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美女か野獣
連続11回、CX 2003/01/09〜2003/03/20 木曜22:00〜22:54放送





P:長部聡介、現王園佳正、井口喜一/W:吉田智子、武井彩(3)
D:西谷弘、松田秀知(3、4)、若松節朗(6)、河野圭太(7、9)/制作:共同テレビ、cx
音楽:沢田完、久保田光太郎/主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ「銀河と迷路」
出演:松嶋菜々子、福山雅治、渡辺いっけい、八嶋智人、佐々木蔵之介、白石美帆
 永井大、パパイヤ鈴木、深浦加奈子、児玉清


視聴率:20.0 17.3 18.6 18.6 17.3 17.5 17.0 19.0 19.4 18.9 19.4 (平均18.5)


Last Story「もう1人じゃない」
 しまった……。そうだったのか……。連ドラ中盤の、おためごかしというか、良い子ちゃんというか、キムタク事故とニアミスというか、告発ネタは、最後のホントの身内告発ネタへの伏線だったんですねー……。
 で、あれば、多少のことには目をつぶって、その計画性のある構成に納得しようかなっていうくらいの出来のドラマでした。感動して涙だばだば大洪水状態になるわけじゃないんですが、なんかこう、「ああ、そうくるかっ!(握り拳)」みたいな感じを何度も味合わせていただきました。同じクールに「グッドラック」があって、それがぶっちぎりの視聴率を記録したんですが……。あれの刹那的な数字稼ぎ(キムタク落下事故)を見せられて唖然としたことと比べれば、これはほんとに、主役のキャラがドラマ中で「信念」を貫くと言い切ったように、ある種の信念を感じさせてくれたかなぁ、と。そのへんを、私的には評価したいです。いや、綺麗事なのはわかってるんですが、それでも騙されておいてやろうって思えるような出来だったなぁ、と。もちろん、菜々子の聖人君子ぶりが鼻につくという向きもあるでしょう。多分、このドラマだけを見てたら、私もそう思ったかも知れません。でもね……。やたら客を泣かせたら評価される……みたいなドラマが横行してるのを見るとね、やっぱり、一本スジの通った作品は誉めたいです。
 この最終回、多分、彼(ネタバレ自粛)が折れるのは判ってました。でも、どこで、どういうふうに白旗を挙げるのか、興味ありました。そういう興味を引っ張る力は十分にあったし、主人公の追いつめられ方も潔かったです。
 ただ、ひとつだけ残念だったのが、永瀬がマコトのことを最後まで名前で呼ばなかったことですね。大学生のときつきあってた人たちが、最後に呼び止めるときまで「鷹宮さん!」って……??? しかも、マコトの会社との契約は切れていて既に永瀬の上司ではなかったんですよね。上司と部下という関係から解放されたときの変化みたいなものをちょっと楽しみにしてたんですが……そこはスカッと肩すかしでした。私、ずーっと期待してたんですよね。福山が「マコト!」って叫ぶのを。ざんねんだな〜。聞きたかったな〜。……なんとなれば、5話で一度名前呼んでおいて、「上司だってことを忘れるな」の台詞をそこに入れてですね(←これは確か後半であったので、てっきり大伏線だと思っていたんですが、結果、小伏線くらいでした・笑) で、最終回でもう一回ってのが美しいですね。もともと痒くなるような展開なんだから、臭い台詞はきちんと吐かせなきゃぁ(笑) 見ている人をニヤニヤさせられるような大団円って、作ってるほうは恥ずかしいんですけど、受け手側には必要な場合も多々あるというのは歴然とした事実。
 ともあれ、これもまた好きな作品の一つとなりました。

