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Total entries in this category: Published On: 2 18, 2006 02:20 午前 |
水 - 2月 1, 2006成績づけ 担当していた1科目で期末試験として身の回りのことでの改善をレポートさせたところ,これが実に面白かった。
まず意外だったのが,禁煙をとりあげた学生が多かったこと。喫煙者もこの年代なら,結構禁煙をしたいと思って本気で取り組むようだ。周りに迷惑をかけているという自覚も,このくらいの年代だと開き直ったりはしていない。喫煙は依存症であって,本人の意思の強弱の問題ではなく医学的な治療が必要なのだが,残念ながらそこまでの知識は身に付いておらず,精神論的な改善策がやや目立つところが難点か。 次に目についたのが,遅刻の改善。これも数が多く,遅刻する学生がのほほんと入室する場合が多いからといって,必ずしもそれがよくないとしっかり自覚しているのが見て取れる。私は人間関係に上下関係(主人と奴隷のような関係や,日本の旧来の親子関係のようなもの)を持ち込むのは嫌なので,遅刻は自己管理しろといつも学期始めに呼びかける。それでいいんだなと思わされる。 問題点として全般に言えるのは,統計量の使いこなしや,統計的な検定・推定についての理解が進んでいないことである。統計量について言えば,平均ぐらいはともかく標準偏差となるととたんに理解があやふやな学生が増えてくる。検定・推定についてはこれが使える場面でも,使えるということをどうやら意識していないようだ。 半年・13回くらいの講義では,なかなか「精神論では解決しない」とか,「データで語れ,データで読み取れ」とか,「説得力を持つ表現を使おう」といったメッセージが伝わらないことがよくわかったので,次年度は,講義期間の始めの方で一度改善レポートを出させた上で,グループ別のワークショップ形式をとりいれて各グループで自分たちの学んだ内容と実施した内容の比較検討をさせてみたい。 以上が,初めての学科で初めての科目を担当した上での総括である。 Posted at 05:53 午前 火 - 12月 13, 2005塾と利用者 今晩のNHKラジオのニュース番組で,塾講師の生徒殺人事件にからめ,塾の利用者が塾に対して対等にものを言えない,学校とのような(上下)関係にあり,これは問題だ,という趣旨のことを言っていた。はたして実際にそういう関係なのか?仮に実際にそうだとして,はたしてそれは問題なのか?そもそも学校と児童・学生/保護者との関係が上下関係になってしまっている事の方がむしろ問題なのではないだろうか。
塾の利用は基本的に利用者に選択の権利があるはずだ。なにしろ直接お金を払ってそのサービスを買っているのであり,その提供サービス水準に不満があるなら,利用者側には(契約で縛られていない限り)塾を変えたりする自由がある。そして今回の事件では,保護者側は当該塾講師の担当を外してくれるよう塾側に申し入れ,塾側もその要望に沿って被害者が容疑者の授業をとらないことを受け入れる対応をしている。この点に限って言えば,それほどおかしな対応をしているようには思えない。 塾の対応がおかしければ,自然と利用者は減る。なぜなら塾という産業には別段法律の保護があるわけではなく,学校外の教育機関(あるいは保護者代わりに保護する施設)という市場での需要と供給のバランスで成り立っているのだから。お金を払っているのに,学習する力など保護者が期待している利用価値が得られなければ,当然保護者は利用を考え直すだろう。 無論,事件が発生したからには徹底的な原因究明や対策,再発防止策の実施が必要である。今回の事件では当該施設の校長は容疑者の今回の事件につながるような異常に気づかなかった旨伝えられているが,この点はもう少し聞いてみたい気がする。 Posted at 11:01 午後 月 - 12月 12, 2005生徒の涙4 動機付けを促すため,よく,「卒業したらまずやりたい事」だとか,「5年後までに実現したい事」などを生徒に発表させるようにしている。普段からできるだけ順番を決めて当てるような事はせず,やりたい人から順に全員発表という形式をとるのだが,時々発表しなかったり発表できない生徒が出てくる。臆したり,興味を持てなかったり,拗ねたり,体調が悪かったり,寝ていたり...。いずれも伝統的な講師業からすれば,授業が下手だという事になるのだろう。
とはいえ,本人がやる気を出さなければ,先生と生徒という関係を利用して叱って指示に従わせたとしても何も身に付かないだろうと思うので,毎年新学期の度に,寝てもいい,内職してもいい,私語は迷惑になるようなもの・授業に関係ないものはだめ,という受講ルールをどの科目でも学生に示すようにしている。 で,先日も一人発表しない生徒がおり,そのまま授業を締めくくろうとしたら,級友がその生徒の発表がまだ済んでいない事を言い出してくれた。ところがせっかく促されたその未発表の学生は,なにか妙な反応をしている。拗ねたかなと思い,自己責任原則で判断しろよ,やりたかったらやりなさいと促し,それでも遠慮しているので授業内容をまとめ,終わってみた。 授業直後,その学生が打ち明け話をしてくれた。ここでその内容は書けないが,悩みが深刻であって,本人が述べるように本人の気持ちの整理はついているというのを額面通りには受け取れないな,支援が必要なんだろうなと強く思わせられた。 おとなしすぎる学生,ふざけすぎる学生,明るい前向きな学生,ちょっとひねた反応を見せる学生,...いろんな個性があって,いろんな悩みがある。その問題を解決するなんて事はできないけれど,せめて理解者になってやりたいと思う。 Posted at 02:48 午前 日 - 12月 11, 2005カリキュラム 忘れ物をとりにいった日曜日の学校で,来年度のカリキュラムに悩む職員と一緒に小一時間ほど頭をひねる。専門学校だからできるだけ実践的な内容のスキルを身につけてほしい,そういう思いがカリキュラムにもぱっと見でわかるようなくらい直接的に反映されていてほしいと思っていので,ちょうどこんな機会があってよかったかも。
