激しく忙しかった12月をどうにかこうにか切りぬけて、漸く来た冬休み。これを利用して、かねてから興味のあった台湾へ行こうと思い立ちました。4年ほど前、台湾に住んでいて日本を旅行中だった台湾人夫妻と出会っておおいに話が盛り上がり、「是非一度いらしてください」と誘ってくださったため、よし行こう!!(あれから4年以上もたっちゃったけどね…)とあいなったわけです。
それでは、はじまり、はじまり。
第一日目 (埼玉の某所〜成田〜台北)
第ニ日目 (台北〜台南)
第三日目 (台南〜台北)
第四日目 (台北)
第五日目 (台北〜成田)
第一日目 (埼玉の某所〜成田〜台北)
予約したのは成田を午後に出発する飛行機だったので、時間的余裕がかなりありました。そこで、今回は少しマイナーな?行き方で成田を目指します。それは、新松戸まで武蔵野線で行って常磐線さらに成田線に接続するというもの。成田線には初めて乗りましたが、成田に着く直前、進行方向に向かって右側に関東平野が一望でき、見事な眺望。そして、前日の大雨が埃を吹き飛ばしてくれたためか、平野の遥か向こうに富士山が!! 冬の晴れた日の成田線、おすすめです☆
この日は、ご夫妻の両方とも仕事の日とのことで、単独行動。午前中に故宮博物院へ行ってから、特急で台南を目指す日です。そうそう、この日の台南行きにより、人生で初めて、北回帰線を越えました。あ、因みに昨今話題の台湾新幹線は、残念ながら、私が行ったときにはぎりぎりでまだ開業していませんでした…惜しい。
この日はまず、台南の街をざっと観てまわります。
少し遅めに起き、地下鉄に乗ってまず向かった先は林家花園という庭園。駅で夫妻と待ち合わせし、そこから少し歩くともう到着です。
バスにて桃園国際空港に直行、すぐに帰国。
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成田に着き、搭乗手続きを済ませ、出発ゲートに行く…このあたりまでは、いつもとまったく変わりませんでした。が、出発直前になって、航空券のシステムエラーが発生したらしく、なかなか飛行機が到着しません。待つこと1時間半くらい、漸く飛行機がゲートに到着したのですが、今度はあちこちで席のダブルブッキングが見つかったようで大混乱…。乗務員にきくと、先のシステムエラーによりマニュアルで発券処理をやったらしく、それによるものとのこと。随分どたばたした出発になってしまいました(汗)。
予定より3時間くらい遅れて、飛行機は出発。ヨーロッパ便に慣れてきてしまったせいか、4時間弱のフライトはあっという間に感じてしまいました。
台湾の桃園国際空港に到着。迎えに来てくださった台湾人夫妻と、4年ぶりの再開を果たします!! 感動。(T-T) お二人とも4年前と変わらずお元気そうで、何よりです☆ そして、空港から一歩外に出て…暖かい!! 20℃くらいかな? ここはもう南国台湾なのです…。
夫妻のご自宅は、桃園国際空港から台北に行く方向とは逆の方向に少し行ったところ、中れき(れき、は土偏に歴という字)にあります。まずは夫妻の車で、中れきでも有名という美味しい料理店につれてってもらいました。m(..)m この4年でどんなことがあったかなど、様々な話に花を咲かせながら、台湾料理をいただきます。大蒜の芽や、生姜のような味のする台湾独自の野菜、鳥の手羽など、出てくる料理どれもボリュームたっぷりで美味しい。(*^-^*) さすが!!