第10話「最後のニュース」
 渋い〜♪ イイカンジに盛り上がってきました。この仕掛けができるのに、なんで、途中で手を抜くかな? ……うん。抜いてるとしか思えないっすよ。途中の何話か。
 なにが渋いって、放火犯の若者が簡単に釈放されたのは偉い人からの圧力だっってのはすぐに判るんですけど(イブニングニュースの面々が判らないのがちょっとおばかさん)、イザってときに頼れる味方かも〜って思っていたキャラが悪いヤツだったみたいなのが……渋いです。そうか。私もまだまだ甘いな……。久々に、あんまり考えてなかったキャラにやられました。そういわれて見れば、伏線がいっぱいちりばめられていて、あれだけ伏線を張りまくっていたら普通気づくだろうって思いそうなものなんですが……。あんまり考えてなかったな〜……。気づいていなかったのは、私だけでしょうか? ははは〜。
 放火犯が釈放されたのは、上から圧力がかかってることが明らかなのにキャラたちが気づいていなくて、そんなこんなをしながら、マコトと永瀬の過去の真実を明かしていったりで、巧い具合に見ている人を深く考えさせないようにしているとしか……。多分、このドラマの展開の早さもそれを助長してるんでしょう。もう、情報量が多い。ひたすら多い。なのに、それがきちんと方向性をもって転がる……。いいですねー。ちょこちょこと気に入らない点もないわけではないんですが、総じてうまくまとめてるなって印象が強くて、これは批判してないで素直に見習おう、と。……って、私の感想文は、常に自分が送り手であることを意識した書き方になってしまって、時に、なにを言ってるのかわからないこともあるかと思うんですが……。すみません。私、構成力に長けた話を見ると嬉しいんですよね。
 そんなわけで、次回、拡大枠最終回。期待しようっと。
 あ、だけど、「私、止めて欲しかったの」ってのは……。あのさ、大事な人が決めた道を止めるっていう行為は、ものすごい責任を伴うことなわけですよ。簡単に誰かが何かをやろうとしてることを自分の都合で止めちゃうってのは……。この話の菜々子のキャラでも、福山のキャラでもないでしょーに? ちょっと、安易。そんな使い古された台詞で過去を片づけないで欲しかったかな。このお話、どーも恋愛部分がえらく安っぽいのが気になります。

第9話「ラーメン戦争」
 ラスト3話なのに、このサブタイトルを見て思わず不安になっちゃいました。だいじょぶか? 報道? って思ったんですよね。そうしたら、その不安のまんまのストーリー展開でした。視聴率アップの秘策、ラーメン特集って……。そうなんです。マジで、ラーメンって強いらしいんですよ。
 視聴率を1週間で平均13取らないと番組打ち切りと宣告されて、ラーメン特集でがんばる話なんですけど、結局、報道魂を抑えられず、数字に直結しない社会派なネタを放送してしまう……と。信念のある、いい話っすね。……確かに、いい話なんだけど……。やっぱ、前のほうで何回かあったようなキレがないですね〜。なにより、福山が格好良く見えない。なんだか、やたらとチームワークがいいだけの話になっちゃって、見てて痒くなるっていうか……。物足りないなぁ。
 結果、視聴率目標を達成できず、3月いっぱいで番組は打ち切りという宣告を受けてラス前へという引きでした。作品最大の危機をあと2回放送分残して引くというお約束は満たしてますね。この上は、最終回へ向けて盛り上がってくれよ、とちょっと祈るような気持ちです。

