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JSA(2000韓)
2002.02.28.

38度線。国境を警備する韓国と北朝鮮兵士の秘密。
あの事件の真相は?

まあ、いわゆる、小川未明の「野ばら」ですね。
「野ばら」は名作なので、読みましょう(握り拳)
石原理もそんな漫画を描いてました。
石原理のは、モロ、38度線です。

真相究明に当たったスイスの少佐とかいう女ですが……。
この監督、女を憎んでる?
このヒロインともいえない女のせいで、純な若い兵士が死にました。
誰の得にもならない真実を究明することは、
こんな悲劇をも生むんだな……って思っちゃっただけじゃあ、
映画的にやばいんじゃ???
確かに可愛かったですけど……可愛いだけじゃ……(^^;

この映画「あのシュリを超えた」とかって宣伝してますけど、
逆に言えば、シュリを超えたというフレーズで煽らねば集客が困難、
とも言えるかもしれません。
ちょっと、構成がね、日本人にはわかりにくすぎ。
カットバックの氾濫と、説明不足っていうか……。
この構成は昔の映画の手法をバリバリ取り入れているんですが、
それを評価する映画ファンもいそうだけど、
私にはわかりにくかったです。

で、日本には兵役の義務はないんだから、
指向性対人地雷のことなんかもわかんないと思うんですよね。
お話の中で、重要なエピソードであるにも関わらず、
すべてにおいて、解りにくい。
地雷については、前に感想文書いた「ダブル・チーム」みたいに
説明しないとわかんないよ。
いわゆる、地下に埋まってるのだけが地雷じゃないって……知ってます?
とか言いつつ、帽子屋がセフィにしかけた地雷も地上炸裂型。
……読者に伝わっていないかもしれない……(自己反省)

某その2 「ブービートラップだ!」
わし 「トラップはトラップだけど、地雷じゃない?」
某その2 「地雷?」
わし 「指向性対人地雷。クレイモアとか。地上で爆発するの」
某その2(ウルトラマンの変身スイッチみたいなのを見て)
    「小さい地雷だな」
わし 「あれは、信管……」

その2の反応が普通だと思うんですよね。普通の日本人は。

それはともかく。
分断国家って、哀しいですね。
それだけはもう、ひしひしと感じました。
分断された国でしか作れない、哀しい作品だと思います。

……って、これ以上つっこんだこと書いたら、
完全ネタバレ?