回出てきて3回ともはっきり[갹출]と発音しているんです。
<小>を引いて解決。<小>にはちゃんと出ていました。漢字は「醵出」。うん。これはむずかしい。醵出金となると確かに聞いたことがあるような…。耳慣れない音は、どうしても、耳慣れた音に聞きたがる傾向があるようで、要注意です。갹の漢字音は醵しかなさそうです。<プ>とネイティブにたよらず、最初から<小>を引いていればすぐに解決できたのにね。でも、遠回りした分、印象に残りました。
게 걸음
게 걸음,すなわち「かにの横ばい」。経済関連の記事に出てきました。横ばいは「제 자리 걸음 상태」はよく見ますが,게 걸음も面白いですね。
격주말 부부
남편과는 격주말 부부 생활을 한다.<東>「夫とは隔週末夫婦の生活をする」。どうということはないのですが、주말 부부だけでも面白いのに、격주말 と付いているところがさらに面白と思いました。韓国も女性の社会進出が進むとこうい現象が増えて来ているんでしょうね。かくなる僕も、10数年前、週末新婚生活を一年続けました。今となってはいい思い出です。そのほうが新鮮味が長続きしていいかも。これは余談でした。
경외
우주에의 경외(朝)という文言を見ました。これは原文どおり「宇宙への敬畏」ではなく「宇宙への畏敬」でしょう。경외=畏敬。日本語でも「畏敬」と「敬畏」はどう違うのかと言われると困りますが,「畏敬」の方が抽象的な対象に対してよく使うように思います。日本語では「敬畏」は「敬意」との混同も出てくるのでほとんど使わないように思います。
同様の例は「영광스럽다」。これは文字通りすれば「栄光」。しかし実際の文脈では「光栄」という日本語の方がぴったりくる場合の方が多いです。
고로
나는 투쟁한다. 고로 존재한다.<朝>これは「私は闘争する。ゆえに存在する。」です。これは当然「나는
생각한다. 고로 존재한다.」のもじりです。しかし고로というのは,いかにも生硬な韓国語ですね。韓国語の漢字語というのがどうも,いつまで経ってもなじめません。固有韓国語にこだわるのかと思えば,できるだけ固有韓国語を使おうという姿勢のネイティブが,話の中で「가급적이면(できるだけ)」なんてすごい漢字語を突然使って驚かされたり。こういう使い方が知的で格好いいと思っているフシもあるようだし,漢字語の受け入れ,使いこなし,これに振り回されて戸惑いの連続です。
知的ステータスのあり方が極端な気がします。漢字語を使わないかっこよさと,ここぞというところでぽんと漢字語を使うそのタイミングが,どうも標準的な日本語の漢字語の使いこなしの感覚とはまた違った,より先鋭化された使い方をしているような気がします。
고무신
고무신을 거꾸로 신다.これ直訳すると「ゴム靴をさかさまに履く」。なんのこっちゃわからん。で『국어 비속어 사전』を引いてみた。ありました。「애인이 변심하다」と。用例は「내가 두 번째 징역을 살구 나올 때 마누라가 고무신을 거꾸로 신었어.」と황석영 어둠의 자식들 の用例が挙がっていました。
고사리 손
모금에 참여한 고사리 손들과 서민들의 십시일반의 정성을 외면하는 것이다.<朝>고사리 손が問題。これは普通「赤ちゃんの紅葉のような手」の意味で使います。ここでは、「小さな真心」というような使い方ですね。십시일반は「十匙一飯」で10人が1匙ずつ持ち寄って1人分の飯を作るという意味。ですから「募金に参加した小市民の真心と助け合いの誠意から目をそむけたのだ」という訳になります。
고엽제
東亜日報の見出しにありました。わかりませんでした。記事内容を読んでもやっぱりわかりません。薬品の剤であることはわかるのですが‥‥。で結局辞書のお世話に。ああ、ありました。「枯葉剤」。なるほど。了解。漢字の読みで日本語で訓訓で読む漢字語を韓国語でいわゆる音音で読む時の違和感は今まで何回も触れてきたけれど、これはその最たるもの。まいった。枯葉剤とは。
곤로
これはNHKのハングルニュースで聞いたもの。〔까스 골로〕って発音していました。ところで「곤로」は焜炉で、日本語じゃないかと思って<새>を引いてみると、面白い記述がありました。『곤로 (こんろ、焜炉、일)’풍로(風炉)’로 순화』となっています。곤로は日本語から入った言葉だから、これからは풍로といいましょう、ということです。実際풍로って言ってるんでしょうかね?
공
공은 공, 사는 사 というのを見ました。一瞬わかりませんでしたが、すぐにわかりました。「公は公、私は私」。公私混同という文脈では十分にわかりますが、それにしても、공은 공, 사는 사だけで前後に公私混同という言葉もない。これで十分通じるんですね。スタンダールの「赤と黒」=「적과 흑」というのと似ている。漢字に訓読みがないから、音読みだけで訓読みの要素まで果たしてしまうところがある。日本語話者としては音読みで訓読み的な要素を果たしてしまうところが新鮮でもある。
공짜점심
경제에 공짜점심이 없다는 말은 국민이 작은 당근에 홀려 훗날 풀뿌리를 먹어야 할 고통을 일깨워준다.<東>「経済にだたの昼飯はないという言葉は、国民が小さな人参に惑わされて、後日草の根を食べなければならない苦痛を悟らせてくれる」。なんだか分かりにくい文章です。まず「경제에 공짜점심이 없다」ですが、直訳は「経済にただの昼飯はない」、つまり「ただほど高いものはない」という意味ですね。ただの昼飯というのはどこかに招待されて御呼ばれをいただくこと。それはあとで「小さな人参」とも言い換えれています。目先のちょっとした利益に惑わされて、国民全体が後日草の根をかじらなければならないような経済危機を招きかねない経済政策を戒めた内容です。
공짜 좋아하지
마라.(ただを喜ぶな)
공짜 좋아하는 사람은
이마가 넓다.(ただを好む人はおでこが広い)
辞書には載っていませんが、ネイティブに教えてもらった表現です。
과속
과속했다고 경찰서에서 돈 내라는 고지서가 오면〜(칼)「スピード違反したといって警察から罰金を出せという通知書が来れば〜」。ここで面白いのは「과속하다」。「過速する」これだけで「スピード違反」の意味になります。「スピード違反」は「과속 위반」。そういえば과식、っていうのもある。これは「過食」。こちらは「過食する」とも言いますから、違和感はありませんが、過速するの方は、「カソク」で漢字変換しようとしても、「加速」しか出ていなくて、うっかり変換ミスをしてしまいそうです。(実際しちゃいました)。
관광 1번지
관광 1번지인 강원도에 많은 관광객이 다녀갈 것을 홍보하고 있다.(東)こういう文脈です。面白いと思いましたね。観光1番地か。日本語としてはどうですかね。このままじゃだめでしょう。観光名所、じゃちょっと弱いかな。
なぜかこの言い回し「網走番外地」を連想させますね。それに面白いのは、現住所ってやつね。한국 경제의 현주소という使い方で、現状の意味を持たせる使い方。日本語にはない面白い用法です。
관상수
멋진 관상수<칼>という言い回しをみて、なるほどこういうのかと得心がいきました。観葉植物ね。日本語じゃ観賞樹とは言わないね。<プ><教><大同>も「観葉植物」で引けば「관엽식물」とだけ出ていて、「관상수」は出てこない。確かにこれらの辞書は正しいけれど、「観葉植物」で引いて、관상수という言い方もよくする、というような記述がほしいですね。
교편을 잡다
6년간 교편을 잡은 일<東>「6年間教鞭をとること>「教鞭をとる」を全くそのままいうとは驚きました。교단에 서다「教壇に立つ」もそのまま使うようです。ですが、教鞭なるムチを持つことも許されず、最近の学校には教壇もありません。生徒と対等の平面です。いずれ近い将来に死語になる運命の言葉だと思います。
구두
「靴の紐がほどけていますよ」というところを「구두 끈이 풀려 있어요」と僕が言ったところ、ネイティブに次のように直されました。「운동화か신발でないとおかしい。구두と言えば、革靴かある程度高級感のあるおしゃれな靴。」だそうです。なるほどよくわかりました。逆に日本じゃ大人がはくスニーカーのようなものは「くつ」というのが一番ぴったりで、「運動靴」とはちょっと言わないですね。신발は슬리퍼もふくめて履物の総称。
留学していないので、生活に根ざしたところでの微妙な使い分けに弱い。これから意識して弱点を補強していこう。
구두점
구두점を「靴店」と間違えてしましました。これは「句読点」。発音は[구두쩜]。
구렁이 담넘듯
중대한 문제를 이렇게 구렁이 담넘듯 처리해서는 안 된다.<한>「重大な問題をこっそり処理してしまってはいけない。」<小>には「구렁이 담 넘어가듯」として出ています。意味は「アオダイショウが塀をはって越えるように(物事をこっそり処理してしまう」と出ています。日本ではちょっとこれに似た表現はないですね。
구색
우리나라 선거에서 경제는 구색을 맞추기 위한 장식품에 불과하다.<朝>「わが国の選挙で経済は材料を取り揃えるための装飾品にすぎない」구색は漢字は「具色」で 구색 맞추다となると「いろいろ材料をとりそろえること」となります。
그 나물에 그 밥
그 나물에 그밥인 재정지출 (朝)「その野菜にそのご飯」。「かわり映えのしない、いつも通りの」といった感じでしょうか?
