VAIOを使い切ろうと思うな!
VAIOのカタログには、「世の中に新しい遊びを」というコピーがあります。 カメラでとった映像をそのままメールで送れるとか、ビデオ作品づくりを楽しもうとか、映像と音楽を連れて出かけるとか、ありありとVAIOを使っている自分の姿がイメージできるようになってます。
「パソコンを使うことでこんなことができるようになるんですよ」という新しいライフスタイルをイメージ豊かに提案しているところが、VAIOの人気の秘密であり、単なる技術先行ではなく夢を追いつつ新しい製品を出してくるというSonyのすばらしさですね。
だからこそ、ひとつ気を付けないといけないことがあります。「パレートの法則」、別名「8割2割の法則」というのがあります。ものごとは8対2に分割できて、20%を制することのできるものは、全体の80%を制することができるという意味です。
あくまでも人間が主人であり、パソコンは道具でしかない。手足であり、口であり、・・・便利といえばこんなに便利なものはないし、パソコンではあんなことができる、こんなこともできると宣伝されてるけど、自分にとって本当に必要なもの、役に立つものは限られてくるはずです。主客転倒して、人間の方がパソコンに振り回されていることが多いかもしれません。いろんなアプリケーションが最初からインストールされていますけど、パレートの法則のとおり、自分がパソコンを使う作業のほとんど80%くらいは、全体の20%くらいのきまったソフトしか使ってないはずです。ついつい、せっかくいろんな機能があるんだから使わないともったいない・・・とか考えてしまいますが、それこそ振り回されてるのかなあと思います。
だから、自分は何をしたいのか、もっと言えばどのように生きたいのか、その主体性がものすごく問われてくるのがパソコンだと思います。自分が何をしたいかによって、10人いれば10通りの使い方がでてきます。某サイトの管理者はハードディスクの残りが少なくなったので何かを削除しなければと思ってみたら、ほとんどがMP3ファイルだった・・・なんて。いいですねえ。その人らしさがにじみ出ていて(笑)。
そういう意味で私のパソコン歴を振り返ってみると、Rockバンド、Sheena&Rokketsの鮎川誠さんの本、「超」シリーズで有名な大学教授、野口悠紀雄さんの本がとても役にたったことを思い出します。「私はこういうふうにパソコンを使ってるよ」という、その人の個性あふれるそんな話こそ、たくさん聞いてみたいと思います。VAIOのサイトにあった佐野元春さんのインタビューもなかなか良かったです。鮎川誠さんは、「こりゃたいしたロックンロールマシンだぜ」と、パソコンとの出会いをまるでギターに出会ったかのように語っておられました。
パレートの法則、たいていのことは、全体の2割さえ知っていれば何とかなる。逆説的ではありますが、VAIOを使いきろうと思わない、これが真にVAIOを使い切るコツだと思います。そして、私はこんな人間だ、私はこのように生きたいんだという明確な意思をもって生きるときに、VAIOが力強くサポートしてくれることでしょう。ぜひ、メーカーの思惑や雑誌の記事等におどらされず、自分なりの最高のVAIOの使い方を見つけましょう!
話が大きくなるけど、引っ込み思案な日本人、平均的であることを好みがちな日本人にとってみれば、主体的な意識を持つということは、ものすごく革命的なことなのではないかとも思います。21世紀、いつまでも島国のなかに安穏としていられる時代じゃなくなりますよね。
以下は2年ほど前に、私の別サイト「New Hope!世界に出ようよ」に寄せていただいた文章です。
●石黒久人さん(37才)より
「天職」の話、良かったです。
自分に与えられた、自分にしかない、たったひとつの道。
それがわかるってことが、「最高の幸せ」なんでしょうね。
大学の時の友達で、漫画家になりたがっている奴がいました。
小学校低学年の時から漫画家志望で、もうそれ以外の職業など考えたこともない。
「漫画こそ個人においてなし得る最高の表現芸術だ」、と言ってました。
彼はたちまち人気作家になり、単行本が売れ、アニメ化され、ハリウッドで映画にもなりました。
苦労したのも知っていますが、その苦労に耐えている姿をも、僕にはうらやましく思えました。
「何のために生まれて、何をして生きるのか、
答えられないなんて、そんなのは嫌だ!」
ご存じでしょうか。これ、アンパンマンの歌の歌詞にあるんですよね。
そう、その答えを知りたい!
答えられないなんて、そんなのは嫌だ!
最近、「オンリーワン」という本を読みました。
沖縄アクターズスクールの教育理念についての話です。
「嫌いなことばかりをやった人が偉くなったこれまでの日本...
好きなことをとことんやった人が幸せになるこれからの日本」
なんて、帯に書いてあります。
いいですよね、こうゆうの。他のことはともかく、ひとつのことにとことん打ち込める人って
やっぱり魅力的です。
アメリカ映画なんかでも、脇役にけっこう奇人変人が出てくるのが多いんですが、
みんないきいきしてるんですよね。
俺は俺なんだ、文句あるか、ってね。
日本の場合「こうあらねばならない」っていう目に見えない社会的規範で
がんじがらめになっているような気がするのです。
でも、その呪縛をうち破るきっかけが、インターネットではないかと思います。
ホームページの世界で求められるのは、「他人と違うこと」なのです。
自分が自分であることを、徹底的に求められるのです。
完全な表現の自由が与えられた時、そこで創られるものは、その人の人生そのものかもしれません。
「あなたは全人類に対して、どんなメッセージを送りたいのですか?」
こんな設問が救世主以外に与えられたことは、かつてないだろうと思うのです。
自分が自分であること。
ほんとうの自分であること。
自分が自分そのものであること。
「これが自分だ」と言い切れること。
ホームページを作ろう、と思っているうちに、なぜかこうした方に意識が向いてしまっています。
いつか、必ず掴んでみたいですね。
なかなか、的を得ているとは思いませんか?