| ハーディ (トマス) イギリス 1840−1928 | |
| テス | 岩波文庫 |
| ハーディ短編集 | 新潮文庫 |
| ハーディ短編集 | 岩波文庫 |
| ウェセックス物語 トマス・ハーディ短編全集第一巻 (短篇集) | 大阪教育図書 |
| ハートリー(ハートレー/ルイス・ポールズ) イギリス 1895-1972 | |
| 恋 | 角川文庫 |
| バーム (ライマン・フランク) アメリカ 1856-1920 | |
| オズの魔法使い | 角川文庫 |
| パール=バック アメリカ 1892-1973 | |
| 大地 | |
| ハーン (ラフカディオ) 1850-1940 | |
| 怪談 | 岩波文庫 |
| ハイデンライヒ (エルケ) ドイツ 1943- | |
| 黒猫ネロの帰郷 | 文藝春秋 |
| ペンギンの音楽会 | 文藝春秋 |
| エーリカ あるいは生きることの隠れた意味 | 三修社 |
| ハインライン (ロバート・A) | |
| 夏への扉 | ハヤカワ文庫 |
| ハウゲン (トールモー)ノルウェー 1945- | |
| 夜の鳥 (1975) | 福武文庫 |
| バック (リチャード) アメリカ | |
| かもめのジョナサン | 新潮文庫 |
| ハッケ (アクセル) ドイツ 1956- | |
| ちいさなちいさな王さま | 講談社 |
| キリンと暮らす クジラと眠る | 講談社 |
| クマの名前は日曜日 | 講談社 |
| バリ (ジェームズ) イギリス 1960-1927 | |
| ピーターパン | 新潮文庫 |
| バリッコ (アレッサンドロ) イタリア 1958- | |
| 海の上のピアニスト (1994) | 白水社 |
| バルザック フランス 1799-1850 | |
| 純愛 | |
| ハンコック (グラハム) | |
| 神々の指紋 | |
| ビアス (アンブローズ) アメリカ 1842-1914 | |
| ビアス短編集 | 岩波文庫 |
| ビーグル (ピーター・S) アメリカ 1939- | |
| 心地よく秘密めいたところ (1960) | 創元推理文庫 |
| ピーズ (アラン&バーバラ) イギリス | |
| 話を聞かない男、地図が読めない女 | 主婦の友社 |
| ビッスン (テリー) アメリカ 1942- | |
| ふたりジャネット (短篇集) | 河出書房新社 |
| ヒルトン (ジェームズ)イギリス 1900-54 | |
| 学校の殺人 (1932)(ミステリ) | 創元推理文庫 |
| チップス先生さようなら | 新潮文庫 |
| ファーマン (ジョン) イギリス | |
| とびきり愉快なイギリス史 | ちくま文庫 |
| フィッツジェラルド (フランシス・スコット) アメリカ 1896-1940 | |
| グレート・ギャツビー | 新潮文庫 |
| フィツジェラルド短編集 | 新潮文庫 |
| マイ・ロスト・シティー | 中公文庫 |
| フィニイ (ジャック) アメリカ 1912-1995 | |
| レベル3 (短篇集) | 早川書房 |
| ゲイルズバーグの春を愛す (短篇集) | ハヤカワ文庫 |
| クイーン・メリー号襲撃 (1959) | ハヤカワポケミス |
| マリオンの壁 (1973) | 角川文庫 |
| フーケー ドイツ 1777-1843 | |
| 水妖記 (ウンディーネ) | 岩波文庫 |
| ブラウン (フレドリック) アメリカ 1906-72 | |
| さあ、気ちがいになりなさい (短篇集) | 早川書房 |
| まっ白な嘘 (1953) | 創元推理文庫 |
| ブラッドベリ (レイ) アメリカ 1920- | |
| 火星年代記 (1946) | ハヤカワ文庫 |
| 黒いカーニバル (1947) (短篇集) | ハヤカワ文庫 |
| 華氏四五一度 (1953) | ハヤカワ文庫 |
| 太陽の黄金の林檎 (1953) (短篇集) | ハヤカワ文庫 |
| 10月はたそがれの国 (1955) (短篇集) | 創元SF文庫 |
| たんぽぽのお酒 (1957) | 晶文社 |
| メランコリイの妙薬 (1959) (短篇集) | 早川書房 |
| 何かが道をやってくる (1962) | 創元SF文庫 |
| よろこびの機械 (1964) (短篇集) | ハヤカワ文庫 |