기량
가수의 기량<東>というのがあって、技量か器量か、ちょっとだけ迷いました。おそらく技量でしょう。でも微妙なところでの同音異義語は、漢字を併記しないと区別できないですね。他にも似たような例があるんだけれど、またためておきます。
기회
오히려 기회로 만들려고 하고 있습니다.<KBS>기회は機会ですが、ここではチャンスの意味です。좋은 가회ではなく、そのまま기회だけで、チャンスという意味で使っている例がたくさんあります。
깨소금
料理に詳しくないのですが、깨소금というのはどういうものでしょうか? <小><プ>も「ごま塩」としか出ていませんが、「いりゴマに塩味をつけたもの」程度でしょうか? 日本語でごま塩と訳すとふりかけのごま塩を連想するのでいけませんね。やっぱり実物を見てみないとちょっとぴんときません。 <標>で面白いものを見つけました。
깨소금 맛「人の不幸をみて痛快に思うこと」。用例「잘난 척하다 선거에서
떨어졌다니 깨소금 맛이다.」
껌값
'껌값' 이라는 단 두 글자는 매우 상징적이다. 누구도 껌을 팔아서 큰돈을 벌 수
있다고 생각하지 않았을 것이다.<東>「<ガムの値段>という言葉は大変象徴的である。だれもガムを売って大金を儲ける事ができると考えることはできなかったであろう。」面白いのは「'껌값'이라는
단 두글자」
これは訳せませんね。2文字にならないのだから。でもこういう表現はよくあるわけで、それぞれ適宜短さを言い換える表現に置き換えないといけません。ここでは短くもないので省略しましたが‥‥。それに、この文では「껌값」は訳す必要はないわけですが、訳すとすると「はした金」「小銭」? ちょっとこれも訳語に困りますね。
この記事、롯데が자일리톨껌で大儲けをしたという内容。자일리톨껌とは? これ、キシリトールガムです。
꿰다
꿰다の面白い用例を見つけました。줄거리를 꿰고 가자(朝)「あらすじに目を通してから行こう」ですね。꿰다の原義は「刺し通す」ことで、よく使われるのは「針の穴に糸を通す」ことですが、上の用例のようにまさに「ざっと目を通す」と言う意味でも用いられるのです。
꼭두각시
과거엔 관료들이 전문성 없는 명망가들을 꼭두각시 위원으로 앉혀놓고 뒤에 숨어서 조직개편을 좌지우지했다<東>「過去には官僚たちは専門性のない名望家たちを傀儡委員にして、後ろに隠れて組織改変を思いのままに操った」。꼭두각시は「操り人形」。좌지우지は「左之右之」思いのままにすること。
꼼수
이런 ‘꼼수’는
북방도서에 대한 러시아의
영유권 주장을 강화기켜
주는 측면도 있음을
〜<朝>「このような‘みみっちいやり口’は北方島嶼に対するロシアの領有権主張を強化させる側面もあることを〜」。꼼수はみみっちいやり口。‘’は原文にもついていました。
ところで-수という単語が多いのでオムロンの「楽々韓国語」の逆引き機能で調べてみました。까딱수(まぐれをねらう定石はずれの手)、꾐수(そそのかす手段),비김수(引き分けになること),첫수(初手),횡수(まずい手),하수(下手),응수(応手)などの語が拾えました。
꼼짝
<朝>の見出しです「목걸이 버튼 하나로 도둑/치한 '꼼짝마!'」「ネックレスのボタン一つで泥棒・痴漢’動くな!’」。で、面白いのが「꼼짝마」。「꼼짝」は副詞ですから、正しくは「꼼짝하지 마라」でなくてはいけません。それが、そんな悠長なことを言っていられない緊急時には、動詞を省略して「꼼짝마」〔꼼짱마〕でなくっちゃいけないんでしょうね。「꼼짱마」なんて言われたら、その発音がききとれなくて、僕なら、「すいません、今なんて言いました?もう一回言ってもらえますか?」なんて言っているかも。
꽁꽁조여
東亜日報の見出しに「효용적은 씀씀이는 꽁꽁조여」というのがありました。これ「効用の少ない出費はぎゅうぎゅう締めて」という程度。조여,というのがわかりにくい。これは「조이어여」で、原型は「죄다」=「引き締める」とい意味。新聞の見出しは、分かち書きも原則が守られないから、とまどうことが多いです。
꽃가루 뿌리듯
꽃가루 뿌리듯 유혹한 것까지<東>「花粉を まくように誘惑することまで」直訳するとかような意味にまります。 <標>にもこういう用例は出ていません。エンパスでは次のような用例がヒットしました。
꽃가루를 뿌리듯 왕자와 공주 들 사이를 살금살금 돌아다니며 자주빛 보석을 깔아 주느라 부산합니다.
「花粉を撒き散らすように王子と王女の間をひそかにいったりきたりしながら赤紫の宝石をしいてやろうとせわしない」‥‥文脈がとれないからちょっとよくわからないけれど、 要するに、꽃가루 뿌리듯の意味は「ひそかに、巧妙に」ということのようです。
끼
학생들이 숨은 끼를 유감없이 발휘할 수 있는 장<朝>「学生たちが隠れた才能を遺憾なく発揮できる場」。問題は끼。これは漢字では気にあたるもので、本来は「기」なんでしょうね。それが、固有語として単独で使われるときは、濃音化して、끼となって、定着してしまった、ということなんだろうと推測がつきます。
7/17書き足し 韓国語の「気」は日本語の「気」と同じ意味ですが、「끼」は「才能」という意味合いで使います。「끼」は「気」からきているとしても、違う意味で使われます。
끼리끼리
끼리끼리 먹자판という面白い表現が12/17<朝>にありました。12/18には<東>に끼리끼리 나눠먹는 학문의 근친 번식이〜という類似の表現が。さて、翻訳ですが。끼리끼리 먹자판は「同士どうしで一緒に食べよう」ということですので「同じ穴の狢(むじな)の会食会」、う〜ん、ちょっとちがうな。
끽소리도 못하다
한일 어업협정을 명백히 위반하고 있는데도 정부는 끽소리도 못하고 있다.<中>「韓日漁業協定に明らかに違反していても、政府はいささかの反論もできない」。끽소리だけで「ほんの小さな反論」という意味があるんですね。僕は擬声語のそれかと思っていました。擬声語の끽なら「鋭く叫びたてるようす、きゃっ」と小学館に出ています。もちろん由来はそうなんでしょうが、慣用表現として定着しているとは知りませんでした。
掲示板でnull43さんに教えてもらいました。끽소리도 못하다は「ぐうの音(ね)もでない」とおぼえるといいと。なるほどこれで脳みその引き出しにちゃんと残りそうです。ありがとう。
ㄴ
나누다
MBCニュースから。「휴일이 아닌 평일의 낮에도 연습 구장에는 많은 팬들이 몰려와 선수들과 호흡을 나누고 있습니다」という用例。「호흡을 나누다」というのがおもしろい。「呼吸を分かち合う」「呼吸をともにする」。「休日でもない平日の昼間も、練習球場に大勢のファンがつめかけ、選手たちと楽しいひとときを過ごしました。」う〜ん。「楽しいひとときを過ごしたは」ちょっと違うなぁ。うまい訳語がみつからない。
낙동강
졸지에 낙동강 오리알 신세가 되어버린 J양 <変>「にわかに洛東江のアヒルの卵の身の上になってしまったJ嬢」と直訳すれば、こうなります。낙동강 오리알の意味がわからなければこの文章の意味するところはわかりません。<小><プ><성><연>には載っていません。<標>でやっと見つけました。<標>曰く、「群れからはぐれてしまったり、一羽だけ疎外されたり哀れな身の上をたとえて言う」。それにしても「洛東江のアヒルの卵の身の上」とは面白い表現ですね。
낙방
음대에 지원했다 낙방하기도 했어요.<朝>(音大を志願して失敗したこともあります)。낙방は「落榜」。科挙に落ちるという意味。つまり入試に失敗して不合格になったことを、ちょっと古めかしい言い方で言ったもの。백일장(白日場)や장원(壮元)など、科挙に関連する表現が生き残っているあたり、さすが科挙の国ですね。 ちょうど真下の項目も、科挙ではないけれど、同じようなものです。
낙점
일찌감치 유인우주선 발사장 낙점<朝>「早くから有人宇宙船発射基地として選ばれた」という意味。この「낙점」は「落点」で落第点のようですが,実はその正反対で朝鮮王朝時代,王が高級官僚を決めるとき,その人の名前の上に点を打って決定したことから。つまり候補の中から選ぶということ。うっかりすると,候補からはずれるというふうに反対の意味にとってしまいそうです。
난쏘공
<東>の見出しにこの単語が出ていて、まったく推測がつきませんでした。コラム本文を読んで了解。『난장이가 쏘아올린 작은 공』(小人が打ち上げた小さな球」という 조세희の小説の略称です。略語、略称は手強いですね。辞書にも載っていないでしょうし。
날
날이 선 활동을 할 수밖에 없었고〜(東)「鋭い行動をするほかなく」。「날이 서다」で「刃物の切れ味がよい」、「文章・言葉・性格などが鋭い」という意味があります。
남남갈등
これは東亜日報の社説から。おそらく남북갈등(南北葛藤)という言葉があって、それのもじりとして(南南葛藤)を使っているのでしょう。韓国の国内での様々な対立や問題点という程度の意味でしょう。葛藤は以前ここでも話題になりましたが、日本語の葛藤とはちょっと違 って、対立という意味で使うことが多いようです。