料理店のあと、恐れながら程近いところにある夫妻のご自宅にお邪魔させていただき、m(..)m 雑談の続きをし、更には台北まで再び車で送っていただきました。 m(..)m m(..)m いやはや、ただただ感謝であります。
そうそう、雑談とはいいますが、中国語ではなく、日本語と英語を交えたものです。ご主人は英語ができ、奥さんは日本語ができるため、片方だけ使うときもあれば、同じ内容を日本語と英語で2回言うなど。大学の頃第二外国語として選んだ中国語は残念ながらあまり使う機会がなく、看板に書いてある漢字の意味を聞くときにピンイン(中国語の発音)で言って伝えるくらいの出番しかありませんでした…。
時差は1時間しかないのですが、台北のホテルにつくとわりとすぐに寝てしまいました。さあ明日は、世界屈指の巨大美術館、故宮博物院を訪れます。
第ニ日目 (台北〜台南)
朝早くにMRT台北駅(中央駅みたいなもの)に行き、まず特急のチケットを確保します。そしてすぐさま地下鉄に乗って北へ、士林駅で下車。故宮博物院まではバスなのですが、このバスがまた日本人だらけなのでした…。(^-^;)
故宮博物院に到着、森をバックにした巨大な敷地の遥か向こうにそびえ立つ建物です。一部改装中だったため完全に全展示品を観て回ることはできないのですが、それでも多いこと多いこと。そしてそれを観る人たちも多いこと多いこと。(笑) 有名な所蔵品のガラスケースの前などは、朝の山手線の如き混雑ぶり。
人ごみをかきわけるようにして、早足でそれらを観ていきます。 昔パリのルーヴル美術館を3時間半で駆け抜けるように回ったことがありましたが、今回も結構それと同じ。(^-^;) 1ヶ月くらい時間欲しいな…。観てよかった所蔵品については、挙げていくときりがないのでかいつまんで説明しますと、やはり透明感ある青磁、伝説の書家王羲之の揮毫した作品、宝石を組み合わせて白菜に仕立てた翠玉白菜、などなど。博物院に附属のカフェでの休憩を挟み、およそ3時間ですべての所蔵品を観て回りました。
博物院を後にし、士林駅近くの料理屋で昼御飯。これが安くておいしかった!! 火鍋(huo3 guo1 ←中国語の発音です)といって、肉や魚や野菜を煮立ったスープで食べる、日本で言えばしゃぶしゃぶに近いものですが、たった2000円くらいで、大きな海老やホタテ・山盛りの野菜と羊肉がドン!と出てきます☆ すごい!!
この後は、地下鉄にてMRTに帰り、先ほど買った特急に乗って一路台南へ。因みに、車内の雰囲気は結構日本の特急と似通っていました。
台南に到着。陽は既に落ちており、駅前はまさに夜の賑わいといったところ。生暖かい南国の夜風を頬に受けつつ、大量の車やスクーターが行きかう交差点を渡ります、ああ遠くまで来たなぁと暫し感慨に耽った私なのでありました。
ホテルに荷物を置いてから、台南でも有名という市場の集合体「小北観光夜市」に向かいます…が、夜も結構遅いのでやっている店は少なかった。しかし、その少ない中から選んだ店が当たりでした☆ (^O^) 先にも述べた台湾独特の野菜と牛肉の炒めもの、味も香りも素晴らしい!!
さあ、明日は台南をざっと観て回ってから、台北に帰り、508mの世界一高い(2006年現在)高層ビルに登ります。
第三日目 (台南〜台北)
それにしても暖かい。台北も暖かいと感じましたが、台南は更にそうですね。
まず行ったのは、17世紀にこの地を征服していたオランダ人たちが建てたという楼閣。赤カン楼(カンは上が山で左に土、右に次という字)という名前がついています。オランダ人によるものときいて、洋風の建築かなと思っていましたが、意外と中国風。度重なる戦争によりオリジナルの建物は今はなく、あとから中国風の建物をつくったそうです。
中に入ってみると、遠足で来ている子供たちがいっぱい。(*^-^*) 歴史を記述したパネルや船の模型などを囲んで、神妙に先生の説明に耳を傾けていました。昔を思い出します。(笑)
次に行ったのは、赤カン楼のすぐそばにある、祀典武廟。名前からは伺えないのですが、三国志の英雄である関羽を奉った廟です。一通りみて回って、拝んで終わり。因みに関羽の廟というのはそんなに珍しいものではなく、中国各地にあり、日本でも少なくとも横浜と長崎にあります(私は両方とも行きました!)。日本ではほかにもいろいろなところにありそうですね。誰か「関羽廟つぶし」した人っているのですかね?
