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仄暗い水の底から(2001日)
2003.08.15.


「リング」の中田秀夫監督作品。
原作、読んでません。
なので、映画=原作と思ってしまうのですが……。
子供の幽霊が求めているものは、友達ではなく、母であったというのは納得ですが、
母が子供を護る最終手段が、「ママよ」ってのは、
やっぱり納得できません。
男性作家のメンタリティの成せるワザなのかなぁ。
自分を犠牲にしてまで護りたい我が子だったら、
弁護士に何言われようが、離婚調停がどーだろうが、親権を失おうが、
母は生きていなければイカンでしょうが。
この一件では、ユーレイみつこは、地縛霊みたいだから、
さっさと引っ越せばオッケーだったんじゃぁ???
 てな感想でした。

ホラーとしての出来は……どーなのかなぁ?
やたらと少女がびしょ濡れになるので、
アブナイ大きなお友達が喜んでしまいそうだなぁ、とか。
余計な心配をしてしまうような感じでした。
家族愛のドラマなのか、ホラーなのか……。
終始、どっちつかずで、散漫。
2時間弱の骨格を持った物語だとは到底思えないスカスカ加減。
 
映像は、なんだか果てしなくチープな感じで……。
自主製作映画を見ているようでした。
ホラーな感じを出そうとしてる汚れの処理や、ハンディ撮影での手ぶれなんかも、
あんまり効果があるとは思えなかったかなぁ〜……。
臨場感を出すよりも、安っぽさが出ていたような気がします。

やっぱり、映画「リング」よりも「らせん」が好きな私の感想ですので、
誉めるには至らないみたいです。
てゆーか、本当に恐いのは、
壊れてゆく夫婦関係とか、
欠陥住宅問題とか、
都会の子育て事情とか、
隣人の無関心とか、
そういったリアルな社会問題だったよーな気が……。