비전 6/17  번지수 7/17  발리다10/24


바늘구멍

바늘구멍인 취업난(東)「針の穴の就職難」。日本語全く同じ発想、同じ表現。

바람

旋風・ブームという意味の바람。「최근 다이어트 바람이 불면서」(朝)「最近ダイエットブームになり」。

바람 앞 등불

東亜日報の見出しです。「고이즈미호(號) 경제개혁 바람 앞 등불」。まさに「風前の灯火」です。これ四字熟語でも言います。「풍전등화」(風前灯火)。出典は中国のようです。 

박한 점수

3.28의 박한 점수를 받았다.<朝>「3.28の辛い点数をつけられた」。漢字は「薄」。反対は후한 점수。漢字は「厚い」。これは点数が甘いこと。薄い⇔厚い(후)の関係でわかりやすいですね。点数 が辛いはそのまま점수가 짜다とも言うようですが、点数が甘いには달다はつかわないようです。

반입

음식물 반입은 금물(朝)「食べ物の持ち込みは禁止」程度ですね。直訳すると「飲食物搬入は禁物」とはちょっとね。特に반입はなにか業者が大量の食材を運び入れるような場合に使うのであって、個人で持ち込むという意味では使いませんね。

발리다

입에 발린 듯한 말(東)「口先だけの言葉」。直訳すると「口に貼られた(心の底からではない)ような言葉」ということ。

발자국 

몇 발자국 가지도 못한 채 잡히고 말았다.(칼럼니스트)<訳>「何歩も行かないうちに捕まってしまった」。발자국に歩数を数えるときの助数詞の役割がありますが、こういうふうにも使うのかと、感心しました。

방주

방주공동체というものが<朝>に出てきました。何,これ? 방주=方舟「はこぶね」。これをそのまま韓国語音で読んだだけ。聖書に親しんでいないからこの単語に出くわしました。つまり「方舟共同体」=「運命共同体」というような意味でしょう。

東亜日報を見ていると,「마음은 벌써 눈밭에」という見出しでスキー場の記事がありました。눈밭ね。雪原,あるいはゲレンデと訳してもいいかもしれません。ここで改めてについて調べてみました。@畑 보리밭 A植物が茂っているところ 꽃밭, 솔밭 Bあるものが多く広がっている平地돌밭 모래밭 C将棋・ユンノリなどの盤上.  ここではBの意味ですね。

さて,ひるがえって日本語の「畑」はどうかというと,これは韓国語とちょっと違ってきます。上の@Aは同じですが,Bは〜原でしょうし,Cは言いません。それに日本語は「畑違い」「専門畑」など,自分の領域という意味でも使います。この意味に当たる韓国語は전문분야, 자기 영역とでも言うしかありません。

「畑」という漢字が日本国字であるように,畑文化の違いが見て取れます。ついでに水田を意味する「」は韓国の国字で,日本語IMEではありません(表示できません。水という字のすぐ下に田が来る漢字。沓の下が田の漢字です)

배알        自尊心

남측도 “배알” 이 있다는 것을 시위할 필요가 있다.<韓>訳「南側も自尊心があるというところをみせる必要がある」배알にはいろいろ意味があります。はらわた、癇癪、自信、やんちゃ、大胆、気持ちなど。ここでは「自尊心」がぴったり。

백 곱하기 

本国から来た生徒(中1)が、僕に尋ねてきた。「백 곱하기 백 곱하기 백 곱하기 백 곱하기 백 곱하기는?」
僕はしばらく考えて、「몰라요, 어떻게 돼요?」 彼曰く「배꼽에서 피가 나와요.」
あらずもがなの解説。「백 곱하기」 → 「배꼽 파기」(へそをほること)。
ね、面白いでしょ。

백수

4명중 1명은 곧바로 '백수'신세<朝>これは見出し。「4人中1人はすぐ失業者」。백수は「白手」で「백수건달」(白手乾達)(一文無しのごろつき)のこと。

백일장

중학교 재학 시절 2년간 교내 백일장에서 장원을 휩쓸고 〜<朝>「中学校在学中も2年間校内詩文創作大会で一位をとり〜」ですね。백일장は「白日場」で,辞書によると「李朝時代に学業奨励のため,地方で行なわせた詩文の競作(行事」のことだそうで,今風に言うと,作文コンテストです。장원とは「壮元」で「科挙に首席で合格した人」のことです。つまり最優秀賞をとったとのこと。今でもこんな古めかしい言い方するんですかね。とにかく朝鮮日報のつい最近の記事の用例ですので,現在でも十分通用する使い方だということはわかります。

번지수

무슨 번지수 틀린 소리인지 <東>。번지수(番地数)がおもしろい。訳「どうしてこんな見当違いを言うのか」。それにここは電話の話。電話でも番地というふうに住所に関連させる表現が현주소(現状・現段階)とよく似ていて面白い。

