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経費節減の美名の下、減便は許されるのか!?

今回は珍しくお堅い内容ですね。小生の能力の限界です…

【結論】事業者寄り意見ということで…

興味なかったらどうぞ表紙へお戻り下さい。
全文読破するに耐え難い長文乱文ですし。
なんと親切な管理人なんだ…  それはさておき本題へGo!

あれは平成14年9月10日のことです。
市内に用事でバスに乗って出ていたら、3・5系統東中通に
お楽しみ?  バス停掲示の黄色い紙のお知らせが…
(オッ!  早くもみなとトンネル経由30分ヘッド化か!?昼間も高齢者が乗っているからなぁ…)
と、古町でバスを降り、バス停の掲示を見てみたら何と!
開設4ヵ月で早速土休日3系統全面運休とのこと。
附船町一丁目〜山の下・市役所方面への土休日の足は完全に絶たれました。
何ということだ!
って、入船六丁目か浮洲町あたりまで歩いて5系統のバス、または
入船二丁目から1系統のバスに乗ればそれで済むことだけど。
この時点では(土休日の3系統なんか俺でさえ1回しか乗車したことがないから仕方ないか…)
程度に思っていましたが、さにあらず。今回は85年以来と思われる、
全市一斉ダイヤ改定(無論減便)だったのです。
ご案内いただいたものを含め、把握しているだけで
「1」入船〜市役所前区間便運休
「3」「3A」市役所前〜入船〜臨港〜入船〜市役所前土休日運休
「7」駅前〜川岸〜県庁土休日減便
「12」「12A」浜浦町線減便
「16」附船町線減便
浜谷町経由船江町減便
山の下〜鉄工減便
BC発三菱ガス化学減便
市役所前発松浜減便
向陽三丁目、木工団地減便
竹尾・卸団地減便
牡丹山〜東部・鉄工減便
石山鉄工減便
南口〜女池愛宕減便
BC〜曽川・酒屋早朝減便
流通・大野線時刻変更
有明線、西小針線減便
こんなもんでしたっけ?  もっとあったような気が…
いずれにせよこれほど一気に減便するとは驚きです!
見たところ、早朝の郊外方向、深夜の市街方向、土休日の減便が顕著なところです。
また、一部路線ではラッシュ時間帯の減便も見られます。
これは腹立たしい!  なんということだ!  万代に向けて抗議のデモ行進だ!!
と、一瞬考えましたが、冷静になってみると、どれほどの影響があるものかと…

この中で比較的乗車するのは浜谷町経由船江町(復路も含む)でしょうか。
ここは平日BC発20本が15本になるのですが、絶対このバスに乗らなければ
目的地にたどり着かないということはなく、たまたま18時台に2本あって、
松浜方面や駅発の小型に比べて比較的空いていて、座れるので乗っているだけのこと。
減便されるから通勤方法(自家用車、チャリなど)を変えるということはありません。
もっとも船江町地内の人は違う考えかもだけど。あそこは85年の減便、
古町発廃止の時は市会議員さんだか誰かが認可差し止めとかで運輸局を訴えた
筈だけど、今回はそこまで反対運動が盛り上がるかというと疑問ですね。
裁判といえば新発田のナシテ・バス裁判はどうなったんだろう?
↑すぐネタを逸らすところがここの管理人のよくない癖ですな。

次。以前は始発で出て曽川・酒屋行き早朝便に何度か乗りました。
これは代替のバスがないので辛い…  目的地に30分遅く着く
ことになりますが、まあ、ないならないなりにどうにかなるわな。
本当にそんなに早く目的地に着きたければ市役所か万代あたりから
TAXI乗ればいい訳だし、そもそもそんな早出をする機会まずないし…

「7」系統の土休日最終が運休になったのも辛いですな。
もっとも曽野木NT発の最終・松浜方面への乗り継ぎ便も残るようなので、
大勢に影響なしと。

かような訳で今回の減便は問題なし。以上。



…と言う訳にはいきませんな。実際困る人もいるんだし。
では、ここで事業者の姿勢、バックアップすべき行政の姿勢を考えてみる。
バス運行会社の経営と、公共交通機関としてバックアップすべき行政機関の姿勢を
分けて検討します。混同するとどうにも収拾がつかなくなると思われるので。
とか言いつつ混同した仕上がりですが…


