はじめに
おそるべしSony 〜その独自性と未来へのビジョン
2000.3
VAIOのユーザーは、買いかえるとき次もVAIOを選ぶことが多いといいます。私も実際VAIOを使ってみて確かにそう思います。他の機種をそんなに試したわけではないけれど、それだけVAIOの満足度が高いということです。なぜVAIOがそんなに魅力的なのでしょうか?
VAIOの命名は、Video Audio Integrated Operation の頭文字。ビデオ・オーディオを統合的に扱えるパソコンでありたいという願いがこめられています。また、「V」と「A」はアナログのサインカーブをあらわし、「I」と「O」はデジタル信号をあらわす。1997年に初めてVAIOが登場したとき、このアナログとデジタルを融合するパソコンというコンセプトはものすごく斬新でありました(Sonyの公式サイト「Vaio」という名の由来より)。
しかしそれだけにはとどまりません。Sonyは最近、ネットワーク業務に力を入れようとしています。家電のインターネット販売も、どこより早く始めたし、さらにはネットを通した銀行業務を始めようとしています。(2000年4月、Sonyの出井会長のインタビューでも明快に語られていま した。)
ただの家電メーカーではない、はっきりと近未来の社会がどのようになるか、私たちの生活がどのようになってほしいか、それはSFのような夢物語かもしれませんが、その図がはっきりビジュアルに見えていて、それを目指していっているのではないか?と感じます。
そういう意味では、他のパソコンメーカーとはまったく違います。パソコンのためのパソコンではなく、単体の商品としてのパソコンでもない。ソニーにしてみれば、パソコンは近未来の生活環境の一部、家電のような感覚でしょう。パソコンがビデオ・オーディオ機器とつながり、家電とつながり、GPSやネットワークで街へ、そして世界中につながっていく、そのような個人から家庭、社会、国、世界へと横に横に広がっていく世界観のなかで、パソコンの明確な位置付けがあるように思います。
未来が見えている、だからこそ、打ち出すものがいつも斬新で独創的なんだろう・・・。
そしてその後はどこに向かうのか・・・、これは私個人の勝手な想像というか、夢のような話だけど、横に横に無限に広がった後は、今度は過去・現在・未来という縦の時間のながれに無限に広がっていくのではないでしょうか?
つまり、過去・現在・未来を超越する「霊界通信機」のようなものができてきて、「ドラえもん」じゃないけど、自分の先祖や過去の偉人と自由に会話ができるようになったりしないかなあと・・・。一部の特殊な霊的能力を持ってる人は、「チャネリング」といって実際にそんなことをやってるでしょう?あんなことが一般人でもパソコン(のようなもの)を使って簡単にできるようにはならないかと思ったりします。ちょっと話が飛躍しすぎましたか・・・。
ともかく、時代を先取りし、未来が見えているものは強いですね。ウォークマンをいち早く開発し流行させたSony。後からいかに他のメーカーが類似品を作り盛大に広告したとしても、そうすればするほど元祖のSonyのウォークマンが売れるのです。Vaioもしかり。いかに他のメーカーが競って薄型軽量のスタイリッシュなパソコンを作ったとしても、結局はVaioがどんどん売れていくことになるんですよね。
メールマガジン「Japan On the Globe」の記事、Sonyの創業者盛田昭夫の "Made in JAPAN" もとても参考になりますよ。