3/28に行われた第2回の有識者会議を傍聴した方が議事録を作ってくれました。ここに一挙掲載します。
(資料説明についての質問)
矢内諭委員(東北工業大学教授 東北大学初代副団長)
「仙南では県教委に批判的だったそうだが参加者の内訳などはどうなのか」
理事兼教育次長斎藤進
「教員が中心だった。30人学級の見直しを求める意見が多かった。だが高校生も男女
一人ずつ発言した。」矢内委員
「全体としては県への批判だったのか」
斎藤次長
「そうです。」 っておい、これだけかい。
水原克敏座長(東北大学教育学部教授)
「今日の討議は共学化を中心に討議したい」
「(戦後教育の歴史を話したが内容は略す)」
「同一内容、同一制度を目指すべきである」
「今までは別学で男女を隔離してきたがそれを変える時が来ている」
「宮城ではGHQに対抗するために別学を残しただけ」
「戦前教育では、質実剛健とか、良妻賢母とか、とかく立派な男、立派な女、立派な
日本人を作る教育が伝統として続き、今まで繰り返してきた。」
「もはや議論は出尽くしていると思うが、もっと掘り下げて考えるのも・・・」
「それでは牛尾委員から発言して頂きたい」(これより各委員の席順での順繰り発言となる)
牛尾陽子委員(株式会社藤崎快適生活研究所取締役)
「戦後教育改革の話が出たが、私が大学に入学した頃、大学には女子トイレもなく、
ゼミに入ろうとしたときも女性だから拒否される事もあった。」今のことは知らないんですか?
「制度を温存しておいて、中身を変えるというのは無理である」
「私はイギリスの教育制度を実際に見て、男女平等の教育を見た。」
「これからはもっと女性が頑張って意見を言うべきである」
「女性の意見にももっと耳を傾けるべきである。」後藤宗徳委員(石巻グランドホテル代表取締役社長)
「意見を聞く会があったが、1,2回のみでなく、もっと重ねた議論が必要であ
る。」
「賛成反対それぞれのスタンスでかなり違う印象を受ける。」
「教員のみでなく、もっと外からの意見を集めるべきである」
「私は男子校出身だが、意識して別学を残す必要はない。」
「私にはノスタルジックもあるし、選択肢を残す事も会ってもいいと思うが、私のそ
ういう気持ちは2割くらいである。」
「社会的に男女一緒の中、強力に別学を推す必要はない」
「男女共同参画社会と共学は違う。共学に全てを求めるのはおかしい」
「性を乗り越えて自然に集団生活を基本に考えれば共学であるべきだろう」
「別学の生徒、共学の生徒それぞれが自然と捉えている」
「残せるのならば別学の選択肢も残して欲しい」水原座長
「共学化問題では、ナンバースクールが意識が高く、その周辺は薄く、県外から来た
人たちにはとんでもないと受け止められていますね」(会場笑)
「生徒会は学校で民主的を学ぶ場としてできた。」佐藤英明委員(東日本電信電話株式会社宮城支店長)
「男女共同参画社会そのものの理念を今まで考えた事がない。」
「共学でも校訓に質実剛健が残ってる学校はある」
「これはイデオロギー的問題という人もいる。」
「仙台の意見を聞く会での高校生のパワーは何だろう」
「男=女、または男と女は違うというゾーンがる。」
「男=女だと、男女共同参画社会推進には共学が必要という論理になるが、これは短
絡である」
「別学を推す人は、イデオロギーで、これはちがう。男女が異なる事を同じ場で学
ぶ、男女異学。これを共学で考えて欲しい。」
「異質との出会いが成長には大切だ。」
「小中学校で男女共同参画推進教育をしても、本を読むのと同じで、子どものときと
大人のときとでは受け止め方が違うのではないか。」
「3月21日の河北新報で中高一貫の別学校で6年間クラスメイトも変わらない中生
活して、大学に言ったときに友達の作り方がわからずに、苦しくなって大学を辞めた
人もいた」
「しかし、免疫的に別学を捉える事はしてはならない。」
「排除的に別学を論じてはならないと思う」佐藤理絵委員(河北新報社記者)
「女子高出身だが、私は共学化に賛成」
「私の頃は、別学のみで選択の余地がなく、女子高に行った。」今の男子高・女子高も考えてください
「もっと長期的な視野で見れば、同じ場所で男女が学ぶ重要性は大きい」
「ジェンダーフリー教育や、ジェンダーフリーの視点を養う事は日常感覚で身に付け
るもの。小中学校で養っていたものを別学で男女を分けるという事は、弊害が大き
い」
「素朴な疑問だが、何故別学でなければのびのびと生活する事ができないのか。一緒
