韓国語<通訳・翻訳>小辞典 韓日編20051016

모태신앙10/16 물 2/5 무시로 2/4 맞수 12/11 말10/22  10/15 멍에 , 물귀신 7/16


마지노선

국어를 지키는 마지노선인 교육당국마저 국어를 소홀히 여긴다면 우리말 파괴는 걷잡을 수 없을 것이다.<東>「国語をまもるべき最後の砦である教育当局さえ国語をおろそかにすれば、国語破壊はもうどうすることもできないであろう」。問題は마지노선 。これは마지막 노선かと思いました。最後の路線。これでもここではぴったりですが‥‥。<プ><小>には載っていません。<>にありました。마지노선=Maginot線=제1차 세계 대전 후, 프랑스가 독일과의 국경에 쌓아 두었던 방어선. 더 물러설 수 없는 막다른 처지나 경우. 양보할 수 있는 최후의 선」ということで、「最後の砦」と訳しました。

막가파식

그런데 정반대로 핵위기를 조장하는 건 한마디로 '모두 죽자'는 식의 막가파식 협박일 뿐이다.<朝>「ところが正反対に核危機を助長するということは、一口でいうと「みんな死のう」式のならず者がよくやる脅迫にすぎない。」막가파식が問題。<標>には出ていなくて<>にありました。どうやら「막가다」からきているようで、「ー派式」という語構成。つまり、「やくざ、乱暴者、ならず者」といった意味のようです。それに式がついたということです。訳では式が二つ続くので少し変えました。

만날

알고 보니 만날 그 옷 단벌 차림이랍니다. <朝>「実はいつもその服一着きりだということです」分からなかったのは、만날。これ만나다じゃないんですね。辞書によると만날は「いつも」という意味らしい。話し言葉で맨날ならよく聞いていたけど、こうして만날を使っているのを見るのは初めて。<標>には「萬」と漢字まで出ています。ついでに알고 보니も、「知ってみると」、「分かってみると」とやるより、「実は」程度で収まるようです。

말을 갈아타다

대학교수를 그만두고 맥슨텔레콤에 상무로 입사해 기업인으로 말을 갈아탔다.<朝>「大学教授をやめメクスンテレコムに常務として入社し,企業人に鞍替えした。」말을 갈아탔다は,「乗り換えた」あるいは「鞍替えした」。が出てくるので一瞬戸惑いますが,鞍替えがぴったりですね。日本語も発想は同じです。

말을 듣지 않아

두 다리가 말을 듣지 않아 <朝>「両足が言うことを聞かず」。다리가 말을 듣지 않다という表現がとっても面白いと思いました。

말꼬투리잡기

국회가 말꼬투리잡기와 멱살잡이 싸움을 끝내고 본연의 활동에 충실한다면〜(東)<訳>「国会があげあしとりと胸ぐらをつかんでのけんかをやめて、本来の活動に忠実ならば〜」 말꼬투리は「言葉尻」、멱살「胸ぐら」 본연は(本然)で「本来の」の意味。

싼 맛에 사 몸에 안 맞는 옷들<朝>「安いのでつい買ってみたけれど体に合わない服など」。という訳になります。も多義語です。面白みや感じ、気分、満足感などその場に適した訳語をさがさなければなりません。ここでは「つられて、つい」「〜ので、おもわず」のような意味で訳しました。

맞고소

'맞고소''줄고소'에 이어진 정치권의 진흙탕 싸움(東)何のことかと思いましたよ。맞고소はお互い控訴しあう事、줄고소は、ひものようにあとからあとから連続して控訴をすること。つまり「‘控訴しあい’、‘連続控訴’につながる政界の泥仕合」という訳になるでしょうか。

맞수

영원한 맞수 〜<朝>「永遠なるライバル〜」。ライバルは호적수と思っていただけに新鮮に感じました。そうか맞수だけでもいいのか。

맞추다

입을 맞추다は普通「キスする」という意味になりますが、場合によっては「口裏を合わせる」という意味になります。これは誤解の種になりそうな、おもしろい言い回しですね。「나는 그 사람하고 입을 맞췄어요」。

