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カウボーイ・ビバップ 天国の扉(2001日)
2003.03.06.

やっと、観た(笑)
もー、遅いっすね(^^;

だけど、これ、すごい密度でした。
1時間くらい見たら、おなかいっぱいになりました。
世界観が、もう、闇鍋状態だから、背景とかもメチャクチャ凄くて、
エキストラもリアルで味があって細かい芝居してて……。
それなのに、アニメ画のメインキャラとの違和感がないのが凄い。
いつぞやの有名人気監督のリアルを追求した画に文句をつけた私ですが、
これは良かった。
リアルなくせに、アニメとしての華があったと思います。
だって、あの、へろへろ動きのエドがリアルな街を歩いてて、
馴染むってのは……凄いよ(笑)

スタッフロールを見ると、アクション部分の絵コンテを切ってる人が別にいたり、
アクション作画監督とかが独立していたり、
今までもメカは別ってのはあったけど、
アクションが別ってのは新鮮だったです。
ウエスタン監督ってのもあって、笑いました。
マニアだなぁ〜(笑)
でも、私的には、アニメ本編の日本刀と銃の荒唐無稽なタイマン(笑)
みたいなのが好きかな(ははは)

んでもって、台詞がすげー臭くて……(^^;
ええ、もう、ほんっと、(さすがの)私ものけぞるほど臭くて……(笑)
だけど、メチャスタイリッシュな部分と、
そういう泥臭いくらいのキメ台詞のバランス感覚ってのは、
見る人を引きずり込むのに大切な要素なのかもなと思ってみたり。
や、でも、もうちょっと、夢夢言ってる部分を削っても解るって〜(><)
と思ってしまう私は、夢からさめかかってるんでしょうか?
嫌だな。夢の中に浸っていたいな……(ぼんやり)

とまあ、画のほうは凄いと思ったんですが……お話は〜……。

そもそも、本編が終わりすぎるほど完璧に終わっちゃってるので、
完全なアウトサイドストーリーになっちゃってるのが残念だったかもです。
ここはやっぱり、レッド・ドラゴン絡みで渋い話にしてほしかったなぁ、と。
メインキャラが必死にお話の中核に絡もうとしてるのは解るんだけど、
この話の中に絡むのは正直言って、厳しい感じです。
だから、スパイクもフェイも中途半端な絡み方しかできなくて、
葛藤が薄い。
ってーか、スパイクの動機がなぁ〜……。弱いよね。
あいつは昔の俺に似ている……って、それが動機かい?
んなぁ〜(^^; 
キャラ変わってますよ(笑)
ジュリアでも絡ませないと、こいつはここまでせんでしょう。
正しい二次創作を作る場合(この映画は既に二次創作状態)、
メインのお話の隙間を縫うのは、勿論、大事なんだけど、
縫う隙間は、メインにもってくるキャラの葛藤を引き出さなきゃです。
いつでも手を引ける状態のまま、主人公たちが危地に飛び込んでいって、
大活劇するのって……不自然っす。
引くに引けなくなる……ってのがいいですね。
たとえば……この話だったら、
感染しちゃってタイムリミットが迫ってくるというような「リング」形式とか。
……と、いっぱしぶる、二次創作作家のわし(笑)
あ、だけど、ハロウィンを持ってくるのは巧かったかも。
なにせ内容が暗いし、救いがないし。
パーッと賑やかな画面ってのは大事かもです。

で、つらつら思うに、この映画ってヒットしたんでしょーか?
とても一般ピープルには……わかんないよね、この話(^^;
……っていうか設定がわかりにくい?
いや、勿論、そのスジの人たちにはぬるいくらい、常道なんだけど。
ネタバレになるから書けないけど、
アレの正体を知ってがっかりしたのは何故だろう?
「リンパ球でもちょっと違う〜♪(@エド)」のアレですが(笑)
もっと凄いものを、私の知らないようなものを期待してたのかも。
でも、今まさに改稿していたネタと思いっきりかぶりそうで、
密かに焦ったですが……まあ、違いました。良かった(笑)

だけど、これのスタッフさんたち、
楽しい仕事してるな〜って思えて、
なぁんか、めさめさ羨ましかったです。
銃声なんかが、さりげに違っていて、芸が細かいなぁ、と。
まあ、あたりまえっちゃああたりまえなんですがね(^^)