小ネタ

これぞエースの証(満塁のピンチでの成績)

満塁・・この大ピンチでいかに相手を抑えるか。試合を決定しかねない大事な場面。
このピンチを迎えた時のピッチングこそその投手への信頼感を表すものになると思う。

黒木投手の99年の満塁のピンチでの成績・・・12打数1安打 被打率0割8分3厘

さすがはジョニー、ピンチでの熱のこもった投球は素晴らしいの一言。
圧巻だったのはなんと言っても9月19日の対ダイエー戦(11回を零封も味方の援護が無かった試合)
3度の満塁のピンチで4人の打者をすべて打ち取り3三振を奪った。

なお、唯一の被安打は4月15日のオリックス戦の6回、2−0とリードした場面で谷選手に左中間へ
走者一掃の逆転3点タイムリー2塁打を打たれている。しかしこの試合は11回にボーリックの逆転
サヨナラ2ランHRで勝利し、感極まった表情でホッとしている黒木が確認されている(笑)。

打球を通さない鉄壁の守備(内野手の刺殺数)

守備を数字で語るのは難しい、意味が無いという人も多い。確かに守備というのは実際に球場で見ないと
その素晴らしさは分からない。単にエラーの数や守備率だけで語れる問題では無い。それでもなお
多少意味があるとするなら、その守備機会数とエラー数の組み合わせが上げられる。守備機会数が
他の選手より多く、さらにエラーの数が少ないのなら、優れた守備をしていると見ても良い事が多い
(あくまで多いだけであり、実際にその選手のプレーを見ずにいうと大いに勘違いしかねない)。

さて、その守備機会だが、外野手の場合は捕殺・刺殺とも意味があるが、刺殺は絶対数が少ないので、
やはり捕殺数で比べられる事が多い。そして内野手の場合は捕殺は平凡なフライが多くあまり守備の
上手下手には関係ない(ライナーに飛びついてのキャッチもあるが、数が少ないので)。そこで内野手、それも
最も難しいと言われるショートのポジションについて数を比べて見たいと思う。

99年度パリーグ各球団でショートを守った試合数の最も多い選手の成績とチーム成績

チーム、選手 刺殺数 捕殺数 失策数 併殺参加数 守備率
ダイエー 198 396 20 78 9割6分7厘
井口 155 304 15 57 9割6分8厘
西武 222 401 16 91 9割7分5厘
松井 222 401 16 91 9割7分5厘
オリックス 191 434 18 90 9割7分2厘
小川 91 181 32 9割7分5厘
ロッテ 241 446 14 91 9割8分0厘
小坂 230 421 13 84 9割8分0厘
日ハム 205 388 18 75 9割7分1厘
田中 184 328 15 64 9割7分2厘
近鉄 206 448 17 86 9割7分5厘
吉田 91 183 33 9割6分8厘

さすがは小坂、刺殺数・捕殺数ともにリーグNo.1です。実際のすばらしさは球場やTVで見ないと分からないですが、ちゃんと数字も残しているという事ですね。

なお、セ・リーグでは石井(横浜)が211刺殺356捕殺で守備率9割8分1厘、宮本(ヤクルト)が215刺殺409捕殺で守備率9割8分6厘、今岡(阪神)が195刺殺324捕殺で守備率9割8分1厘という結果を残しています。