最終回「私達の望む物は」
皆がそれぞれの道へ進む最終回。時男はアルゼンチンでダイヤ掘り。健吾は神戸の商社へ。ナオミ(眉毛)は不倫相手と継続(何故?) のり子は子供を出産。シュンは、ボランティアで自信をつけ、父親になる決意。貴子は、クラス全員と夕日に向かって走り、熱い感動をともにするのだった〜。
……って……。どーしましょ……。さすがに、健吾と貴子のよりがもどるってことはなかったですが、やっぱり時男は旅立ってしまいました。んで、仲間はいつもいっしょにいる、みたいな、なんだかわからない終わり方。なんだったんだこの話……? いや、きっと、12年前に見たら、感動したことでしょう……(ほんとか?)
ちなみに、スタッフの中に、出産経験、もしくはそっち方面の知識のある人はいなかったんでしょーか? のり子の出産シーン……あれ、でたらめだよな〜……。そもそも、「りきむ」とは言わないんじゃぁ? 「いきむ」でしょー? んでもって、あんなふうに助産婦が「すってーはいてーすってはいてすってはいて」ってリードしたら、過呼吸になっちゃいますけど?(笑) 変だよ〜。変だぁ〜(笑) なんか、いろんな意味で、すごく変な最終回でした。
これって、「白線流し」みたいに、スペシャルで継続していく話だったらこれでも良かったかもですね。……だけど、時男がアルゼンチンから女をつれてきて、結婚するとか言い出して、貴子は川縁で泣いて……。健吾はうろうろする……みたいな図も容易に浮かぶので、群像モノに根無し草な人間を入れると同じような話にしかならないのかもって思ったです。(←それは白線sp4のストーリー)
最後まで疑問だったこと。眉毛ナオミが、なんで現役モデルで、みんなのマドンナだったの? 出てくる男どもみーんな貴子が好きだったじゃん? マドンナとかって祭り上げられてるピエロに見えました。これが今の時代だったら、モデル出身の女優がたくさん居すぎて、笑っちゃいますよね、きっと。
うーん……。全盛期で、この終わり方……。野島脚本の「プライド」はすっきり終わってくれるんでしょうか? どきどき。第11話「生きる」
アツシの死によって、皆がそれぞれに自分を高めていこうと決意を新たにする。のり子はシュンと別れ、ひとりで子供を育てることを。眉毛も不倫関係を精算。貴子もまた教え子たちと再び走ることを決める。そして健吾は……。
うーん。9話の健吾予想当たっちゃいましたね。結末まで当たっちゃったら……嫌だなぁ(笑)
今日は、保奈美の演説が、なかなか良かったです。古くさい理想論なんだけど、ドラマの世界観の中にはぴったりはまっていて、悪くなかったです。理想論だって、信じてみたくなることもあるさ〜みたいな。子供の頃みたいに、マジで鵜呑みにはできやしませんが、みんなが理想通りに生きて行けたら、いいのにな〜って思うじゃありませんか。ほんっと。生活していくってことは……。うううん。
最終回、この、ウダウダしていた群像劇が、どう決着するのか楽しみです。……また、時男が旅立って終わりってのは……よしてほしいけど(笑)第10話「友よ」
外国人不法就労者のJJを好きになったアツシ。母の手術のために200万円必要と言われ、客から預かった金を渡してしまう。JJにプロポーズしようと一人盛り上がり、貴子に報告するが、JJは別の男にも同じ台詞を吐き、金をせしめていた。その現場を目撃し、茫然自失のアツシ。同時に、使い込みが発覚。上司に責められ、カッとして反対に、上司に暴行してしまう。逃げたアツシは指名手配され、仲間たちは、アツシを探して奔走する。アツシは、学生時代から想いを寄せていた貴子に電話し、告白する。アツシがボート部の部室にいることを確信した貴子は仲間たちと急行するが、そこで彼らが見たのは、首を吊ったアツシの姿だった。
数話前からヤバイとは思っていましたが、社会人3年もやってて、200万円くらいの貯金……なかったんかい? って、東京一人暮らしでは無理なのかな……(謎) にしても、いつか誰か死ぬと思っていたら案の定。仲間が死ぬっていうので、ラスト2話をひっぱる……んでしょうか? うーーーーーん……。このへん、どうしても野島なんですね。死ななきゃ引っ張れないのかって……。思ったです。
