三輪さんのアジア〜チベット自転車放浪記
-Bicyle wondering around Asia & Tibet by Kazumoto MIWA-


この日記は、三輪さんから送られてくるhotmailをもとに不定期にUPしています

日記VOL.2チベット自転車放浪記へ
日記VOL.3インド亜大陸放浪記へ


Date: Fri, 5 Apr 2002 21:51:40 +0900
From: "Kazumoto Miwa"

Title: 私も旅立ち

冒険塾の皆様へ
久し振りにメールします、三輪です。


皆様の世界を股にかけた活躍、いつも楽しく読まさせてもらってました。
そしていつも羨ましく思っていました。
その思いが長じて、私もついに今月末で会社を辞めて
旅立つことにしてしまいました。

予定ルートは、香港in、雲南省経由でチベットへ、
ヒマラヤ越えしてインドのコモリン岬まで。
手段はもちろん自転車です。

私は学生の時にも中東・アフリカ辺りをウロウロしたことがあり
今回のヒマラヤ越えに関しては別段不安はないのですが、
会社を辞めてしまったことは紛れもなく「大冒険」でした。
辞表を出すまではメチャメチャ悩みましたが
その難関を乗り越えてしまった今、もう怖いもん無しです。
あとは前進あるのみ!

こちらへも連絡入れるようにします。
それではまた。

Date: Tue, 9 Apr 2002 23:21:58 +0900
From: "Kazumoto Miwa"
Title:

大石さんへ
>  自転車の計画は、一度も帰国しないでやるのですか?

はい、そのつもりです。今回はリミットがないので
ビザの許す限りのんびりのんびり行こうと思っています。


佐々木さんへ
>何月から行くんですか?

6月頭くらいに出国します。チベットは7〜9月くらいがベストらしいですね。
私は寒いのが苦手なのでなるべく早くにチベットに行き山越えしたい
と思っています。

それではまた。

Date: Mon, 15 Apr 2002 21:40:47 +0900
From: "Kazumoto Miwa"

こんにちは、三輪です。

> 私も99年の夏に退職するときは、とても悩みました。
> まわりにもずいぶんと迷惑を掛けてしまいました。
> しかし、やるからには、いけいけドンドンですよ。
> 土産話を聞けるのを楽しみにしてます!がんばれー!

田嶋さんへ
ありがとうございます!
私も随分まわりに迷惑かけていると思います。
今はその迷惑を少しでも軽減できるように
一生懸命穴埋めしている最中です。

Date: Wed, 8 May 2002 18:45:33 +0900
From: "Kazumoto Miwa"
Title:旅行保険

冒険塾の皆さんこんにちは、三輪です。
今は実家の名古屋に戻って、チベット行きの準備中です。

さて、これから1年近い旅に出るにあたり、事故に備え
海外旅行傷害保険に入ろうかと思い、大手数社の保険をあたったのですが
どれも1年の長期にわたる場合はセット掛けのみ、との事。
私が5年前に1年間掛けたときはバラ掛け可能で、それなりに抑えられたのですが
セット掛けだとかなり高額になってしまいます(しかも必要ないのが多い)。

長期の旅をするとき皆さんはどう対処していますか?
命を守るのに金に糸目をつけないというのが正しいのかもしれませんが
もし現在でもバラ掛け可能な保険会社を知っていたら教えてくださいませ。
あるいは海外に出てから保険に入るとか?

Date: Thu, 9 May 2002 22:44:59 +0900
From: "Kazumoto Miwa"

みなさんこんにちは、三輪です。
九里さん返答ありがとうございます。

あの後さらにいろいろ調べたところ、近畿日本ツーリストの
扱っている東京海上が良いようです。
パンフには6ヶ月までしか書いてありませんが
頼めば1年でも2年でもバラ掛け可能で、
しかも海外滞在中に延長したくなったら
本人でなくとも家族が出向けば延長できます、とのこと。

他保険会社が「2ヶ月まで」「セットのみ」の一点張りなのに対し
ホントかよ?!と疑いたくなるような条件ですが、
ベテランっぽい人の説明だったので間違いなさそうです。
----- Original Message -----
To: 冒険塾 <bouken-jyuku@kunori.net>
Sent: Thursday, May 09, 2002 12:44 PM
Subject: Re: 旅行保険
>
> くのりです。
>
> 1年ものの旅行保険は厳しくなりましたね。
> 会社によっては 半年のみで 延長不可というものも
> あります。
> 僕の経験では東京海上が一番いいですね。
> 支払い手続きがらく。
> ここで1年入れれば、SETで高くとも入るべきです。
>
> で、海外で延長できるのは、AIUがあります。
> 支店にでむいて 健康チェックののち延長できますね。
>
> 傷害保険は基本的に、住所のある場所でしか
> 加入できませんから海外では居住しないかぎり
> だめです。
> それと 日本の海外傷害保険を海外でかけることは
> できません。

Date: Sat, 8 Jun 2002 23:05:58 +0900
From: "Kazumoto Miwa"
Titkle:いよいよ出発します!!

冒険塾の皆様こんにちは。
おひさしぶりです、チベット行き目前の三輪です。
準備も終わりあとは日曜日の出発を待つだけとなりました。
今回はキャンプ用意一式に防寒具などがあるので
かなり荷物が大きくなってしまいビビっています。
こんなに持って5000mまで行けるのかな・・・と。

インド周辺がきな臭くなってきたのがちょっと気がかりな所ですが・・・
まあ無理しない程度に頑張るつもりです。
また旅先からも連絡いたします。

それでは!!

Date: Mon, 10 Jun 2002 02:42:15 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Title:韓国です

冒険塾の皆さん、こんにちは。みわです。
現在トランジット中で韓国におります。

いやー、それにしても勝っちゃうとは思いませんでした、ロシア戦。
こっちでもテレビ中継されていましたけど、すごいですね。
韓国の初勝利を日本のメディアが伝えたのと同じくらい
こちらでも報道されていましたよ。
うれしいですよね、こういうのって。
明日は韓国−アメリカ戦が行われます。
日本戦を体感できなかった分、韓国の盛り上がりを体感してきます!

Date: Wed, 12 Jun 2002 02:19:09 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Title:韓国戦

冒険塾みなさんアンニョハセヨ!

先日行われた韓国−アメリカ戦をソウル中心の大通りで見てきました。
15万人の真っ赤なサポーターの中で見たのですが
すごかった!地響きがしました!興奮しました!
(この日ソウルは雨、Tシャツ女子はもろスケ、それによる興奮度が90%)

韓国が1点入れたときに数人で変なパフォーマンスしたの見ましたか?
私ははじめ韓国の伝統的な踊りかな?と思ったのですがそうではなくて
ソルトレークオリンピックのスケートショートトラック決勝で
アメリカ人選手の演技で無実の韓国人選手が失格になってしまった
ことに対する抗議のパフォーマンスだったのです。
アメリカによるアメリカのためのオリンピックとか、
フーリガンの大暴れとかじゃなくて
こういう形のナショナリズムってかっこいいですよね。
ちょっとジーンときましたよ。

明日はいよいよ出発地香港に移動します。
香港で中国ビザを取り次第、旅をスタートさせるつもりです。
NY・韓国と知り合いがいたのであまり緊張感はなかったのですが、
これからは全く未知の土地であり、完全に一人になってしまいます。
かなりどきどきしてきました。

なお明日からは日本語の使える環境にある可能性は低くなっちゃうので
ローマ字送信になるかも。

とりあえず、次は香港だ!
では!!

