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M:i−2(2000米)
2003.05.19.

いやぁ〜……ホッとしました(笑)
前半、けっこう、まったりとしていて、
車でダンス踊っちゃったりして(笑)
いや、そこのカー・チェイスも凄いっちゃぁ凄いんですが、
まったり路線が続くので、どーなることかと思いました(^^;

でも。
銃撃戦が始まってからは、もう、アクション映画まっしぐらです。
例によって、銃撃戦は、フィクションの良さを存分に生かして、
そんなのムチャだよう(><)
みたいなところを、うまく魅せてくれます。
笑えるような大がかりなアクションも、映画ならでは。
リアリティ? そんなもんは、格好良さの前には風前の塵に同じです(笑)

なにより好きなのが、
立ち上がりざま、マガジンを落とす瞬間のポーズとか。
疾走するバイクを転がすときの上着の裾の翻り方とか。
銃を構えるまでの腕の動きとか。
膝カックンするときの足の振り出し方とか。
銃弾を避けながら倒れ込んでトリガーを引き絞るまでの体の動きとか。
とにかくもう、絶妙のアングルなんですよう(;_;)
……って、本当は、そういう部分よか、
この映画の場合は、もっと手の込んだアクションの仕掛けがメインみたいですけど。
まあ、私は、香港時代からの、
そういう手足を振り回し、服の裾を翻したアクションがとっても好きで……。
見てると嬉しくなっちゃうんですよね(^^)

ともあれ。
バイクを、馬(笑)のように乗りこなす様は、
唖然としつつも「イケイケ〜!」と、思わせてくれますし。
後輪をロックさせて、焼けたタイヤの煙でスモークって……。
そんなん、見たことないじゃないですか(笑)
トンデモぶりだけが少し、きわだってしまった感はぬぐえませんが、
そういう部分だけじゃないところも見て欲しかったり。

でも、実は、
これって、巷の評判はイマイチみたいです。
「ミッション・インポッシブル」だと思って観ると、違うし……。
普通の映画だと思って観ると、やっぱり違う。
ジョン・ウーが、スパイ大作戦をやるということ自体に、無理があるような気もするし、
なにしろトム・クルーズ万歳の映画だから、
彼を好きじゃない人にはどーでもいい出来かもしれないです。
やっぱり、役者が制作にかかわると、映画はつまらなくなります。
けれども。
私は、食傷だと言われようが、アクションがくどいと言われようが、
ジョン・ウーのスタイルは好きなので、
とても楽しめました(^^)
まあ、挽歌2あたりが懐かしくもあるのは確かですが(^^;

思うんですが。
多分、アクション・シーンって、
楽しむためのスキルが必要なんだと思います。
目を回しちゃうような物理用語を延々と羅列されても楽しい人がいるように、
アクションも同じ。
くーっ! この、アングル、憎いねぇ〜!! とか。
あいや〜! ライダーキック一回転ひねりだよ……とか(笑)
そういうのが好きじゃないと、「ふーん」で流れてしまうんでしょう。
一般的には、火薬の量が多めな、どっかーんの連続の映画のほうが、
わかりやすいですしね(笑)

素手で殴り合うシーンにしても、
ずいぶんとイイ感じに組立てられていたと思うんですが……。
少なくとも、前の日に見た映画(それはなに?)のアクションシーンよか、
格段に見せ方が巧かったと思うんですが……。
でも、ネットの評価は、その、陳腐だった前の日映画(だからそれは?)
のほうが高かったみたいです。
納得できないなー(ぶつぶつ)

ともあれ。
この作品は、ちょっとスローが多かったような気もしますが、
アクションの細部を見たいと思っている私のようなヤツには、
スロー再生をする手間がはぶけて、たいそう親切でした(をい)
そんなわけで、活劇好きには堪えられない逸品となっております。
後半のアクションが長いとか言っている人は、
わざわざジョン・ウー監督作品なんか見ないで、
ほかの監督の作品を見るべきだと思います。
このひとの映画は、ラストの銃撃戦が長いんですってば(笑)

でもまあ、確かに。
香港ものに較べると、活劇の配分のバランスは悪いです。
流血も少ないです。
ハリウッド的理由で、射殺シーンを抑えていたとさえ思えるほどです。
部屋中真っ赤な血糊が飛び散っていた
「ワイルド・ヒーローズ」あたりとは、ぜんぜん違います。
なにせ、(一応)スパイものなので仕方がありません。

そうそう。
ジョン・ウーが「ドラえもん」の監督をやったら、
のび太が二丁拳銃を撃ちまくるんだろう、という感想を見て笑いました。
その人が知ってるかどうかは謎ですが……。
実は、あの、のび太の、たった二つの得意技は……。
「あやとり」と「射撃」なのでした(笑)
のび太は、実は、ジョン・ウー映画にもっともふさわしい主演俳優なのです〜!
……感想の人、きっと、知らなかったんでしょうね(くすくす)