結局,カリキュラムを経営学の視点で見て足りないのは経営法務の科目があり,追加を検討してもらう事にした。かつては民法といった科目があったのだがここ数年は抜け落ちていたのだ。法学を学ぶ人向けではなく,起業家を支援する視点での科目にしてはどうかと提案しておいた。中国語の授業も提案してみてこれはさすがに却下されたが,非常勤講師の立場でこんな相談を受けるのは悪い気はしない。 Posted at 01:07 午前 土 - 12月 10, 2005水 - 12月 7, 2005休みが近いと 休みが近いと学生の気分が高揚するのか,ここのところ試験にうかるぞとやる気を見せる学生が増えてきている。寝ている学生が目に見えて減ってきた。どんなに一生懸命講義しようと,うまく講義しようと,学生本人のやる気がなければ成果は得られない。
かつて,内村鑑三の本「余は如何にして基督信徒となりし乎で,学生の興味を引き出す教師はよい教師という一節があった。今頃になってあらためて共感している。 Posted at 09:14 午前 金 - 12月 2, 2005生徒の涙2 久しぶりに出てきた生徒がいた。しばらく前に、「生徒の涙」で触れた生徒だ。また自室でいろいろと悩んでいたらしい。
授業が終わってから呼び止め、結局二時間ほど話し込んだ。現在所属しているコースのカリキュラムが自分のやりたいことと違うというので悩んでいるとのことだったが、それも二・三日続くと出づらくなるらしい。企画方面の仕事をやってみたいというので、創造性や企画をアピールするためのプレゼンテーション力だとかをつけなければならないとか、物事を観察する力を鍛錬する必要があるといった話を、自分の失敗談も交えて紹介してみた。 どこまで本人にこちらの言いたいことが伝わったかはわからないけれど、なんとか自分で自分の未来を作り出せるような、社会に必要とされる人材に育ってほしいものだ。 Posted at 11:58 午後 月 - 11月 28, 2005文章の書き方 学生に文章を書いてもらうことが多く、その度に文章(報告書)の書き方を話している。毎回同じようなことを言うのだが、元ネタは基本的には中公新書の「理科系の作文技術」で言い尽くされている。いくつかポイントを書き留めておく:
話はまず結論から。結論に至った理由や具体例、背景はその後で。 1段落に入れる要素は1トピックに限る。 事実と意見をきちんとわける。 できるだけ数値で客観的に表現する。 適切な接続詞で段落同士をつなぐ。 Posted at 03:32 午後 日 - 11月 6, 2005急遽の対応 昨日,熊野古道の峠のあずま屋で突然名古屋から電話が掛ってき,本日の仕事と相成りました。
見学会の対応で、本来は授業内容の説明をしたりするんですが、私が担当する時は授業内容の説明はさらっと流し、もっぱら見学者のビジョンを聞いたり、本人の強み・チャンスを一緒に考えてあげたりしています。学校カウンセラーってほどではないですが、聞き役、引き出し役を担っています。 ここのところ、担当する見学日にやってくる学生はモチベーションが高い学生ばかり。入学を決めている学生が多いので、それに助けられているってこともあるでしょうが、学生の可能性を引き出すっていうのはやってて楽しいものです。 Posted at 05:04 午後 土 - 10月 29, 2005水 - 10月 26, 2005販売士検定の改革 来年度から販売士検定3級ががらっと変わる。今までは分厚くて文字の多い,論文のような教科書だったが,新しいものは読みやすく変わっている。科目編成はマーケティングやオペレーション・マネジメント(運営管理)などがはいってきて,まるで診断士やMBAの商業部門版といった感がある。指導準備は大変だが,やりがいはありそうだ。
Posted at 08:59 午前 木 - 10月 20, 2005月 - 10月 17, 2005早くも来年度の話 本日、仕事先で来訪者があり、来年の仕事の依頼があるとのことでした。現時点以上仕事を増やすことを避けたいという事情をお話しするも、基本的には今期の再契約なのでお受けすることに。詳細は2−3週間後に再度相談することになりました。
Posted at 11:02 午後 木 - 10月 6, 2005学生に受けがいいのは 女子学生が多いということがあろうが、脱線話でうけがいいのは心理学の話。喫茶店でどんな位置に座ると、仲をより深められるとか、相手が思っていることを読み取るにはどうしたらいいかなんて事を話すと、居眠りの人数が極端に少なくなる。現金なものです。
Posted at 11:20 午後 水 - 9月 28, 2005学生実験指導 大学にて学生実験指導のための打ち合わせ。鋳造のコンピュータシミュレーションに関する実験なのだが、「連続の式」やら「ナビエ・ストークスの方程式」やら、懐かしいことばに感慨に耽りつつ、錆び付いた知識の復習。
Posted at 11:20 午後 |
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