낮잠을 자다
〜에 대한 기록이 길게는 30년 이상 낮잠만 자고 있었다<韓>「〜に対する記録が長いものでは30年以上も眠っていた。」日本語では「眠っていた」でいいですね。あるいは「捨て置いた」。これを「昼寝をしていた」と訳してしまっては、資料を捨て置いたことを告発する文章が、ユーモア小説風になってしまいます。<小>には「낮잠을 자고 있다」で「すべき仕事をぶらぶらしている。物を有効に活用せず寝かせておく」と出ています。ユーモラスな表現ですね。
내리
3년 내리 노벨 과학상을 거머쥔 과학기술 강국<週朝>「3年連続でノーベル科学賞を受賞した科学技術大国」。내리に副詞で「続けて」という用法があるのを今まで知りませんでした。내리は「上から下への意味を表す接頭辞」だけではなかったのですね。
널뛰기 난이도
근자에 수학능력시험의 널뛰기 난이도가 논란이 되고〜 <朝>「最近の修学能力試験のシーソのように上がったり下がったりする難易度が論議の的になり〜」근자 は「近者」で「ちかごろ」の意味。널뛰기 난이도 は板飛びのような難易度。それにしても何でこんなに難易度に差が出るのか理解に苦しむ。
넘다
이(가)か 을(를)をとるのかいつも迷います。数字がついて열명이 넘는 학생という場合は이(가)。こういう場合을を使うとちょっと어색해요。それに対し境界や山など越す,越えるという移動の動作が伴うときは을(를)をとります。これが基本。しかし,数値が大きかったり,上回ったということを強調したいときは10만명을 넘는 희생자 などと言います。ただしこのときも이(가)を使ってもちっともかまいません。この辺の混在ぶりが,混乱のもと。
넷맹
컴맹はコンピュータ音痴。넷맹はインターネット音痴。なるほど。用例は<칼>から。音痴に関しては日韓編参照。
뇌관
일본이 국제경제 불안의 뇌관이 되고 있다.<매>「日本が国際経済不安の雷管になっている。」뇌관は「雷管」。日本語じゃ、普通「不安の雷管」は言いません。さて、何と言うかな? 火を使うと「火種」、「導火線」、「火薬庫」、雷管に一番近いのが「爆弾」、地震王国らしく「震源地」、誘引、原因、源、根源、病根……
눈독을 들이다 狙う
독일이 패하자 그에게 눈독을 들인 소련군을 피해〜<칼>「ドイツが負けるやそれを狙っていたソ連軍を避け〜」눈독을 들이다.「눈독」だけで「物欲しげな目つき」という意味があります。「눈독을 들이다」で「物欲しげな目つきで注目すること」→「狙う」、となります。
눈총
축소, 은폐 수사라는 눈총을 받았었다.<中>눈총は面白い表現ですね。目の銃です。「눈총을 맞다」はきつい視線でにらみつけられることです。訳はうまくいきません。「縮小・隠蔽捜査という世間の非難をあびてきた。」ぐらいか。ちなみに<標>には눈총을 쏘다という用例も出ています。こちら能動的です。撃つ方です。こわいですね。
ㄷ
다락방
자택 2층 다락방 문을 열고 해송 너머〜.<東>「自宅2階の屋根裏部屋の戸を開けると,黒松のむこうに〜」다락방は屋根裏部屋。本来다락といえば,台所の中2階の納戸のこと。
다사다난
다사다난했던 적년<KBS>多事多難だった昨年。この四字熟語は日本でも使いますね。多事多端も日韓両方使うようです。
단문など
「통사 구조상으로 단형 사동은 단문이며〜」(統語構造上、短形使役は単文で〜)、「양성모음과 음성모음의 대립은 일찍이 음성상징과〜」(陽性母音と陰性母音の対立は早くから音声象徴と〜)。「단문」は「単文」「短文」、「음성」は「陰性」「音声」と大変まぎらわしい。同じカテゴリーでの同音異義は漢字が併記されていない場合は、ちょっと困りますね。文脈からそれとわかりますが、それでもちょっと疲れます。단모음も同じです。これ単母音か短母音が区別できません。
단비 恵みの雨
마른 벌판에 내린 단비와 다름없었다.(変)「乾いた荒野に降る恵みの雨に違いなかった。」 달다(甘い)→(慈しむ)、단비、慈しみの雨。
단잠
어린이들이 단잠 속에 꾸고 있었을 멋진 슈팅과 골인의 꿈까지 함께 앗아갔다.<朝>「子どもたちが甘い夢の中で見ていたかっこいいシュートやゴールインの夢まで一緒に奪ってしまった」。단잠は달다、そうちょうど上の단비と同じ作りです。甘い夢。ここではそのまま訳しましたが、熟睡のことでしょう。心地のよい熟睡。
담다 ビデオにとる
MBCニュースから。「비디오카메라에 담아서」と言っていました。ビデオに盛るか、う〜ん、おもしろい。담다の用例としてビデオを取り上げているのは小学館だけ。ついでに、小学館の카메라の項目には、경치를 카메라에 담다という用例も載っているから、普通のカメラで撮影する時にも使えそうです。
답멜
이번엔 깨지지 않게 답멜 부탁드려여~!! ^^というメールを受け取りました。文字化けに悩まされます。こちらがちゃんとしても先方が、ユニコードやフォントの選択ということを知らなくて文字化けが解消できないこともあり、なかなかうまくいきません。답멜というのは便利な言葉ですね。これから実際に使ってみたいと思います。
답보상태
답보상태에 있습니다<KBS>という言い回しを聞きました。これはよく,제자리걸음 상태の漢字語表現版です。踏歩状態です。
닷컴
ドットコム、.comです。
당정
여야간에는 물론 당정간에도 경제문제를 놓고 갈등과 마찰이 계속되어 왔음을 고려할 때〜(東)<訳>「与野間はもちろん、党と政府間にも経済問題をめぐって対立と摩擦が継続してきたことを考慮する時〜」당정간というのが分かりませんでした。すぐ前に여야간という言葉があるので、ここは당(党)、정(政)ととりました。うん、これでまず間違いないでしょう。
대자보
〜는 내용의 대자보가 나붙었다.<東>「〜という内容の壁新聞が張り出された」です。대자보は「大字報」で大型の壁新聞のこと。
대장정
140경기의 대장정에 들어간다.<朝>「140ゲームの長丁場に突入する。」ここで問題は대장정。韓国でもこう言うのかと不思議に思って辞書を引いて見ると、<標>には漢字が「大長程」と出ています。意味は同じです。
대타
대타로 시작한 업종이 〜という文章をある雑誌で見ました。대타が分かりませんでした。これ「代打」ですね。訳すとすると,「代打として」でも間違いじゃありませんが,「代わりに」とするか,原文の代打のニュアンスを生かすなら「ピンチヒッターとして」とした方がいいかもしれません。とにかく「代打で」はちょっといただけません。
도락가
도락가は「道楽家」。グルメのことは식도락가。<朝>のコラムでには「예술의 도락가」という言い回しが出てきました。芸術愛好家とでも訳したら良いかも知れません。が、애호가という言い方もあるから、愛好家より、もっと自堕落な浪費的な印象の言葉です。ところで日本語でもドラッカーといえば、「中毒者」の意味。도락가とドラッカー、ね、ちょっと面白い組み合わせでしょ。
도마뱀
만에 하나라도 도마뱀 꼬리 자르기 식으로 위기를 모면하기 위해 〜<東>「万に一つでもトカゲの尻尾を切る式に危機を逃れるために〜」。도마뱀 꼬리 자르기 식とは日本語と全く同じで面白いですね。모면は(謀免)で「逃れる、抜け出す」。
도서
도서 지역이 많은 동남아시아<朝>これなんですかね。도서って? 島のことね。島嶼です。でもこんなこと言ったらしかられるかもしれないけれど、島嶼は漢字で書くからこそわかるのであって、日本語でも「とうしょ」なんて言われたってわかりませんよね。韓国では도서で通じるんですかね? この朝鮮日報のコラムには漢字は振っていませんでした。도서はまだ使用頻度が高いほうなんでしょうかね? 新聞を読むと、どうしても漢字語でひっかかります。
도우미
운영도우미<朝>これは運営補助員のことですね。お助けマンってとこかな。
독방
독방は簡単な単語。1人部屋、個室。ですが、独房に監禁するというときも독방。1人部屋や個室というときのちょっとしたぜいたくな、プライバシーを保護されているというイメージと、独房という犯罪の暗闇とのこの語感の差。「大学時代、僕の下宿部屋はまさに独房でした、青春の独房‥」なんてね。こういう文学的な表現ならわかるけど‥‥。 あ、でもこういう文学的表現になれば、翻訳は難しいね。「青春の個室」なんてやりかねない。これは日韓も韓日も両方やっかいだ。
동문
재학생 및 동문들의 반대로 포기했다.<朝>「在学生および卒業生からの反対によって放棄した」。동문は同門。同窓生という意味ですが、ここでは卒業生と訳すのがいいですね。
동북
동북쪽의 〜という例文を見ました。よくあることでめずらしいわけではありません。これを訳すとき,あれ,っと思ったのです。日本語では「東北側」とはやりません。「北東側」でしょう。日本語はどういうわけか,南北がまず中心になって,それに西や東がつくという方法で,方角が示されます。しかし,どうも韓国語は東西が中心で,それに南北がつくということが多いのではないでしょうか?
