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ゲームフィッシングとは何なのか?
この答えはルアーに対するアタックの仕方を理解する事にもあると思います。
要するに、食性以外でもアタックしてくることを理解し、それをルアーで誘う事にあります。
以前に私が書いたルアーにアタックする魚に対する記事を保管しておきます。
引用元:タックルボックス入れ食いネット

記事全般:マダラ(私です。)
記事中の青文字コメント:タックルボックス編集長
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以下の記事はバスを基準に書いております。

究極の見解!?
なぜルアーでつれるのか
BYマダラ

私が以前TB誌に連載していた記事中で、「威嚇」「テスト喰い」という釣りの新語を発表した当時、ルアーの世界ではまだその意味が解らない人が多かった。
食性以外でアタックしてくる行動を、大抵のメディアやプロ、一般の釣り人は「反射」「リアクション」と呼んでいた。
いつの間にか、威嚇という言葉を使うアングラーもでてきました。まあ20年以上ルアーの業界にいて知っておりますが、
この言葉を使い出したのはマダラさんが最初。 これはホント!(アブレの編集長) あとはパクリ・・・?

かの有名なバス学者「ダグ・ハノン」氏も、著書で「反射」という言葉を使い、バスが反射的に喰うと言っている。
今では多くの業界人が「威嚇」という言葉を使い、「テスト」という言葉も見かけるようになった。
多くのバスを観察し、その感情が読めるようになり、自然とそういう食い方もある、と納得してきたのだと思う。
もしくは私の記事に目を通し、同感してくれた人もかなり居たと聞く。
"
reaction"を英和辞典で調べると、反応とかでます。(反射という訳語はなかったゾ)
でもその反応は好ましくないものに対する反動とかの意味あいが強いんです。
核施設建設に反対するとか、なにかまずいものを食べて気分が悪くなるとか、
現代語的には”ムカつく”ってのが一番ピッタリするでしょう。
翻訳したひとが、よくわからずに書いてしまったのでしょう。
(longman dictionary of american english参照)

ダグハノン氏には遠く及ばないものの、私もまたバスやその他の魚の観察に膨大な時間を割いてきた。
多いときで30種以上の魚を飼育し、長い時は1日24時間以上観察した。
何年もの間、1日も欠かさず全ての魚の健康状態をチェックし、水質維持に努め、餌の喰い方を観察した。
その結果、「反射では喰わない」というのが私の持論だ。 いや、正確には反射的というよりは、一瞬で判断して判断を誤った、という解釈だ。
反射とは、転ぶときにとっさに手が出るような行動だ。

バスや野生の魚にこれを応用するのは擬人化もはなはだしいと思っている。
特にスピナーベイトでの釣りにおいて、「リアクションバイト」という人が居るが、何故あのブレードのルアーでバスが反射するのか?
実験では、ブレードを通してもアタックしない場合がある。 反射ならすぐにアタックするはずだ。 しつこくブレードを通すと、激しくアタックする。
イライラしてくるのだ。 これが「威嚇」だ。 威嚇がおきうる状況とはどんな時なのか? 推測から、わざと威嚇をしやすい環境を作り出して実験した。
バスは狭い実験水槽だと、お気に入りの場所に居つくようになってしまう。 ここに同サイズのバスを入れるとどうなるか?
最初のバスが気に入った場所というのは、バス全体が好む場所である。 ようするに、その環境の中で最高の場所だ。
当然、後から入れたバスも怯えた状態が取れる頃、この場所を狙う。
ここでにらみ合い、小競り合いが始まり、頭突きをし、噛み付いて攻撃する。 これが威嚇の正体だ。
自分のお気に入り の状態を崩される時、魚は威嚇する。 似て非なる実験を小魚でやってみた。
グッピーを30匹程度、何も配置していない60cm水槽に入れると、仲良く平和な状態となる。
エサの取り合いなどで多少の小競り合いは発生するが、さほど大きなトラブルは起こらない。
この水槽にザリガニを1匹入れる。 散漫に散っていたグッピー達はザリガニを恐れ、パニックとなり水槽の角へ逃げ、ヒレを小刻みに震わせ、エラも激しく動く。
しばらくすると、ザリガニからある程度の距離を置いてジッとできる場所をそれぞれのグッピーが見つける。
落ち着いたグッピーのそばに、まだ少しパニックになっているグッピーが近寄ると、なんと激しく仲間を威嚇し、攻撃して追い払う。
仲間を犠牲にし、自分だけ助かろうとするのだ。 これが野生の本能であり、強い固体しか子孫を残しては行けないという法則なのだ。
当然、隠れ家が見つからないグッピーは衰弱していき、ザリガニの餌食となる。
アユとか闘争心は魚の場合結構激しいですし、自分のエサ場をちゃんとまもれないと、死ですから