でもできるはずだ。」
「社会では男女一緒なのに」
「基本的なところで男女一緒が自然だという事を進めるべきだ」水原座長
「別学では男らしさ、女らしさを強調するが、そのために応援団が暴力的にむちゃく
ちゃなやり方で押し付けて、しかも、試合で勝った負けたで泣いたり騒いだりと、そ
んなめちゃくちゃなやり方で男らしさを押し付けることは良くない。それに、この問
題は応援団ほど強く反対する。」(会場爆笑)今の男子高・女子高で男らしさ、女らしさが強調されていると思ってるんですか?今のことは知らないんですか?男子高・女子高出身者だけじゃなくて、今男子高・女子高の先生をも馬鹿にしてますね。
「無理やり歌わせるのではなく、みんなで歌いましょう、で済むものを。」
外山洋子委員(宮城大学教授)
「私はどっちでもいいと思う。」
「何故こんな事が議題に上がるのかと思っている」
「私はお茶の水女子大付属高校出身だが、先生の言うとおりにやってきて、社会に出
た時に一時盲目的になった。」
「それぞれの学校で、そういう考えで育ったことがいいのであって、形を作っても変
わるものではない。共学化に反対するわけではないが」
「共学化は、物理的に無理のないようにして欲しい」
「出身高校では、6クラスの女子のみだったが、違和感はなかった。」
「中規模ならいいと思う。適正規模を考えて欲しい。」星山幸男委員(東北福祉大学助教授)
「私は東京出身で、共学が当り前と思っていたので、反対の動きを見て驚いてい
る。」
「この議論は、このままではどこまで行っても平行線である。」
「議論のうちにお互いに話を補強し合っていいところを見つける。高校教育の話まで
行くと平行線のままである。」
「県に言うが、素案にはどこにも理念がない。将来構想レベルで話を進めるのである
から・・・」
「別学が多いからとか、男女共同参画推進=共学というのは飛躍しすぎている。」
「基本的に、どういう方向、人づくりのビジョンに立って考えて欲しい」
「佐藤(英)委員の異質を見て学ぶというのはそのとおりだと思う。」
「高校ではいろんな人との出会いの場があるべきだ。別学ではその機会が減るのは確
か。」
「共学化は普通と思う」矢内委員
「(成田闘争の話になり、内容つかめず)」
「この問題はみんなで積み重ねて議論するべきだ」
「これからは市民が考え、行動し、それに責任も持つべきだ」
「反対派は、自分の来し方を否定されるとたじろぐ」
「水原座長に反論するが、国際フォーラムで日本文化として東北大学応援団が演舞を
披露して評価された。」
「しかし、共学は当然の成り行き。別学の誇りというものは取るに足らない。」
「反対派は、校風、伝統というが、仙台一高の卒業式を見ると、彼らの言う伝統とは
このようなものだったのかと思った。もはや校風などは消えたと断言する。あまりに
も幼稚で人間的に成長していない。」
「私は共学の教員をしたが、とても楽しかったし子ども達も楽しんでいた。」
「個人の誇りをどう認めるのか、認めないのかというのも問題だ。」横山英子委員(仙台青年会議所理事長 横山設計事務所)
「私は女子高(一女高)出身だったが、社会に出たときに違和感は感じなかった」
「共学=男女共同参画ではない」
「選択肢がなかったことが問題だ」
「今まで、性別で自分のやりたい事を制限された事例があるのか、検証すべき」
「女子高のメリットは、ジェンダーフリーを学ぶトレーニングであること」
「共学化には賛成だが、全て一緒で泣ければならない事はない。」
「高校は、自ら選んだ人もいれば、行かされた人もいる。それぞれでかんがえなけれ
ば答えもそれぞれ変わる。」水原座長
「文化を作る為という目的で50年前に別学ができたとは思えない」
斎藤次長
「横山委員に答えるが、現行の制度ができて50年過ぎ、別学という流れは仙台三高
が創設されるまで存在した。」
「しかし、歴史的に見ると、量的拡大に追われてきた。」
「悪い言い方だが、いかに子供たちを収容するか、が課題だった。」
「ただ、共学化は専門校から進み、現在は全ての専門校は共学だ。」
「試験結果から見ると、別学合格者は他にも選択の余地がある。しかし、逆に成績で
共学に行かざるを得ない人がある場合はそういう人をどうするのか、という問題があ
る。」
「男女別々に、しごくようなやり方で、詰め込むほうが良いという今までのやり方で
は行き詰まっている。」今までそんなやり方してたと自覚しているんですか?