第8話「視聴率の犯罪」
 うっわー……。この時期に再放送がかぶるなんて……最悪なタイミングの局内内部告発モノ……。キムタクの事故を全く報道しないフジテレビのドラマで、こんな白々しい正義漢ぶったドラマを見せられても……白けます、終始、素直に見られなかったよ。前の回もそうだったんですが……なんで、良い子ちゃんぶった話しかできないの? スポンサーの制約があるから、いつも撲殺だった古畑みたいなもので、どこかから圧力がかかるから色んな事件を扱えなかったってことなんでしょうか? 腰砕けとはこのこと……。最初に期待しただけに、この、良い子ちゃんぶりっこのドラマは……がっかりです。だけど、はっきりいって、局内の不祥事はもみ消すよね。被害者の芸人だって、多額の金をもらったみたいだし……。なんかこう、菜々子の「正義のためなら向かうところ敵なし状態」な芝居も、やりすぎると鼻につくかなぁ、と。「やまとなでしこ」のときもすごく嫌な女だったのに、あれは憎めなかったんだけどなぁ。
 で、なにが嫌って、福山の卑屈な芝居。ときどき、いい芝居するな〜って思ったところもあったんですが、全体的にくにゃくにゃしすぎ(笑) 上目遣いしすぎ。いつも低姿勢の部下口調なのに、突然、亭主関白口調になるあたり、何度も使うと、単に男の権力傘に着たやつにみえちゃうし……。どーもね、ドラマでの菜々子と福山は昔つきあってたらしいんだけど、その関係が思わせぶりなだけで見えてこない。どのくらいのつきあいで、どのくらいの痛みを抱えて別れて、だから今どうなんだってのが、雰囲気だけしか伝わってこないからイライラする。……まあ、少女漫画はイライラさせてなんぼなのかもしれませんが……。
 で、さー……、仕事でこういう立場になってると、女の側も相当キツイと思うんだよね……。菜々子の演じてるキャラには、そこんところの葛藤がないんだよなー。そこが、菜々子が大根と言われる所以なのかもしれない……。機微ってもんが出せない女優なんだな。だから、だったら、シナリオできちんと書くなり、演出をつけてやるしかないんだけど……。どーも、このドラマは、そういう部分を主演女優に要求していないのかなとも思ってみたり。
 ともあれ、あと3回。引きが強くて盛り上がる話を期待してます。

第7話「好きなんだ、今も」
 今回は、私的には低調。説教臭すぎ? てゆーか、良い子ちゃんすぎる話は引きますね。裏口入学ネタって、そんな、1話分のネタじゃないよね。いくつか絡める小ネタの一つにしとくべきだったかも。教育者がどーとか演説されても白けるだけだし(←教育者を信じていないらしい・あわわ) 脚本に、ムラがあるのは仕方ないのかなぁ。まあ、今の「ファイヤーボーイズ」を見ても、普通のホンしか書いてない吉田智子ですが……。おっかしーなー……。綺麗な二段オチをスピーディーにバシバシ決めてた回は、誰が書いてるの? ……謎だわ〜。ゴーストがいるのかなぁ〜? それとも、プロデューサーの誰かが凄いとか?(謎)
 そんなわけで、ちょっと中だるみな感もある子供ネタと裏口ネタ。恋の進行度合いは、説明的でだらだらな感じ。終わりに向かっての盛り上がりに期待します。

