経営を実際にやってみると、その方向性について、立ち止まり考え直さないといけないシーンが何度かあります。飲食では、店舗を中心に動いていきますから、立地などの街の変化や環境にも大きな影響を受けます。
周りが変化していきますから、当然のように経営の方向性を見直さなければ対応できなくなります。変化に対応するとは、今までとは違ったことを取り入れるということですから、不安感や不安定感、抵抗を感じます。
こういった時に、何を軸に考えていくのか?一という、軸になる部分が「戦略」です。戦略を「USP」として文章化して分かりやすく示すことで、経営者だけでなく、スタッフやお客さんに示す考え方もあります。
戦略から経営の方向性や目的を明確にして、実行するための具体的な方法が「戦術」です。戦略は、経営者の考えの道筋なので基本的に一つですが、戦術は、戦略に従って作り出す方法なので多数あります。
その戦術の中から、その条件や環境に合ったものを選ぶといったイメージです。ノウハウやテクニックなどの方法論が、どんな場合でも有効だとは言えないのは、それがたくさんある戦術の一つにすぎないからです。
一般に、真似るというのは、この戦術を取り入れることであって、条件や環境の変化に対応できません。経営者は、戦略を持ち、そこから戦術を考え出せることで、変化に対応し、不安感や抵抗感をなくしていきます。