Date: Thu, 13 Jun 2002 19:42:58 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Title:香港です

冒険塾の皆さんこんにちは、三輪です。

出発地点の香港につきました。
現在香港の日本人バックパッカーの溜まり場、ラッキーゲストハウスというところに
いるんですが
いろいろ聞いてみたところ、やはり最近チベット周辺の公安の取り締まりはた〜〜〜
〜いへん
厳しいとのこと。ダメモトで行けるところまでいってみようと思います。
明日ビザが下りるのでそろそろ本格的に出発準備です。

それではまた!

Date: Thu, 13 Jun 2002 20:03:32 +0900
From: "Miwa Kazumoto"

九里さんへ
早速のごへんとうありがとうございます!

>HP掲載どうでしょう?

もちろんOKです。
それだとこっちもやる気が出ますね!
もちょっとしっかりした文章を作りますよ。

ただしこれからはそんな頻繁に送信できないかもしれないのが
問題かもしれませんが。。。
それではよろしくお願いします!

Date: Fri, 14 Jun 2002 19:08:40 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Title:すごい!

いやー、日本勝っちゃいましたね!すごい!!
こちらのスポーツバー(バドねーちゃん付き)で見てました。
日本人が多いかなと思いきや、香港人の方がいっぱいいたみたいで
「アイヤー!」の叫びが響き渡っていました。
香港人は日本びいきみたいです。

会場は最高潮の盛り上がりでヒートアップ寸前!
といいたいところですが、実際は殺人的に冷房が効いていて
ブルブル震えながら見てましたよ。
いくらバドねーちゃんにビール勧められても飲めないって!
ただ、チベットに備えての寒地訓練にはなりましたが・・・

明日マカオに船で渡ってそこから陸路で中国本土入りします。
では!!

Date: Tue, 18 Jun 2002 19:09:54 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Title: 広州です!

冒険塾の皆さんこんにちは、みわです。

香港からフェリーでマカオに渡り、そこから陸路で中国入国、
現在は広州という大きな街に来ています。
日本負けちゃいましたね。
日本戦観戦報告もこれで終わりです。
でもこれで日本戦に合わせてスケジュールを組む必要もなくなりました。
(テレビでやってそうな街に着くようにしていました。)


やはり本土に入るとがらりと風景が変わりました。
香港・マカオの人口集中地帯と違い、こう然と広がる大地に
だだっ広い道がつながっています。
さすが自転車大国と思わせるのが、町中でも幹線道路でも
必ず自転車専用レーンがあってそこを悠然と人民の皆様が漕いでおられること。
交差点を渡るときも我物顔でいっちゃうのでこちらもそれについていけば安心です。


時々トラックか?と勘違いしちゃうようなものすごい大量の
荷物を人民号で頑張って運んでいる人もいて、私などたいしたことないのかも?
と思ってしまいます。

とにかくこちらの人は活気があって元気です。
負けてられないぞ!!

ちなみにマカオからの入国では自転車に関税はかかりませんでした。
大あくびの係の横を笑顔で通り抜けました。

インターネットカフェ事情は、
香港ではそこらに沢山あり一時間150〜200円くらい。
日本語は使えたり使えなかったり。
マカオでは発見できず。
広州では300円、中国物価からするとメチャ高価だ!(屋台飯なら50円)

Date: Wed, 19 Jun 2002 23:25:41 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Title: 動物愛護協会

まだ広州です。

今日は散発に行ってきました。
紙に「我請中国式短髪」と書いてお願いしました。
15分後・・・
毛沢東が出来上がりました。
さすがは毛主席、道を歩けば人民は地にひれ伏し
貢物やおひねりが飛んできます。
これからもいいことがありそうです。

「食は広州にあり」といわれるようにここの食文化はすごいです。
市場に行くと、牛・豚・鳥にとどまらず、犬・猫・カエル・蛇・
さそり・ムカデ・ヒトデ(!)などなど昔びっくりゴムおもちゃ
でしか見ないようなのが食材として売られているのです。
食に対する執念を感じました。

しかもその食材店がペットショップの隣にあって
そちらでは毛並みつやつやのワンちゃんがいたりして
畜生の世界にも血筋の大切さが染み渡っているのだなあ、と感心です。

明日広州を出ます。
1週間くらい移動するので連絡できなさそうです。
それでは!

Date: Sun, 28 Jul 2002 17:40:35 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Subject: in Yunnan

Bouken-juku no minasan konnichiwa!
Tibet mezashu Miwa desu.

Kokosibaraku yamanaka ni itanoto tuusin huryou de gobusata sitesimai
masita.

Hong Kong kara 2200km idousi genzai wa Unnan(Yunnan)syou Konmei(Kunmin)
temaeni imasu.Hyoukoumo 2000m kuraide totemo suzusii desu.Hong Kong de yoru
demo 35do attanoga uso mitaidesu.

Kokorahen wa hitasura yamabakari de jitensya wa metya kituidesu.
3syukan hodo America-jin cyclist to tomoni koudou siteite saikin ha
Cyuugoku-go yorimo English ni kurusinde imasu.Naze America-jin no English
ha
annani wakarinikuinodesyou?? Rikaini kurusimi masu.

Iroiro houkoku sitai kotoga ippai arukedo Roma-ji ha yominikuinode
NIhon-go no kakeru Kunmin made totte okimasu.

Soredeha mata!


Date: Mon, 29 Jul 2002 20:28:26 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Subject: in Yunnan2

MIWA desu.

Koko sibaraku hard ni ugoite kitanode kyou wa kyouyou-bi desu.
Yado no kazoku to tikaku no yama ni hiking ni itte kimasita.
Kankou-chi dewa naikedo nonbiri siteite kimochi yokatta desu.
Kawa de oyoidari doukutu tanken sitari simasita.
Dousin ni kaetta youde refresh dekitmasitayo.

Yo-si! ashita kara mata ganbaruzo-!!

*以下、8月6日の大量来たメッセージです。

Date: Tue, 06 Aug 2002 02:43:16 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Subject: いん

みなさんこんにちは!
ひさしぶりににほんごがかけるかんきょうにきました。
まいにちかんじばかりだったのでとてもうれしいです。
でもこれだとやはりよみにくそうなのでかんじもつかうことにします。

日本を発って二ヶ月弱、やっとチベットへの玄関口昆明まで
たどり着きました。2500kmを2ヶ月とはかなり遅いペースですが
ほとんど山ばかりで前半は毎日40℃あった中だったのでこれが限界ですね。
山といってもヒマラヤとは関係ない山脈であって、これからいよいよ数週間で
4000mぐらいまで上がることになります。

昆明には旅行者が沢山いて日本語も2ヶ月ぶりに話すことができました。
でもここまで来る間でもそこそこ中国語も話せるようになりましたよ。
今泊まっている宿の同室は私以外は中国に留学している韓国人アガシで、
彼女たちは英語が話せないので共通語は中国語です。
といっても私の言葉は赤ちゃんレベルなので筆談が中心ですが。。
まさか韓国人相手に筆談するとは思いませんでした。

今まではのんべんだらりと来てしまいましたが、いよいよこれからが本番です。
ひたすら登り、ダート、高山病、そして公安との追いカケッコ。
いかにしてラサまでたどり着けるか?
旅の無事を祈ってくれ!

