数理設計研究所
より販売されているADC(アナログ・デジタルコンバータ)
である「GUPPY」をHP100LXにつないでみました。
<<注意>>:僕は電子回路については入門者で、間違った方法を
使っていたり、間違った記述をしているかもしれないので、
十分検討の上、お読みください。この文章および文章中の回路、
プログラムは各自の責任のもとに、ご参考もしくはご使用ください。

関連プログラム、画像
- gpy11.lzh
電圧測定用、温度測定用プログラムのソース。
- readme.txtそれらの説明ファイル。
- ページに関連する画像
GUPPYの中身、プログラム外見、ガイガーカウンターの画像です。
- 1、GUPPYの簡単な紹介
詳しくは
数理設計研究所のページ
を参照してください。
AT互換機または98パソコンのシリアル端子(RS232C)に接続し、
アナログ信号をパソコンで測定することができます。
8チャンネル(端子のこと)あって、一つのチャンネルで5V程度までの電圧が
測定できます。基本的に電圧変化を捕らえるものですが、工夫しだいで抵抗、
電流、温度、気圧測定、信号の波形測定なども可能だそうです。ソフトでうまく調節すれば、
なんでもできると思います。(自動ドアでも防犯センサーでも。実用に限らないし、
ロボット制御のフィードバック用とかパソコン用の新しい入力デバイスを作るとか。)
ADCだけでは電圧測定のみなので、電圧以外を測定したいときは端子以降に回路を
作らなければなりませんが、それらは、わりと少ない部品で作れます。
キットに「アプリケーション・アイディア集」という数枚の冊子が添付されるので、
それが参考になります。
- 2、HP100LXとGUPPY間のケーブルとコネクタ
HP100LX購入時に買ったパソコンにつなげるケーブル(F1015)と、自作したコネクタで
つなげました。自作のコネクタは、9ピンメス>>25ピンオス変換で、
中で配線も変換してあります。HP純正の変換コネクタを持っていないので
よくわかりませんが、HP製のモデムに繋ぐコネクタに相当するものと思います。
(違うかもしれません。)内部配線は以下のようにしました。
9ピン<<>>25ピン
1--------8
2--------2
3--------3
4--------6
5--------7
6--------20
7--------5
8--------4
9----X(繋いでいない)
(保証無し!)
- 3、電池チェッカの制作
HP100LXとGUPPYとでまず2V程度までの電圧計を作りました。2Vまでなので、
簡単な電池チェッカになります。保護回路としてキット添付の
「アプリケーション・アイディア集」2ページに載っていた
ダイオードを6つ×2ほど直列接続したものを使いました。
回路ではチャンネル0を使用し、プログラムで画面に「????mV」と表示できるように
しました。
ちなみに、何も繋いでいないと、-120mVから120mVぐらいまでの交流成分が
測定されます。
- 4、音センサ(?)
まだちゃんとできていません。上記の電圧測定のプローブに、クリスタル
イヤホンを繋いだだけのものです。ソフト側で、「電圧値がある値を越えると
音が入ったことにする」という音センサです。しかし信号変化が微妙なため、
人間の声ではだめなようです。声では雑音程度になってしまいます。
「フッー」と強く吹くと値が乱れる(大きくなる)のでこれを捉えることは
できます。またはイヤホンに強いショックを与えるとこれも信号と
して捉えることができるので、ショックセンサ(?)にはなりそうです。
上記のとおり、何も繋がないと交流成分があらわれるため、プローブ間に
コンデンサを適当に挟むとけっこう取り除けます。うまく処理してなんとか
したいところです。
- 5、温度センサ
「アプリケーション・アイディア集」3ページにあるとおりに制作しました。
ダイオードは2つ使いました。較正(どのくらいの温度でどのくらいの電圧値に
なるかの計算)が面倒です。較正には別途、温度計が必要です。
温度をHP100LX上にはっきり表示させるさせるために、テキストで拡大文字を作りました。
それに伴い、電圧測定用のプログラムでも拡大表示できるようにしました。
- 6、簡易ガイガーカウンターによる計数測定(予定)
秋月電気にて販売しているガイガーカウンターがあります。これはガンマ線
(一部ベータ線)を捉えると「ピッ」と鳴ると同時に、5Vほどの外部信号を出します。
これとGUPPY、HP100LXを繋いで、計数ができます(予定)。
注意として、ガイガーカウンターを制作するときに、外部端子が出るように
するのを忘れないでください。また、これに繋ぐ回路は前述の電圧測定のものと併用して
構わないような気がしますが、保証はありません。(まだやってません。)
以前に、このガイガーカウンターからパソコンのパラレル(プリンタ)ポートを
通して信号を捕らえる回路を作ったことがあります。
それをHP100LXでもできないかと思ったのですが、HP100LXにはパラレルポートは
ありません。かわりにシリアルポートを使えばよかったのですが、
どういう回路を作ったらよいかがわからず、何もできませんでした。
ところが、このほど購入したGUPPYは、HP100LXにもシリアルで接続できるので、
これでやってみようと思い立ちました。
(予想)
これで計数できる結果は、環境や物質の違いによる「放射線強度の違い」程度
ではないか、と思います。放射線が強い(多い)ときには計数が多く、
弱い(少ない)時には少ないという程度ではないかと思います。
計数によって「計数の値」に何か意味があるのかは、検討中です。