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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000英・独・米・オランダ・デンマーク)
2002.09.09.Rent.

お……重い……(^^;
息子を持つ母親は見てはイケナイ映画かも……。
てなことを思ってしまいながら、
すっかりストーリーは見えているにも関わらず、
ミュージカルシーンの入るところまで予測できるにも関わらず、
最後の台詞も予想通りだったにも関わらず……。
ダバダバ泣きました。

いや、ほんとは、ミュージカルシーンが入らないほうが、
浸れそうだからいいかな? と思っていたんですが……。
そうとも言い切れなかったですね。
ああやって、妄想のミュージカルシーンが入っていても、
お話がどん底なので、すぐ盛り上がっちゃうんですもん。
昨日のメトロポリスとはえらい演出の違い(^^;

ネットをリサーチしてみたら、
賛否両論、大激論みたいな映画だったことを知りました。
否定してる人は、多分、自分の価値観を映画に押しつけてるんですね。
もしくは、耐えられない派。
もっとも、移民という立場の人たちが、
映画ではなく、現実としてこのような悲劇に見舞われているという
事実には、目をそむけちゃいけないって気はします。
サラエボの映画でも書きましたが、
日本は平和だから、
ネットなんかできる環境の人は、
少なくてもどん底の不幸ではないから、
「耐えられないから否定する」
っていう選択肢もありなんだなぁ、と思います。
勿論、それが悪いとは言いませんし、言えません。
でも、耐えられなくても、嫌いでも、否定していても、
「知る」ってことで、そういう現実を、
もしかしたら変えられるかもしれない光明になったらいいなぁ、
……なんて。
平和な世界の住人の感傷ですね。甘いっすね(^^;

だけど……。
セルマの生き方を、不器用さを否定してる人だって、
圧倒されたでしょう?
映画の中に描き出された彼女の生き様に。

それが答え。

途中から、一切、ジーン(息子)が出てこなかったのは、
意図的なものなのかな?
ここはもう、完全にセルマの側の心理にシンクロしてる作りだなぁ、と。
ジーンに、会いたいよねぇ……。
会いたくて会いたくて会いたくて。
抱きしめたくて抱きしめたくて抱きしめたくて。
どーしょーもない想いを抱いていたんだろうなぁ、と。
そのへんがもう、たまらなかったですね。

ああ、辛い……。
なんかこう、うなされそうなものを見てしまったよ。
ストレスで、壊れてしまいそう。