둥기생중 두 번째로 '별'을 땄다.<朝>。僕はてっきり、「하늘의 별 따기」ということわざがあるから、それだと思いました。つまり「不可能だと思われたことをやってのけた」と。で、を辞書で引いて驚き。<小>に曰く。「将軍の階級」。なるほど、将軍の肩章が星型だからでしょう。納得。訳は「同期生のなかで2番目に将軍になった」。

별똥별

これ、流れ星のことです。유성とも。별똥별は「星うんこ星」だから戸惑いますね。日本語でも「星くず」なんていいますけど、「똥」はあまりに、違和感がありすぎて、いけません。

병가        病暇

아프지 않은데도 아프다는 핑계로 병가를 내고 쉬고 싶다.(東)<訳>「具合が悪くなくても悪いと偽って病気休暇を出して休みたい」。핑계がうまく訳せません。병가は(病気休暇)の略で(病暇)。

본산

「総本山」といえば、日本語では「組織的な活動の中心」の意味でも使われます。仏教用語だから韓国語でも使われて不思議はありません。が、<朝>には「본산」で使われていました。「총본산」は今までに見たことはあるけれど、「본산」は初めて。<日>によれば「本山」にも同様の意味があるようですが。

휴대전화 사용자들은 기업의 ‘봉’인.<朝>「携帯電話使用者は企業のカモなのか」。ここで、봉(鳳)が鴨になるところが面白いですね。しかし鳳は鳳凰だから、高貴な鳥のはず。それが、韓国では鴨になってしまうとは。どうして鳳凰が鴨の意味に転落したのか?
<標>答えて曰く。「상상 속에서만 존재하는 진귀한 봉황을 잡는다는 뜻으로, 매우 귀하고 훌륭한 사람이나 일을 얻음을 비유전으로 이르는 말」(想像の中でだけ存在する珍しくて貴重な鳳凰をつかまえるという意味で、大変立派な人やことを得ることを比喩的に表現する)という説明がでていました。これは봉(을) 잡다の説明です。
一方日本語の「鴨にする」の「鴨」は? <日>には「よいもの。うまうまと利益をせしめることができるような相手。勝負ごと、かけごと、あるいは詐欺などで、食いものにするのに都合のよい相手。かもにする。かもがねぎをしょってくる。」と出ています。語源は残念ながら出ていませんが、察するに、鴨はありふれていて、捕りやすく、見た目も田舎者という感じを与えたのでしょうね。江戸時代からの用例が挙がってします。

부나비

정권이 북한때문에 한국의 세계적인 기업 하나를 또 말아먹게 되는 상황으로 부나비처럼 달려가고 있다는 사실이다.(朝)<訳>「政府が北朝鮮のために韓国の世界的な企業を一つまた食いつぶしてしまう状況に向かって火に集まる蛾のように突っ走っているという事実である。」まず、말아먹다。これは「混ぜて食べる」というのが原義。ここでは散々ひどい目にあわせて食いつぶす、だめにするという意味。부나비は불나비で「火にあつまる蛾」。つまり火に向かって飛んでいって焼け焦げて死んでしまうおろかなことをたとえています。政府が現代グループを対北政策で利用しているさまを批判しています。

부싯돌

그녀는 반전 운동의 부싯돌이 되고 있는 것이다.<朝>「彼女は反戦運動の火付け役になっているのだ」。面白いのは「부싯돌」。これは「火打ち石」のこと。부시부수다からきています。

부존자원

각국 부존자원의 높은 상호 보완성으로 인해 〜<朝>「各国の天然資源の高い相互補完性により〜」부존とは漢字で書けば「賦存」つまり、天が与えてくれた、という意味。<標>には「경제적 목적에 이용할 수 있는 지각 안의 지질학적 자원」とちょっと大げさな説明がついています。つまり日本語では「天然資源」でいいでしょう。

분초

분초를 다투는 환자가〜<朝>「一刻一秒を争う患者が〜」。直訳すると「分秒を争う」となります。1が省略されるのは「1万円」というときに体験済みですっかり慣れていますが、こういうところでも、省略されるのですね。

불쏘시개

투쟁에 불을 댕기는 불쏘시개 역할을 할 것이다.<朝>「闘争に火をつける火付けの役割をするであろう。」불쏘시개なんて珍しい単語に出会ったから是非書いておかなくっちゃと思って書いています。火付けであって導火線とはまた違いますね。火付け石でもなく,火付け木のこと。ーは「道具の意味を表す接尾辞」。지우개,날개, 이 쑤시개など。は火,では쏘기)は?。これはちょっと分かりません。이 쑤시개と似ているな。

불을 보듯 뻔하다          明若観火

국제 철강시장의 혼란은 볼을 보듯 뻔하다.<東>「国際鉄鋼市場の混乱は火を見るように明らかだ」。この言い回し、日本と同じですね。これは実は四字熟語に由来する言葉で명약관화(明若観火)で<새>には次のような用例が挙がっています。「명약관화한 사실」。ところで<プ>には明若観化と火の字が化に化けています。

