home back
ロード・オブ・ザ・リング
(2001/米・ニュージーランド)
2002.04.13.ロードショウ
すっご〜い!!
凄い映像だった。
もう、びっくりだ。
まさにFFなんかで慣れ親しんだ映像だ(笑)
いや勿論、こっちが元祖なのは知ってるけど。
ああ、でも、もしかしたら、
これをもとに作られたゲームやアニメなんかのイメージが、
映像化するときに多少、参考になったかな〜……って感じはする。
だって本当に、FFの美術そのまんまのイメージ。
だけど、FFの美術よりもっとずっとスケール感が凄い。
地平線が見える感じといい、俯瞰映像といい、ひたすら奥行きが深い。
風や匂いさえ感じるような圧倒的な迫力なんだな。
このイマジネーションは、なにものにも代え難い宝物だと思う。
ほんと凄かったよ。
窓の外に見える景色として、窓にはっつけておきたい感じがしたよ。
で、その世界観の中に動くキャラクターがまた魅力的。
わしは、アラゴルン一押し!(握り拳)
エルフのレゴラスの弓矢同時二射も凄かったけど、
私はやっぱ、アラゴルンの剣劇の美しさに魂もっていかれました。
だー。綺麗だったよう(;_;)
なんて、美しく剣を振り回す人なんだろう。
私、刃物を美しく振り回す人に弱いんです……。
これって、ダイヤルMでゲージツカの雇われ犯人をやってた人だよね……。
あのときも、少し気になったので覚えてたんだけど、
まさかこれほどにファンタジー世界に入ると、
ワイルドで格好いいとは思わなかったです。
ほんとにほんとに格好良かったんだよう(T^T)
剣を振り回すときの体のさばきかたが、最高。
いやもう、変な意味でなく、色っぽいです。
どこかで、指輪物語をアクション映画にしちゃったのが罪悪だって、
毒吐いてる人もいましたが……。
私は、原作ではほんの数行のアクションシーンを、
ここまで綺麗に映像化した監督の美意識に惚れました。
確かに、原作にはない騒々しさなのかもしれません。
だけど、映像と小説は、やっぱり表現媒体として別物なんですよね。
ってことは、映像としてできる限りのことは提示しなきゃならない。
そういう意味では、アラゴルンの美しい剣劇や、
レゴラスの華麗な弓は、
映画として必要不可欠な要素であったと、
私は思います。
ただ、エルフの女の人たちが、思ったほど美しく感じなかったのが、
とても残念でした。
ぺかーっと光って登場したわりには、なぁんか、似合ってないってゆーか。
ケイト・ブランシェットも、エリザベスのときのほうが凄かったし。
アルウェンのリヴ・タイラーに至っては沢口靖子に見えてしまって、
哀しかったです。
そこいくと、男性陣はキャラクターに怖いほどはまっていたような。
クリストファー・リーのサルマンなんか、最高ですよう。
この人、80歳にもなるのに、
あんなアクションこなしてだいじょぶだったんでしょうか?
はっ。もしや、吸血鬼は不死身?(笑)
(注:クリストファー・リーの代表作は吸血鬼ドラキュラ)
あとね、音楽がステキ。
めちゃめちゃかっこいい。
臨場感を盛り上げるのに、絶妙でしたね。
そんなわけで、私は自分の中に指輪物語の世界を持っていなかったので、
与えられたものをするりと吸収して、単純に感動したみたいです。
ただ、原作を読んでいない人は、吹き替え版を見て、
少しでも情報量を増やしたほうがいいという噂も聞きました。
多分に、自分の好みで物語を補完しながら見たのかもしれませんが、
字幕版でも難解なんてことはなかったし、充分物語の中に入り込めたし、
妄想も色々と(笑)してみたりしました。
もっとひねってあるのかなぁ? とか思いながら見たんですが、
考えてみれば、これが元祖。
ひねる必要なんかなかったんでした(笑)
そんなわけで、剣と魔法のファンタジーが苦手な私にも、とてもストレートな、
わかりやすい物語に思えたんですが……。
どこかで問題になっていたんですが、
これ、「旅の仲間」ってタイトルを知らないと、
肩すかしを食らうんでしょうか?
いたくご立腹されている方もいらっしゃったんですねぇ、
この終わり方は詐欺だって(笑)
そりゃあ、詐欺だとは思いますが……。
私が思ったのは
「とんでもないところで引くなぁっ! これで1年先かぁぁぁ!?」
って感じでしたし(笑)
あの引きだと、1ヶ月後の月刊誌だったら許されるかもしれませんが、
2ヶ月後に出る隔月刊だと、編集のオッケーが出ないかもなぁ、
とか思ったり、思わなかったり(ははは)
でも、あれで引いてこそ、一見バラバラになったかのような
旅の仲間が目に見えるつながりだけでなく、
本当の意味での絆を得た……みたいなものを、
私は感じ取ったんですが……。
違うのかなぁ?
てゆーか、私なら、そういうテーマの出し方をするかな、と。
……まあ、原作、読んでみます。
だけど、三部作全部撮ってあるのに、予告編のひとつもないって、
どーよ?
確信犯なのは判るけど、客にサービスするのも大事じゃない?
うん。
映像を見せなくてもいいんだよね。
メッセージだけでも残すとかさー……。
あとは、DVDになったときのメイキングが楽しみ。
はっ。そういえば、主役のホビットとイライジャ・ウッドのことを
なにも書いてない(笑)
イライジャ・ウッドは、こないだ見たパラサイトと同じでした。
この人、なにやっても同じなんじゃないだろーかと思ってしまったので、
事前に変な映画なんか見なきゃよかったと思いました。
てーか、ホビットをほんとに小さく合成しているので、
みんな子供に見えちゃって、そのへんがマイナスなのかもしれません。
重大な使命を帯びた危険な道行きに、ホビット4人って……。
フレドは判るにしても、あと3人、どんな意味があるんでしょう?
これはもう、原作に回答があると信じて読むしかないっすね。
もうひとつ疑問。
なんでパーティに女の子がいないの?
いや、いなくて正解だけど。
……やっぱり原作を読むしかないっすね。
以上、ファンタジー属性のほとんどないヤツの私感でした。
熱狂的な信者様、ごめんなさい(汗)