Metaphysical

FIGHTERS

DAS PROGRAMEN DER KOMMONDEN

GESHICHTE DER PHILOSOPHIE

対戦型哲学史

または

来るべき哲学史のためのプログラム

あるいは

哲学者魂

soul of philosophers




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 哲学史には、《新奇さ》を縮減する機能があります。
 「目新しい思想」は、常に何ものかの繰り返しであり、コピーであり、焼き直しです。そのことはその思想の価値を(そんなものがあるとしたら、ですが)いささかも減じるものではありません。むしろその思想に「存在理由」のようなものがあるとしたら、それは「再び出現した」ことにこそ、求められるでしょう。

 「対戦型哲学史」は、哲学者・思想家たちの間の「対戦」、すなわち対立、相関をノードとしたネットワークにより、思想家とその思想を浮かび上がらせた、新しい方法の「哲学史」です。
 「対戦」とは、哲学史上の著名な「論争」であり、一方的な「批判」であり、通常「離れている」とみなされてきた哲学者たちの間に見いだされた「争点」や「遭遇」でもあります。
 従来の「哲学史」は、時系列を模した架空の順序関係によって配列されているにすぎません。ヘーゲルはそれを「阿呆の回廊」と呼びました。「過去の著名な哲学者についての知識」を伝達するのに、そして「哲学史上何度繰り返される主題や対立」について叙述するのに、これまでのような形式が唯一の方法であるとは思えません(確かに紙の本にはしやすいのでしょうが)。
 一方、「対戦型哲学史」は、多くの「対戦」(n人参加なら最大で nC2)で構成されます。哲学者はそこでは、網の目状に拡がる諸「対戦」(のネットワーク)の「結び目」です。彼の思想は、幾人もの他の思想家、いくつもの他の思想との対決の中で鍛え上げられてきたものですが、「対戦型哲学史」は実際にいくつもの「対決」を通じて、そのさまざまな側面が浮かび上がらせます。
 そして思想とは繰り返されるものであり、またいくつもの場所で繰り返されるものであることも、「対戦型哲学史」では明らかになるでしょう。哲学史上の「論争」は、ほとんど同じ対立をめぐって、何人も登場人物を取り替え繰り返されてきました。言い換えれば「哲学史」は進化しない、ということでもあります。それだからこそ、「古い対戦」たちが現在の我々にとっても、今後繰り返され得る「対戦」であり、「哲学史」を知る意味もまた生まれてくるのです。


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