それではまた!

●自転車

中国はさすが自転車大国。道路には自転車専用レーンがあってそこを走れば快適で
す。
道も広く、ゆうゆう人民号とともに快適なサイクリングが楽しめます。
しかしそれは大都市周辺に限ったこと。
田舎の方に入ってしまえばたとえ幹線国道であろうとも山の一部を削っただけのダー
ト道であることが多く、一歩間違えば奈落の底へ。
しかもその道も砂利道ならまだマシなのですが、土道なので車が通れば土埃がもうも
うと立ち、湧き水の出るところでは足首まで埋・

●麻雀

中国では老いも若きも男も女も4人そろえば即麻雀。昼飯食ったらおばちゃん電話で
4人集めて家の前で野外麻雀。
私も果敢に勝負を挑み続け、始めのころはよく分からない手であがられ負け続きだっ
たのですが、中国的規則が分かってきて最近はトントンの勝負ができるようになりま
した。
以前中東でバックギャモン習得のためにアラブ人に100連敗位したことを思えば素
早い上達です。

ルールは単純で、頭2枚に3×4の組を作れば役など必要なく、ポンしようがカンし
ようがお構いなし(ただしチーは大陸にはないようだ。台湾にはあるらしい)。とに
かく勝負が早くて流局はありえない。
そして当然金は賭けていて、一勝負(半チャンではない)ごとに、ロンで10元
(150円)、ツモれば全員から10元で30元。なんだ、安いじゃん、と思うなか
れ。平均月収が1000〜1500元の中国では、日本で20万稼ぐ人の2000円
に相当する金が一勝負ごとに動くのだ。
以前おばちゃんから50元くらい勝ってしまい、もらうのは悪いので遠慮しようとし
たら、おばちゃんのプライドが許さないらしく「いいからとっときなさい!ただし明
日も勝負するから出発しちゃダメだかんね!!」と言われ翌日見事に100元持って
かれました。おそるべしおばちゃん。

ただ昔ジャッキーチェンの映画「プロジェクトA」の中で、サモハンキンポーの初登
場シーンは麻雀をしているところであり、彼が役満を狙っているのを見て、派手好き
・目立ちたがりの中国人は絶えず役ミフy・5z・

●裏床屋

知っている人もいるかもしれませんが、中国の床屋には2種類あって、ひとつはおっ
さんのやっているフツーの床屋。もうひとつはピチピチ小姐がミニスカートで迎えて
くれる床屋。

以前町を歩いていたら後者の求人広告を見p殫

●回族

回族とはすなわち在中国イスラム教徒のこと。ウイグル方面だけかと思ったら南方に
もいるんですね。町にはたいてい回族街があって、店には例のミミズ文字の看板があ
るのですぐわかります。以前その回族街に1週間ほど滞在してました。5年ぶりのイ
スラム世界でしたが、1日5回のお祈りはどこへやら、昼間から酒は飲むし(豚肉は
食・

●電脳

電脳とはすなわちコンピューターのこと。山奥なら話は別ですが、そこそこ人の集
まっているところには必ずネットゲーセンがあり、小学生が巧みにマウスを操りブ
ロードバンドシュミレーションで徙_4p_

●少数民族

ここまで私の通ってきた道は中国南部の少数民族の居住区、これまでに10くらいの
族に会いました。それぞれの族はそれぞれの服があって(こう書くと特攻服みたいだ
なあ)女の人は普段からアイデンティティを誇示するかのように民族服を着ているの
で、見慣れない衣装を見ると、新しい地域に入ったな、と分かります。

ただ少数といっても10数億の大部分を占める漢民族に比べればの話であり、その数
はかなりのもんでは?依然ある族の人に「漢民族とは仲いいのか?どれくらいの人数
がいるのか?」と聞いたところ、「民族団結、国家発展」という教科書通りの答えが
返ってきて、やはり通りすがりの外国人には本音は漏らせないんだろうなあ、と思い
ましたが、数については「漢族よりは少ないけど○○族よりは多い」とちょっとライ
バル心も垣間見えたりして興味深いところです。

●発破

道路拡張やガケ崩れなどで道路工事はしょっちゅう。汝pnケ リnケ

●果皮

果皮とはすなわちゴミ全般のこと。
中国にしばらく居るとゴミをその辺にポイ捨てすることが気にならなくなります。や
はり初めはちょっと抵抗ありましたがある時考えを変えました。

町には多くの掃除おばちゃんがいてゴミを掃除してくれます。それなのにもし中国共
産党の独断命令で「道にゴミを捨てたものは即死刑!」などという法律ができたら
(共産党ならありえないこともなさそうでコワイ)在中国の何万人というおばちゃん
が職を失うこととなり中国は大不況に陥ることでしょう。
ゴミを捨てることはおばちゃんの生活を守り、果てには中国経済のためだ!そう思え
ばポイ捨てもミニNGOみたいなもんで、捨てた後は気分爽快!

ポイ捨て以外にも、歩きながら鼻ほじろうが、痰吐こうが、屁ここうが、一向に平気
になりました。ただ日本に帰ってからが心配ですが・・・

●厠所

厠所とはすなわちトイレのこと。
中国の公衆便所は通称「ニーハオ便所」扉がないのが普通です。これも慣れの問題
で、隣のオッサンのりきむ顔を見ながらクソするのもまた一興。
また、ブタさん便所というのもあり、下でブーブー待っていて出したものをそのまま
食べちゃう。その近くで豚肉の料理を食べると食物連鎖を感じます。

ただ自転車に乗っていて意外な所で困ったことがありました。それは野グソポイント
がなかなかないこと。中国の土地はおよそ人の手の届く所(道路脇はもちろんのこ
と、山ひとつが頂上まで全て棚田になっていたりする。どうやって上まで水を供給し
ているのかは今もって不明)は全て耕作地になっており、草むらとかが無いのです。
そんなの畑の隅でしちゃえばいいじゃん!と思うかもしれないけど、すげー山道でも
どこへいくのかトボトボ歩いている人が必ずいて、その人にこういう所でクソするの
をマジマジと見られるのはなぜか恥ずかしかったりするのだ。

●靴

ここに来るまで靴は一度も履いたことがなく、ずっとスポーツサンダルで通してきた
のですが先日カカトが壊れたので中国人民の皆さんを見習って便所サンダルを買いま
した。さすが中国4000年の歴史が生み出したものだけあって、安い、丈夫、吸水
性ゼロ、そのまひ角W乢ツτ岑ツラ濠濠゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜濠乢ツ・ヲ・」・・ケ・癸シ・・「フツマヌ・癸シ・・ミコ、ハ、髮ィツ?ヘモホ?ネ・@鴈?頡コッッョ韵硅・胥ヒハチ濠

●中国的漢字事情

中国を旅するにあたって筆談は大変心強い交流方法ですが、やはり同じ文字でも意味
が違ったり、字が簡略化されすぎて分からなかったり、そもそも日本にはない文字
だったりして全て理解するには勉強しないとだめ。私も毎日すごい量の筆談をしてき
て(ボールペンの芯が1週間でなくなる)かなり筆談能力はアップしました。それに
発音は土地が移るにつれどんどん変化していくのでついていくのが大変ですが、文字
はずっと共通なのも便利です。
やっぱりたった1文字で意味が伝えられるというのはすごいことだと思います。