ドラマ中、やっぱり? って思ったことがひとつ。アツシのあだ名は「ちょろ」なんですが、健吾だけは「ちょろ」と1度も呼んだことがなかった、って言うんですけど……。そこだけは、やたらと共感したです。私も、絶対あだ名で呼ばなかった友達がいて……。まあ、そのあだ名がいい意味のあだ名だったら問題ないんですが、いわゆる、マイナス方向の特徴を表すようなあだ名で……。私的には納得できないっていうか、彼女がそれで甘んじているのが許せないっていうか。そういうことがあったので、なんだか妙にシンクロしてしまいました。いや、野島にシンクロするのもちょっとイヤン(笑)って思わないこともないですが、やっぱ、物書く人間は、どこかそういうこだわりを日常的に持ってたりするんだろうか、とか、考えたり……。それこそ、名前は、ファンタジーとかでも良くあるように、相手を支配できちゃったりするくらい特別なものだから、変な呼び名で呼ぶとイカンと思うんですわ。
それはともかく。可哀想なアツシくんでした。彼の人生、いいことぜんぜんなかっただろうな〜みたいな。そうそう。アツシが、行方をくらませる前に、のり子の病室にこっそりやってきて、二人は仲間内では将棋の「歩」みたいだね、って話すんですが……。貴子が王将、健吾と時男が飛車角。眉毛とシュンが金と銀。……って、「歩」は、敵陣に入ったら金になれるんじゃなかったでしたっけ? だけど、進むことを放棄したら、歩は歩のままなわけで……。実は、このネタもまた、大昔、私はチェスで書いたことがありまして……。「ポーン」は「クイーン」になれるんだから、今に見てろ、と臥薪嘗胆する場面なんですが(笑) 嫌だなぁ。野島と似てます? ……もう終わってるってこと?(しおしお)第9話「いつわりの日々」
貴子と時男はついに結ばれる。が、時男の勤め先のパチンコ屋に、商社をドロップアウトし、家族からも見捨てられた男が居た。時男は、家族を幸せにできないその男と同じ種類の人間だと知り、悩む。一方ののり子とシュン(役名覚えた)の間は微妙。のり子は切迫流産で病院に運ばれる。その同時刻、シュンは、仲間の激眉毛の女の子といっしょにいた。それを責める健吾。逆ギレした眉毛は、健吾みたいに完璧な人間には弱い人間のことはわからないと逆襲。傷つく健吾。傷ついて去っていく健吾の後ろ姿を見送る貴子の視線に、ただならぬものを感じ、時男は複雑な思いにかられるのだった。
むむ。今日は、哀愁の健吾ちゃん(笑) このエピソードを挟むと、健吾の好感度がアップしますね。強いばっかりの人間なんかいやしないんだから、健吾だって傷つく、と。珍しく、唐沢がイイカンジに見えました。なんかこう、まさに青春群像って感じのドラマで……。だけど、貴子と時男のラブシーンは……。キスくらいしないか? なんか、貧乏くさくてちょっとな〜。この描き方だと、このキャラたちが結ばれて大団円ってのはあり得ないと思えちゃったです。あと3回。健吾が親父の賄賂疑惑を暴露して何もかも失い、傷心の健吾と貴子が丸く収まるって……感じ? そして時男は旅に出る〜……あ、勝手に話終わらせちゃったよ(笑) 所詮、トップクレジット保奈美。セカンド唐沢。第三の男江口に勝ち目はないのか……!?第8話「君が人生の時」
あた……(笑) いっしょに暮らそうって言ったのに〜。また「ジョーク」っすか……時男くん(肩ポン) てな感じで、あくまでもヤキモキ。一方ののり子と、名前忘却(をい)は、親に反対されたことからギクシャク。女を孕ませておいて、仲間の別の女にちょっかいを出す始末。ダメヤローの道をまっしぐらです(笑) 卒業前、健吾と時男が貴子を賭けて勝負をしたことを聞かされた貴子は、時男のもとへ。学生時代の仲間を大切に思う貴子は、教え子たちにも仲間の大切さを知ってもらいたくて、マラソンを企画する。……って、このへん、進学校の思い出作りみたいなのは草なぎの「僕生き」でそのまんまパクってますね。
うーん……。ドロドロしてまいりました〜。健吾が抱えてるゴルフ場に赤水が出る事件とかはどうなるんでしょう? 仲間たちは仲間のままでいられるんでしょーか? このへん、どう書いていくつもりなのか、少し興味あります。
