| ■ パリのおいしい散歩道 〜クレープ/グラス〜 |
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クレープは日本でもようやくフランスと同様のスタイルを見かけるようになったが、まだまだ珍しい存在である。頼り無い薄焼きに不味いホイップクリームやチョコレート、マヨネーズやツナ等を包んで街角で食べるものは決して本来の姿ではない。しかしこちらの方が定着しているというのは非常に残念だ。クレープは女子供の「オシャレな食べ物」ではないのである!
正しいクレープリーの利用法はこうだ。時間は食事時を選ぶ。そう、おやつではなく、食事なのだ。そしてまずガレット(蕎麦粉)を1〜2枚食事として食べる。2枚の時は前菜用に軽めを1枚、そしてメインに卵やチーズ、最近ではラタトゥイユやサーモン等も定番になっているがボリュームのあるタイプを1枚。デザートにはクレープ(小麦粉)を選ぶ。飲み物はもちろんシードル。店にもよるが、小さいドンブリのような器で出てくると嬉しい。不味いビストロよりよっぽど充実した食事となること請け合いだ。 私の好みはハムとグリュイエールチーズのガレットと砂糖とバターのクレープ。どちらもシンプルで定番中の定番。値段も一番安いのだが、何度食べても飽きないのだ。 日本で見かけるようになったクレープリーも何度か試しているが、なかなかこのバリバリ感に出会えないのは残念なことである。 |
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冬に出掛けた時は店内でマンダリン(ミカン)の皮を剥いていた。大きな段ボール数箱分を皆でおしゃべりしながらセッセと剥く。きっと果汁を絞って明日のソルベを作るのだろう。狭い店はいつも混んでいる。 |
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