第6話「2月14日の奇蹟」
 アンカー交代の危機の話。もう、最後までストーリー読めまくりの、これでもかってくらいの王道。今回の話は……コテコテすぎたかな?
 アンカーマンといえば、非常時に真価を発揮するってのはほんと、リアルですね。それまでパッとしない禿親父だと思われていた某NHKのアンカーマンが、湾岸戦争勃発で一躍脚光を浴びたのを思い出しました。いきなり外国の特派員と英語でガンガン会話して、番組に正確な情報を流していた姿は、格好良かったな〜と。このドラマでは、そのキャスターネタとバレンタインの季節ネタで、結局チョコをもらえなかった永瀬くんにマコトがチョコをあげるという、やっぱりお約束の少女漫画的オチを付け加えて、まとめてました。とはいえ、この回は、大絶賛とまではいかない感じ。
 個人的に気にくわないのが、福山の台詞。「おまえについていく」って……。いくら立場がプロデューサーとディレクターだからって、ちょっとなぁ〜……。この脚本家は、自分の部下だけど好意を持ってる男にそう言われてマジで嬉しいんだろうか? 普通、「おまえを支持する」だろう? 私だったら、ついてくるだけの男なんか好きになんないが……どーよ? んでもって、菜々子のほうも、若い女子アナなんかがきゃぴきゃぴ騒いでるのを意に介さないほど大人でプライドも高いお嬢様なのも判るけど、少しは恋愛的苦悩も欲しい感じ。あれって、絶対、立場上、部下になる男に好意持ってたら辛いこともあると思うんだけど……。あくまでも超然としてるのが菜々子の人気の秘密なのかなぁ?(謎)
 そんなあたりに物語的なご都合主義と、人間感情の欠落を感じるんだけど、まあ、お話は嫌いじゃないっす。あと、最初に書いたように福山はあんまり好きじゃないんですが〜……。だけど、視線を移す芝居は好きでした。細かいことなんですが、AからBに視線を移すとき、首を動かすと同時に一度、目を閉じるんですよね。意識してやってるのかどうか……。視線を移すときに一度目を閉じると、移した先に向けて目を開いたとき、すごく目に力が出るんです。もともと、目を開くってのはインパクトあるから、それをまばたきといっしょに誇張しちゃうことになるんだと思うです。……とか書いて判る人がいるんだろうか……(謎) そもそも、そんなことまで気にしてドラマ見てるヤツなんかいないっすね(笑) これ、実は、そういう視線移動は、長瀬がよくやっていて、最初に見たとき、「これイイ」って思ったので、その後も色んな役者の目線に注目してるんですが、視線移すだけのことにコワザ効かせてる人は、あんまりいません〜……。やっぱ、目芝居は織田裕二?(脱線) 歌舞伎調目芝居+ほっぺぷーで柳葉(笑) 

第5話「悲しいプロポーズ」
 面白い話は、サブタイトルまで巧い。誰がプロポーズするんだ……っての(笑) あて馬くんのプロポーズは……そりゃあ悲しいでしょう……。泣けるよう。いいヤツだもん。うるうる……。
 てなわけで、王道少女漫画パターンで、貞操の危機の回でした。ほんと、こういうのってよくある話なんだよね。絶対、王子様が助けにくるって判ってるのに、女の子はこういうの好きなんですよ。え? 誰が女の子かって? 私です。私(えばりっ) そうです。私は少女趣味なんです。いや、もちろん活劇作家ですけどね(どっちだよ) いくら男脳プラス5とホムンクルスの男脳女脳チェックで出たとしても、女の子なんだも〜ん。ピンチに王子様が助けに来てくれるお話は大好きっす。しかも、これのいいところは、ただピンチになるんじゃなくて、ヒロインも追いつめられてていっぱいいっぱいで……ってのがイイ。みんながギリギリの状態で、だけど王子様はちゃんと間に合うように助けに来る……。ううむ。王道。立派だ。
 なんか、大絶賛ですが……。目が曲がってて、臍も体の横についてるんじゃないかっていう私が、そんな王道の話なのに、なんでそんなにイイと思うかってゆーと、やっぱりドラマとしてのキャラの立て方が秀逸だからだと思うんですね。菜々子は、そりゃあ、一見かわいげのない突っ張りまくった女の役で、福山は冗談とえーかげんが服着て歩いてるみたいな典型的な「やるときだけしかやらない人間」で。うん。この、ちゃらんぽらんなのにヒロインにだけは優しいっていうか、やるときだけパピッとする男のキャラって、最強っすよね。てゆーか、こういう性格の男女のカップリングは、私のもっとも好みとするキャラ配置なのかもしれないです。思いっきりツボにはまったっていうか……。私自身、自分の書いてる話で、こういう素直じゃないけど愛すべきところのあるキャラをうまく出せたらな〜って、ずーっと思ってるので……。半ば羨望というか。さすが人間を使ったらうまくはまるな〜というか。とにかく、とても上手に描けてるなぁ、と。ほんと、良質の少女漫画テイストなんだわ。もちろん、ラストはきちんと二段オチ。伏線大活躍。お仕事もちゃんとこなしてますって感じで……。やっぱ、シナリオを探して構成の勉強をしようかなってくらい、私は好きなホンですね。
 で、見てて思ったんですが、福山演じる永瀬くんは、いつ、菜々子のことを「マコト」って呼ぶんでしょう? 呼ばないの? 今日は「おまえ」よばわりはしてましたけど。ここで名前呼ばないなら、いつ呼ばせるんだ? って思ったんですよね〜……。てーことは、もっとあとのほうの回で、これ以上に切羽詰まった状況を作り出してくれるんでしょうか? わーい。楽しみ。ワクワク。
 
