レールものの観光みやげ
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出所不明の怪しげな”みやげ”
ここでは食品に限って触れますが。食べ物以外にもあるかもしれない。
旅行に出かけた時の楽しみの一つは「みやげ」。
駅やら空港やら道の駅やらドライブイン、名所観光スポット温泉旅館等々、
行った先々にはお土産が所狭しと溢れていますな。
なかにはよく眺めてみると怪しげなものも…
「みやげ」といえば本来の意味するところは、
「旅行先や外出先から家などへ持って帰るその土地の産物。」
じゃないですか(ネットの辞書から引用)、ところが、
どうみてもその土地の産物ではない、言い換えれば本来は
土産と呼べない「みやげ」が堂々と土産品として売られている、
これは小生的には腑に落ちないことなんですな。
気にしなければいいのだがどうも気になってしまうな。ということで。
お土産は レールものがいいの おとうさん。
レールものといってもプラレールとか鉄道模型とかそういうのじゃないよ、
レールに載って運ばれてくる、正体不明な「みやげ」のことをさすらしいです。
たとえばこれ。山形県米沢市「よしだ聖菓」のパクリじゃないか、それはおいておいて。
一応パッケージには「新潟」と謳っていて、トキとか佐渡おけさとか描かれていて、
新潟みやげなんだなーと思わせる。パッケージ変えて福島や山形でも見かけたことがあるけれど。
裏を見る。品質表示。なんで6ヶ月も保存が利くのに「生菓子」なんだよ、
この辺で頭が混乱するんですが本題と外れるのでおいておいて。
下の欄に「販売者」と称する欄があり、よく見かける地元の事業者の名称が記載されている。
なぜか感熱紙のシールを貼付するようになっていて、電話番号(市外局番)の
記載に誤りがあったりする。これは。いったいどこの誰が製造したのか?
気になって他の商品や店舗を覗くと、ちゃんと「製造者」として表示されている
いわゆる老舗の本当の地元の土産品のほかに、このような「販売者」の記載がある
「まがい物」、そのようなものも結構ありますね。
某社グループの新潟○通商事、ご丁寧に佐渡にも営業所を置いて、
サドガシ○ンなる「みやげ」を売っているタカ○ホなんかが販売者ですな。
なぜ、製造者ではなく販売者の表示で売っているのか、
食品衛生法で基準に合う表示のない食品等を、販売したり、
販売のために陳列したり、また営業上使用することはできないとなっていて、
法定の表示を義務付けることによって食品の衛生保持、
もって消費者の保護のためを目的としているらしいです。
当然そこには当該食品の製造者の住所、氏名を記載されることになっています。
これでその食品はどこの誰が作ったかわかるという按配。
みやげ物ならいわばそのご当地で買った証拠のようなものですな。
ところが、「販売者が製造者との合意により製造者に代わって
その品質に関する表示を行うこととなっている場合にあっては販売者の
表示を行うこと」となっていて、たとえばOEM供給されているようなもの、
某明治製菓の氷菓を某もも太郎でおなじみの新潟の企業さんが製造していますが、
表示上は明治製菓のなんとかしぐれ・販売者明治製菓となっている、
このような事例は許されるということになっているそうです。
ただ、それは一般食品の話であって、みやげモノとなると話は別、
当初に記載したとおり、みやげとは、その土地で作られた名産品なのであって、
販売者がその土地に所在しているから、パッケージにその土地の事柄が記載されているから、
じゃあどこの馬の骨が作っているかわからない商品をたとえば「新潟みやげ」などとして、
食品衛生法上許されているからといってそのようなものを売ってもいいものかは
(売ってもいいのだろうか、いやよくないだろう)。
ありがちなのは例えば福島といえば桃、青森といえばリンゴといった
果実をイメージさせるということでそのようなもの(実態は香料とかか)の
入った、そういうケーキとかクッキーみたいなものですね、原価はたかが知れているのに
結構なお値段で売っている。味は全国共通のため可もなく不可もない。
この手の商品の特徴
「包装紙がきれい」「過剰包装」「土地の名前が入っていない」
「入っているけれど中身は共通の商品」
「クッキーとか型だけわざとらしく『新潟』とか書いてある」
「内容物だけで判断すると(配送に金がかかっているから?)割高」
「製造者の名称がなく販売者の名称を記載」
「賞味期限が異様に長い」
先日なんかレトルトパウチの「ビーフカレー、○○牛25%使用」なんてのがあって、
ご当地の有名な牛肉だ、買ってみようと手を伸ばして、品質表示欄を見ると
「販売者」として地元の観光土産販売業者の名前があった、よく考えてみると
パッケージだけ変えて、○○牛と□□牛、△△牛と××牛、25%ずつ配合して、
同じ業者が作って同じものを各地でそれぞれの地元の有名牛を前面に出して、
(通常の市価と比較して相当)高額で売っているのだろうと気づき、
なるほどと納得するやら呆れるやら。
話題はずれるけれど、実際に駅弁として売っている事例がないのに
駅弁大会で堂々と「駅弁」と名乗る、エセ駅弁とかあるらしいけれど、
そういうものもいかがなものかと思いますな、ただの「駅弁風弁当」でしょうが。
どうせ旅先に出ても最近は駅弁などめっきり口にしなくなったしどうでもいいか。
ご当地モノのポッキーとかエリーゼとかそういう大手メーカーのスナック菓子類は
当然その地に工場があることは珍しいので、またOEM供給だったりなので
販売者の名称でやむをえないと思うけれどそういうのは例外品ですな。
ということでだ、諸君、小生に土産を買ってくるときは
真のご当地モノを買って来いということだ。
ただ時間がなくてそういうレールもの土産しか買えなかったとしたら
買わずに持ってこないよりはマシなので許してやろうじゃないか。
旅行に行ったらまず小生向けの土産品の確保だ、わかったな。
ウン、ワンパターンの結論だ、水戸黄門もビックリ!
ではまた。
▲上
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