ではバス釣りにおいて、威嚇バイトを誘うのはどういう釣り方、どういう場所が良いのだろう?
私のバス釣りは実験だ。 私はトーナメンターでは無いし、数を無数に釣る釣り方でもない。
一つの課題に向けて答えを出したいという釣りを何度となく行ってきた。 まずはバスが居そうな場所で、そこにバスが必ず居るという前提でルアーをキャストする。
昔は釣具店で「霞ヶ浦ならこのルアーでこのカラー」とか言われてきたし、今でもそういう事を言う釣り人のほうが圧倒的に多い。
違うのだ。ルアーとカラーというのは、いつでも同じではないのだ。
霞ヶ浦に効くルアーなんて、一種じゃないし、効くルアーがあったとしても、何時でも効く訳じゃないのだ。 考え方が逆。
自分が釣りしている状況にマッチしたルアーはどれか?と考えるのが正解。


話を威嚇の釣りに戻そう。
どういう条件ならどこにバスが居るのか?という話は長くなるし、それぞれの釣り人が持っている経験こそが正解だから割愛する。
まず、水深が浅いであろう場所ならばスイッシャータイプのトップが良い。
バスの居る場所のピンポイントを外して、ちょっと遠めにキャストし、ゆっくりとルアーを引いてきて、ピンポイントをわずかにずらして早巻きする。
この1発でヒットする場合もあるが、出なくても次の手がある。 スイッシャーをピンポイントのそばの立ち木等にわざと引っ掛けるのだ。
引っ掛けて「カシャカシャカシャ」と軽く、早めなリズムでシェイクし続けるのだ。長い時で1分以上シェイクする。
すると! バスは猛然とルアーに襲い掛かってくる!これが威嚇バイトだ。 水中の場合も同じ事。 居そうな場所を何度も通す。
強いアピールのルアーをソフトに通す。 食性じゃないので、クチに入る大きさである必要は無い。
バスは自分より弱そうならアタックし、自分よりも強そうなら逃げる。これが本能だ。
昔は葉っぱとか、タバコのフィルターでも釣れたバス。今では水面の餌を食う姿はほとんど見られない。
危険を学習してしまったのだと思う。
けれど、より自然にルアーをキャストし、ピンポイントで通すことが出来れば・・威嚇を利用したトップゲームならば、じゅうぶん可能性はある。
水面の餌を喰わなくなった水域でトップに反応させるには、「威嚇」がキーですねっ、メーカーさんっ(笑) 食性に訴えるルアーとして「サスペンドミノー」が有名だ。
しかし実は、サスペンドミノーこそが威嚇バイトを誘いやすいと思っている。
餌となるベイトフィッシュは逃げ惑い、ミノーのようにポーズしたまま喰われる奴なんて居ない。
ゆっくりとテリトリーに侵入し、止まるという行為は威嚇行為に見える。 自分のテリトリーを邪魔し、威嚇してくる相手に立ち向かう行動を取るバスは多い。
しかしミノーは食性にも訴える要素を持っているのも確かだ。 弱った魚を演出しやすい。 以前、バス釣り界のカリスマと呼ばれる人の記事で
、「バスは一番健康そうなベイトを襲う」という記事を見た。