「都の西北早稲田の杜に〜」と言うように,日本語でも古くは東西を優先して言っていたように思います。日本語の南北中心はいつから始まったのでしょうか? これは日韓ー韓日両方の作業の時に引っかかりますね。注意しないといけません。
동북아
ウィキペデアより
「日本の報道機関では中国語・朝鮮語の「東北亜」を東北アジアではなく、北東アジアと訳する場合も多い。ただ、国際政治・経済・歴史・考古学・文化人類学等各分野の研究書・論文等では、東北アジア・北東アジアのいずれの使用例も増加している。また、現在、ネット検索において、東北アジア320万件以上、北東アジア80万件以上の検索数がある検索エンジンもあり、特に日本において東北アジア・北東アジアが定着し、21世紀において有意義な地域区分用語となっていることが分かる。」
聞き取りにくい発音編にも載せましたが、「東北亜」は日本で用いられない略語で、発音も[동부가]と連音するので要注意。
동상에 걸리다
동상에 걸렸다(東)という例文を見ました。同じコラムに何回も出てきていましたし,複数のネイティブにも確かめました。日本語では普通は「凍傷になる」ですね。微妙な違いです。同じようなことをもう1つ。日本語では「記憶喪失になる」ですが韓国語では「기억상실증에 걸리다」と言います。
동성연애
동성연애 상대자였던 30대 남자다.(칼럼니스트)という用例を見ました。同性愛を동성연애(同性恋愛)と言うんですね。同じコラムの別の所では동성연애자(同性恋愛者)という表現もありました。
되레
〜거기에 지나치게 의존하는 것은 한국 야구의 장래를 되레 해치기 때문이다.<한>「〜ここにあまりに依存しすぎることは韓国の野球の将来をむしろ損なうことになるためである。」問題は되레。小学館と두산새국어사전には出ていません。プライムには도리어を見よ、となっています。標準にははっきりと「도리어의 준말」と出ています。これで一旦解決ですが、도리어を縮約しても되레とならないのがつらいですね。「縮約してちょっと添加」ということでしょう。新聞の社説に使われてるので、そんなに口語体でもなさそうです。도리어の縮約だから小学館にも出ていなかったのでしょう。
둔부체위
태아가 둔부체위일 때 <朝>「胎児が逆児である場合」。둔부체위 は臀部体位。これはやっぱり逆児でいいんでしょうね。
뒤집다
뒤집다を<小>で引いてびっくり。次のような例文があがっていました。「‘자살’을 뒤집으면 ‘살자’가 돼 버린다」 (訳)「‘自殺’のつづりを逆にすると‘生きよう’になってしまう。」うん、これは面白い!と膝を打って喜びました。
뒷북정책
これは<東>でみた見出し。もとの慣用句は「뒷북을 치다」。直訳は「後の太鼓を打つ」。つまり「後の祭り」ということ。ということで뒷북정책は、「遅すぎる政策」ということですね。こういうふうに慣用句やことわざがくずされて使われていると、その慣用句を知っている場合はいいけれども、知らない場合はとんだ間違いをしかねませんね。
등
당장 등 붙이고 누울 자리가 없는 시민들은 〜(朝)「いまのところ背中をつけて寝る場所のない市民たちは〜」。등 붙이고 누울 자리 とは文字通りの意味ですが、「安心して寝る最小限の場所」、といった感じでしょうか。
디 데이
KBSニュースで、どうしてもわからないところがありました。「이번 설날은 금연을 위한 또 한번의 디 데이가 돼 있습니다.」こうして書いてみると何てことはないんですが、디 데이が키 데이のようでもあり、何だかよく分かりませんでした。ネイティブの先生に聞くと、即答してくれました。디 데이 すなわちD-dayだと。ところがこっちはD-dayもわからない。「広辞苑」、はては「日本語国大辞典」まで動員してもわからない。ところが<성>にはありました。また「ライトハウス英和辞典」にもありました。ノルマンディー上陸作戦の作戦開始日をD-dayといったそうで、そこから、「秘密裏に何かを開始する日のこと」をD-dayというんだそうです。日本で言いますか? 僕が知らないだけかもしれないけれど……? 聞き取りで、こうして知らない単語、しかも推測のつきにくい外来語(外国語に由来を持つ言い方)などは、やっぱりネイティブの力を借りないとね。
디카
디카에 담은 스냅사진(朝)「デジタルカメラで撮ったスナップ写真」。디카が面白い。日本語も韓国語も略語が好きだけれど,さすが韓国語,激烈。アルファベットの略ならDCになるはずだけれど디카だからこれは「디지털 카메라」の略のはず。담다も注目。찍다とどう違うのか? 両方良く使います。찍다は瞬間的な動作ですが,담다は撮りためるというニュアンスになるような気がします。
딜레마
이것이 ‘일본
이웃의 한국’이 짊어진
딜레마다.<朝>「これが‘日本の隣国韓国’が背負っているジレンマである。」딜레마がジレンマだとは。英語のつづりはdilemma。字面だけでは日本語の方が近いような印象になるけれど、英語の発音は〔dilemə〕ということで、結局、やっぱり、韓国語の方が原音に近いということになります。
もう一つおまけ。最近知った外来語の韓国語表記で面白いもの。매머드。これマンモスです。英語のつづりはmammoth。さて、日本語、韓国語どちらが原音に近いのでしょう?
そうそう、原音に近い、ということで言えば、韓国語にかなわないですね。
だから、こういう比較はあまり意味が無いかもしれません。ジレンマは1900年初頭にはヂレマという表記で日本語の文献に登場します。
땜질식
항공기 사고가 잇달아 터졌지만 관할 부서인 건교부는 땜질식으로 대처해 왔기 때문이다.<한>訳「航空機事故が相次いで起きたが、管轄部署である建交部は埋め合わせ式の対処をしてきたためである。」땜は「はんだ」、땜질하다ではんだ付けする。땜질식 を直訳すると「はんだ付け式」。「穴埋め式」「継ぎはぎ式」「その場しのぎ」などの訳語が考えられます。
땡
땡 출근 하루 종일 신문만 뒤적이다 땡 퇴근 <変>「땡」は「학교 종 땡땡땡」でおなじみの擬声語。「カンカンカン」です。で、ここでは、始業のベルがなると出勤し、一日中(仕事もせず)新聞をめくっていたかと思うと終業のベルがなった瞬間に退勤する人を揶揄した表現。うまく訳せないな。ちょっと飛躍させて「9時ちょうどに出勤し、一日中新聞をながめて、5時ちょうどに退勤」とでも訳したら、感じが出るかな。いや、原文はもっととぼけた味わいがある。
떡
떡 줄 사람은 아무 말도 없는데 김칫국부터 마신다。これを僕は「김칫국부터 마신다」とだけ覚えていて、今日はじめて完全な形を知りました。意味は「取らぬ狸の皮算用」で、直訳すれば「餅をくれる人はなにも言っていないのに、キムチの汁から飲む」となります。これがどうして「取らぬ狸〜」かと言うと、餅はキムチと一緒に食べると消化がよいといわれているからだそうです。<小>の説明をみて得心がいきました。ところでこの説明の挿入場所が違うように思うのですが、みなさんどう思いますか? 「餅はキムチの汁と〜」の説明は次のページの김칫국부터 마신다の次の行に入るべきですね。
떡값
업자들로부터 설'떡값'을 받아 챙기는 〜<東>「떡값」はいうまでもなく、文字通り「餅代」。こんなところも同じか、とため息が出ます。日本語での「餅代」も「越年のための小額の一時金」<大辞林>という全く同じ意味。
떨어지다
준비신호가 떨어지자, 신호가 떨어짐과 동시에 いずれも<朝>意味は「準備信号が始まると」「信号が始まると同時に」。ここでの信号はカウントダウンのこと。判決が下る판결이 떨어지다,命令が下る명령이 떨어지다と同じ使い方ですね。
떴다방
<朝>に次のように出ていました。「학교배정을 무슨 떳다방 아파트 분양이나 빈민 구호식품 배식하듯 처리하면서도 〜」ここで「떴다방」がわかりません。エンパスで検索すると「떴다방으로 불리는 철새 부동산 중개업자들이 활개를 쳐 」などとヒットすることから、どうやら「一時的にぱっとできてぱっといなくなっていまう不動産」といった意味のようですがその造語法がよくわかりません。「떴다 방」?どなたか、この語のいわれを教えてください。
掲示板から、吉田さんのHPの「ちょっと気になるハングル表現」に詳しい解説があることを教えていただきました。情報を提供してくださったnamu3さん、そして吉田さんありがとうございます。
さて、上の例文の訳「学校配定を一時的なアパート分譲や、貧民救の護食品を配食するように処理しながらも〜」무슨は意外であるということを強調する語ですが、ここでは訳語に反映できませんでした。文末などで「なんたることだ」などとして処理したいところです。떴다방はここでは逃げの訳。빈민 구호식품 배식は朝鮮戦争後の貧民救護食品の配給のことを意味しているのだと思います。最近のことではない気がします。
뚝
<朝>で「담배 뚝」というのを見ました。「뚝」は「パッ」とか「ピタッ」という擬態語です。ここでは「タバコをピタッ」とやめることですね。어느날 갑자기 '담배 뚝'하는 식으로 금지한다고 해서 금연조치가 빛을 보는 것은 아니다.「ある日突然’タバコ、ストップ’式に禁止したところで、禁煙措置が日の目を見るのではない。「빛을 보다」は「報われる」の意味。
뛰다
한국 대표로 뛰고 싶다<朝>「韓国代表として 出場したい」。뛰다は基本の意味は「走る」。ここでは「選手として活動すること」。この意味を載せているのは<標>と<연>だけ。<小><プ><성><例>には載っていません。<標>いわく「어떤 자격으로 일하다」(用例)「그는 프로 야구 선구로 뒨 첫 해에 유명해졌다」。<연>にいわく。「활동하다.」(用例)「그녀는 적어도 88올림픽까지는 현역으로 뛰겠다는 결심을했다.」こういう使い方他にも「ヒディンク監督の自伝にもたくさん出てきました。ヒディンクの用例「나이메이건에서 뛰던 1979〜1980년」など。