ただ時折ビックリするような文字もあって
牙科・・歯医者のことです。噛まれそうですね。
炎熱・・天気予報で、気温は高いでしょう、のこと。燃えそうです。
雑誌読んでたらアイドルのプロフィール紹介があり
「身長5尺4寸」
なんか雷電為右衛門みたいで笑えました。

●在中国外国人旅行者事情

先日まで3週間ほどアメリカ人サイクリストと行動を共にしてきました。二人ともチ
ベットを目指していたのですが、私が、4時には走るのを止め、後は町ブラブラ、地
元交流、気に入った町なら1週間でも1ヶ月でもいたい、滞在・交流重視型なのに対
し、彼は日が沈むまで走り続けとにかく先を急ぐ移動型でした。

その間は互いに妥協しながらやってきたのですがこのままだとお互いの旅に無理が生
じるので「今度生まれ変わったら一緒に旅しましょうね」「うん」と納得し別れまし
た。

それ以外にもどーにも彼とは合わず、私が現地の人が食べるものならゲテ物だろうと
何でも食べ、飲むものを飲む(水道水だって生水だって)のに対し、彼はポテト・ト
マト・牛肉以外には箸もつけず、水は買うのみ。私が頑張って言葉覚えるのに、彼は
2ヶ月いるのに言える言葉は「プーヤオラー(辛いのなし)」のみ。「アメリカに帰
れ!」と何度出掛かったことか。

彼に限らず西洋人旅行者に多いのが旅先に自国文化を求める人が多いこと。朝はパン
とコーヒーだったり、夏なのにホットシャワーをねだったり、英語しか話さなかった
り、と。東洋人旅行者(日韓台)が現地文化に溶け込もうと努力する人が多いのに比
べ彼らの傲慢さが鼻につくときがあります。これが植民地支配を広げてきた側とされ
てきた側の違いかと思うのは考えすぎかな?(日本も一時してましたが・・)

旅のスタイルは人それぞれなのでとやかく言う問題ではないのかもしれませんが
「When you go to Rome, You should follow Roman rule.」という言葉があるくらい
なんだからもう少し努力してもいいんじゃないかなー、と思いました。

なーんて偉そうなこといってしまいましたが、実は私も異国文化を中国に持ち込んで
いるのだ。それはズバリ「ハンドウォシュレット」。サイクリストにとって肛門様は
生命線なのだ!!清潔一番!!

●在中国日本人旅行者事情

そのアメリカ人と一緒にいるときは皆は私を見ると「このアメリカ人のつきそい中国
人ガイドかな?」と思うようでちょっとは気にしてもらえますが、一人だと一見中国
人と同じなので誰も気にしてくれません。だから混んでいる飯屋なんかに行くと主張
するのが大変で結構苦労します。ただ一旦日本人だと分かると意志疎通できる(筆談
ですが)こともありすごく親しみ持ってくれてありがたいです

●中国的自転車事情

自転車を止めて休憩していると「ちょっと乗ってみていいか?」と言われます。これ
は中東でもよく言われたことで乗せてあげるのですが、自転車にあまり乗らない中東
人は重い荷物にま

●中国的多人房事情

多人房とはすなわちドミトリー(相部屋)のこと。
小さな村のホテルではドミはなくシングルで5〜10元(80〜150円)位です
が、観光地や中都市になると値が上がるので多人房に入れば1ベッド5〜10元位で
済みます。

観光地の多人房は外国人でいっぱいで英語が共通語の異様な世界ですが、観光地でな
い都市の多人房は地方からの出稼ぎ工事のオッサンで占められていることが多いで
す。中国人はお国自慢が大好きなのでいろんな土地の話が聞けます。それにそういう
人は1ヶ月とかの長期でいるのでその町の穴場、路地裏の安ウマ食堂、楽しい飲み
屋、あんなこといいなできたらいいな的店などの情報をたくさん持っていて一緒につ
いていくといろんな体験ができます。

中国ではまだ海外からの出稼ぎには会ったことはないですが、以前ヨルダンのアンマ
ンで同じような出稼ぎドミに泊まった時は、ヨルダン・シリア・エジプト・イラク・
スーダン・イエメンのアラブ多国籍軍状態。ポツンと現れた日本人は格好のおもちゃ
で、いろんな所に連れていってもらい、ホモに2回も寝込みを襲われるなどエキサイ
ティングな経験をしました。その点中国はちょっとおとなしいかな・・・今のとこ。

●中国的外国人宿泊事情

とある町で泊まった時のこと。
いつも通り10元(150円)の安宿にチェックイン。スヤスヤ眠りについた夜中1
時。突然ドンドンとノックの音。ビックリして扉を開けるとオーナーが申し訳なさそ
うな顔して「外国人は『安全』のためこの宿には泊まれず、別宿に移動せねばならな
い、と公安から命令が来ました」という。しぶしぶついてゆくとそこは大理石ロビー
のきらきら輝く町一番の高級ホテル、一番安い部屋でも260元(4000円)!そ
んなお金はない!!翌朝両替するつもりだったので手元には50元しかなく本当に泊
まれなかったのです。仕方ないので今度は公安まで出向いて「お金が無いので公安の
命令には従えない。安宿に泊まれないのならこの町で一番『安全』なこの公安の建物
の中で寝る!」と駄々をこねたら、公安も事情を察してくれその高級ホテルに電話、
260元をなんと10元に値切ってくれました!96%OFFのスーパーディスカウ
ント!!中国公安バンザイ!!!

しかし夜中の1時2時に町中を移動させるのが『安全』のためですかね〜??

●中国語習得事情

中国語の発音はメチャむずかしく、ひとつの単語でもちょっと抑揚の付け方を間違う
と全く別の意味になってしまうのでマスターするにはそうとうの努力が必要です。
ただし毎日の筆談のときに書いてもらった文を読んでもらうようにすると少しずつで
すが話せるようになっていきます。我ながらいい方法だと思っています。
そしてその膨大な量の筆談ノート。筆談はスピードも遅いし会話の量も少ないけど、
普通ならそのまま消えていってしまう会話が記録として残るということはすばらしい
ことです。今回の旅では写真よりも日記よりもこの会話帳が私の一番の思い出になり
そうです。

8月9日再送がきました。

●mojibake saisou

kunori-san konnichiwa!

>ばけたり、切れたりしてますが、気にせずどんどんおくってください。

tasikani kiretemasune.
saisousite mimasu.


>ところで 今どこにいるのですか? 現在、にーシエンマー地方?

Genzai Kunmin(Konmei) kara nishi ni 200km no machi ni imasu.
Mada mada Tibet syoku ha zenzen naidesune.
Dali karawa mata nihon-go de okure soudesu.

soredeha!