そうそう。ちなみに、これ、男性視聴者の批評を読みました。イマイチみたいですね。なるほど、「お代官様およしになって」は古いと(笑)←だから王道って言ってるじゃん。
 で、あまりにも道徳的なキメ台詞が白ける、みたいな? なるほどな〜。その通りなんだけどね。確かにあのへんの説教臭い台詞はちょっと変えた方が良かったかもですが。細部はともかく、私は好きなんだよねぇ、助けに来てくれる王子様モノが(笑) ははは〜。でもって、悪代官を殴ったと同時に勢い余って自分が吹っ飛んで転がっちゃう福山の芝居はすごく良かったと思うです。はい。
 やっぱ、私は、役者が走ってるドラマは評価するかなぁ。役者が走ってると、目的地に到達するまで視聴者は気になってチャンネルを変えられないの法則は、案外当たってると思うです。

第4話「ホテルで二人きり」
 どーも「二人きり」が好きなようです。このドラマのサブタイ(笑) でも、その二人きりのシーンが巧いですね〜。これは、すばらしい「焦らし」のテクニックだわ〜。と、毎回誉めまくってます。マフラーのエピソードまで盛り込んで、ストーリー自体も見事な二段オチ。緩急というか、うまくいきそうでいかない。いかなそうで、ギリギリにうまくいく、みたいな仕掛けが抜群に巧いですね。これ……ホントに平均18? しかも、この4話のあとが下がってるの? 何故? 何故なのぉぉ?
 ほんと、キャラが立ってます。こんなにキャラが多いのに、個性がきちんと描かれてるっていうか、なんとなく判っちゃうっていうか。キャスティングの妙なのかな〜? むむ。どういうワザを使ってるんでしょう……。研究の余地がありそうなキャラ立てと構成。うーん。シナリオ、どこかに転がってないかな……と探し出しそうな今日この頃です。
 そういえば、前の回を見たときに雪が降ってきたのをのほほんと見てる主人公に、「東京の雪はやばいんじゃない?」って心の中で突っ込んでいたんですが……。あれ自体も伏線だったのかな〜……と。いえ、私、旅行中の東京で大雪に遭遇して、とんでもない目にあった経験があるもので……。チリトリで除雪してる人を初めて見たりね(笑)
 そんなわけで、やたらと楽しみな再放送。最後まで誉めまくることができるでしょーか?  