뜨거운 감자
온라인 우표제의 시행문제는 지난해 7월부터 본격화되면서 뜨거운 감자가 돼왔으나 해를
넘겨 8개월이 지나도록 합의점을 찾지 못하다가〜<칼>。 問題は「뜨거운
감자」、これは<小>にも<プ>にも<標>にもありませんでした。<성>にはいわれまで出ています。
<성>曰く。「英語のhot
potatoの直訳。西洋人は熱いものが苦手で、誰も最初にこれに手をつけようとしないことから。」ですから、用例の訳は次のようになります。
「オンライン切手制の施行問題は去年7月から本格化し、誰も手をつけない厄介な問題となっていたが、年がかわり8ヶ月になるまで合意点を見つけ出せず〜」
뜬구름 잡기
<朝>の政治面の小見出しで次のようなものがありました。「뜬구름 잡기 사탕발림 公約」。뜬 구름は浮雲。つまり「雲をとる」、という意味で、「不可能な公約」ということ。사탕발림は 「甘言で釣る」という慣用句。
ㄹ
로비
「로비 사건」など、韓国のニュースでよく聞きます。で「로비
사건」と言えば、「ロビー事件」で「社交界での事件」つまり「賄賂事件」という連想で理解できるのですが、「업체로부터
로비를 받은 두 사람을
구속하는
〜」<東>となると、「業者からロビーを受け取った2人を拘束し〜」という訳になって、「ロビー」=「賄賂」と直接つながります。普通「賄賂」は뇌물といいますが、로비がほとんど同義で使われ始めました。<성>には로비のBとして「국회나
정부가 자기 편에게
유리한 방향으로 법을
만들거나 필요한 조치를
취하도록 하기 위하여
전정, 청원을 하거나
기타 압력을 넣은 일」と出ていて、「로비하다」という動詞形も出ています。
確かに「로비」と言えば「ー費」を連想し、「로」はなんとなく悪いイメージを連想させ、「로비」=「賄賂」が定着してしまったのでしょうね。
-롭다
다채롭다はどうして다채하다とならないのか、ということを前にこのページで書いたことがあります。漢字語+롭다にどんなものがあるか調べてみました。의롭다,
향기롭다, 해롭다, 순조롭다,
단조롭다. 辞書ではこんなところしか拾えません。何か意味上の特徴や、文法上の特徴があるのかというと、どうやらなさそうですね。形容動詞的な性質の強い漢字語に롭다をつけることがある、という程度にしか言えないような気がします。단조롭다,
다채롭다はー하다とまちがいかねませんね。
それに、-럽다(미끄럽다)、-스럽다(새삼스럽다)とのつづりの混同もややこしい。なにか文法的な区別があるんでしょうかねえ。どなたか教えて。
레임덕
국내외 환경은 한층 복잡하게 전개될 것이고 레임덕 현상은 가속화될 것이다.<東>「国内外の環境は一層複雑に展開するであろうし、レイムダック現象は加速化されるであろう。」問題は、레임덕。これはlame duke。ここで活躍したのは『현대 시사용어사전』(동아일보사)です。임기종료를 앞둔 대통령 등 지도자, 특히 미국에서 현직 대통령이 대통령선거에서 패배하는 경우 새 대통령이 취임할 때까지 3개월 동안 국정 정체상태가 빚어지기 쉽기 때문에 기우뚱기우뚱 걷는 오리에 비유해서 일컫는 말. 「任期終了を控えた大統領など指導者、特に米国で現職大統領が大統領選挙で敗北した場合、新しい大統領が就任するまでの3ヶ月間、国政停滞状態が起こりやすいので、ふらふら歩くアヒルになぞらえて名づけた言葉」、とまあこういうわけです。つまり、金大中大統領の任期終了を前に、国政がぐらぐら揺れること。
ㅁ
마지노선
국어를 지키는 마지노선인 교육당국마저 국어를 소홀히 여긴다면 우리말 파괴는 걷잡을 수 없을 것이다.<東>「国語をまもるべき最後の砦である教育当局さえ国語をおろそかにすれば、国語破壊はもうどうすることもできないであろう」。問題は마지노선 。これは마지막 노선かと思いました。最後の路線。これでもここではぴったりですが‥‥。<プ><小>には載っていません。<성>にありました。마지노선=「Maginot線=제1차 세계 대전 후, 프랑스가 독일과의 국경에 쌓아 두었던 방어선. 더 물러설 수 없는 막다른 처지나 경우. 양보할 수 있는 최후의 선」ということで、「最後の砦」と訳しました。
막가파식
그런데 정반대로 핵위기를 조장하는 건 한마디로 '모두 죽자'는 식의 막가파식 협박일 뿐이다.<朝>「ところが正反対に核危機を助長するということは、一口でいうと「みんな死のう」式のならず者がよくやる脅迫にすぎない。」막가파식が問題。<標>には出ていなくて<성>にありました。どうやら「막가다」からきているようで、「ー派式」という語構成。つまり、「やくざ、乱暴者、ならず者」といった意味のようです。それに式がついたということです。訳では式が二つ続くので少し変えました。
만날
알고 보니 만날 그 옷 단벌 차림이랍니다. <朝>「実はいつもその服一着きりだということです」分からなかったのは、만날。これ만나다じゃないんですね。辞書によると만날は「いつも」という意味らしい。話し言葉で맨날ならよく聞いていたけど、こうして만날を使っているのを見るのは初めて。<標>には「萬날」と漢字まで出ています。ついでに알고 보니も、「知ってみると」、「分かってみると」とやるより、「実は」程度で収まるようです。
말을 갈아타다
대학교수를 그만두고 맥슨텔레콤에 상무로 입사해 기업인으로 말을 갈아탔다.<朝>「大学教授をやめメクスンテレコムに常務として入社し,企業人に鞍替えした。」말을 갈아탔다は,「乗り換えた」あるいは「鞍替えした」。말が出てくるので一瞬戸惑いますが,鞍替えがぴったりですね。日本語も発想は同じです。
말을 듣지 않아
두 다리가 말을 듣지 않아 <朝>「両足が言うことを聞かず」。다리가 말을 듣지 않다という表現がとっても面白いと思いました。
말꼬투리잡기
국회가 말꼬투리잡기와 멱살잡이 싸움을 끝내고 본연의 활동에 충실한다면〜(東)<訳>「国会があげあしとりと胸ぐらをつかんでのけんかをやめて、本来の活動に忠実ならば〜」 말꼬투리は「言葉尻」、멱살「胸ぐら」 본연は(本然)で「本来の」の意味。
맛
싼 맛에 사 몸에 안 맞는 옷들<朝>「安いのでつい買ってみたけれど体に合わない服など」。という訳になります。맛も多義語です。面白みや感じ、気分、満足感などその場に適した訳語をさがさなければなりません。ここでは「つられて、つい」「〜ので、おもわず」のような意味で訳しました。
맞고소
'맞고소''줄고소'에 이어진 정치권의 진흙탕 싸움(東)何のことかと思いましたよ。맞고소はお互い控訴しあう事、줄고소は、ひものようにあとからあとから連続して控訴をすること。つまり「‘控訴しあい’、‘連続控訴’につながる政界の泥仕合」という訳になるでしょうか。
맞수
영원한 맞수 〜<朝>「永遠なるライバル〜」。ライバルは호적수と思っていただけに新鮮に感じました。そうか맞수だけでもいいのか。
맞추다
입을 맞추다は普通「キスする」という意味になりますが、場合によっては「口裏を合わせる」という意味になります。これは誤解の種になりそうな、おもしろい言い回しですね。「나는 그 사람하고 입을 맞췄어요」。
맹탕
-탕、で思い浮かぶものは、「재탕,
삼탕」(二番煎じ、三番煎じ)、냉탕,온탕(冷遇優遇という意味で使っていました。直訳は冷湯、温湯)。
今日は、喫茶店で、ネイティブの女性が言った言葉ー「이
커피 맹탕야」とういう表現。これ「味が薄い」という意味ですが、僕はてっきり、맨발、
맨손という時の맨だと思って、白湯という強烈な皮肉かと思っていたのですが、家で辞書で確かめると、맹탕と出ていて、「何も混じっていない、そのまま」という意味の接頭辞の맨とは別物だと判明。
さらに<小>の맹물, 맹탕には両方とも「味気ない人」という意味も挙がっていて、面白い表現です。
「楽々韓国語」の逆引き機能で-탕を引いてみました。골탕(思わぬ痛手)、금살탕(急にやって来る災難)、끌탕(大変な心労)、몽탕(全部ごっそり)、빈탕(中身の無い人)、알탕갈탕(ありったけの力を出して)、오구잡탕(烏口雑湯=ごたごたとつまらないことばかりしでかす輩)、질탕(遊びが度を過ぎること)、태화탕(太和湯=のんきでお人好しの人)、허랑방탕(虚浪放蕩=放蕩が過ぎること)、などおもしろい表現が拾えました。
−탕には「〜(おもに悪い意味で)な人」という用法があるようですね。
머그잔
머그잔って何だろう? 次のような用例でした。머그잔에 가득 따라 〜 <연탄길>。まぁ、身の回りのこまごましたものや、民俗的なものは知らないものが多いから、そういうものだろうと思っていたのですが、ネイティブの大学生に聞いたところ、これ、マグカップのことだそうです。 「Mug 盃」。このミスマッチさ! 머그컵とも 言うそうですが。ところで<新潮現代国語辞典>によればマグカップとは和製英語だそうです。
먹자골목
먹자 は「食べよう」、골목は「通り」。直訳すると「食べよう通り」です。「レストラン街」ではなく、포장마차のならぶ、「屋台通り」のことです。
멍에
멍에は頸木のこと。멍에를 메다で首かせをかけられると言う意味になります。次のような用例を見つけました。「신체적
멍에를 짊어지긴 했지만 정상인보다 훨씬 더 풍부한 감정의 아름다움을 느끼고 또 가질 수 있다고 생각했어요」(朝)「身体的なハンディーはありますが、健常者よりはるかに豊かな感情の美しさを感じ、また持てると思っています。」