一方、教壇で「人生に通過点なんかない」と受験の為に「今」を犠牲にしている子供たちに言い放つ貴子ですが……。確かにそうなんだけど……。なんとなく、特定の何パーセントかの人間以外の人生って、通過点どころか、ただのエキストラなんじゃないのかな……と、まあ、思っちゃったりなんだりするんですが……。いやいや。それはドラマの感想とは直接関係ない厭世観バリバリのお話なので、またこんど……(遠い目)第7話「風に吹かれて」
レイプ未遂事件後、登校拒否を続けている平岡(山本)を登校させようと思う貴子だが、怖くて一人で自宅を訪ねられない。思わず、時男を頼り、部外者と同行。平岡家の対応に切れた時男の行動で貴子と平岡が向き合えることとなる。
ははは。竜馬が土方さんを小突いてました(笑) 「このガキ! この野郎」扱い(笑) 12年後、坂本竜馬と土方歳三として共演するとは思ってなかっただろな〜二人とも。
一方、深津は、自己完結しつつ「さよなら」とか言って、どこかへ去っていきました(笑) なんだったんだ? このキャラ? もっと絡ませようとして、できなかったのか? 謎です〜……。
平岡が学校へ来たと喜び、時男に報告する貴子。平岡に「人間として向き合いたい」と言っていた貴子の言葉に心を動かされたのか、時男もまた、真面目に働いてみようと決意する「そうしたら、いっしょに暮らさないか」電話で、今度は茶化さずにプロポーズする時男。多分、ここで、視聴者、やっときたー! ……ですかね?
このお話、最初から唐沢はアテ馬って感じで描かれていたので、いつ江口がマジになるかが楽しみだったりしました。客の期待に、いいところで応える、絶妙なバランスのドラマといえるでしょう。なるほどね。7話の最後できましたか……。あと5回。構成のお勉強になるドラマだな〜。……って、とことん、送り手視点が抜けません……。第6話「見失った道で」
ああ、いいサブタイトルだわ……。20代半ばの、もう、自分の道を決めるのに後がないっていう状況のキャラたちの迷いが良く出てるです。
てなわけで、妊娠したのり子は、堕胎する決心をするも土壇場で決心がぐらつく。泣き出したのり子を護ると貴子は男たちをよびつけ、大演説。のり子はめでたく結婚する運びとなりそうな気配。一方の貴子は、教え子にレイプされかかった心の傷から立ち直れていない。だというのに、健吾との別れ。代議士になる夢を諦められないから貴子と別れると言う健吾に、時男は「おまえだから……(身を引いたのに)」と怒りの鉄拳を爆発させるのだった。
――あたしたちは、自分たちがどこにいるのか、見失っていた……。
大きな迷子たちのお話に、私はけっこう弱いようで……。記号化されたキャラ配置なのに、それなりに興味を持って見ています。ずっぽりはまって、どーのこーのという類の話じゃないんですが……。遊び人の時男がどう変わっていくかが、ちょっと気になる感じ。実際には、遊び人って、厄介な場合が多いんですが、ドラマとか創作の世界では、魅力的な役者が演じてたりする場合が多いせいか、どーにもこーにも魅力的ですね。ショーケンしかり。松田優作しかり。
お話の核心とは関係ないんですが、唐沢の涙は不要だったでしょう。親に結婚反対されて涙……って、要らなかったなぁ〜。いや、あれは、自分でも貴子と結婚したら後悔すると悟ったための涙かもしませんが……。でもなぁ。せっかく涙落としてたですが……なんか、違う感じ。野島ドラマだなぁ……。第5話「決心」
うんうん。時男と貴子の関係が、少女漫画っぽくてツボです〜。やっぱ、これはこれでよく書けてます。「プライド」って、ほんとに同じコンビの作品か? って思うほどですね。
貴子を巡る賭けに負けていた時男は、卒業のとき貴子にプロポーズしてるんだけど、それを貴子に信用されず、時男自身もジョークと笑い飛ばしてしまったという、とってもありがちだけど痛みをともなう伏線があったんですが……。この回、「あれは本当に冗談だったの?」と貴子のほうから蒸し返すシーンが。だけど、彼女は既に親友の婚約者、時男が素直になれるわけもなく、またしてもジョークジョークとごまかしてしまい……みたいな。まあ、そりゃあ、5話目で素直になってる場合じゃないんですが……。そのあたりの、視聴者だけが知っている状態でヤキモキさせる感じが、実に巧いです。これぞ少女漫画の王道! 焦らしの美学! ……いや、茶化しているわけではなく、見てる人(読んでる人)だけが知ってる状態ってのは、ほどよく演出できるとすげー名作になっちゃうんですわ。
