問題点その3

教育委員会は県民の意見を本当に聴いているか

 1999年秋に「県政だより」に県立高校将来構想素案が掲載されて以来、県教育委員会は葉書、e-mailで意見を募集する一方、各地で「説明会」「意見を聴く会」等を行い、積極的に意見を吸収しているように見せています。

また、「有識者会議」なるものも発足して、県民の意見の集約を図ろうとしているようにも見せています。

 しかし、本当に意見を聴く気があるのか非常に疑問です。


「説明会」

 素案が発表された直後に行われた「説明会」は、県内各地で行われました。

 しかし、参加できた人は非常に限られた人たちです。何故なら、平日の夕方4時からという、普通に働いている人たちが参加できない時間帯に設定されていたからです。

 しかも、時間が限られており、教育委員会からの説明で時間が取られ、意見をいう時間や質疑応答の時間が非常に不足しました。

 各地で説明会を行ったという実績を作るためだけに行ったんでしょう、きっと。

e-mailでの意見の募集

 私こと管理人も、素案について疑問があったので、1999年11月にメールで質問をしました。

 返ってきた答えはこんなものでした。

  県立高校将来構想検討素案を公表した目的としては,主に皆様方からの意見を伺うことにありますので,申し訳ありませんが,個別の質問に対してのお答えは差し控えさせていただきます。
 今後とも,よろしくお願いいたします。

平成11年11月5日

                          宮城県教育庁高校教育課

 県民の意見を吸収し、県民の理解を得ることが目的ではなく、県民から意見を聴いたポーズを作ることが重要だったのかもしれません。

「意見を聴く会」

 「意見を聴く会」は2000年の2月、3月に行われました。土日に行われたので、説明会よりは進歩しました。しかし、古川、仙台、大河原でしか行われなかったので、沿岸部住民からは意見を聞けていません。

 また、県教委からの説明は、単に1999年秋にでた素案の説明にとどまり、上記の「説明会」で受けた多数の意見が反映されていないことが明白になりました。

 さらに、意見を聴く会では教育委員会に対する質問には直接返答されず、質疑応答といった形には全くなりませんでした。さらに、発言時間も制限され、参加者はみな自分の意見をいいきれないまま終了しました。

 詳しくはこちらをご覧下さい。
   →意見を聴く会のページ
   →宮城教育フォーラム 意見を聴く会の詳報

無視された現役高校生

 仙台一高の生徒会が、教育委員会と直接話し合う場を作るよう要求していますが、無視され続けています。

有識者会議

 人選は教育委員会ですから、当然教育委員会の意向に逆らわない人たちを集めています。しかも、本当に有識者なんだろうかと思う発言の連続です。

 形だけ整えるために組織されたものといっても過言ではありません。

 詳しくはこちらをご覧下さい。
  →有識者会議のページ


といった具合で、県民の意見を聴いたという「実績」を作ることが大事で、本当に意見を聴いてそれを反映していく姿勢は見られません。


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