●jitensya-jijou

中国はさすが自転車大国。道路には自転車専用レーンがあってそこを走れば快適で
す。
道も広く、ゆうゆう人民号とともに快適なサイクリングが楽しめます。
しかしそれは大都市周辺に限ったこと。
田舎の方に入ってしまえばたとえ幹線国道であろうとも山の一部を削っただけのダー
ト道であることが多く、一歩間違えば奈落の底へ。
しかもその道も砂利道ならまだマシなのですが、土道なので車が通れば土埃がもうも
うと立ち、湧き水の出るところでは足首まで埋まる泥沼と化し、一日の平均時速が
5km/hということもありました。そんな道が300km(1000m峠含)も続
いたときはホントにバスに乗ろうかと思いましたね。

●ma-jan

中国では老いも若きも男も女も4人そろえば即麻雀。昼飯食ったらおばちゃん電話で
4人集めて家の前で野外麻雀。
私も果敢に勝負を挑み続け、始めのころはよく分からない手であがられ負け続きだっ
たのですが、中国的規則が分かってきて最近はトントンの勝負ができるようになりま
した。
以前中東でバックギャモン習得のためにアラブ人に100連敗位したことを思えば素
早い上達です。

ルールは単純で、頭2枚に3×4の組を作れば役など必要なく、ポンしようがカンし
ようがお構いなし(ただしチーは大陸にはないようだ。台湾にはあるらしい)。とに
かく勝負が早くて流局はありえない。
そして当然金は賭けていて、一勝負(半チャンではない)ごとに、ロンで10元
(150円)、ツモれば全員から10元で30元。なんだ、安いじゃん、と思うなか
れ。平均月収が1000〜1500元の中国では、日本で20万稼ぐ人の2000円
に相当する金が一勝負ごとに動くのだ。
以前おばちゃんから50元くらい勝ってしまい、もらうのは悪いので遠慮しようとし
たら、おばちゃんのプライドが許さないらしく「いいからとっときなさい!ただし明
日も勝負するから出発しちゃダメだかんね!!」と言われ翌日見事に100元持って
かれました。おそるべしおばちゃん。

ただ昔ジャッキーチェンの映画「プロジェクトA」の中で、サモハンキンポーの初登
場シーンは麻雀をしているところであり、彼が役満を狙っているのを見て、派手好き
・目立ちたがりの中国人は絶えず役満狙いの派手な麻雀をしているものとばかり思っ
ていたのに、まさかドンジャラみたいなショボイ麻雀をしていたとは・・・。長年信
じてきたものに裏切られたような気分です。

●ura-tokoya

知っている人もいるかもしれませんが、中国の床屋には2種類あって、ひとつはおっ
さんのやっているフツーの床屋。もうひとつはピチピチ小姐がミニスカートで迎えて
くれる床屋。

以前町を歩いていたら後者の求人広告ミK[rコ[r

●hoi-zoku

回族とはすなわち在中国イスラム教徒のこと。ウイグル方面だけかと思ったら南方に
もいるんですね。町にはたいてい回族街があって、店には例のミミズ文字の看板があ
るのですぐわかります。以前その回族街に1週間ほど滞在してました。5年ぶりのイ
スラム世界でしたが、1日5回のお祈りはどこへやら、昼間から酒は飲むし(豚肉は
食べない)、その堕落ぶりはトルコ並みか。いや、中国のモスクはアザーン(お祈り
の時間ですよーの放送)すらないのだ。

でもアゴヒゲをフサフサに生やしたおじいちゃんが「ワシは10年前にメッカ巡礼に
行ったのじゃよ」と話しみんなからの尊敬を集めているのを見るとなんか嬉しくなっ
ちゃいます。
(アゴヒゲはメッカ巡礼を済ませた者の証拠)

●den-nou

電脳とはすなわちコンピューターのこと。山奥なら話は別ですが、そこそこ人の集
まっているところには必ずネットゲーセンがあり、小学生が巧みにマウスを操りブ
ロードバンドシュミレーションで遊んでいます。外で人力のみで巨岩を叩き割ってい
るのとはえらいギャップを感じますが・・

ネット屋は携帯電話とともに急成長分野らしくあちこちに店があり新店舗は新マシン
オZmT[m

●hapaa

道路拡張やガケ崩れなどで道路工事はしょっちゅう。道路をふさぐ岩を除くための発
破作業もしばしば。この前トロトロ走っていたら工事のオッサンに止められ「今から
発破があるからちょっとこっちに来て」と道の端に寄せられました。
数分後、わずか100m位の所で10発のダイナマイトが爆発、頭の上を石ころが
ヒュンヒュン飛んで行きました。国は広いくせにこういうところは狭いです。これが
中国式。

●kutsu

ここに来るまで靴は一度も履いたことがなく、ずっとスポーツサンダルで通してきた
のですが先日カカトが壊れたので中国人民の皆さんを見習って便所サンダルを買いま
した。さすが中国4000年の歴史が生み出したものだけあって、安い、丈夫、吸水
性ゼロ、そのまw[O\O

●nihonjin

そのアメリカ人と一緒にいるときは皆は私を見ると「このアメリカ人のつきそい中国
人ガイドかな?」と思うようでちょっとは気にしてもらえますが、一人だと一見中国
人と同じなので誰も気にしてくれません。だから混んでいる飯屋なんかに行くと主張
するのが大変で結構苦労します。ただ一旦日本人だと分かると意志疎通できる(筆談
ですが)こともありすごく親しみ持ってくれてありがたいです。

それに一見中国人なので路地裏とかアヤシゲな店とかにもズカズカ入っていけて楽し
いですよ。中東でもやりたかったけど無理だったなあ、すぐ人だかりができちゃうか
ら。

●jitensha

自転車を止めて休憩していると「ちょっと乗ってみていいか?」と言われます。これ
は中東でもよく言われたことで乗せてあげるのですが、自転車にあまり乗らない中東
人は重い荷物ろY゜Ш゜

●in Soyuu

Minasan konnitiwa!

Kunmin kara nishi ni 200km no mati ni imasu.
Kinou cyuugokujin oyako cyclist ni aimasita.
Kunmin kara Rijan made(800km) ikusou nanode
issyo ni ikukoto ni simasita.
Cyuugoku ni kitekara atta cyclist ha America-jin, Doitu-jin ni tuide
3nin me desu.
tyan to sita moutain-bike ni notta tyanto sita cyclist desu.
cyuugoku deha kanari mezurasii desune.

genchi-jin to issyo dato yado toka meshi toka zenbu mendou mitekurerunode
totemo rakutin desuyo.

●hotmail

koko suusyukan hotmail no tuusin joukyou ga taihen waruku,
matomo ni kinou sitemasen.
zenkai no mail ga mojibake sitari sitetanomo sonoseidato omowaremasu.

hoka no page wa kaiteki ni mirerunode tyuugokuPC no seidewa naku
hotmail jisin no mondai dato omowaremasu.

hotmail wo tukatteiru tabibito ha taihen ooinode minna konwaku sitemasu.

Nihon kara demo onaji nanode syouka??

*九里註;三輪さんはどのようにNETカフェから日本語メールを送っているのだろう?

Date: Mon, 12 Aug 2002 01:38:08 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Subject: Nittyu-Yuukou

Konomae no mail kara 100km idou simasita.
Mada chinese cyclist oyako to issyo desu.
Karera wa totemo nonbiri (osoku) idou surunode nakanaka maeni susume masen.
demo yahari genchi-jin sika ikenai youna toko nimo ikerunode iikanji desu.