第3話「二人きりの夜」
 
すげぇ……。良くできてる……。3話の脚本、武井彩って、誰? 1話だけ混ざってる脚本家って、フジのヤンシナ通ったばかりの新人さんでしょうか? きっちり基礎できてる感じが凄くうらやましい。……って、調べたら99年の大賞受賞者でした。当時29歳。普通のOLさんか〜……。
 で、これは、ほんと、平均18しか獲れなかったドラマなんでしょーか? それとも、このあと尻すぼみなんでしょーか? 同時期にグッドラックがあったからでしょーか? それとも、私が「すごくいい」って思うモノは、最大公約数をとれない、どっか横道に外れたものなんでしょうか?(悩)
 いや、確かに、私がマニアックにはまるものは、一般とかお茶の間にはウケないことは知ってるんですが……。でも、このドラマは面白いよね? すごく王道のストーリーと、キャラ設定。菜々子もいつものお嬢様ぶりは健在だし……。同クールの月9のカッシーの芝居とかぶるような福山の芝居も……。かぶってるってことは、これが好きなんでしょ? 女性視聴者は? なのに……18? 初回を見た20%のヒトが全部残らなかったの? 何故に? ……不思議だぁ〜……。このへんの数字の謎が解けない限り、私は大ヒット作は書けないのかも(るるる〜)
 てな具合に、ドラマを見つつ、お茶の間数字を検証しつつ、自分の嗜好と世間のギャップを埋めるべく模索してるドラマ鑑賞ですが……。内容的には、「報道大賞とれるかも」って振っておいて獲れないのがいいですねー。で、視聴者的には「世の中そんなに甘くないよね」って思わせておいて、実は、大賞をとるよりも……っていうオチ。美しいわ〜。こういうまとめ方は、是非とも見習いたい感じ。それこそ、「プライド」なんかは、まんま「大賞」とっちゃう話じゃないですか。……ってことは、そういう安易なのが好きなのかな? お茶の間は? ……マジ? そんなの、見てて恥ずかしくないっすか? ……どーよ?(葛藤中) 
 なんか、えらく鼻息荒いですが(笑) 私、これ見て泣きました。どこが泣く話なんだってツッコミもおありでしょうが……。前の再放送「僕生き」で毎回泣かされて怒ってたのとは違います。ああいう、まんまお涙ちょうだいの、特に、寿命が限定された人が周りに認められて死ぬ話は、みんなが注目するのは当たり前で、はっきりいって、あざといっていう類の企画なんですね。人が死ぬ話。障害を乗り越えて強く生きる話。親子の情に訴える話。普通に面白くて当たり前なんですよ。だから、そういう話はよっぽど惹かれるものがない限り「あ、そう」って感じなんですが……。いかんせん、そういうのがお茶の間には受けるんですね。お手軽なんだなぁ……。すまっぷの人がそういうドラマやったら完璧ですよね(笑) 数字とるってのは、実は、そういうのをやればいいってことなのかもしれません。いわゆる不幸モノを人気者で(笑)←脱線
 そんなわけで、第3話。えらく感動して、泣きながら見ていた恥ずかしいやつは私です(笑) リアルタイムで見ていたらどんな感想だったかなぁ〜……。

第2話「ネクタイと昔の男」
 ……しまった。録画したのを消しちゃった〜……。さよーなら第2話……。
 そんなわけで、この回はスルー……(とほほ)

第1話「最低最悪の出会い」
 しまった……。面白い(をい) 実は、主演二人が苦手で、オンエア当時、私は、このドラマは避けていたのでした……。だけど、巷の評価が高かったじゃないですか。なので、再放送見ました。面白かったです。もちろん、お約束満載な展開なんだけど、お約束をきっちり護って、伏線もちゃんと拾って、スピーディーかつかっこいいカメラワークで見せられたら、そりゃ、面白いですわ。まあ、だからといって、ここ萌え〜とか、どんどこ感想を書き連ねるというものではない……んですが。
 主題歌も効いてるし、キャスティングも多分、いいんでしょう。……ただ、菜々子はともかく、福山のほうは、誰がやってもこの役は美味しい感じ。福山じゃなきゃダメっていう必然性は感じなかったかな(でも、いい男限定・笑) とはいえ、菜々子の役は江角じゃダメだと思う。ううむ。そこが菜々子マジックか……(うむむむ)
 で、さすがフジだなって思ったのが、キャラのネーミング(笑) これを放送したクールの次の4月期の同枠は、長瀬の「ムコ殿2003」だったんですよね。このドラマに出てるキャスターの名前が「桜木恭一郎」だったり、福山の役名が「永瀬」だったりするのは予告宣伝お遊び? とはいえ、このところ、あっちの永瀬もこっちの長瀬もドラマでは数字クラッシャーって言われたりで縁起悪いですが……(遠い目) どっちの人も、お茶の間向けじゃないからなぁ……(更に遠い目) 
       

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