ちょっと話題がそれますが、健常者という言い方が必ずしもいいとは思いませんが、정상인という言い方が気になりますね。正常人。こういう言い方をすると非正常人を認めてしまうようで、日本では許容されない言い方になるでしょう。
메뚜기 문화
대학교 도서관의 메뚜기 문화에 익숙한 사람들이 공연장에서조차 공연시작과 동시에 우르르 좌석을 옮기는 걸 보는 일은 유쾌하지 않다.<朝>「大学図書館のバッタ文化に慣れている人たちが、公演ホールですら公演がはじまるやがさごそと座席を移動するのを見るのは愉快ではない。」問題は「메뚜기 문화」。これはバッタのように、落ち着きなくあちこち席を替わる事。
모면하다
최악의 사태는 모면해 보겠다며〜<中>訳「最悪の事態は避けられそうだと〜」。모면は(謀免)という漢字。日本語で使わない漢字語が難しいですね。訳は「避けられそうだ」としましたが、より正確には「最悪の事態は抜け出してみようと〜」となります。
모태신앙
人物のプロフィールに次のようにありました。「기독교(모태신앙)」。さてこの모태신앙とは何か? これは漢字は「母胎信仰」ですが,母胎に対する信仰ではありません。「生まれる前から,母胎にいるときから信仰を持っていた」という意味。よく「純粋な」というような意味で「生まれたときから」などと表現しますが,これはもっと過激な表現です。日本語ではこんな言い方はしません。いかにも韓国人らしい表現です。特殊な表現ではなく,よく使われるようです。
목탁
언론은 사회의 목탁이자 거울로 대접받고 있다.<한겨레>(訳)「マスコミは社会に警鐘をならす役割と、鏡として待遇されている。」ここで목탁が問題。漢字は「木鐸」。木魚の意味です。しかし広辞苑には<[論語八侑」 世人を覚醒させ、教え導く人。「社会の―」>とでていることから、日本でも「警鐘を鳴らす」という意味で使われていることがわかります。
못을 박다
정부가 이렇게 가족들의 가슴에 못을 박아야 하는 건지 묻고 싶다.<朝>「政府がこのように家族の胸に耐えがたい苦痛を与えていいものか問うてみたい」。못을 박다は、日本語の「釘をさす」と全く同じ意味で、よく使われます。ところがここでは、「大変な苦痛を与える」という意味で使われています。どの辞書にもこういう用例は出ているので、よく使われる様子。僕が実際にこういう用例に出会ったのが最初だっただけ。
묘수
신용카드는 여러 문제를 한꺼번에 해결해 줄 묘수로 주목받지 않았던가.(朝)「クレジットカードはいろんな問題を一挙に解決してくれる妙手として注目されたのではなかったか」。묘수は妙手。日本語でも言うけれど。これも下の무리수同様、囲碁用語から来ている様子。さて、面白いのは「妙」という語。これは「よい」「すばらしい」という意味で、韓国語でも「妙案」「妙齢」「妙技」「妙策」など使うようですが、「妙な」と一字になると、「奇妙な」という意味になってしまいます。これは韓国語でも事情は同じようです。
무리수를 두다
정부가 무리수를 두면서 자본주의 논리에 역행하면서까지〜(東)「政府が無理を押して資本主義の論理に逆行してまで〜」무리수は(標)には出ていませんが、성안당の「국어대사전」にはありました。(無理手)という漢字があてられています。성안당曰く「相手を攻撃したり制圧するために無理な手段を用いること」。どうやらこれは바둑(囲碁)の用語から来ているようです。日本では将棋はさして、碁は打つですが、韓国では将棋も囲碁も두다。
“묻지마 여행 아니었어요.” 投稿者:おおつ 投稿日: 2月19日(水)15時15分27秒
ヨーロッパ旅行から帰国してきた女優イ・ミヨンさんのコメントです。
この<묻지마 여행>は「お忍び旅行」とでも訳すことになるでしょうかね。
「お忍び旅行」だと原語の持つ「訊かないでね!」というニュアンスが
薄れるような気もしますが・・・。
面白い言い方だったのでBBSに残していきます。
おもしろいですね 投稿者:前田真彦 投稿日: 2月20日(木)05時02分21秒
大津さん 面白いですね。
묻지마 はよく使うみたいですね。묻지마 투자というのを見たことがあります。
これはむやみやたらに何でも投資するというような意味合いで使われていました。
これも訳は難しいですね。「無分別投資」「何でも投資」「いけいけ投資」‥‥?
무시로
극한 체험이 무시로 일어나는 신의 영역이란 뜻〜<週朝>「極限体験がいつでも起きる神の領域という意味〜」。무시로は「無時に」で「いつでも」「随時に」という意味。
물
언론사 물을 20년이나 먹은 기자도〜<週朝>「マスコミの水に20年もなじんできた記者〜」。물にこういう用法もあったのですね。<標準>には「그곳에서의 경험이나 영향을 비유적으로 이르는 말」と説明し,その用例として「서울 물이 들어 아주 멋쟁이가 되었다」(ソウルの水になじんでとてもおしゃれになった)があがっています。訳語で見られるように日本語の水の用法と重なります。多義語の重なりやずれも面白いですね。じっくり比較すれば興味深い研究になると思います。
물 대응
우리 군은 최근 북한 선박의 잇따른 영해 및 북방한계선 침범에 "물 대응"으로 일관했다.<東>「我が軍は最近の北朝鮮船舶の相次ぐ領海および北方限界線の侵犯に“水の対応”で一貫している。」ここで「물 대응」が問題です。怒りが火を連想するものですから、火に対する水ということで、「生ぬるい」、「弱腰の対応」といったところでしょう。領海侵犯という水に関することですから、水に引っ掛けているのでしょう。
물귀신
잦은 술자리 탓에 담배에 자연히 손에 가는데다 동료흡연자들의 '물귀신 심리'때문에 백전백패다. (東)「立て続けの宴会のせいで、タバコに自然に手がいくことになるし、その上同僚たちの「足を引っ張る心理」のために百戦百敗だ。」물귀신は「水の鬼神」ですが、溺れ死んだ人を指します。ここでは溺れる人が他人を引きずり込む心理をさしています。一人だけ禁煙をしようとしても、そうはさせるかと同僚たちが足を引っ張るわけです。<성>には물귀신 작전という言い回しが出ています。「足を引っ張る作戦」です。
미봉
미봉책とはその場を取り繕う一時的な策、という意味。漢字は「弥縫策」。これは日本語も韓国語も同じ。韓国語で新聞やニュースでは、わりとよく使われる単語です。ところが2001,1,17付けの読売新聞、編修手帳には、陳舜臣さんの「弥縫録」の紹介のなかに<中国の古典「春秋左氏伝」はアリのはい出るすきもない陣備えを弥縫策(陣地を縫い合わせる戦術)と評した。「何一つ逃さず拾い上げる作業が弥縫」ならば、何一つ忘れまいとする「備忘」に通じていなくもない。>とあります。僕は中国語は全く出来ないのですが、現代中国語では「弥縫策」はどういう意味で使うのでしょうか? この新聞の内容に従えば、韓国語や日本語と全く反対の意味だととれますが…
010122掲示板にてチョンゲグリさんに教えてもらいました。yahooの百科事典、韓国語版で「弥縫策」を検索すると、語源と、その使われ方が、本来と違っているという記述があります。本来は「隙間や間違いを、その場その場臨時で補って繕い完全にする」ということですが、それが現代の韓国語では「その場しのぎの」という風に悪い意味で使われるようになっているということです。
ㅂ
바늘구멍
바늘구멍인 취업난(東)「針の穴の就職難」。日本語全く同じ発想、同じ表現。
바람
旋風・ブームという意味の바람。「최근 다이어트 바람이 불면서」(朝)「最近ダイエットブームになり」。
바람 앞 등불
東亜日報の見出しです。「고이즈미호(號) 경제개혁 바람 앞 등불」。まさに「風前の灯火」です。これ四字熟語でも言います。「풍전등화」(風前灯火)。出典は中国のようです。
박한 점수
3.28의 박한 점수를 받았다.<朝>「3.28の辛い点数をつけられた」。漢字は「薄」。反対は후한 점수。漢字は「厚い」。これは点数が甘いこと。薄い⇔厚い(박⇔후)の関係でわかりやすいですね。点数 が辛いはそのまま점수가 짜다とも言うようですが、点数が甘いには달다はつかわないようです。
반입
음식물 반입은 금물(朝)「食べ物の持ち込みは禁止」程度ですね。直訳すると「飲食物搬入は禁物」とはちょっとね。特に반입はなにか業者が大量の食材を運び入れるような場合に使うのであって、個人で持ち込むという意味では使いませんね。
발리다
입에 발린 듯한 말(東)「口先だけの言葉」。直訳すると「口に貼られた(心の底からではない)ような言葉」ということ。
발자국
몇 발자국 가지도 못한 채 잡히고 말았다.(칼럼니스트)<訳>「何歩も行かないうちに捕まってしまった」。발자국に歩数を数えるときの助数詞の役割がありますが、こういうふうにも使うのかと、感心しました。
방주
방주공동체というものが<朝>に出てきました。何,これ? 방주=方舟「はこぶね」。これをそのまま韓国語音で読んだだけ。聖書に親しんでいないからこの単語に出くわしました。つまり「方舟共同体」=「運命共同体」というような意味でしょう。
밭
東亜日報を見ていると,「마음은 벌써 눈밭에」という見出しでスキー場の記事がありました。눈밭ね。雪原,あるいはゲレンデと訳してもいいかもしれません。ここで改めて밭について調べてみました。@畑 보리밭 A植物が茂っているところ 꽃밭, 솔밭 Bあるものが多く広がっている平地돌밭 모래밭 C将棋・ユンノリなどの盤上. ここではBの意味ですね。
