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らせん(1998日)
2002.11.17.

なんで日曜の正午から放映なの?
「リング」ほど評判じゃなかったから?
てなわけで、らせんも2回目です。

で、いやー、これ、面白かったです。
なんかね、「リング」のほうが体感恐怖映画になっちゃっていたせいで、
同時上映だったこっちは評判良くなかったのかもしれないですが、
これは、バイテクホラーだからさ……。
パラサイト・イブあたりもコケて出来なかった、
正当派のバイテクホラー。
遺伝子が持つ闇に潜む恐怖。
現実にも、抗生物質が効かなくなる耐性菌ができちゃってヤバイような、
変化して強力になっていくウイルスの恐怖。
ウイルスの増殖に手を貸すことの本当の意味。
いやぁ〜……。
よく出来てる。ほんっと、こういうの好き。
原作とは多少違うんだけど、
あの映画「リング」を引き継いだ上で、
このまとめ方が出来たという意味では、飯田穣治、凄いと思う。
こんな、ビジュアルになりにくい話を、よく映画にしたな、と。
ある意味、感心さえする。

ただ、エンターテイメントの映画として、
これが万人向けだったかといえば、そうでもないのが残念。
あと、やれるとしたら……。
変異してしまったリングウイルスの恐怖を、
もうちょっとせっぱ詰まった形で描くことくらいかなぁ?

ちなみに、これは「ループ」が出てから作られた映画かな?
ループまで読んでしまっていると、映画のラストも怖さ倍増なんだけど……。
だけど、この映画だけでは、ラストのほうの会話は、
理解できない人が多いと思うんだよね……。
せめて、理解できない人のために、
もう少し、目に見える恐怖映像を差し挟んでお茶を濁しておくと良かったかも。
だって、彼が復活するだけでも怖いんだし……。
……って、それをしたくなかったのかもなぁ……。
いや、私は、これを評価してるし、
実際、すげー怖いと思ったので、いいんですが……。
でも、私の日常の人間関係の中で、
「貞子怖い」以外のことを言った人間が皆無なので、
みんなそんなもんなんだなー……と思った次第です。
これって、SF者以外は、本当の怖さ、わかんないの?
謎だなぁ。

なので、「私は」面白かったと思うし、
「私は」すげー好きだと思うけど……。
他の人に同意を求めようとは思いません。
って感じ。うん。