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龍は眠る(1994日)
2003.04.17.

もう、十年くらい前に原作を読んだはずなんですが……。
すっかり忘れてました。

そんなわけで、
映像になったものと原作の差異は、よくわかりません。
多分、超能力ネタには私も独自の思うところがあるので、
多少の色眼鏡をかけて読んだと記憶しています。
解釈が甘いとか思ったかもしれないです。
だけど、この作者は、
一般向けに超能力をうまく書けてます。
一般小説でそれをやるのは、ある種の抑えが必要だと思うんですが、
それが巧いんですね。
絵空事にならない程度に抑える。
ううむ。見習いたいものです。

でも、すっかり原作は忘れちゃいましたので、
ドラマは大変興味深く見ることができました。

なんといっても、
鶴田真由がぁ〜(><)
かわいいっ!!
メチャ、かわいい。すごく、かわいい。
こんなリリカルな話だとは、思いませんでした。
映像向きの話だったのかなぁ。
なんて思います。
宮部みゆきの一連の作品を読みあさった当時は、
「火車」が一押しで、
この超能力ものは、地味な印象だったような気がするんですが、
これは……テレビ版を作った人が巧かったのかもしれないです。
鶴田真由演じる声の出せないヒロインがですね、
いわゆる「行間の芝居」をするんですよね。
目線の動きや、バックショットのほんの少しの肩先の揺れなんかで、
彼女の気持ちが出てくる。
テレビドラマとしては、破格の出来じゃないでしょうか。
いや、驚きました。
東幹久演じる悲劇のサイキックも良かったです。
っていうか、こういうキャラって、ツボですよね(笑)
それだけに、終わり方は切なすぎ……(;;)

という具合に、普通の人間とちょっと違う人たちの悲哀というものは、
もの凄く良く出ていた作品で、とってもお勉強になったんですが、
推理作家協会賞を取るほど、推理部分にはスカッとしたものがなかったような……。
てゆーか、これじゃあ、東くん間抜けだし(をい)
もしかして、原作はそっち重視だったのかな?(既に忘却)
で、テレビは、ヒロイン重視。
うんうん。それなら良く解るです。

なんだかこう、久々に、いいもん見せてもらった感じがします。
この撮影に使われた古いアパート、イイ感じです。
とても雰囲気のある、素敵な場所ですね。
古いアパートと鶴田真由と白猫。
うわー……。萌えます。マジで萌えました。
多分、制作者が狙ったツボに、すっぽりとはまりこんだものと思われます(笑)

この処理の仕方が、一般に向けてアピールできる作家の力なんでしょうね。
私だったら、大活劇になっちゃう(笑)
サイキック東の大流血活劇……(^^;
額から血を流して片膝をついた映像が脳裏に浮かんで困りました。
で、コンクリートの床に腕から伝った血だまりが……。
これでは、到底、リリカルな話にはなり得ません……(あうう)
私はまず、この性癖をなんとかしなきゃならないみたいです(^^;