【商品としてのバス】
およそ私企業が運営している以上、「公共」交通機関といえども究極の目的は
「利益追求」となります。バスは利益を得るための「商品」な訳で、売れ筋商品を
開発し、利益を上げる一方、売れない商品についてはその見直しをしなければなりません。  
もちろん経費節減も肝要で、従来はオリジナル仕様としていた「荷物置場」の廃止や、
椅子の標準品使用、従業員の賃金カットなど、やるべき手は八方尽くしてきたのが実状です。
売れ筋商品の開発としては仙台便、池袋便の増発、大阪便の停車増が上げられます。
このほか、柳都大橋・みなとトンネル開通新路線、村上高速バス開設などが最近の
トピックです。
ところがこのような施策を講じてなお、お客様の減少により収益は悪化しております。
移動に係る「ライバル商品」である自家用車、鉄道利用へのシフトのほか、少子化、
景気低迷による通勤通学客の減少、郊外店開店に伴う中心市街地の衰退による
利用者の減少が大きいと思われます。郊外店開店や事業所の郊外移転に関しては
行政の失策によるところが大きい訳ですが(大店法など対外圧力に屈したり、
公共交通機関の不便な土地を自ら開発したり、開発許可を与えたり…)、
本件に関しては次項で述べることとします。
はて、万策窮するといよいよ既存の商品(バスダイヤ)の見直しが必要となる訳ですが、
これも既存の商品の中から、売れ筋は当然残して、売れ行きの芳しくない(乗客の少ない)
商品のみやむを得ず販売中止とする訳です。それも単純に運用を1つなくす訳ではなく、
運用の組み替え、前後時刻の調整、バス停、時刻表修正と膨大な作業をする訳です。
確かに大会社ゆえ、ローカル営業所のような小回りは利かないため、
廃止対象バスの常連さんとかイチイチ憶えていないので、結果的に迷惑はかかるだろうけど、
かといって赤字垂れ流し商品をいつまでも抱えていく訳には行かないので…
この辺ご理解下さいってこったさ。
究極(てか、安易な)の増収策は値上げですが、デフレのご時世それは許されないですわな。


【公共交通機関としてのバス】
今回の減便が実施されても「足」を失い移動を断念する、または
他の交通機関(恐らくは自家用車でしょう)へシフトする人は数えるほどでしかないと思われ、
大多数の影響を受ける人は前後のバス利用に落ち着くものと思われます。
よって、市民活動に悪影響うんぬんと言った議論になるとは思えませんが、
はたして、政令指定都市にならんと(妄想?)する、大新潟市の公共交通機関として
このような事態を看過していいものかわ。
行政の無策を非難する前に新潟モンの悪口を言わんばなんネ。
およそ新潟モンは保守的な素質が高いので、「お上のやることだから仕方ねぇべ」みたいな
人間が多い。ちょっとでも噛み付こうもんなら「あいつ変わってラ」みたいな目で見られる。
「耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ」、確かに美学としてはよかろうけども、
離婚率全国第46位、自殺率全国第2位(だっけか?)みたいな統計結果を見ると、
やはりこれは由々しき事態な訳で。世間体など気にせずにトウチャン(カアチャン)が
いやなら離婚し、ストレスは何か(バス趣味活動とか・笑)で発散して自殺などすべきものではないね。
で、こんなお調子者の奴等ばかりだから行政もやりやすいわな。議会もうるさくないのでしたい放題。

まず市。運行会社がバスを減便しても市民は誰も文句も言わない。訴えても「会社に言ってくれ」
とか変人扱いされるのが関の山か?  いくら市民が不便を被ろうと一切お構いなし。
世間体を気にしてノーステップバス導入の補助をわずか4台分出した
けれどその後はなしのつぶて。交通バリア法が施行されてワンステ車導入について事業者の
義務となったのも追い風だね。長岡市がノンステバスの購入補助をバンバンしれているのも
知ってか知らずがお構いなし。相対的に高齢者や障害者の社会参加を阻害しているはずなのだが…
これ以上事業者が減便すれば、市民生活全般にも影響を及ぼし、ひいては市の発展を阻害する要因
にもなるはずだが、そんなことは頭にないのか?  そんなこと考えている暇がないほど忙しいのか。
何にしても市民の重要な移動手段である「公共交通機関たるバス」のなんぞやを真剣に
考えて貰いたいものですな。まさか移動パン屋が如き一私企業の動く商売道具程度にしか
思ってはいないと思いますが…