| スは宇宙(スペース)のス (1966)(短篇集) | 創元推理文庫 |
| 恐竜物語 (1983) (短篇集) | 新潮文庫 |
| 火星の笛吹き (短篇集) | ちくま文庫 |
| 二人がここにいる不思議 (短篇集) | 新潮文庫 |
| 十月の旅人 (短篇集) | 新潮文庫 |
| 瞬きよりも速く (短篇集) | 早川書房 |
| 塵よりよみがえり (2001) | 河出文庫 |
| ブリッグズ (レイモンド) イギリス | |
| 風が吹くとき | |
| さむがりやのサンタ | |
| ブルーワー (ジーン) アメリカ 1937- | |
| K−パックス(光の旅人) | 角川文庫 |
| フローベール フランス 1821-80 | |
| ボヴァリー夫人 | |
| ブロンテ (エミリ) イギリス 1818-48 | |
| 嵐が丘 | 角川文庫 |
| ヘイエルダール (トール) ノルウェー 1914-2002 | |
| コン・ティキ号探検記 | ちくま文庫 |
| ベイツ (ハーバート・アーネスト) イギリス 1905-74 | |
| ベイツ短編集 (短篇集) | 八潮出版社 |
| クリスマス・ソング (短篇集) | 福武文庫 |
| サイラスおじさん (1939) | 王国社 |
| ベック (ベアトリ) フランス 1914- | |
| ガラスびんの中のお話 (1953) (短篇集) | ハヤカワ文庫FT |
| ヘッセ ドイツ 1877-1962 | |
| 車輪の下 | |
| ヘッベル ドイツ 1813-1863 | |
| ヘッベル短編集 | 岩波文庫 |
| ヘディン (スウェン) スウェーデン 1856-? | |
| さまよえる湖 | 角川文庫 |
| ベネット イギリス | |
| 当世人気男 | 筑摩書房 |
| ヘミングウェイ アメリカ 1899-1961 | |
| キリマンジャロの雪 | |
| ぺルニエール (ルイ・ド) イギリス 1954- | |
| コレリ大尉のマンドリン (1994) | 東京創元社 |
| ぺロー (シャルル) フランス 1628-1703 | |
| 完訳 ペロー童話集 (短篇集) | 岩波文庫 |
| ボウエン (エリザベス)イギリス 1899-1973 | |
| あの薔薇を見てよ (短篇集) | ミネルヴァ書房 |
| ホーガン (ジェイムズ・パトリック) アメリカ 1941- | |
| 星を継ぐもの | 創元SF文庫 |
| ホーソーン アメリカ 1804-64 | |
| 緋文字 | 岩波文庫 |
| ホフマン (エルンスト・テオドール・アマデウス) ドイツ 1776-1822 | |
| 黄金の壺 | 岩波文庫 |
| ホフマン短編集 | 岩波文庫 |
| クルミわりとネズミの王さま (1816) | 岩波少年文庫 |
| ボルヘス (ホルヘ・ルイス) アルゼンチン 1899-1986 | |
| 砂の本 (短篇集) | 集英社 |
| ボルヘスとわたし (短篇集) | 新潮社 |
| 彭(ポン) (見明(チエンミン)) 中国 1953- | |
| 山の郵便配達 (短篇集) | 集英社 |
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「エーリカ あるいは生きることの隠れた意味」 エルケ・ハイデンライヒ/絵 ミヒャエル・ゾーヴァ/三浦美紀子 訳 (三修社 2003.11.15) |
一年を働きづめだった私ことヴェローニカは、クリスマスの数日前、イタリアに住む昔の
恋人フランツから遊びに来ないかと誘われる。クリスマスイヴに出かけることにしたヴェローニカは、
旅行の支度にベルリンのデパートへ出かけた。そこで私は思わずエーリカというピンク色の
大きなブタのぬいぐるみにひかれ、何も考えずに買ってしまう。そこにあるだけで、道行く人が