맹탕

-탕、で思い浮かぶものは、「재탕, 삼탕」(二番煎じ、三番煎じ)、냉탕,온탕(冷遇優遇という意味で使っていました。直訳は冷湯、温湯)。 今日は、喫茶店で、ネイティブの女性が言った言葉ー「이 커피 맹탕야」とういう表現。これ「味が薄い」という意味ですが、僕はてっきり、맨발、 맨손という時の맨だと思って、白湯という強烈な皮肉かと思っていたのですが、家で辞書で確かめると、맹탕と出ていて、「何も混じっていない、そのまま」という意味の接頭辞の맨とは別物だと判明。
さらに<小>の맹물, 맹탕には両方とも「味気ない人」という意味も挙がっていて、面白い表現です。
「楽々韓国語」の逆引き機能で-탕を引いてみました。골탕(思わぬ痛手)、금살탕(急にやって来る災難)、끌탕(大変な心労)、몽탕(全部ごっそり)、빈탕(中身の無い人)、알탕갈탕(ありったけの力を出して)、오구잡탕(烏口雑湯=ごたごたとつまらないことばかりしでかす輩)、질탕(遊びが度を過ぎること)、태화탕(太和湯=のんきでお人好しの人)、허랑방탕(虚浪放蕩=放蕩が過ぎること)、などおもしろい表現が拾えました。
−탕には「〜(おもに悪い意味で)な人」という用法があるようですね。

머그잔

머그잔って何だろう? 次のような用例でした。머그잔에 가득 따라 〜 <연탄길>。まぁ、身の回りのこまごましたものや、民俗的なものは知らないものが多いから、そういうものだろうと思っていたのですが、ネイティブの大学生に聞いたところ、これ、マグカップのことだそうです。 「Mug 盃」。このミスマッチさ! 머그컵とも 言うそうですが。ところで<新潮現代国語辞典>によればマグカップとは和製英語だそうです。

먹자골목

먹자 は「食べよう」、골목は「通り」。直訳すると「食べよう通り」です。「レストラン街」ではなく、포장마차のならぶ、「屋台通り」のことです。

멍에

멍에は頸木のこと。멍에를 메다で首かせをかけられると言う意味になります。次のような用例を見つけました。「신체적 멍에를 짊어지긴 했지만 정상인보다 훨씬 더 풍부한 감정의 아름다움을 느끼고 또 가질 수 있다고 생각했어요」(朝)「身体的なハンディーはありますが、健常者よりはるかに豊かな感情の美しさを感じ、また持てると思っています。」
ちょっと話題がそれますが、健常者という言い方が必ずしもいいとは思いませんが、
정상인という言い方が気になりますね。正常人。こういう言い方をすると非正常人を認めてしまうようで、日本では許容されない言い方になるでしょう。

메뚜기 문화

대학교 도서관의 메뚜기 문화에 익숙한 사람들이 공연장에서조차 공연시작과 동시에 우르르 좌석을 옮기는 걸 보는 일은 유쾌하지 않다.<朝>「大学図書館のバッタ文化に慣れている人たちが、公演ホールですら公演がはじまるやがさごそと座席を移動するのを見るのは愉快ではない。」問題は「메뚜기 문화」。これはバッタのように、落ち着きなくあちこち席を替わる事。

모면하다

최악의 사태는 모면해 보겠다며〜<中>訳「最悪の事態は避けられそうだと〜」。모면は(謀免)という漢字。日本語で使わない漢字語が難しいですね。訳は「避けられそうだ」としましたが、より正確には「最悪の事態は抜け出してみようと〜」となります。

모태신앙

人物のプロフィールに次のようにありました。「기독교(모태신앙)」。さてこの모태신앙とは何か? これは漢字は「母胎信仰」ですが,母胎に対する信仰ではありません。「生まれる前から,母胎にいるときから信仰を持っていた」という意味。よく「純粋な」というような意味で「生まれたときから」などと表現しますが,これはもっと過激な表現です。日本語ではこんな言い方はしません。いかにも韓国人らしい表現です。特殊な表現ではなく,よく使われるようです。

목탁

언론은 사회의 목탁이자 거울로 대접받고 있다.<한겨레>(訳)「マスコミは社会に警鐘をならす役割と、鏡として待遇されている。」ここで목탁が問題。漢字は「木鐸」。木魚の意味です。しかし広辞苑には<[論語八侑」 世人を覚醒させ、教え導く人。「社会の―」>とでていることから、日本でも「警鐘を鳴らす」という意味で使われていることがわかります。

못을 박다

정부가 이렇게 가족들의 가슴에 못을 박아야 하는 건지 묻고 싶다.<朝>「政府がこのように家族の胸に耐えがたい苦痛を与えていいものか問うてみたい」。못을 박다は、日本語の「釘をさす」と全く同じ意味で、よく使われます。ところがここでは、「大変な苦痛を与える」という意味で使われています。どの辞書にもこういう用例は出ているので、よく使われる様子。僕が実際にこういう用例に出会ったのが最初だっただけ。

묘수

신용카드는 여러 문제를 한꺼번에 해결해 줄 묘수로 주목받지 않았던가.(朝)「クレジットカードはいろんな問題を一挙に解決してくれる妙手として注目されたのではなかったか」。묘수は妙手。日本語でも言うけれど。これも下の무리수同様、囲碁用語から来ている様子。さて、面白いのは「妙」という語。これは「よい」「すばらしい」という意味で、韓国語でも「妙案」「妙齢」「妙技」「妙策」など使うようですが、「妙な」と一字になると、「奇妙な」という意味になってしまいます。これは韓国語でも事情は同じようです。

