ここでは、私が読むなり見るなりして特に気に入ったものを書き綴っていきたいと思います。
たま〜に更新(追加というべきか)するかもしれません。
小林秀雄は、1920年代からつい最近まで約60年の長きに渡って活躍した大評論家で、評論という叙述方式を文学の一分野にまで高めたといえる、偉大な人です。その評する世界は、文学、骨董品、絵画、思想、音楽、などなど実に多彩。膨大な読書量と膨大な知識人たちとの交流を糧に氏の語りゆく評論の世界に、一歩でも足を踏み入れたなら、人類の叡智の片鱗を垣間見たような気分になれること請け合いです。
ロシアの文豪ドストエフスキーの著作。革命を企む秘密結社の暗躍とその破局を、実際の事件を題材にして描いた小説です。ロシアの社会状況を通して語りかけられる文学的・哲学的なテエゼと、スパイ小説を読むような息つかせぬスリリングな展開が見事に混在していて、すごく面白い!!
世界史の上でも有名な、二十世紀の一大潮流となった共産主義の必要性を訴えた論文です。ソヴィエト連邦の崩壊等その多くの矛盾が時代と共に露呈されていった共産主義ですが、これを読んだ事により共産主義のある程度の妥当性を感じ取ることができ、資本主義に慣れたがゆえの偏見を払拭できたように思えます。でも、元から私は左翼ではないし右翼でもありません(笑)。
「悪魔の辞典」は、アフォリズム集です。興味深い点は、それらが辞書の形式で並んでいること。作者アンブローズ・ビアスの選ぶ様々な単語がアイロニーたっぷりな定義を植え付けられていて、読者の心を大いに納得させそして笑わせてくれます。あなたも悪魔の辞典を作ってみませんか?(笑)
有名な夏目漱石の著。私は漱石なら「こころ」と並んでこれがすごく好きです。夏目がよく描く「心の葛藤のありさま」という峻厳なテーマが、特にこの作品で大きく開花しているようにも思われます。
コンピュータの製作者そしてゲーム理論の創始者でもあった大数学者フォン・ノイマンに関する伝記的叙述を経糸に、そして近・現代科学史の急速な発展劇を緯糸にし、我々の実生活に潜むゲーム理論の考察とその解明につとめた名著です。
あの大歴史小説家の処女作。舞台は戦国末期の日本。主人公である二人の忍者の対照的な人間模様に垣間見える、忍者特有の不気味なほどマテリアティスティクな人生観に、私は驚嘆の念を禁じ得ませんでした。 因みに、つい数年前映画化されましたが私は見に行ってません(笑)。
「三銃士」で有名なデュマの、伝奇小説。自分を妬む心悪しき者によって無実の罪を着せられ、牢獄に繋がれた主人公エドモン・ダンテスが、脱獄に成功し巨万の富を得、自分を陥れた悪者たちに復讐をする……という、単純明快なあらすじです。文庫本七冊という分量にもかかわらず、その面白さにスイスイ読めてしまいました。
イギリスの文豪による短編小説。心の貧しい老人スクルージが、幽霊によって自分の寂しい一生を厳然と見せつけられ、「優しさ」に目覚めるという、美しい物語。
「人に大切なのは素直で優しい心なのに、なぜ人は遠回りするのだろう?」 そんな声が、天から聞こえてくるかのようです。
歴史特に二十世紀の大好きな私を狂喜させた番組です(笑)。NHKスペシャルとして放映されたあまりにも有名な番組なので、レンタルショップに行けば借りられるでしょう。
二十世紀は、人間が互いに血を流し合わないと進歩しなかった世紀だったのだろうか? その答えを見つけるのは、他ならぬ我々なのです。
ホテルにたかり恐喝を繰り返すやくざたちを、宮本信子演じる女性弁護士がやっつける、という映画です。勧善懲悪をやくざの形態をとってストレートに描写したストーリーが秀逸。
見れば見るほど伊丹さんの才能がひしひしと感じられ、その突然の死が悔やまれます。
「およびでない? こりゃまた失礼致しましたっ」で有名なあの植木等演じる、痛快なコメディです。ある年の正月に放映されていたのを見て興味を持ちました。
1960年あたりから勃興した上下関係の強いサラリーマン世界の風刺をコンセプトとして、植木等が縦横無尽に活躍(?)します。「日本一の○○男シリーズ」が特に面白い!!
これは有名ですね。私が好きなのは、田村正和のダンディな(?)雰囲気と、論理的な謎解きの過程のうみだすスリルです。
バックスバニーとかが出てくるあれ、と言えばおそらくおわかりでしょう。私は、バックスバニーとかも勿論好きですが、一番面白いと思うのは「コヨーテとロードランナー」です。
数ヶ月前、突然もう一度見てみたくなってレンタルショップを何軒もまわっちゃいました(笑)。
これも有名ですね。私は、幼児の頃から「八時だヨ! 全員集合」を見ていました(爆)。最近バカ殿シリーズをはじめあまりドリフをやってくれないので寂しいところです。
そして、荒井注さん、ご冥福をお祈りします。
レスリー・ニールセン演じるコメディです。随所に見られるギャグや有名映画のパロディに、私は抱腹絶倒してしまいました。時々かなりキツいギャグやシモいギャグも確かにありますが、これがアメリカン・ジョークなのかな?(笑)
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