16sai no musuko wa mada ERO-hon wo mitakotoga naisounanode senbetu de
moratta Japanese-ERO-hon wo misete agetara taisou yorokobi masita.
Nittyu-yuukou ni hitoyaku kaukotoga dekite ii kibun desu.

soredeha mata!

Date: Mon, 12 Aug 2002 01:36:51 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Subject: SAMUI!

Nihon kara okuraretekuru mail niwa taigai 'Nihon wa atui desu' to arunode
konnakoto wo iu to iyami ni kikoete simaukamo siremasenga kotirawa
'SAMUI!!'

Kyou wa hiruma demo 15do kurai, asa ban wa 10do kurai sika arimasen.
nagasode nagazubon nasidewa kogoete simaimasu.
Genzai no hyoukouwa yaku2500m. mada korekara 2000m ijou mo agaranakereba
naranainoni sakiga omoi yararemasu.

00:25:42 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Subject: =散髪報告2

床屋に行ってきました。
決して怪しい床屋ではありません。

前回毛沢東にされた反省をまったく活かすことなく今回も
「我請中国式短髪」と書いてお願いしました。

15分後、、、

それはそれは見事な角刈りが出来上がりました。
地平線を感じます。
1000ページのガイドブックが安定してのりました。

それを活かして包子のセイロを頭に乗せて自転車で出前のバイトをしています。
儲かって仕方がありません。
今は5枚が限界ですが、10枚に成功したら親方から暖簾分けしてもらって昆明に店を
出す予定です。お近くに来た際はぜひお立ち寄りください。

謝謝合作!

Date: Thu, 15 Aug 2002 00:34:25 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Subject: =中国的観光事情

中国の物価は安いです。
麺15円、ぐるぐるテーブルでいろいろ頼んでも一人100円くらいです。
宿も80−200円くらい。生活必需品は格安です。

でもPC、カメラ、フィルム、電池などは日本より高い。
それに観光地の入場料も以上に高いのです。
以前は外国人料金というのがあって、中国人の2倍の料金を取っていたらしいのです
が、不評のため同額にし、しかも値上げしたようで、有名な観光地は1000円とかします。

今日は例の中国人親子と大理のお寺を見に行ったのですが、やはりメチャ高い入場料
に入場をあきらめました。でもせっかくだから周りからでも見ようと裏の方に回った
ら低い柵があったので3人で乗り越えて何食わぬ顔して観光しました。出るときにお
茶までもらってしまいました。

めでたしめでたし。

Date: Thu, 15 Aug 2002 00:37:57 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Subject: =中国的電脳事情2

今回は日本語でメールしてます。
読むためにはホットメールを開いた時点で勝手にダウンロードしてくれるので難しい
ことはいらないのですが、書くためには条件がいります。
それはネット屋にPCおたくがいること。その人にお願いすればどっかから日本語ソ
フトを引っ張ってきてくれて書けるようにしてくれるのです。
他力本願。

Date: Thu, 15 Aug 2002 22:27:02 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Subject: =中国的歌事情

中国人と話しているとよく「日本の歌を歌ってくれ」と言われます。
その時にウケる歌ベスト3!

1.北国の春(中題:北国乃春)
2.花(花心)
3.真夏の果実(毎天愛にい多一さい)←ただし広東語圏

ウケない歌ワースト1!
1.君が代

でも大体日本でヒットした歌はパクられているので歌ってもOKです。
この前は沢田研二の「時の過ぎ行くままに」をカラオケで歌って喝采を浴びました。

しかし中国人はこれらが中国オリジナルだと信じているので
なぜ私がこれを歌えるのか、説明するのが結構大変です。

あと番外として・・
「男はつらいよ」(中題:寅次郎的故事)の主題歌
他のが中国語コピーされているのにこれだけは日本語でOK!
中国でも寅さん人気は健在だ!!

(以下同日のため省略)
subject=中国的筋肉痛回復事情

一緒に旅してる中国人親子の父ちゃんに筋肉痛になった時の回復法を教えてもらいま
した。

用意するもの
・50度以上の強い酒
・ライター

方法
酒に火をつけます。
メラメラ炎が上がったら、おもむろにその酒に手を突っ込み、火ともども足にその酒
を塗り込む!
足にボボボと火柱が上がりなかなか爽快です。

翌朝・・・
筋肉痛は無くなりませんでしたが、足の毛は無くなりました。
合掌。

subject=中国的家無人事情

自由主義経済の副産物、それはホームレス。
中国でもしばしばホームレスを見かけます。
日本のホームレスが駅とかでゴロゴロして酒ばかり飲んでいるのに対し
中国のホームレスはとにかく歩いている!
どこへ行くのか、なぜか歩いている!
しかもとんでもない峠とか、川沿いの道とかを!
もしかしたら彼らはホームレスではなく汚い旅人かも?!
そうだとすると自分もかなりホームレスに近い・・・

subject=中国的残食事情

土地が違えば文化も違う。
食事マナーもずいぶん違います。

日本では米粒一つ残すだけでも咎められるのに、中国では残食するのは逆によいこ
と。
ツルリと平らげてしまうと、それは
「俺はまだまだ腹減っているんだ。なぜもっと用意しないのだ!」
ということを意味してしまうのです。
だから食堂でも大量の残飯が当然のように捨てられていきます。

まあこれは文化だから仕方ないことなのかもしれないけど、
中国は現在食料輸入国で、「一人っ子政策」をしなければならないのも
食糧不足が最大の原因。その一方で大量の食料が捨てられていく・・・
大いなる矛盾を感じます。

Date: Mon, 19 Aug 2002 11:55:01 +0900
From: "Miwa Kazumoto"
Subject: =在 麗江

麗江にいます。
トンパ文字という象形文字を使うナシ族の町で、世界遺産にも登録されています。

10日間一緒だった中国人親子は帰っていきました。
また一人ぼっちになってしまってちょっと寂しいです。
しかし出会いがあれば別れもある、これが旅なのだ!

(九里註:麗江とは”リージャン”と読み、雲南”ユンナン”省の南、
ミャンマー国境近くです。まさにDeep in Asia!)
           

2002年8月19日 12:11
中国的蝿・蚊事情

私の旅した中東・インド・中国はどこもハエ・カが大変多い。
それらは活動時間がとてもはっきりしていて、
昼間うなるほどいたハエは日が沈むとパッタリといなくなり、
代わりに蚊が活動しだす。
そして再び日が昇ると蚊はパッタリ姿を消し再びハエがうなりだすのだ。
もしかしたらハエが夜になると蚊に変身しているのかもしれない、と思えるほど。
その点24時間働き続ける日本の蚊はとても働き者だ。ペットは飼い主に似るというが

蚊も日本人に似たのだろうか?