さて,ひるがえって日本語の「畑」はどうかというと,これは韓国語とちょっと違ってきます。上の@Aは同じですが,Bは〜原でしょうし,Cは言いません。それに日本語は「畑違い」「専門畑」など,自分の領域という意味でも使います。この意味に当たる韓国語は전문분야, 자기 영역とでも言うしかありません。
「畑」という漢字が日本国字であるように,畑文化の違いが見て取れます。ついでに水田を意味する「답」は韓国の国字で,日本語IMEではありません(表示できません。水という字のすぐ下に田が来る漢字。沓の下が田の漢字です)。
배알 自尊心
남측도 “배알” 이 있다는 것을 시위할 필요가 있다.<韓>訳「南側も自尊心があるというところをみせる必要がある」배알にはいろいろ意味があります。はらわた、癇癪、自信、やんちゃ、大胆、気持ちなど。ここでは「自尊心」がぴったり。
백 곱하기
本国から来た生徒(中1)が、僕に尋ねてきた。「백
곱하기 백 곱하기 백
곱하기 백 곱하기 백
곱하기는?」
僕はしばらく考えて、「몰라요,
어떻게 돼요?」 彼曰く「배꼽에서
피가 나와요.」
あらずもがなの解説。「백 곱하기」 → 「배꼽
파기」(へそをほること)。
ね、面白いでしょ。
백수
4명중 1명은 곧바로 '백수'신세<朝>これは見出し。「4人中1人はすぐ失業者」。백수は「白手」で「백수건달」(白手乾達)(一文無しのごろつき)のこと。
백일장
중학교 재학 시절 2년간 교내 백일장에서 장원을 휩쓸고 〜<朝>「中学校在学中も2年間校内詩文創作大会で一位をとり〜」ですね。백일장は「白日場」で,辞書によると「李朝時代に学業奨励のため,地方で行なわせた詩文の競作(行事」のことだそうで,今風に言うと,作文コンテストです。장원とは「壮元」で「科挙に首席で合格した人」のことです。つまり最優秀賞をとったとのこと。今でもこんな古めかしい言い方するんですかね。とにかく朝鮮日報のつい最近の記事の用例ですので,現在でも十分通用する使い方だということはわかります。
번지수
무슨 번지수 틀린 소리인지 <東>。번지수(番地数)がおもしろい。訳「どうしてこんな見当違いを言うのか」。それにここは電話の話。電話でも番地というふうに住所に関連させる表現が현주소(現状・現段階)とよく似ていて面白い。
별
둥기생중 두 번째로 '별'을 땄다.<朝>。僕はてっきり、「하늘의 별 따기」ということわざがあるから、それだと思いました。つまり「不可能だと思われたことをやってのけた」と。で、별を辞書で引いて驚き。<小>に曰く。「将軍の階級」。なるほど、将軍の肩章が星型だからでしょう。納得。訳は「同期生のなかで2番目に将軍になった」。
별똥별
これ、流れ星のことです。유성とも。별똥별は「星うんこ星」だから戸惑いますね。日本語でも「星くず」なんていいますけど、「똥」はあまりに、違和感がありすぎて、いけません。
병가 病暇
아프지 않은데도 아프다는 핑계로 병가를 내고 쉬고 싶다.(東)<訳>「具合が悪くなくても悪いと偽って病気休暇を出して休みたい」。핑계がうまく訳せません。병가は(病気休暇)の略で(病暇)。
본산
「総本山」といえば、日本語では「組織的な活動の中心」の意味でも使われます。仏教用語だから韓国語でも使われて不思議はありません。が、<朝>には「본산」で使われていました。「총본산」は今までに見たことはあるけれど、「본산」は初めて。<日>によれば「本山」にも同様の意味があるようですが。
봉
휴대전화
사용자들은 기업의 ‘봉’인.<朝>「携帯電話使用者は企業のカモなのか」。ここで、봉(鳳)が鴨になるところが面白いですね。しかし鳳は鳳凰だから、高貴な鳥のはず。それが、韓国では鴨になってしまうとは。どうして鳳凰が鴨の意味に転落したのか?
<標>答えて曰く。「상상 속에서만
존재하는 진귀한 봉황을
잡는다는 뜻으로, 매우
귀하고 훌륭한 사람이나
일을 얻음을 비유전으로
이르는 말」(想像の中でだけ存在する珍しくて貴重な鳳凰をつかまえるという意味で、大変立派な人やことを得ることを比喩的に表現する)という説明がでていました。これは봉(을)
잡다の説明です。
一方日本語の「鴨にする」の「鴨」は? <日>には「よいもの。うまうまと利益をせしめることができるような相手。勝負ごと、かけごと、あるいは詐欺などで、食いものにするのに都合のよい相手。かもにする。かもがねぎをしょってくる。」と出ています。語源は残念ながら出ていませんが、察するに、鴨はありふれていて、捕りやすく、見た目も田舎者という感じを与えたのでしょうね。江戸時代からの用例が挙がってします。
부나비
정권이 북한때문에 한국의 세계적인 기업 하나를 또 말아먹게 되는 상황으로 부나비처럼 달려가고 있다는 사실이다.(朝)<訳>「政府が北朝鮮のために韓国の世界的な企業を一つまた食いつぶしてしまう状況に向かって火に集まる蛾のように突っ走っているという事実である。」まず、말아먹다。これは「混ぜて食べる」というのが原義。ここでは散々ひどい目にあわせて食いつぶす、だめにするという意味。부나비は불나비で「火にあつまる蛾」。つまり火に向かって飛んでいって焼け焦げて死んでしまうおろかなことをたとえています。政府が現代グループを対北政策で利用しているさまを批判しています。
부싯돌
그녀는 반전 운동의 부싯돌이 되고 있는 것이다.<朝>「彼女は反戦運動の火付け役になっているのだ」。面白いのは「부싯돌」。これは「火打ち石」のこと。부시は부수다からきています。
부존자원
각국 부존자원의 높은 상호 보완성으로 인해 〜<朝>「各国の天然資源の高い相互補完性により〜」부존とは漢字で書けば「賦存」つまり、天が与えてくれた、という意味。<標>には「경제적 목적에 이용할 수 있는 지각 안의 지질학적 자원」とちょっと大げさな説明がついています。つまり日本語では「天然資源」でいいでしょう。
분초
분초를 다투는 환자가〜<朝>「一刻一秒を争う患者が〜」。直訳すると「分秒を争う」となります。1が省略されるのは「1万円」というときに体験済みですっかり慣れていますが、こういうところでも、省略されるのですね。
불쏘시개
투쟁에 불을 댕기는 불쏘시개 역할을 할 것이다.<朝>「闘争に火をつける火付けの役割をするであろう。」불쏘시개なんて珍しい単語に出会ったから是非書いておかなくっちゃと思って書いています。火付けであって導火線とはまた違いますね。火付け石でもなく,火付け木のこと。ー개は「道具の意味を表す接尾辞」。지우개,날개, 이 쑤시개など。불は火,では쏘기(다)は?。これはちょっと分かりません。이 쑤시개と似ているな。
불을 보듯 뻔하다 明若観火
국제 철강시장의 혼란은 볼을 보듯 뻔하다.<東>「国際鉄鋼市場の混乱は火を見るように明らかだ」。この言い回し、日本と同じですね。これは実は四字熟語に由来する言葉で명약관화(明若観火)で<새>には次のような用例が挙がっています。「명약관화한 사실」。ところで<プ>には明若観化と火の字が化に化けています。
불장난
공갈은 고갈대로 계속하는 철부지 같은 불장난으로 한반도 전체를 위기에 몰아넣겠다는 것인가?<朝>「恐喝は恐喝のまま継続して聞き分けのない子どものような火遊びによって韓半島を危機に陥れようというのか」。問題は「불장난」。日本語では「その場限りの男女の情事、危険なことのたとえ」ですが、<プ><小>には日本語と同じ意味に加えて最後に「戦争を挑発するような危険な行為」とあります。日本語辞典をいろいろ引いて見ましたが、「危険な行為」とまではありますが「戦争を挑発する」、という言葉まで出ている辞書はありません。
上の用例ではまさに「戦争を挑発する」危険な行為です。日本語から入った言葉のような気がしますが、韓国語の「火遊び」には日本語よりきな臭い要素が強いようです。
붕어빵
공원을 찾은 노인들에게 무료로 붕어빵을 구워 나눠주고 있다<朝>「公園を訪れた老人たちに無料でふなパンを焼いてあげている」。ふなパン、とは? これ「たいやき」なんですね。実際にモノを見ていないので、何とも言えませんが、「ふなパン」はいかにもまずそうな命名ですね。
비하
‘김 형’이란 칭호는 ‘김
씨’에서 풍기는 비하의
느낌은 주지 않기
때문이다.<언>「‘김 형’という呼び方は、‘김
씨’という呼び方から感じられる相手を低める印象を与えないためである。」ちょっと前後の文脈がないと読み取りにくいですが、要するに「‘김
씨’という言い方には비하の感じがある」ということ。で、問題は「비하」。漢字は卑下ですが、日本語で卑下と言えば、自分を低めること。<学>には「自分を劣っているものとして低めること」とだけ出ています。<広>でもその意味が第一で、つけたしとして簡単に「いやしむこと」と出ています。<日>でも同様ですので、日本語の「卑下」の意味は普通「自分を低める」ととっていいと思います。
ですから、ここで韓国語の直訳式に、「비하」を「卑下」とやると誤解を招きます。「相手を低める」と訳さないといけません。
「비하」にも自分を低める意味が第一に挙がっていますが、第二に相手をさげすむことも挙がっていて、第二の用法もそれなりに使われている様子が、その用例や分量からも推測されます。<성>には「사람을
업신여기어 낮춤」としか出ていません。漢字語の意味のずれですね。
비호남
