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エニィ・ギブン・サンデー(1999米)
2002.11.08.

アメフトの映画だ。
アル・パチーノが、マイアミ・シャークスだったかな? のコーチ。
そこのチームの往年の名クォーター・バックが怪我をし、
二番手のクォーター・バックも怪我で欠場。
ちなみに、クォーター・バックってポジションは、
チームの要でヒーローだ(すごい大雑把な説明)
そんなわけで、ルールブックも読破していない新米の三番手、
ワガママ小僧の上に天狗の鼻がとっても高い、
はっきりいって、「見ていてすっげー嫌な奴」が試合に出場することになる。
三番手のクォーター・バックは、コーチの指示を無視して単独先行。
やがて、それが得点に繋がり、チームを連敗から脱出させたものだから、
天狗の鼻は雲の上までスルスルと伸びてしまったのだった。
チームメイトから総すかんをくらう三番手。
苦悩するアル・パチーノ。
はたして、このチームはどうなってしまうのか?

……って、スポ根の王道ですか?(笑)

だけど、とにかく、汗くさそうな男のヌードがわさわさと出てくる、
とぉぉっても、重量感ある映画でした(笑)
苦悩するたびに、頭を抱えるアル・パチーノの姿が妙にセクシーだったのが、
せめてもの救いでした。
……っていうか、これって、アッチ系御用達映画?(どっち系?)

で、撮影が、もう、やたらとスローモーションの連続で、
F1のエンディングが延々と流れているのかと思いましたがな(^^;
スローも、使いすぎると慣れちゃってつまんないものだな、と。
あと、けっこう長い映画なんですが、
あまりに色気のない内容だってんで、三番手の恋人のエピソードとか、
キャメロン・ディアスの役が必要になったんだと思いますけど、
はっきりいって、女は邪魔な映画でしたね。

だって、
往年の名クォーター・バックの妻が、ひどいの。
すげー女。
オリバー・ストーンって(←監督)、女を憎んでる?
女が嫌いな人間が描いたとしか思えないほど、
この映画に出てくる女達はエゴと浅慮と欲とワガママの塊。
クォーター・バックの妻はね、
体の不調を訴えて引退をほのめかす旦那を、
ぶん殴るんだよ!(げひー)
「引退なんて、絶対許さない!」
……って、自分の旦那が死んでもいいのか?
唖然、ぼーぜん……。
実際問題として、スター選手の妻って、贅沢三昧?
収入が減ると困る?
だから、旦那を死ぬまで働かせる?
すげー……。
立派だー……。
……やっぱり、アッチ系?

いや、この映画の本質はそんなところにはないのかもしれませんが……。

ちなみに、私自身はアメフトにはほとんど興味ないんですが、
録画してまでBSの放映を見る家人その2の解説付きで、
映画は堪能してしまいました。


クライマックスシーンは、お約束通り。
前半がだらだらしていただけに、まあ、なんとかまとまったかな、
と思っていたんですが……。
最後は……。
意外性はあったけど、お話としてどーよ?
というのは言わないお約束?

ただ……。
無駄に生きるな、熱く死ね。
っていうのは、とっても好みのテーマなんですよね。
うざい女たちをなんとか整理して、
冗長な構成をもう少しコンパクトにしたら、
グッとマシな映画になるんじゃないかなー?
あ、でも、日本人にはアメフトって馴染みがないから無理かなー?