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乱気流 タービュランス(1997米)
2002.10.12.

凄い話だった。
大昔のエアポートシリーズと、
羊たちの沈黙と、
ダイ・ハードと、
ミラ・ジョボビッチを合わせたような話だった。

これで全てを語り尽くした感じだ。

何より、苦悩のあとが見えるのは、
今の旅客機って、着陸まで自動操縦でできるんだね。
だから、客室乗務員だけが残されたって、
ちゃんと着陸できるんだ……。
それでサイコな殺人犯を出して、
機内を乱気流状態にしちゃったわけか……。
そうしないと、パイロット死亡でパニックのまま
スッチーのおねえさんが着陸に成功!
っていう話は成り立たない……。
いやもう、そのあたりの苦悩に、感じ入って、
次はどんな具合に邪魔してくれるのかと、
けっこう手に汗握っちゃいました(笑)

そーいえば、「いつもひっかかる」とか言っていた戸棚。
伏線でもなんでもありませんでした。
刑事から機長が没収した銃も結局伏線でもなんでもなし……。
この肩すかしっぷりは、なんでしょう?
伏線と思わせる数々のコワザを、
全て裏切るという、素晴らしい確信犯的な演出によって
描き出された新感覚のパニック大作なのでしょうかっ!
(効果音:どどーん!)

てなわけで、真剣につっこみをいれる気力がおきない程度の、
ほどよく気楽に楽しめる作品で、私的にはそう嫌いではなかったです。
娯楽なんだから、そういうのも大事だと思うんですよね。
なんか、トンデモな作品には寛容だな、わし(^^;

しかし、あの、キレた殺人鬼……。
バカなだけの役でした……(合掌)
こんな映画に出たのを身の不運と嘆くこともなく熱演ありがとう。
君の役者魂には感動だよ。
殺人犯の役は数々あれど、こいつの役はあんまり楽しくなさそうだ。
うん。えらいよ。悪役好きな私も、この役はやりたくないよ。
がんばったね。