共学校と男子高・女子高とで別の教え方をしてたんですか?「仙南学区は、共学校へは3割しかいけない。選択肢をと言っているのは仙台学区の
みである。地方では共学に行けない人が多い。」水原座長
「荒れていた学校を共学にしたら良くなったという報告もある。」
「東北の拠点である宮城で古い考えで別学を残すのはいかがなものか」
「男女交際が下手な人が宮城に多いが、それは別学の影響では・・・」こんな馬鹿なこと本気で言ってるんですか?
矢内委員
「男女共学のみでなく、学校再編も考えると思うが」
「地域とかの自分達の文化に興味を持たない人間、文化を持っていない人間が多すぎ
る。その中でアイデンティティを養うのは難しいのではないか」
「学区をもっと小さくし、近所から通えるようにすべきである。」
「地域文化をもたせる教育が必要である」後藤委員
「地域文化を知らない人が多すぎる。しかし、地域のエゴにならないように注意すべ
きである」
「今までは基本中の基本をなおざりにしているのではないか」
「これからは生きる力よりも考える力が必要だ」水原座長
「新しい観点がなければならないだろう」
横山委員
「別学のみではなく、自分の母校に誇りを持っている人々や、その文化を認めるべき
である。」
「共学化でも、方法を考えるべきである。別学同士の合併よりも、別学を異性に開放
すべきである。」
「やり方が違うと、スタートが同じでも全然違う結果になる。」水原座長
「男女の割合を定めるのか、ただ異性に開放するのかはコンセプト次第である。」
「3年一昔の時代の中、平成20年では遅すぎる。」
「他に発言があれば発言いただきたい」(これより自由発言)
星山委員
「男女共同参画社会推進は進めるべきである。しかし、今まで議論の場があったのだ
ろうか。」
「対等な立場で議論できる場が必要である。」
「水原座長の言うような、このまま突っ走るというのはいかがなものか。」矢内委員
「このままお互いが疲れ果てるまでアーディメントして、少数派を潰すのか。」
「ビジョンが県民に伝わっているか検証すべきである」佐藤(理)委員
「星山委員に賛成である。考えるきっかけは大切だ。どのように共学化を進めるのか」
「きちんとした議論の場があるべきである」佐藤(英)委員
「議論を進めるプロセスを進めるべきである」
「むしろ共学という選択肢が少ないというのには異論がないと思う」
「共学化実験校を作ってみてはいかがだろうか」
「女性労働力、老人、外国人を問わない進め方を・・・」(この辺は意味不明のため
記録できず)水原座長
「誰でも参入できて地域文化に貢献しなければならないし、それに対するあらゆる努
力をして欲しい」牛尾委員
「教職員異動内示を見たが、記事に一高とかの特定校の校長のみを紹介しないで欲し
い」水原座長
「自然な形で共学を受け入れるのには了解が得られたと思う」
「議論のみではすまないだろう。県教委にはよろしくお願いしたい」斎藤次長
「話の進め方を考えていきたい」
「もっと一般の声を取り入れたい」鈴木企画員
「次回は連休前、4月下旬に行う予定。」
閉会、解散。