나 자신은 비호남 출신이지만 〜<朝>「私自身は湖南出身ではないが〜」いや、もっと正確に訳そう。「私自身は非湖南出身だが〜」。こりゃ、やっぱり差別的なにおいね。自分の出身をどの地方と言えばいいのに、非湖南とは、なんと失礼な言い方。非関西や非大阪なんて言い方されると、大阪人としては不愉快ですよね。逆に非東京なんて言い方をすると、東京出身でないことを誇りにしているのかなにか知らないが、やっぱりポーズのようなものを感じてしまう。つまり、出身を言うなら、「○○出身」とか「○○出身ではないが」とストレートな表現をするのがよろしい。勿体をつけた言い方をすると、いろんなニュアンスが出てきて、いやらしい。しかし、この文章はそのいやらしいニュアンスこそを言いたかったわけで、訳すとするとやっぱり「私自身は非湖南出身だが〜」が原文のニュアンスを生かしていて、いい。
비전
장기비전을 만들고 (中略) 비전통적 안보나 북한 문제를 〜(後略) <東> 비전 が2箇所、近いところで出るとつられます。
빅승
一瞬何のことか分かりませんでしたが、文脈から「Big 勝」だと分かりました。同じ文章に빅패もありました。こちらは「Big 敗」。用例は<칼>から。닉승이 빅승을 거둔 셈이었다. 〜부엌 눈쟁에서의 빅패도 한몫했다.「ニクソンが大勝したことになる。〜台所論争での大敗にも一役買っている。」
빌다
NHKニュースで「용서를 빈다」とうのがでてきました。「許しを請う」ですね。빌다には「祈る」以外に「謝る」「強く請う」という意味合いがあります。
빗장 閂
学校を舞台にした恐ろしい事件があり、我が校も校門に閂を設置し、関係者以外立ち入り禁止という事態になりました。校門が登下校時以外は閂がかけられるというのは全くもって異常なことです。が、それはともかく、こういう機会に覚えておきましょう。빗장을 지르다で「閂を渡す」。
빙자하다
예리한 통찰력을
가진 그는 인터넷의
특성인 익명성과 모호성이
갖는 부정적인 현상을
빙자하려 했던 것이다.<칼럼니스트>という用例です。빙자は<小>によると(憑藉)で「人の勢力を借りてそれに頼ること。口実にすること」とあります。用例の訳は「鋭利な洞察力をもった彼は、インターネットの特性である匿名性と模糊性が持っている否定的な現象に目をつけて利用しようとしたのである」となります。前後の文脈がなければ訳しにくいところですが、インターネットの特性に目をつけて警句をつくったというくだりです。
この빙자하다<標>にはたくさん用例が出ていますが、なかなか手強い単語のようで、どの用例も翻訳には苦労しそうです。
ㅅ
사건
사건は言うまでもなく、「事件」です。文法の本を読んでいたら、「事件」ではぴったり来ない用例にたくさん出くわします。これ、「出来事」という程度の意味で用いられることもあるんですね。그런데 다음과 같은 예들에서는 ‘-었-’이 미래의 사건을 나타내고 있어서, 과거시제가 아닌 것처럼 보인다.(한국의 언어:신구문화사)「ところで次のような例では‘-었-’が未来の出来事を表していて、過去時制ではないかのように見える」。
〜사모
노사모들이 포털 사이트의 동아리〜<東>という文章で「노사모」がわかりませんでした。これ韓国から来た学生さんに教えてもらいました。曰く「노は노무현。사は사랑하는 の사。모は모임。つまり노무현을 사랑하는 모임の略称」。なるほど。そういえば僕の『韓国語上級表現ノート』にもあったっけ。p120、定石を愛する人たちの集まり。정사모。ですね。誤植のおまけつき。でもおかしいな。ここは確か상だった気がするんだけど。でも理屈の上では사모でないとおかしいですね。〜사모はよく使われるんだそうです。「〜同好会」みたいなもんですね。
사오정, 오륙도
사오정とは,ご存知「西遊記」に出てくる河童,沙悟浄のことです。五六島といえば「돌아와요
부산항에」に出てくる五個に見えたり六個に見えたりする島のことです。しかし,朝鮮日報には次のように面白い新造語として出ていました。
'사오정' (45세가
되면 정년퇴임) 「沙悟浄」=45歳になれば定年退任
'오륙도' (56세가 되었는데도 회사에 남아있으면 도둑) 「五六島」=56歳になっても会社に残っていれば泥棒
働く者にとっては身につまされる造語ではあります。上の項目もあわせて頭文字をとった造語が大流行です。
사장님배
남자들도 '사장님배'는 사절이라지만,날씨남에 대한 압박은 역시 여성들에게 집중된다.<朝>「男性も<社長っ腹>はごめんだというが、スマートさに対する圧迫はやはり女性に集中している。」どうということはないのですが、「사장님배」という言い方が面白いと思いました。
사주
누구 사주받은 적 없어 <朝>「誰のそそのかしも受けたことはない」。사주は漢字は「使嗾」。そそのかすことです。
사탕발림
<朝>の政治面の小見出しで次のようなものがありました。「뜬구름 잡기 사탕발림 公約」。뜬 구름は浮雲。つまり「雲をとる」、という意味で、「不可能な公約」ということ。사탕발림は 「甘言で釣る」という慣用句。
살생부
'인터넷 살생부'수사 시작<朝>なる見出しがありました。一体何のことか、と記事を読んでみると‥‥「민주당 살생부와 관련」などという箇所がある。「民主党の殺生リスト」。物騒なこともあるもんだ。
삼박자
3박자를 갖추었기에 그만큼의 성과를 낸 것〜<朝>「3拍子を揃えるためにそれだけの成果をだしたこと〜」。3拍子そろう、これ大変日本的な言葉のような気がして、調べてみました。<日大>には江戸時代からの用例が多数あがっていて、中国起源ではなさそうです。<標>にも出ていますが、用例などあまり充実した記述ではありません。<源>には取り上げられていません。結論は慎重にしなければなりませんので、保留にします。が、それにしても、慣用表現の類似には驚きます。
상견례
부모 상견례를 끝냈으며〜<朝>「父母への相見の礼を終え」상견례は漢字は「相見礼」。辞書的には違う意味もあるようですが、ここでは、結婚相手を伴って両家の父母に挨拶することのようです。日本の結婚の儀式の詳しく知りませんし、ましてや韓国のそれなど‥‥。しかしこういう言葉、新聞に出ているところをみると、韓国では使われるようですね。
goldwellさんの書き込み030520
「상견례って漢字で相見礼と書き、韓国の伝統結婚式にある儀式の一つです。
昔は、両家の父母が「定婚」といって新郎新婦を定めると、顔も見ないで結婚をするのが
仕来たりでした。儀式の途中に新郎新婦が始めて顔合わせをする相見の礼が、すなわち상견례なんでね。
今は人前結婚のように宗教儀式にこだわらない結婚が多くなっていますが、新郎新婦が自分勝手?に「定婚」をする場合も多くなり、両家の父母に挨拶をする席を設けて初の顔合わせとなりますが、この時に상견례という表現を借用したと思います。
身分相応の家柄の間で婚約が行われ、両家のつながりを重視するのは、家族を中心とする伝統を守りたい古い人たちの考えだけじゃないでしょう。」
前田コメント
「用例が辞書の意味に当てはまらなくて、苦しんだ末の解釈でした。
goldwellさんの説明で納得がいきました。
「借用」ということですね。本来の意味とは違うけれど、その表現を借りた、そういうことですね。
おもしろい現象ですね。goldwellさん ありがとうございました」
상중하
「난이도에 따라 상중하 3개로 수업이 개설돼〜」<KBS>「難易度によって上中下3つに分けて授業が開設され〜」という表現がありました。상중하が聞き取れませんでした。「上・中・下」という言い方ではなく,まったく一単語のように切れ目ないアナスンスでした。日本語ではちょっと念を押すようにゆっくりになったり,わずかであっても「上」「中」「下」の間に心なしかポーズが入るものですが,KBSのそれは,まったく他の単語と同じ,容赦のないしゃべりかたでした。こういう様子から逆に,「상중하」がよく使われる表現だということがわかりました。
ついでに「난이도」も難易度の高い聴き取りです。
새우잠
「작은 방에 선수 서너명씩 새우잠을 자야 했어요」<東>。「狭い部屋に選手3,4人ずつ雑魚寝をしなければなりませんでした」。새우잠が背中を丸めてねる様子にぴったりで新鮮でした。
새파란 거짓말
청와대 '새파란 거짓말'<東>061013という見出しがありました.これは「새빨간 거짓말では?」と一瞬思ったのですが,すぐにわかりました.つまり새빨간 거짓말 を청와대に引っ掛けて,「새파란」ともじっているわけです.
これを数人のインテリネイティブに聞いてみました.すると驚いたことに,この洒落っ気が全く誰もわからないんです.청와대の「청」が「青」だといイメージが全然ないようです.僕が説明して「そうか,なるほど」という分かり方.
漢字から遠く離れてしまった彼らのこと,さもありなん.なかには「새파란 거짓말も使う」という人もいました.
こういう漢字を引っ掛けたユーモア,シャレ,というのが通じなくなってきているのですね.この新聞の第1面の洒落っ気もどれだけの人が分かったのやら.
색깔 시비
これMBCニュースでよく聞きます。「色あらそい」ですな。で、何かと考えてみますと、政治の話のようです。思想的な話題で「赤」、とか言いますね。あれでしょう。どうやら、対北関係の姿勢を巡っての争いのようです。
생머리
긴 생머리도 한몫했다.<週朝>「長いストレートヘアーも一役買っている」생머리は何の加工,装飾もしていないストレートの黒髪。
생시
漢字は「生時」。よく見るのは、꿈이냐 생시냐 「夢か現か」。日本語では使わないだけに、使いこなせない。覚えましょう。
생포
<N>から。생포は「生け捕り」です。「生捕」です。
선순환
모든 경제 부문에서 여유 부문과 부족 부문에서 선(善)순환적인 교류가 일어나지 않은 채
심각한 동맥경화 현상을 일으키고 있다.(朝)「すべての経済部門において、余裕のある部門と不足している部門で、善循環的な交流が起きないまま、深刻な動脈硬化現象を引き起こしている。」
面白いのは「善循環」。これは悪循