私の実験では、一番弱った固体から食われた。 120cm水槽に、20cmほどのチビバスを1匹入れる。
餌となる小魚を2匹用意し、一匹はヒレを痛めて遊泳力を弱めておく。 同時に小魚を入れると、弱ったほうから喰われていく。
100回以上実験し、80%以上が弱った小魚が先に喰われた。
カツオ釣りでもイワシをまくときは、一発ヒネルつまり弱らしてまきます。健康なイワシから食われてしまったら、
病気のイワシばっかりが残って イワシは死滅するって、なんでそんな記事がまかりとおっているんでしょう。
読者も編集者も経験が少なく、おかしいともおもわないんでしょうか?

残りの20%は、バスが慣れてしまって、餌の着水地点で待ち伏せてしまうためだ。
この「慣れ」を防ぐため、長い棒で落としたり、両手で片方から餌以外の物体を落として、そっちにバスを向かわせている間に小魚を投入したりした。
もし「慣れ」がなければ、100%弱った魚が先に喰われたと推測できる。 野生の肉食獣のほとんどが、弱った固体を襲う。 子供、年寄り。
手負いのもの。 弱った固体が排除され、強い固体だけが生き残る。これが自然の摂理だと思います。
弱った固体は体色も変わり、動きもトリッキーになる。 まさにミノーは威嚇、食性、どちらにも応用出来る優れものルアーなんだね。
私もバスでのミノーイングは大好きだが、決して上手くは無い。 でも釣れた時の「釣り味」は最高に良いね。なんせテクニカルなルアーなので、達成感がある。
今、トラウトでもミノーの練習をしているが、バスもミノーは外せないルアーです。
残念ながら、バスの個体数の減った今、今回述べて来たような実験が出来るのかどうかわからない。
昔は読者自身で確かめることができた。
だから多少おかしなことでも”まあ、そんな意見もあるか”とか”ちょっと違う!”といこともわかるチャンスがあった。
でもその機会が著しく減って
雑誌に出た人の言ったもん勝ちみたいになった。魚が減った以上検証のしようもない。
でわけわからん話のオンパレードになる!ってしょうがないか。
ちょっと考えればいいんだが・・・

個体数が減ってしまった今を楽しむ人たちに向けて、古い釣り人である私が経験した多数の実験、これらを少しづつ「読み物」として公開し、楽しい釣りのイメージトレーニングに組み入れてくれたら幸いです。


最近自分の実験場(笑い?カンツリ
ジェイ)を舞台に毎日つりをして、
ますますその理論は冴えてきた感じのするマダラさんだ。20年以上アメリカのプロか
様々な人を取材してきたが、これはスゴイとおもった人は3人である。
その中の一人がマダラさんだ。その他2人もなんと日本人!それは?


補足

最後の文、編集長が私に対する賞賛のコメントを書いていますが、恥ずかしいのでそこだけ削除しようと思ったのですが手を加えずに原文のまま記載しました(笑)

この「威嚇」についての見解のほかに、群れの方程式やテスト食いなど、様々な実験をバスやその他の魚でおこなってきました。
特に「群れる」方程式は面白かった実験なのですが、これは文章で説明するのがとても大変で、私のアルコール消毒された少ない脳みそでは文章化出来ませんでした。
「テスト食い」に関しては、トラウトにも良く当てはまる食い方です。
魚は成長するまでに、喰える餌と食えない物体を学習していかなければなりません。
また、遺伝的に次世代へ危険なものを伝えていかなければなりません。
そこで、手のない魚はついばんでテストし、色んな情報をクチや側線、目、額に集中する感覚器官で学習していくのです。

バスを基準に書いた記事ですが、他の魚種にも当てはまる部分があると思います。
トラウトがスプーンの後ろを追尾し、ついばむようなアタックはテスト食いと仮定します。
ひったくって反転するようなアタックは食性か威嚇です。
これらの喰い方を雑学として覚えておくのもまた楽しいものです。

今後、過去に私がおこなった膨大な数の実験結果を少しずつ紹介していこうと思います。

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