この後は、雑然とした路地裏を特にあてなく歩いて時間をつぶしてから、昼御飯。坦仔麺という、坦々麺の小さいversionみたいなものを出している有名な店で食べました。美味しい。(*^-^*) 地元でもかなりの人気店のようで、昼の少し中途半端な時間帯のわりにかなり人が入っていました。
特急で台北に帰ろうと、台南駅にてチケットを買おうと思ったのですが…指定席は全部売りきれとのこと。(悲) 結局立ち席に乗るしかないということで、4時間のうち最初の3時間くらいはずっと立ちっぱなし。残りの1時間は何とか席を見つけて座りましたが、さすがに堪えました…。
やっとのことで台北に到着、日本の居酒屋風の店で早めの晩御飯を食べてから、世界最高(今は違うかも)のビル「台北101」に登ります(508m)。このエレベーターというのが日本の東芝製で、世界最速とのこと。乗ってみると確かに速い!! ぐんぐん進んで、気がつくともう展望台に到着です。大都市台北の360°の夜景はまさに壮観。東京のように高層ビルが散見され
ず、遥か向こうまである意味平坦で、そして黄金色の光に彩られた夜景が広がっています。韓国の釜山で見た夜景もすごく印象に残っていますが、ここ台北の夜景は釜山と似た雰囲気で、かつもっともっと大きくて壮観。
明日は、再び友人夫妻と合流し、林家花園という庭園や、淡水という河岸地帯の観光地をまわります。
第四日目 (台北)
この庭園は元々清朝時代の豪邸で、その美しい建築から台湾の重要文化財となっているそう。訪れてみるとなるほどとても優美なところで、彩度の高い屋根瓦が特に見事です。日本人から見ると、沖縄(行ったことないけど…)の建築物を真っ先に思わせるような建築物が主でした。ただ少し気になったのは…お堀の水がかなり濁っていたこと。(汗)
特に何をしたということはなく、三人でぶらぶら歩き回って終わり。因みにこの庭園、ガイドブックには載っていないことが多いそうですが、なぜでしょうね?(?_?)
お次はまた地下鉄に乗り、もう昼食先へ。(笑) 友達の紹介による、「牛肉麺」(そのまんまな名前だ…)のおいしい店で舌鼓を打ちます。そして台北の中心部へ。
まず、恐らく日本の首相官邸にあたるのであろう総統府の前を通り、「ニニ八和平公園」をほぼ素通り(あとで戻ってきます)。そして中正紀念堂に着いて少し休息。中正紀念堂は、蒋介石(中正公)を讃える殿堂で、高さ5〜6メートルはあろうかという蒋介石の銅像が、青い屋根瓦の巨大な城の中に鎮座しています。スケールがでかい…。
そして先ほど述べたニニ八和平公園に引き返し、敷地内にある「ニニ八紀念館」を見学しました。「ニニ八事件」とは、かいつまんで言うと台湾人たちの国民党に対する大反乱(1947.2.28に起きた)で、言論の自由が認められない中長らくタブーとされてきたそうです。数々の展示品が、犠牲となってしまった人々の無念を語りかけて来、胸が苦しくなりました…。人間は、二度とこんなことを繰り返してはいけない。
次は再び台北の中心部から離れ、淡水という海沿いの景勝地に行きます。中心部から地下鉄で北に40分ほど行き、淡水駅に降りると…人、人、人の大混雑。こんなに混んでるとは思わなかった。そこここに屋台があるところを見ると、日本のお祭りの縁日のような気分にだんだんなってきます。
人ごみを掻き分けつつ海沿いを三人で歩いていき、オランダ人が入植した時代の洋風建築である「紅毛(あかげ)城」などを見てまわります。漣の音に耳を傾けつつ、しだいに沈んでくる夕日を眺める―――贅沢なひとときです!! やがて夜の帳が降り、薄暗い中今度は一つ一つの洋風建築がライトアップされるさまもこれまた見事。
この後は、屋台にて軽い夕食をとり、台北中心部に戻りました。台北駅のそば、大きなビルをバックにして、友達夫妻と記念写真撮影。旅行中ほんとお世話になりっぱなしでただただ恐縮です。 m(..)m ありがとうございました。日本に来るときには是非案内させてください☆
ホテルに到着して、すぐに就寝。
第五日目 (台北〜成田)
暖冬とか言われていますが、日本の冬はやはり寒く感じます。道中ずっと、20℃くらいだったんじゃないかな? 特に台南は半袖でも大丈夫だったかも。(笑)
ここまで読んでくださったかた、ありがとうございます。m(..)m