でも、野島お得意のレイプ(未遂でした)事件、しかも生徒が、とか……。あざとい引き作戦もガンガン出てきますし、深津はしちゃったのかしら? とか、これまたあざとい……。どーも、野島って、未成年役者にイケナイことさせるの好き?(あわわ)
なんと言いますか……。あんまり俗っぽい煽り方しなくても、甘酸っぱくもピュアな青春群像、みたいな感じに持って行けそうなのになぁ、って、思います。まあ、古い作品なので、甘く見てるせいもあるとは思うんですが……。流行ったものはやっぱりそれなりに見所はあるものなんだなぁ、と。思いました。
ただ、あの、マドンナだったとかいう彼女の眉毛だけは、どーしても滑稽だ〜(笑) 当時、あんなの流行ってましたっけ? もう既に古くなかったかな?(謎)第4話「涙あふれて」
古くさいだけの話だったら酷評になっちゃうから、感想を書くのをためらってましたが、普通に面白かったので書きます。多分、キャラ設定は、当時流行っていた群像モノの類型の域を出てはいないと思うんですが、類型って、強いんですよね。バランスがいいがためにテンプレとなってあちこちで使われることとなるのも当然、ということでしょうか。
貴子は、代議士の妻となる覚悟を決め、教師を辞める決意を持って健吾の父と会うも、秘書に「この話はなかったことに」と断られる。自分では選挙に勝てる妻にはなれないのだと暗に言われ、家柄や財産をで人間を見る社会への反発を感じずにはいられない。
一方、時男はダイヤルQ2で雇っていた女の子が売春し、相手の金をくすねて逃げたことで警察に捕まる。健吾が父の職権をフル乱用して助けに行く。刑事に「こんな男はクズ」と時男が貶められたことに反発する貴子は、刑事にくってかかる。
……これに至るまでの貴子の気持ちの動きがよく描けていたと思うんですよね。健吾との結婚を認めてもらえない自分と、クズと言われ取り調べで殴られる時男。人間を外見や社会的地位、財産などでしか判断しない人たちに、まっすぐな貴子はがまんできない……。うん。このキャラは、uzaいかもと思っていましたが、ドラマの中によくはまってました。
作中、時男がどうしても思い出せない歌詞でひっぱるのも、臭くてイイカンジ(笑) 「♪春を愛する人は」の次は? って……。、多分、視聴者はみんな知ってるから、「心清き人」である貴子が巧い具合にクローズアップされ、違和感なくドラマに説得力を持たせてくれる、効果を付加しいたんだなぁ、と。今、すっかり目が曲がってしまった私が見ると、恥ずかしい感じはしますけど、当時は、画期的な手法だったんじゃないかと想像します。
今放送中の「プライド」なんかと比べると、やっぱり、格段に丁寧な作りのような気がします。センシティブな話を書く野島には、俺様な主演俳優は合わないんじゃないかな、と。これは、女性視点なのがいいのかも。第1話〜第3話
大学のボート部の選手とマネージャーだった男女7人。彼らは、仲間であることを誇りに思いながら卒業し、それぞれの道へ進んで行った。卒業後、高校教師になった貴子(鈴木)。代議士である父の秘書となった健吾(唐沢)。何故か、貴子の目の前から姿を消した時男(江口)。舞台は3年後。恩師の葬儀で再会したかつての仲間たち。微妙に変化してしまった彼らの関係は? そこへ、3年間音沙汰のなかった時男がアメリカから帰ってくる。学生の頃、時男、健吾、貴子は三角関係だった。負けたほうが彼女の前から姿を消すという賭けをした時男と健吾。結果、時男が負け、彼はアメリカへ旅だったのだった。そんなことは知らない貴子は、健吾のプロポーズを受け、皆から祝福される。けれども、彼女は、再会した時男にも心が乱される様子だ……と。そういう大軸の間に、仲間たちの自殺未遂だとか、不倫だとか、夢と現実のギャップに悩むとか、親の再婚とか、色々盛り込まれていく。……と、珍しくあらすじ書いたりして(笑)