微笑んでしまうようなエーリカを抱え、私はイタリアへ向かう飛行機に乗った…。1992年。仕事づめで、心も体もくたくたになったヴェローニカ。昔の恋人に割り切れない気持ちを抱きつつ、 大きなブタのぬいぐるみを抱えてイタリアへ旅立ちます…。クリスマスだからって誰もが幸せとは 限らないけど、飛行機や電車の中でヴェローニカの抱えるエーリカを見た人たちは、ちょっとだけ 幸せな気持ちになれるんですね(*^^*) 何もかも皮肉な見方しか出来ないヴェローニカも、結局何も 変わっていないのかもしれないけど、エーリカがいなかったらあんな行動はしなかったでしょうし…。 この、ほんのちょっとじんわり幸せ、というところがいいんですよね。追い求めるほどの価値はなくても、 ふと感じる小さいけど確かな幸せ。 全体的には、ちょと内省的というか、暗めのトーンで描かれた大人向けの童話…というより普通の 短編なんですが、これがまたゾーヴァの絵とぴったりなんです(^_^) ピンクのブタのぬいぐるみ、 というとなんか『ぶたぶた』を思い出して しまうんですけど、こういうのってどこも一緒なのかな(^_^;) ちょっとだけ幸せな気持ちになる、 素敵なお話です(^_^) |
| 「ベイツ短編集」 H・E・ベイツ/八木毅 訳 (八潮出版社 1967.6.15) |
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イギリスの作家ベイツ(1905-74)の短編集。9編収録。 収録作品…「小さな農場」、「燈台」、「牛」、「仲秋の満月」、「愛ならぬ愛」、 「ピーターという名の娘」、「ドイツ田園詩」、「きもの」、「水車場」 イギリスでは有名な作家だそうですが、日本ではそうでもないみたいですね(^_^;) どれもイギリスの何の変哲もない風景の中で展開する普通の人たちのストーリーですが、妙に やりきれないものが残ります。平凡な人生のきらっと光る瞬間を (といっても美しいものばかりではないですが)とらえたいい作品ばかりです。でもたぶん現代人には ちと刺激がなさ過ぎるんでしょう(^_^;) この本は絶版ですが、ベイツの作品は他にもいろんなところに 収録されてますのでそちら(例えばこれ)で。以下にお気に入りの感想を。 「小さな農場」 亡くなった母から小さな農場を受け継いだトム・リチャーズだったが、人手が足りなくなり 新聞に求人広告を出す。やってきたのは、エドナ・ジョンソンという若い女性。彼女は てきぱきと働くが、やがていつも農場に牛乳を持ってくるエメットと険悪な雰囲気になってしまう。 それはエメットが、トムが無知なのをいいことに勘定をごまかしているのを知ったからだった のだが……。 農場の情景が美しいですね。うまくいっていた二人だったのに、一体何が起こったのか…… ちょっと残酷なお話です。 「牛」 小さな丘の上に住んでいるサーロウ一家の夫人は、ただ一途に働いて 息子のためにこつこつとお金をためていた。そんなある日、彼女の夫が血まみれになって帰ってくる。 翌朝夫は彼女のためた金を持って蒸発してしまう。やがて警察が事情を聞くために彼女のもとに やってくるが……。 殺人を犯した夫の行方や罪よりも、お金のことしか気にならないサーロウ夫人。ただ目の前にある 草を食べつづける牛のような、善も悪もないところにいる彼女の姿が印象的です。 「愛ならぬ愛」 リリアン・ジョーダンはいつも行くレストランでハリー・トラヴァーズという男性に出会った。 彼に心惹かれるリリアンだったが、やがて彼の足が義足であることに気付く。毎日のように 彼の農場に通い、彼の仕事を手伝うリリアンだったが…。 小さな農場の描写がとても美しい作品です。ハリーに同情してるのか本当に愛しているのか 分からなくなってしまうリリアンが、妙に哀れに思えてきます。 「ピーターという名の娘」 小さい頃から父親に男のように育てられてきたピーターという名の娘。年頃になった彼女は、 自分が人と顔を合わせられないことに気付く。ある日彼女は家の近くを測量していた技師に声を 掛けられる。女として認めてほしい彼女だったが…。 彼の何気ない一言。何も知らずに言われただけに残酷です。切ない物語ですね。 「ドイツ田園詩」 リチャードソンは友人カールの20年ぶりの帰郷に伴い、ドイツへと訪れた。彼らを温かく迎えて くれる人々の中に、美しい女性の姿があった。言葉が全く通じないながらも、やがて彼は彼女と 心を通わせてゆく…。 ドイツの風景の美しい、旅情のあるお話ですね。ほんのひと時のはかない恋が、言葉が通じないだけに いっそう切ないものに感じられます。 「水車場」 17歳になったアリスは、ホランド家に奉公することになった。病気で臥せっている ホランド夫人のためにアリスはかいがいしく働いたが、やがてホランド氏が彼女の元へ 忍んで来るようになる。何も分からないまま彼を受け入れつづけるアリスだったが…。 無知だからという理由でもなく、無気力にすべてを受け入れつづけるアリス。すべてに 無感動だった彼女が、ホランド家から家に戻されて初めて見せる涙がとても痛々しいです。 |