무리수를 두다

정부가 무리수를 두면서 자본주의 논리에 역행하면서까지〜(東)「政府が無理を押して資本主義の論理に逆行してまで〜」무리수は(標)には出ていませんが、성안당の「국어대사전」にはありました。(無理手)という漢字があてられています。성안당曰く「相手を攻撃したり制圧するために無理な手段を用いること」。どうやらこれは바둑(囲碁)の用語から来ているようです。日本では将棋はさして、碁は打つですが、韓国では将棋も囲碁も두다。

“묻지마 여행 아니었어요.” 投稿者:おおつ  投稿日: 2月19日(水)15時15分27秒

ヨーロッパ旅行から帰国してきた女優イ・ミヨンさんのコメントです。
この<묻지마 여행>は「お忍び旅行」とでも訳すことになるでしょうかね。

「お忍び旅行」だと原語の持つ「訊かないでね!」というニュアンスが
薄れるような気もしますが・・・。

面白い言い方だったのでBBSに残していきます。
 

おもしろいですね 投稿者:前田真彦  投稿日: 2月20日(木)05時02分21秒

大津さん 面白いですね。
묻지마 はよく使うみたいですね。묻지마 투자というのを見たことがあります。
これはむやみやたらに何でも投資するというような意味合いで使われていました。
これも訳は難しいですね。「無分別投資」「何でも投資」「いけいけ投資」‥‥?

 

무시로

극한 체험이 무시로 일어나는 신의 영역이란 뜻〜<週朝>「極限体験がいつでも起きる神の領域という意味〜」。무시로は「無時に」で「いつでも」「随時に」という意味。

언론사 물을 20년이나 먹은 기자도〜<週朝>「マスコミの水に20年もなじんできた記者〜」。にこういう用法もあったのですね。<標準>には「그곳에서의 경험이나 영향을 비유적으로 이르는 말」と説明し,その用例として「서울 물이 들어 아주 멋쟁이가 되었다」(ソウルの水になじんでとてもおしゃれになった)があがっています。訳語で見られるように日本語の水の用法と重なります。多義語の重なりやずれも面白いですね。じっくり比較すれば興味深い研究になると思います。

물 대응 

우리 군은 최근 북한 선박의 잇따른 영해 및 북방한계선 침범에 "물 대응"으로 일관했다.<東>「我が軍は最近の北朝鮮船舶の相次ぐ領海および北方限界線の侵犯に“水の対応”で一貫している。」ここで「물 대응」が問題です。怒りが火を連想するものですから、火に対する水ということで、「生ぬるい」、「弱腰の対応」といったところでしょう。領海侵犯という水に関することですから、水に引っ掛けているのでしょう。

물귀신

잦은 술자리 탓에 담배에 자연히 손에 가는데다 동료흡연자들의 '물귀신 심리'때문에 백전백패다. (東)「立て続けの宴会のせいで、タバコに自然に手がいくことになるし、その上同僚たちの「足を引っ張る心理」のために百戦百敗だ。」물귀신は「水の鬼神」ですが、溺れ死んだ人を指します。ここでは溺れる人が他人を引きずり込む心理をさしています。一人だけ禁煙をしようとしても、そうはさせるかと同僚たちが足を引っ張るわけです。<>には물귀신 작전という言い回しが出ています。「足を引っ張る作戦」です。

미봉

미봉책とはその場を取り繕う一時的な策、という意味。漢字は「弥縫策」。これは日本語も韓国語も同じ。韓国語で新聞やニュースでは、わりとよく使われる単語です。ところが2001,1,17付けの読売新聞、編修手帳には、陳舜臣さんの「弥縫録」の紹介のなかに<中国の古典「春秋左氏伝」はアリのはい出るすきもない陣備えを弥縫策(陣地を縫い合わせる戦術)と評した。「何一つ逃さず拾い上げる作業が弥縫」ならば、何一つ忘れまいとする「備忘」に通じていなくもない。>とあります。僕は中国語は全く出来ないのですが、現代中国語では「弥縫策」はどういう意味で使うのでしょうか? この新聞の内容に従えば、韓国語や日本語と全く反対の意味だととれますが…

010122掲示板にてチョンゲグリさんに教えてもらいました。yahooの百科事典、韓国語版で「弥縫策」を検索すると、語源と、その使われ方が、本来と違っているという記述があります。本来は「隙間や間違いを、その場その場臨時で補って繕い完全にする」ということですが、それが現代の韓国語では「その場しのぎの」という風に悪い意味で使われるようになっているということです。