エジプト・インドは特にハエが多いので、目覚し時計がいらない。
なぜかというと、いくら前の晩蚊の襲撃にあい眠りを妨げられようと、
夜遊びが過ぎて夜更かししちゃたとしても、
朝日が昇ると目や口の周りにハエがたかってモゾモゾこそばゆいのでとても寝ていら
れないのだ。
だからここを旅する時は毎日早起きだった。
中国はそこらじゅうに垂れ流し便所があるわりにはハエは少なく朝起こされることも
ない。
だからいつも寝坊してしまう。

でもやっぱりいることはいるので、時々ハエ採り紙が真っ黒になっている。
それを見るといつも思う。
最後の方にくっついちゃったハエは多くの同胞がペタペタくっついて、
もがいて、死んでいくのを見てるにもかかわらず、なぜ君も飛び込んじゃったの
か?!
もう少し頭を使えよ!
ハエは無能な生き物だ。オロカ・・・

蚊は多い。
マラリアの媒体、ハマダラ蚊にも何度か遭遇した。
体にとまると腰を高々と上げる独特のスタイルをとるのですぐ分かる。
刺されるとチクリと痛い。
今のところ発病はナシ。

中国製蚊取り線香は形は日本と同じ。黒色で臭いがきつい。
蚊よりも人間がまいってしまう。
そして使う時2つがくっついてしまっていて分離させるのに毎度苦労する。
すんなりとれる日本製キンチョウ蚊取り線香はさすが!
こんな所にも日本の技術力を感じてしまうのだ。

2002年8月19日 12:27
中国的南京虫事情

安宿は安い!
でもその分リスクも伴う。
安全性の問題、騒音、暗い、トイレが汚い、などなど。
でもそれらは我慢すればいいのだ。
しかしどーしても我慢ならない問題がある。
それが南京虫問題。

南京虫とは米粒くらいの黒い虫で飛べず這って歩く。
寝ている間に体の上を噛みながら歩き回るので、
気づいた時には体に歩行した道筋がハッキリと描かれている。
そしてその噛まれたあとがモーレツに痒い。
蚊の比ではない。
体の奥から湧き上がるようなかゆみが1ヶ月くらい続く。
虫さされ薬など焼け石に水。
ナイフで痒いところを削り取りたくなるくらい。
我慢できずに掻き始めちゃうと血が出るまで掻き続けちゃう。
その傷痕が消えるのに半年くらいかかる。

だからまず安宿を選ぶ時は何よりもまず南京虫チェックから始める。
チェックポイントは・・・
1.ベッドの材質を見よ。
パイプならまずOK。古くてボロボロの木のベッドとか、
スポンジのはみ出した古いクッションのベッドはヤバイ。
2.壁を見よ。
壁にプチっとつぶした血糊のついているようなところはヤバイ。
前に泊まった人が退治している証拠。
3.ベッドの場所を見よ。
南京虫は熱感知する。
大部屋でいくつもベッドがあるようなドミでは窓際のベッドはヤバイ。
昼間太陽の熱で温められているのでそこへ虫が移動している可能性が高いのだ。


私は以前トルコでやられた。
やられた後、荷物を総チェックしようと全てをひっくり返し隅から隅までチェック。

そして最後に貴重品ぶくろを見た。
そいつはパスポートの間に潜んでいた。
迷わずプチっ!
私のパスポートの46ページにはその時の血糊が今もついている。
あと4年間、この血糊とともに旅するのだ。
パスポートを見るとあの時のかゆみを思い出す。

2002年8月20日 17:14
はんこ

今日トンパ文字でハンコを作ってもらいました。
でも私の名前は「三輪一元」。
もともと象形文字みたいな名前なのであまり変化がなくて面白くありませんでした。

「三」「一」はそのまんま。「輪」は○。「元」だけちょっと変化しただけ。

Date: Wed, 21 Aug 2002 17:28:56 +0900

三輪です。

>三輪さんの自転車放浪記はいつも楽しくも興味深く読ませて
>いただいています。
>一般的なマスメディアを通したものよりも、そこに住む民により近い視点から
>みた三輪さんのメールは、私にとって中国やアジアという国を知る上で大変
>貴重な資料となっています。
>何よりも読んでて、「そぞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神の招きに
>あひて、取もの手につかず」という雰囲気になります。
>これからも健康で旅が続けられることを祈ってます。

いやいや、どうもありがとうございます。
旅記録というよりただの雑記ノートみたいになってしまっていますが・・
これからもがんばりますよ!

今日は出発する予定だったのですが雨だったので止めてスターウォーズを観てきました。中国語吹き替えは笑えますよ!
まずオープニングの文字がロールしていくところが全て漢字になっていてその後タイトル「星間大戦(←違ったかも)複製的逆襲」がバーン!と出るのですが

これが毛筆の草書体!
ヨーダは「ヨーダ老師」!
当然へんな宇宙人もみんな中国語をしゃべります。
なぜか笑えてしまいます。

Wed, 21 Aug 2002 17:36:32 +0900

>で、TIBETは9月からいきなり冬です。
>三輪さんだいじょうぶかな?

気合で乗り切ります。
中国気孔をもってすれば恐いものなどなし!

2002年8月25日 11:40
しばらくご無沙汰します

いよいよチベット自治区が目前です。
チベット自治区は政治的問題が多く外国人が自由に旅行できる地域がごく僅かしかあ
りません。
今回私は東からチベット入域を狙っているわけですが、ここらは全て違法入域地域です。
つまり警察に見つかったら逮捕され罰金払ってチベット外へ即強制送還されます。
ラサまでは1500km、ずっとダートで、4000m級の峠が5個所以上のハードな道のりである上、宿には泊まれない(宿に泊まると自動的に公安に連絡が行くので御用になってしまう)、
途中数箇所ある検問は深夜4時に突破する、などをクリアしなければなりません。
さらにしょぼい道なので土砂崩れで道が寸断されている、ときどき山賊が出る、なども恐い条件です。

というわけでラサまでは早くて1ヶ月はかかりそうで、その間の連絡は多分出来なさそう。
途中モタモタして2ヶ月くらいかかってもまだ大丈夫。
3ヶ月しても音沙汰ないときは何かまずいことが起こったかも。
4ヶ月してもまだの時はあきらめです。
最低1ヶ月はつらく苦しい生活になりそうです。

それではみなさま、再び無事会えることを願って、ごきげんよう!!

◎おまけでチベット情報!
其の1
 今までの一般的な合法チベット入域は
 ・成都からの空路 3000元〜6000元(1元=16円)
 ・ゴルムドからのバス2泊3日 1600元
だけでしたが、
 ・昆明からの空路 2550元
 ・中旬(ジョンデェン、昆明の北800km)からの空路 2600元
ができたようです。どちらも規制が緩く一人でも行ける(上2つは数人集めてツアー
形式を取らねばならない)、安い、など成都より便利です。
あとどうしても陸路にこだわりたい人はジョンデェンからランクルツアー7泊8日16000元/1台(運転手・ガス代・パーミット込み宿飯別)がありますが、高い!!

其の2
 カトマンズ→ラサの移動は高い料金払ってのツアーしか入れないのが普通ですが、
この前会ったドイツ人サイクリスト(ユーラシア西から東へ横断中)はボーダー手前まで自転車で行き、そこでツアーバスをつかまえ、無理言って乗せてもらいツアー客のフリして国境を突破したそうな。いろいろなやり方があるもんですね〜。

*九里注;ほんとうに1ヶ月は連絡がないのでシンパイしないように。
       3ヶ月たって連絡がなかったら、チベット人と沈没か要捜索ですね。

2002年8月28日 12:47
三輪です。明日出発します。

三輪です。
まだギリギリ雲南省、合法滞在です。
でもすでにチベット文化圏にはいりました。

その変化はあまりにも劇的でした。
険しい山道(そこはまだイ族圏)をヘロヘロ登ってゆくと
上方の峠にひらひら風にはためくタルチョが!
そこにたどり着くと一気に視界が開け大草原が広がっているのです!
家々の屋根にはチベットの旗が掲げられ、
おじさんはぶっといチベタンナイフを腰につけ、
ヤクの群れが放牧されている。
煙草ではなく粉を直接鼻で吸い込んでました。
吸わしてもらったら頭にツーンと来てクラクラ。
その人たちと今回初めて「タシデレ!」の言葉を交わしました。

舗装路も今いる町まで。明日からは1500kmダートです。とほほ


>こんにちは。今井です。いよいよ、というか、ようやく
>出発します

今井さんもいよいよ出発ですか!
お互いがんばってゴールを目指しましょう!!