불장난

공갈은 고갈대로 계속하는 철부지 같은 불장난으로 한반도 전체를 위기에 몰아넣겠다는 것인가?<朝>「恐喝は恐喝のまま継続して聞き分けのない子どものような火遊びによって韓半島を危機に陥れようというのか」。問題は「불장난」。日本語では「その場限りの男女の情事、危険なことのたとえ」ですが、<プ><小>には日本語と同じ意味に加えて最後に「戦争を挑発するような危険な行為」とあります。日本語辞典をいろいろ引いて見ましたが、「危険な行為」とまではありますが「戦争を挑発する」、という言葉まで出ている辞書はありません。
上の用例ではまさに「戦争を挑発する」危険な行為です。日本語から入った言葉のような気がしますが、韓国語の「火遊び」には日本語よりきな臭い要素が強いようです。

붕어빵

공원을 찾은 노인들에게 무료로 붕어빵을 구워 나눠주고 있다<朝>「公園を訪れた老人たちに無料でふなパンを焼いてあげている」。ふなパン、とは? これ「たいやき」なんですね。実際にモノを見ていないので、何とも言えませんが、「ふなパン」はいかにもまずそうな命名ですね。

비하

‘김 형’이란 칭호는 ‘김 씨’에서 풍기는 비하의 느낌은 주지 않기 때문이다.<언>「‘김 형’という呼び方は、‘김 씨’という呼び方から感じられる相手を低める印象を与えないためである。」ちょっと前後の文脈がないと読み取りにくいですが、要するに「‘김 씨’という言い方には비하の感じがある」ということ。で、問題は「비하」。漢字は卑下ですが、日本語で卑下と言えば、自分を低めること。<学>には「自分を劣っているものとして低めること」とだけ出ています。<広>でもその意味が第一で、つけたしとして簡単に「いやしむこと」と出ています。<日>でも同様ですので、日本語の「卑下」の意味は普通「自分を低める」ととっていいと思います。
ですから、ここで韓国語の直訳式に、「비하」を「卑下」とやると誤解を招きます。「相手を低める」と訳さないといけません。
「비하」にも自分を低める意味が第一に挙がっていますが、第二に相手をさげすむことも挙がっていて、第二の用法もそれなりに使われている様子が、その用例や分量からも推測されます。<성>には「사람을 업신여기어 낮춤」としか出ていません。漢字語の意味のずれですね。

비호남

나 자신은 비호남 출신이지만 〜<朝>「私自身は湖南出身ではないが〜」いや、もっと正確に訳そう。「私自身は非湖南出身だが〜」。こりゃ、やっぱり差別的なにおいね。自分の出身をどの地方と言えばいいのに、非湖南とは、なんと失礼な言い方。非関西や非大阪なんて言い方されると、大阪人としては不愉快ですよね。逆に非東京なんて言い方をすると、東京出身でないことを誇りにしているのかなにか知らないが、やっぱりポーズのようなものを感じてしまう。つまり、出身を言うなら、「○○出身」とか「○○出身ではないが」とストレートな表現をするのがよろしい。勿体をつけた言い方をすると、いろんなニュアンスが出てきて、いやらしい。しかし、この文章はそのいやらしいニュアンスこそを言いたかったわけで、訳すとするとやっぱり「私自身は非湖南出身だが〜」が原文のニュアンスを生かしていて、いい。

비전

장기비전을 만들고 (中略) 비전통적 안보나 북한 문제를 〜(後略) <東> 비전 が2箇所、近いところで出るとつられます。

빅승

一瞬何のことか分かりませんでしたが、文脈から「Big 勝」だと分かりました。同じ文章に빅패もありました。こちらは「Big 敗」。用例は<칼>から。닉승이 빅승을 거둔 셈이었다. 〜부엌 눈쟁에서의 빅패도 한몫했다.「ニクソンが大勝したことになる。〜台所論争での大敗にも一役買っている。」

빌다

NHKニュースで「용서를 빈다」とうのがでてきました。「許しを請う」ですね。빌다には「祈る」以外に「謝る」「強く請う」という意味合いがあります。

빗장            閂

学校を舞台にした恐ろしい事件があり、我が校も校門に閂を設置し、関係者以外立ち入り禁止という事態になりました。校門が登下校時以外は閂がかけられるというのは全くもって異常なことです。が、それはともかく、こういう機会に覚えておきましょう。빗장을 지르다で「閂を渡す」。

빙자하다

예리한 통찰력을 가진 그는 인터넷의 특성인 익명성과 모호성이 갖는 부정적인 현상을 빙자하려 했던 것이다.<칼럼니스트>という用例です。빙자は<小>によると(憑藉)で「人の勢力を借りてそれに頼ること。口実にすること」とあります。用例の訳は「鋭利な洞察力をもった彼は、インターネットの特性である匿名性と模糊性が持っている否定的な現象に目をつけて利用しようとしたのである」となります。前後の文脈がなければ訳しにくいところですが、インターネットの特性に目をつけて警句をつくったというくだりです。
この빙자하다<標>にはたくさん用例が出ていますが、なかなか手強い単語のようで、どの用例も翻訳には苦労しそうです。