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秘密の書 (最終回)

管理釣り場で釣りをするにあたり、非常に参考になった本があります。
それらの本は次の3冊です。

鹿児島大学水産学部教授 川村軍蔵 著 魚との知恵比べ−魚の感覚と行動の科学−
京都大学フィールド科学教育科学センター助教授 益田玲爾 著 魚の心をさぐる −魚の心理と行動−
ダグ ハノン 著 ダグ・ハノンのビッグバスマジック

これらの本には、 背景の色が変わるとニジマスがよく食べるエサの色が変わることや、 魚がどんな光を見ているか、 魚の動体視力がいかにいいか、 魚の反射神経がどれほど優れているか、 魚に釣り糸を、釣り糸と思わせない方法、 など、たくさんのヒントが書かれています。
これらを知ることにより、管釣りで試してみたいことがずいぶん増え、管釣りを実験の場として楽し んでいます。

私の連載は今回が最終回となりますが、私の管釣りでの実験はまだまだ続きます。
多くの釣り仲間と 一緒に、どんな状況でも多くの魚を釣る方法を求めて、楽しい釣り人生を歩みたいと思います。

最後になりましたが、私の生活環境の変化に伴い、Jでの釣行時間が極端に減り、今年に入りタイム リーな記事を提供できなくなったことをお詫び申し上げます。

この連載を読んでくださった方々、この連載の機会を与えてくださったJの店長、ほんとうにありが とうございました。
また、私の管釣りの3人の師匠たち、一緒に釣りを楽しんでくださる釣り仲間の方々にはいつも感謝 しています。
2009年5月30日 梅村


店長から一言

梅村氏は本当に熱心な釣り人です。
常に疑問、実験、検証という流れで、どんなに難しい日でも活路を見出す方法を模索し、それを引き出しにしていきます。

アタックを見極める感度レベルも高く、環境を判断していく洞察力も高いです。

でも、これらのことは全て経験を積んだから出来る事です。
梅村氏も、そして私も最初は初心者でした。

皆さんも、様々な釣りの先駆者からの情報に興味を持ち、自分なりに実験、検証してみてください。
そして、やがては独自の理論が生まれていく事でしょう。

釣りはゴールの無い世界。
けれど、追求するのとしないのとでは、大きく意味合いが違ってきます。

わずか1%でも確立を高める努力を継続していくことこそ、終わりの無い迷宮を楽しむコツです。

じっくりと魚と対峙し、刻々と変化していく自然状況に気を配りましょう。

皆さんの釣り技術の平均レベルが上がれば、魚の難しさのレベルも上がります。
果てしない知恵比べ。

生涯を通して追求できる素晴らしい趣味だと信じております。

長きに渡って連載して下さった梅村さん、お疲れ様でした。
これからも深い釣りを追求し、知恵を貸してください。


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