このドラマをフジが再放送する目論見は、主演俳優の起こした事故でマイナスイメージが漂う月9「プライド」の数字が予想外に低迷し、下げ止まらず……といったところが最も大きな要因だと思います。なので、同じコンビが放ったビッグヒットな作品を放送することで、「古き良き時代」に視聴者を巻き込んでいこう……みたいなところでしょうか? 今回、一気に3話まで見て、このドラマから10年以上もたっているのに、脚本家の作風がまるで同じなのに驚かされました。同じような舞台設定。同じようなエピソード(腕相撲とか、ね) 同じような事件の数々……。青春群像ものにありがちな、「思いやり」と「仲間意識」の大安売り。そのうち「自己犠牲の美学」も出てくるか? てなところですが。でも、もちろん、このドラマの時代は、これで良かったんです。多分。キャラクターがみんなまっすぐで、一生懸命で、悩んで苦しんで、仲間の絆を深めつつ成長していく。うん。いいと思います。このドラマを見たことのなかった「プライド」視聴者も、これを懐かしく思う人々も、この「古き良き時代」の幻想に酔い、月9の数字アップに繋がることを願っての再放送でしょう。
で、このドラマには、親友でありライバルという設定で、唐沢と江口が出ています。そうです。現在放送中の「白い巨塔」コンビです。浮き沈みの激しいこの世界、十数年の時を経て、メインキャストで同じ顔が並んでいるという事実に、少なからず、驚かされてしまいます。それだけでも話題性充分なのに、役所も、正反対の性格で、ぶつかり合う……ときているから、美味しいことこの上ありません。さりげに「キョトー」の宣伝にもなり、一挙両得とはこのこと。さすが宣伝も商売も巧いフジです。これは、ほんとにそう思います。
そしてさらに、現在「新選組」で土方を演じている山本耕史が生徒役で。「ひとつ屋根の下」よりももっと幼い頃、多分15歳頃の姿が拝めて、ファンの人には美味しいことでしょう。
さらに、「踊る」以来ひっぱりだこの女優、深津は19歳……。ううむ。まさに、お宝映像ですね。
作中、ガス自殺をするエピソードが出てくるんですが、番組終了後のテロップ「この番組はフィクションであり〜」というヤツに、「現在では家庭用ガス設備では自殺できません」って書いてあって、ををっ! と思いました。確かに、真似する人がいて良質の作品までが打ち切りになったりすることがあるから仕方ないかもですね。概論
突然、今頃再放送が始まりました。10年以上前のドラマを夕方再放送するというのは、けっこう珍しいです。珍しいことをわざわざするということは、はっきりくっきり局側が目論んでいることがある、ということでしょう。
知ってる人には今更ですが、このドラマ、現在月9放映中の「プライド」と同じプロデューサーと脚本家の作品です。ドラマ制作というのは、基本的にプロデューサーと脚本家が主体になって作品展開を決めたりするものらしく、演出家が加わるのは、少し後の段階だそうです。そして、一人のプロデューサーが抱えている脚本家っていうのは、そう何十人もいるわけでもなく、特にヒットを飛ばしたコンビは、長く続くという簡単な図式ができあがります。
大多p+野島の作品は、「君が嘘をついた」「愛し合ってるかい!」「すてきな片思い」「101回目のプロポーズ」「ひとつ屋根の下」「この世の果て」 と見たことはなくてもタイトルくらいは誰でも知っているというドラマがゾロゾロ出てくるんですが、この「愛という名のもとに」は、野島全盛期の作品に当たると思います。印象的な主題歌「悲しみは雪のように」とともに、この作品に萌えた人も多いのではないでしょうか。
そんなわけで、最終回32.6%という視聴率ををたたき出した、名作と呼ばれる作品ですが、私は、ぜんぜん見ていませんでした。なので、今、感想を書くと、やっぱり「古くさい」とか「詩の暗唱のような台詞をいい大人が川縁で合唱するのは恥ずかしい」とか「保奈美の役がぜんぜん魅力的じゃない」とか「唐沢ってこの頃から芝居が同じだ」とか、色々ありますので……。結局、各話ごとの感想を書いても同時代性の薄い酷評になってしまうと思います。さすがにそれは申し訳ないので、控えます。だって、当時、リアルタイムで見たら、私だってはまってたかもしれないですしね。当時はまってた人は、今、再放送を見て、懐かしくてウルウルしてるかもしれないですし。……なので、ちょっとだけにしとこうと思います(←結局、言うのか?)