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ドラゴン・ブルース・リー物語(1993米)
2003.06.13.
1973年7月20日、32歳でこの世を去ったブルース・リーの物語です。
妻リンダが原作ということになっています。
ブルース・リーといえば、その、絶頂期に謎の急死ということもあって、
人気のあるうちにどんどん稼ごう……てな感じで、
そっくりさん映画が創られたりしたわけですが、
彼の没後20年を経て制作されたこの映画で李小龍ことブルースを演じるのは、
彼にぜんぜん似ていないジェイソン・スコット・リーでした。
もう、これでもかっていうくらい、似ていないです(笑)
あ、名前は同じですが、ジェイソンとブルースは赤の他人です。
ブルースの息子のブランドン・リーは、「死亡遊技」の中にあるような、
撮影中の銃の暴発事故で死んでるんですよねー……。
この映画の中でも、悪魔にブランドンが襲われそうになるシーンがあるんですが、
そういうのをふまえたうえで、創ってるんだなぁ、と。
そんなわけで、ジェイソンは、ブルースには似てません。
でも、伝記映画だから、これでオッケー。
リンダ役のローレン・ホリーもとっても可愛くて(*^^*)
前半は、とても30歳には見えませんでした。
お話は、とても計算されていて、メリハリもきいていて、
活劇のバランスも良いし、
「ドラゴン危機一髪」のプレミア試写会に実際の映像を使うなど、
ファンサービスも満載でした。
ブルース・リーの映画というよりも、
アジアの青年がアメリカで人種差別と闘いながらも成功を収める、
いわゆるひとつのサクセスストーリーとして捉えたほうがいいかもしれません。
本当のサクセスストーリーだったら、
もっとエンディングもハッピーなのでしょうが……。
彼は世界的に大ヒットした「燃えよドラゴン」の公開前に死亡したので、
この映画も、そのあたりで終わっているのが残念です。
ともあれ、これは見たことがなかったんですが、
期待以上の出来で、正直驚きました。
ブルース・リーという人は不思議です。
ほとんど不真面目なファンである私ですら、
どうしても気にかかって忘れることはできません。
どころか。
こないだ書いた小説の主人公が、密かに小龍(ブルースの本名)でした。
まあ、シャオロンというヤツが出てくると、
同好の志だけはニンマリするという感じですか(笑)
今回、伝記映画を見て、なんだかとてもしみじみしました。