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ドラゴン危機一髪(1971香港)
2003.06.11.

タイの田舎町にやってくるチェン。
製氷工場で働き、仲間たちと親交を深める。
チェンは、母親と「決して喧嘩をしないこと」と約束していた。
しかし、製氷工場の社長は、麻薬取引で財を成している。
同僚が次々と行方不明になり、チェンは次第に策謀にまきこまれていく。

そんなわけで、ブルース・リーです。
一緒に暮らしていた同僚の家族が皆殺しにされ、
黒幕の社長をやっつけに行こうと思ったところで迷うシーンがあるんですが、
そこで、彼は自問自答します。
彼ら(殺された家族)はこのオレを暖かく迎えてくれた。
家族同然に……。
……って、その前に、行方不明になった仲間を返せと社長に談判に行かなかったとか、
さんざん同僚たちに責められてシカトされて、
ずいぶんな「いじめ」にあっていたんですけど……???
私は、見ていて、その「いじめ」のシーンが伏線というか、
孤高の戦士として盛り上げるための演出だと思ったんですよね。
とすると、いじめた同僚は、悪の親玉をやっつけたチェンに感謝するけれども、
そのとき既にチェンはどこかへ去っている……みたいな。
お約束の孤高のヒーロー像を思い描いていたんですが……。
みんな……死にました(笑)いなくなってしまいましたぁ〜(^^;
で、そんな、いじめっこ同僚のために、
チェンは母との約束をやぶって、拳法の達人のラスボス戦へと向かいます。
うーん……。
でもって、最後が警察で終わり?
ええぇぇぇ?
そ、それでいいんですか……?

でもでも、
現場の上役をやっつけて昇進したあとの、喜びの行進(笑)は、
とっても可愛くて、好きです。
あとは、マンガみたいに、人型に壁が抜けるところとか(笑)
殺伐とした中にも、ホッと息を抜けるユーモアがあって、
ジャッキー・チェンの映画なんかとは、また違う、
緊張感の中の笑いで……。
あれ? 今、笑うところだった? みたいな、
遅れてついてくる笑いみたいなものが、妙に好きです。
でもって、やっぱ、蹴りですか。
蹴り蹴り蹴りっ!

ともあれ。
なんだかとっても懐かしくて、
ああ、ブルース・リーってこんなだったなぁ〜……って。
なんかこう、ジーンってきてしまいました。
はい。私も、ブルース・リー、好きでした。
だけど、当時はまだ子供すぎて、フォローしきれなかったので、
改めて発見があったりします。