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不徹底比較 鉄道vsバス
第1回 新潟〜村上の巻
こんにちは。山島冷蔵です。公共機関の充実のため日夜妄想しています。
“阿賀北は新潟ではない”
などと揶揄されていた県北地方についに光が当たる日が来ました。
2002年10月20日の日東道聖籠新発田IC〜中条IC開通に伴い、
翌21日から高速バス新路線が村上営業所〜新潟県庁間で開業します。
回送で西部営業所まで入るみたいです(関係ないか)。
1日4往復、車輌は新潟交通北村上営業所配属の60人乗り
セミデッカー仕様の高速バス(KL-MS86MS)を使用。
県内バスカードが利用できる。運賃は片道1,000円、予約不要。
所要時間は新潟県庁〜村上営業所間で90分。
ライバルである鉄道は特急「いなほ」8往復、快速2〜3往復、
各停17往復(一部新発田乗換え)で迎え撃つ。
特急は運賃・料金2,060円(自由席利用)、所要45〜55分。
快速は運賃1,110円(きらきらうえつ号はほかに指定席料金510円必要)、所要50〜65分。
各停は運賃同じく、所要66〜98分。
この対決、軍配やいかに!?
【高速バス〜都心直行の利便性で勝負を】
新潟〜村上間の公共交通機関は72年の路線バス分断以来、国鉄〜JRの独団場であった。
バスも新潟〜山形便の下関の1回だけの乗換えで移動することはできたが、いかんせん
1日2回だけのチャンスだったので知る人ぞ知るルートだった。
そこに今回満を持し得ての高速バス投入である。
いきなりの欠点を指摘するようで申し訳ないが、まず1日4往復というのは
少なすぎる嫌いがある。もっともこの不景気下、いきなり積極策にも
出れないだろうから、乗客数等の動向を見ながら段階的に増発することを
願っている。鉄道と違い、他車のダイヤに影響されないから、
村上、新潟発ともに朝夕を除き完全2時間ヘッド、
7〜8往復くらいが適正ではないだろうか。
運賃は1,000円と、同距離の長岡(850円)に比較していささか高いような
気がする。もっとも今は下道区間が長く、時間がかかっているため時間
あたりで見れば高すぎるとも言えず、今後高速道路が延伸すると
時間短縮で乗客も増え、もしかしたら値下げするかもしれない<妄想。
また、県内高速バス専用カードが利用できるので、24,000円券を利用すれば、
実額ベースでは833円と、かなりお特になる。
設備は60人乗りと標準的な高速バスと同等となっているが、
増発時には3列シート車を導入するなどで、ゆとりを持たせてはどうか。
鉄道にはないメリットは言わずと知れた都心直行で、買物客は
万代、古町など駅から離れた場所に行くことが多いから、鉄道の場合、
乗り換えで結局新潟市内の移動においてバスを利用(または徒歩)せねば
ならず、コスト高となるだろう。
起終点について、村上営業所、新潟県庁となっているが、
村上方面の場合、一部の便の瀬波温泉、岩船港、朝日村役場への延伸も
考えていいのではないか。
新潟方面は逆に土休日は県庁行きをマリンピア日本海行きに改めても良いと思う。
いずれにせよ、今後の乗客増、増発に期待したい。
(というか、蓋を開けてみないとわかんねーや。)
【鉄道〜わかりやすいダイヤで対抗を】
迎え撃つ鉄道会社は、高速バスの4往復に対して27往復もの頻発体勢にあり、
バスなど眼中にないものと思われます。よって鉄道の勝ち!<ォィ(^^;)
これではお話にならないのでもう少し突っ込まないと。
特急列車が8往復(12月から7往復)ありますが、
そもそも列車の性質上新幹線接続を主眼にダイヤを組まれており、どうしても
等時隔に運行されないデメリットがあります。この際新幹線接続は無視して
等時隔にすると良いでしょう。また、村上からの場合、始発駅ではないので
自由席の場合座れる保証がないため、どうしても敬遠される嫌いがあります。
最近では利用客も少なくなってきているので、座れないことも少ないでしょうが、
やはりこの点は癌です。よって、系統を村上で分割して、村上〜新潟間を
快速「いわふね野」として183系9連、村上〜酒田・秋田・青森間を
特急「いなほ」として運転すれば、村上からでもまず間違いなく座って行けます。
酒田方面からの乗客に乗換えを強いるので反対? 酒田・鶴岡方面の客は
陸羽西線改軌で山形新幹線を直通させるべきである。
列車ならではの定時性、高速性でバスへの乗客流出を食い止めるべきである。
現行の快速列車は、バスとの競合時間での運転がない
(強いて言えば下り快速「きらきらうえつ」が競合するが、恐らく客層は一致しない)
ので、バスのない時間でも安価に速達できるメリットを強調すべきである。
また車輌も165系M編成と485系利用なので、バスよりラクチンなのもメリットがある。
近年快速の廃止・各停化があちこちで散見されるが、速達性確保のため
各停化は避けるべきである。「いなほ」の快速化でバスに車内装備、速度で
優位に立つべきである。
普通列車はまず、新発田乗換えの解消が必要である。
多分村上あたりから新潟に行くのであればあらかじめ帰りの時間を
調べているのであろうが、何の予備知識もなく新潟駅で掲示の時刻表を
見ると、村上に行く普通列車は13:43から15:58まで、
2時間15分も空いていることになる。
(それでは15:03の「いなほ7号」で帰るか)ということになり、
それはそれで理に適った増収策のような気もするが、
実は15:09の新発田行きが新発田駅で村上行きに接続しており、
村上には16:38に到着するのである。
米坂線や羽越本線村上以北の運用との絡みもあって難しいと思われるが、
新発田での無用の乗換えは解消すべきである。
次に、所要時間の短縮が必要である。
白新線新崎〜新発田間、羽越本線金塚〜中条間、
岩船町〜村上間が単線区間であるため、待機時間や
特急列車やの追い抜きのための停車時間があるのはやむを得ないが、
極力これらの時間は短縮すべきである。極端な話126Dが934Mを待たないが如く、
上越新幹線、越後線、信越本線、羽越本線新発田以南、村上以北、
米坂線の接続など考慮せず、新潟〜村上間の輸送に特化してよいのではないか。
無理に他路線への接続を考慮するがために途中で余計な待避時間や時間調整が
発生するのであり、これでは高速バスに対抗できなくなってしまう。
田舎のローカル線に行くとよく「○○線遅れのため○分停車します。」などといわれ、
散々待たされた挙げ句乗換え客0といったことがあるが、
これではダイヤが余計に乱れるだけであり、
見切り発車した方が大勢のためにとってよいことの方が多い。
ほとんどいないような乗換え客を考慮した時刻設定などせずに、
等時隔ダイヤでサービス向上に努めて欲しい。
なお、運賃がバスに比べて高めなので、昼間割引往復切符のようなものが
出るとよい。というか、現行のえちごワンデーパスで充分か。
車輌はE127系、115系を使用しているが、陳腐化が著しい。
ボックスシートやロングシートでは到底高速バスに太刀打ちできないので
転換クロスシートの投入を望む。
なお段階的に鉄道車輌は全て高加減速、最高速度130キロの新車とし、
特急(改め快速)列車は所要時間35分程度、快速は40分、
普通でも55分程度で運転すべきである。
これぞ山島冷蔵一流の論調の醍醐味である。
何はともあれ切磋琢磨して鉄道、バスともに利用客が増えるといいですね。
フフフ。
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