訳者注:この文書は,gNAT 1.0b1に添付されている「setup.rtf」の私訳です。同文書は,NATの動作を理解している人のためのメモとして書かれているようです。ここに書かれている内容が理解できないときは,まず原文に当たり,それでも理解不能なときはNATの概要を勉強してから再度挑戦してください。
このIPマスクは内部ネットワーク通信と外部ネットワーク通信の切り替えのために用いられます。この値を,このインターネットとの接続を利用するすべてのコンピュータに設定して下さい。ただし,この値は,インターネット接続用のコンピュータの,インターネット接続用のサブネットマスクの値(System Preferences>Network;日本語版ではシステム環境設定>ネットワークで見つけられます)とは別の値になるはずです。初期設定値は255.255.255.0です。
内部ネットワーク側のインターフェースのIPアドレス。このIPアドレス番号はネットワーク上の他のコンピュータすべてにルータアドレスの値として設定します。外部側のインターフェースのルータアドレスとは違うことを念押ししておきます。初期設定値は192.168.0.1です。
gNATは出ていくパケットに関して,可能であれば同じポート番号を使用します。このオプションを設定することにより,RPCのようなプロトコルではより動作する可能性が高くなります。もしポート番号を同じ番号にすることができなければ,通常通り黙ってポート番号をすり替えます。
FTPデータやIRC DCC送信コネクションを確立するためにソケットを準備する。このオプションを設定すると,システムリソースをより多く消費しますが,ポート番号が衝突したときに確実に接続できるようになります。
非常に多くの種類のエイリアシング(ポート番号のすり替えのこと?)統計値や情報を/var/log/alias.logに書き込みます。このファイルはインターネット共有が始まるたびにトランケイトされます。
内部の変換テーブルにないIP番号へのパケットを拒否する
syslogを通して,拒否されたパケットのログをとる
あなたのISP(インターネットサービスプロバイダ)とのデータをやり取りするためのインターフェース(通常はモデムまたはDSLやケーブルモデムに接続されたイーサネットカード)
内部のネットワークに接続されているインターフェース(通常は,モデムを使っているならイーサネットカード1;Airportカード(日本ではAirMacカード)や2番目のイーサネットカードは,イーサネットカード2とする)
gNATは外部ネットワークへ出てゆくインターフェースの変化を監視します。もし,このインターフェースのIP番号が変更された場合,gNATは動的に必要なルーティングテーブルを変更します。
この欄に記載してあるのは,典型的な設定例です。(あなたのネットワークの構成に最適な版を見つけてください)。
(ヒント:どちらもAirPort(日本ではAirMac)インターフェースを搭載していて,ベースステーションを持っていない2つのコンピュータでインターネット接続を共有する場合,"computer to computer(コンピュータ同士の接続)を選択し,サーバとして使用するコンピュータの内部接続用のインターフェースについて,gNATでAirportカードを使用する設定(イーサネットカード2を選ぶ)をしてください。
| Subnet Mask: | 255.255.255.0 |
| Router Address: | 192.168.0.1 |
| Preserve Ports: | Yes |
| Use Sockets: | Yes |
| Create Aliasing Log: | Yes |
| Deny Incoming Requests: | Yes |
| Create Denial Log: | No |
| Outgoing Interface: | Modem |
| Incoming Interface: | Ethernet Card 1 |
| Dynamic IP Binding: | Yes |
| Subnet Mask: | 255.255.255.0 |
| Router Address: | 10.0.1.1 |
| Preserve Ports: | Yes |
| Use Sockets: | Yes |
| Create Aliasing Log: | Yes |
| Deny Incoming Requests: | Yes |
| Create Denial Log: | Yes |
| Outgoing Interface: | Modem |
| Incoming Interface: | Ethernet Card 2 |
| Dynamic IP Binding: | Yes |
| Subnet Mask: | 255.255.255.0 |
| Router Address: | 10.0.1.1 |
| Preserve Ports: | Yes |
| Use Sockets: | Yes |
| Create Aliasing Log: | Yes |
| Deny Incoming Requests: | No |
| Create Denial Log: | No |
| Outgoing Interface: | Ethernet Card 1 |
| Incoming Interface: | Ethernet Card 2 |
| Dynamic IP Binding: | No |
| Subnet Mask: | 255.255.255.0 |
| Router Address: | 10.0.1.1 |
| Preserve Ports: | Yes |
| Use Sockets: | Yes |
| Create Aliasing Log: | Yes |
| Deny Incoming Requests: | No |
| Create Denial Log: | No |
| Outgoing Interface: | Ethernet Card 1 |
| Incoming Interface: | Ethernet Card 2 |
| Dynamic IP Binding: | Yes |
| Subnet Mask: | 255.255.255.0 |
| Router Address: | 10.0.1.1 |
| Preserve Ports: | Yes |
| Use Sockets: | Yes |
| Create Aliasing Log: | Yes |
| Deny Incoming Requests: | No |
| Create Denial Log: | No |
| Outgoing Interface: | Ethernet Card 1 |
| Incoming Interface: | Ethernet Card 2 |
| Dynamic IP Binding: | Yes |
| Subnet Mask: | 255.255.255.0 |
| Router Address: | 192.168.0.1 |
| Preserve Ports: | Yes |
| Use Sockets: | Yes |
| Create Aliasing Log: | Yes |
| Deny Incoming Requests: | No |
| Create Denial Log: | No |
| Outgoing Interface: | Ethernet Card 1 |
| Incoming Interface: | Ethernet Card 2 |
| Dynamic IP Binding: | Yes |
gNATサーバを使用するコンピュータの設定は以下の通り:
- ルータアドレスとは別のクラスの,ユニークな(重ならない)IPを入力する
例:(ルータアドレス=192.168.0.1)
サーバーの外部ネットワーク用インタフェースのIP:ISPによって割当られたIPアドレス
サーバーの内部ネットワーク用インタフェースのIP(aka? ルータアドレス):198.162.0.1(システム環境設定>ネットワークで設定する)
クライアント機1のIP:192.168.0.2
クライアント機3のIP:192.168.0.3
...
クライアント機50のIP:192.168.0.50- 入れるべきフィールドにサブネットマスク(時には,他のオペレーティングシステムでネットマスクまたはサブネットと呼ばれる)を入力する
- ルータアドレスを正しい欄に入力する(時には,デフォルトルータと呼ばれる)
質問,コメント,提案,バグの報告はこちらに(訳注:もちろん英語で):
Ben Lachman
gNAT@boochee.com
Compiled by Kentaro Uono