暴力団だった!(余話)
これから記載する事柄は全てノンフィクションですが、登場する人物・団体名は仮名にしてあります。
警察・公安・司法機関等からの要請以外、記載に当たっての資料・データ等は一切公開に応じません。
自己保身のためですのでご了解下さい。(嘘だと思ってもらってもかまわんちゅうこってす)
代表者達はいずこへ?
ある時点を境に各会社の代表者と言われる人物は全て姿を消してしまいました。
(株)パソコンサービスの代表者鈴木 宗男(仮名)は、210号室明け渡しの4−5日前に電話連絡があり、「部屋を明け渡しします。 ご迷惑をおかけしました。」と連絡があったのが最後です。
どこか遠くから、声がまるで生きている人間の声では無いような感じたのは気のせいでしょうか?
訴訟後、210号室契約当時に提出された鈴木 宗男の住民票に基づき個人資産(持ち家)を調べると、既に第三者の手に渡っており、所有者は謝 清(仮名)という方の所有物となっておりました。
(株)ワールド・ベンチャーの代表の太ったオヤジは、興信所の調査員がやってきたときに少しだけ情報を提供してくれました。
吹田市のマンション(これも既に別人の名義に変わっていたらしい)に住んでいたという情報を最後にぷつりと足取りが消えているらしいです。
このマンションには、膨大な量の請求書と、サラ金等の金融業者が毎日のように取り立てに来るのにすっかりやつれはてた奥さんと名乗る人がいたそうです。
日本国営通信(株)の松本(仮名)はわかりません。
書類の謎
今回の契約で複数の会社が入れ替わり立ち替わり登場してきます。
これらの会社の入室については全て書類を取得して保存しています。
訴訟が始まる前に再度これらの書類を引っ張り出してきて、会社の情報を少しでも得ようとしました。
そして、あることに気づきました。
登記簿謄本。
会社が法務局に登録されてから現在に至るまでの住所、代表者、取締役の変遷が全て載っています。
(株)パソコンサービス改め(株)レイズ、(株)ワールド・ベンチャー、日本国営通信(株)の登記簿を見ると、全て1年以内に代表者が替わっていました。
住所はそれぞれ大阪市内のあちらこちらを転々としたあげく、最後にまだ入室を許可していない日にちで現住所が210号室のものに変更されています。
一番驚いたのはある人物の名前が全ての会社の取締役に名を連ねていることでした。
何を意味するかはご想像におまかせします。
事務機器の行方
すっかりこの件が片づいた翌年、事務機器の販売店から電話がありました。
営業マン「OAのレコー(仮称)です。 お世話になっております。」(当時私の会社の担当者)
私 「まいど!」
営業マン「あのー、ちょっとお尋ねしたいことがあるのですが。 210号室に入っていましたパソコン・サービスていう会社のことなんですけど。」
私 「ああ、去年の暮れに出ていったよ。 どうしたん?」
営業マン「どこへ行ったかご存じないですか?」
私 「さあ〜? わからへん。 あんまり関わり合いたくないからねえ。」
営業マン「うちのパソコン5台ほどリースで販売したんですけど、メンテナンス契約の毎月の保守料が入金されなくて困ってるんです。 それで上司から調べろと言われまして。」
私 「ああー、そりゃもう諦めた方がええよ。 暴力団関係に巻き込まれたくないやろ。」
営業マン「ええっ!そんなんなんですか!?」
私 事情を説明してあげる。
営業マン「....(絶句)... 上司にそういうふうに説明します。 ありがとうございました。」
私 「気を付けてね〜(^^)/」
リース機器類はどこ行ったのでしょう?
その後訪れた人達
退室後、この会社が行方不明になってから管理室へ訪れた方々は多くいてます。
税務署職員、興信所調査員、金融業者、NTT職員、事務機器販売業者等々。
その中で最もうっとうしかったのはとある事務機器販売会社のオヤジでした。
まずは型どおり?に「どこ行った?」「さあ、わからん」「何か被害は?」「家賃滞納」のやりとり。
普通ならここで帰っていくのだが、このオヤジ何を勘違いしているのか、
「被害者同士が集まって被害者の会作って訴訟起こしまへんか?」だと。
そこで、私たち大家業は商法ではなく民事の借地借家法で既に訴訟を起こしたことを説明してやる。
しかし、このオヤジはわかってるのかわからんのか、執拗にいろんなことを聞いてくる。
私はしまいにはキレてきて、
「で、どうしろと言うのですか?」と、聞くと。
「いや、申し遅れました。 私はこういうものです。」
と、取り出した1枚の名刺。
そこには、ヘヘ〜ン学会・大阪支部・X山V男 その横に うああ党選挙員 の文字が。
このオヤジ、こういうことにカマかけて宗教団体の勧誘かいな。(▼▼メ)
2度と来るなあぁ!
すぐに追い出しました。