つぎ県。パークアンドライドの試験をいつぞややったはずだが、簡単な報告書を書いて以上終了。
PR不足を棚に上げておいて、「新潟県では理解が得られないだろう」=渋滞緩和は道路整備に限る
とばかりに相変わらず要らない道路をバンバン作っていらっしゃる。
およそこの県の役人どもはトップがソロバン勘定しか頭にないから仕事が合理的らしく、
新潟交通電鉄線のときは支援要請の市町村に対し、「バスの方が赤字額が少なくてお得ですよ。」
とか、モーダルシフト(物流手段の見直し)の趨勢にあることを知ってか知らずか、
「鉄道貨物の時代は終わりました。」とばかりに臨海鉄道を廃止させたりしている。
モーダルシフト自体が行政主導の環境負荷の低減を図るナンタラとかの理想論だろうから仕方ないか…
「環境破壊をするトラック輸送の方が合理的です」とかお考えなんでしょうな。
そのくせ北陸三県だか政治家だかの圧力に屈し、北陸新幹線建設負担金をバンバン出して、
将来北越急行線や地元が引き受けざるを得ない並行在来線(北陸本線、信越山線)の
大赤字を楽しみにしていらっしゃる。それとも新潟交通電鉄線ヨロシク一切合切バス転換するのか?
「金がない〜、金がない」とか言っている割には立派な建物を採算度外視で作っていらっしゃる。
どういうソロバン勘定なのか理解不能ですわ。
県民のスポーツ文化向上、北陸地方の発展のためなら採算度外視が許されて、
県民の移動を確保するための僅かばかりの補助金を「もったいないので削減する」
この辺の理屈が分からない。やはり合理的ではなく不合理ですナ。
職員の給与を減らしてでも住民福祉の向上に寄与しようとする考えはサラサラなし。
恥を知れ、糞県職員ども。もっとも先述の「物言わぬ住民」にも問題があるんだけど。
今は補助バス路線の乗合タクシー化を一生懸命研究しているみたいですね。
無駄な人件費をかけた研究なのか、有益な研究なのか…?

で、国は「規制緩和」なる美名の下、参入撤退自由化、補助金も削減している。
「痛みに耐えろ、国民ども、感動した!」ではね。
もっとも、地方分権のご時世、国は最低限の補助しかしません、
あと必要なので独自の補助をするか、不要な交通機関なので切り捨てるかは地方独自の施策で
どうぞと言った考えなんだろうから、それはそれで一理あるような気もしますが。
縦割り行政の弊害で、都市計画に公共交通機関の利便性をほとんど考慮していないのは
国の失策ですな。バス路線鉄道路線があろうがなかろうがお構いなしに住宅団地やら
工業団地を許可してしまう。新幹線・高架・地下鉄道、駅前広場以外都市計画事業に
取り入れずあとは道路を軸にした街づくりしか考えないから結果して
大都市以外は車がなければ生活できないシステムをご丁寧に構築していってくださった。

何はともあれ「地方の時代」が進展すると公共交通機関の維持存続を重要と見るか、
軽視するかで各地方の差が出てくるわけですな。
全般的には西日本は公共交通機関重視、東日本は軽視していますね。
JRのことじゃないよ。自治体よ。
何せ東日本は首都圏を除けば田舎県ばかりで人口集積度も低いわ土地はあるわで
道路作っちゃえ、鉄道、バスは邪魔だ年寄りか学生生徒の乗り物だみたいな認識が高いのでは?
西日本はドケチ精神が根付いているのか今あるものは大切に使おうみたいな
認識があるのでは。上方文化ですかな?  路面電車も多く残っているし。関係ないか。

いずれにせよ新潟県は公共交通機関不毛の地と言うことで。
新潟市には頑張って欲しいところですがどうなんだろう?
バス路線がなくならないうちに窮状を訴えた方がいいかな?
一笑に付されるのが関の山か。プッ!  ってな。
住民の福祉向上より自分の勤務条件向上が大事らしいからな。彼らは。
やはり住民は耐え難きを耐えるしかないのか。

なお現状に不満がある方は仲間を集ってバス会社を作ってですね。
経営者になるということで。規制緩和の効果を実感できますね。
お金の続く範囲内で自由気ままに路線・時刻・運賃設定が出来ますな。
(一応上限運賃とか事業遂行能力等の審査がありますので、全くの自由ではないですけど)
これで減便も納得できるというものです。自分でバス会社を作ればいいんだから。
ヒヒヒ。

※本文中、実際の運行会社、行政機関等の意志とは反する内容が
  あるかと思われますが、本内容はあくまで一個人の見地で
  記述したものであり、これら団体とは無関係です。
  混同されませんようお願い申し上げます。

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