2002年8月28日 13:08
中国的治安問題

>中国やインドなどアジアの発展途上国での出来事ならまだしも、
>日本でも身近で起きるようになってきただと、シミジミ感じて
>しまいました。

中国のガイドブックには「経済自由化で貧富の差が広がり治安が悪化、
特に田舎の方が危険である」なんて書いてありますが、
いったいどこが危険なんだか?
夜も遅くまで人は出歩いているし、危険を感じる要素がまったくありません。
たしかに会う人会う人、貴重品に気をつけろ、と忠告はしてくれるのですが
悪い奴など実はいなくて、幻想の作り出した悪人が一人歩きしているのかも。

実感としてはニュースでバンバン悪い話が聞ける日本の方がよっぽど恐い感じがしま
す。

しかし別の意味の「危険」はずいぶん感じますよ。
例えばガスボンベを満載した自転車が赤信号無視で交差点に飛び込んでいったり、
ビルの上から物がおっこちてきたり、50m先で発破したり・・・。

2002年9月22日 18:19
Miwa desu
(秘峰ナムチャバルワ近くのポミから。よくNETがありました・・・くのり

Bouen-juku no minasan konnichiwa!
Ohisashi buri no miwa desu.

Tibet ni haitte 1kagetu, iya-, youyaku Lhasa ni tadori tuki masita.

tteiunowa oouso de jitu wa mada hanbun sika kitemasen.

Genzai BOMI to iu machi ni imasu.

Naze konnani osoi noka?

sorewa KUNORI san no yosou douri Chinbotu sitetakara.

Tibet wa kakenukete simaunowa mottainai.

800km idou site nokori ato 700km.

korekaramo nonbiri ikutumori desu.

soredewa!!

●蛇足;今井君のヨーロッパ・センチメンタルジャーニー

「トルコでチュドーン!!」
2002年9月22日 19:54

こんにちは。今井です。

「自転車シルクロード横断の旅」のハイライト(勝手に決めた)
カッパドキアに到着しました。
ここは、昨年から何度もたどり着くことを夢見た場所。キノコ岩
を見た瞬間、僕の頭でチュドーン!!花火があがりました。

トルコの道程は思ったよりも厳しく、アップダウンの連続で、
しかもいつも向かい風。「やってらんねー」と、ふてくされぎみ
でしたが、そんな気分も一瞬で吹き飛ばす、すばらしい景色です。
あっちこっちで、へんてこな形をした岩がにょきにょき生えてます。


トルコで自転車をこぎはじめて、2週間。いわゆるクルド人が住む
地域を走ってきました。
西部に住む、普通のトルコ人に「クルド人」のことを聞くと、決まって
「テロリスだ。気をつけろ。」「トルコで起きる事件の8割はクルドが
起こすんだ。」などと言われます。

しかし、実際、トルコ東部を旅し、多くのクルド人と話をしてみると、
彼らは、非常に気さくで、人懐っこい人種であることがわかります。
何度か、畑で働く彼らに呼ばれ、食事もいただきました。(ただ、水は
用水路の水をのまされましたが・・・)

彼らの顔だちは、中国のウイグル人に似ています。田舎の町並みも、
トルファンのウイグル村の町並みにそっくりでした。
土づくりの家に、その前を流れる用水路。その脇に生える桑の木。
それに、美少女が多い!!(中年になると、スターウォーズに出演できる
ような別の生き物に変わってしまうのが残念)
なんだか、懐かしい感じがしました。

ちなみに、このカッパドキア近くの村人の先祖は、トルクメニスタン人だと
いっています。村人は、「トルキー・ヨック!!」と、トルコ人であること
を否定していました。

トルコ政府が聞いたら、大変ですね。


4・5日ゆっくり休みます。
それでは、また。

今井 肇  

●三輪さんが10月6日、ついにラサに到着!

2002年10月6日 23:53

・ラサ・らさ・Lhasa・拉薩・ここはラサ!

タシデレ!
チベットに入って40日目、ついにラサにたどり着きました!
1500km、4000m以上の峠9本乗り越えて、その間に旅は100日を突破し、
私も三十路に突入しました。
無事公安のお世話になる事もなくやって来れました。
「非合法ルートで公安にバレないように・・・」なんて言うと人目を避けて隠密逃避
行、みたいに聞こえるかもしれません。が、実際は今までと何ら変わらず。
もちろん道にはパトカーは走っているし、街には公安がウロウロしていますが、
彼らは大変職務に忠実で与えられた仕事以外はこなさないらしく、
会ってもべつに何も言われません。
ただ、外国人狩りチェックポストと、宿からの通報さえ気をつけていれば問題ナシ。

そのポストも中国人顔だからか自転車だからかわかりませんが結局すべてフリーパス。
逆に今まではなんとなく宿に泊まるべきかな、と思っていたのですが
(別に野宿しても構わなかったのだが)チベットに来て選択肢が一気に無限に広がっ
たお陰でいろんな体験をさせてもらいました。
40泊の内訳は以下の通り

登記しなくてもいい宿に泊まった・・・10泊
チベットのお寺に泊まった・・・4泊
チベット人の家に泊まった・・・13泊
遊牧民のテントに泊まった・・・2泊
道路工事のテントに泊まった・・・6泊
自分でテントを張ってキャンプした・・・5泊

それぞれの詳細はまた後で。
いやー、東チベット、辛い道のりだったけどそれ以上に景色は奇麗で、人は親切で、

素晴らしすぎました!!

・チベット的変装事情

●実験の目的
 チベットを安全かつ快適に不法旅行するためには中国人と思われる事が肝心であ
る。
 同じ東洋人顔なのになぜ日本人とばれてしまうのか?
 その境界を探る。

●実験方法
 様々な格好で町を通り抜ける。
 「ハロー!」と英語で声かけられる割合を集計する。
 (なお対象は登下校中の小学生である。問題の公安ではないので注意!)

●結果
 1。Tシャツ短パン姿で荷物満載の自転車に乗る・・・100%
 2。赤レインウェア(上)、短パン姿で空荷の自転車に乗る・・・90%
 3。赤レインウェア(上)、短パン姿で歩く・・・80%
 4。Tシャツジーンズ姿で空荷の自転車に乗る・・・20%
 5。長袖ジーンズ姿で空荷の自転車に乗る・・・5%
 6。借りた中国製地味ジャケット、ズボン姿で歩く・・・0%

●結論
 以上の結果より決め手は派手な原色のウェアと季節はずれの短パンにあるといる。
 自転車に関しては野良仕事に出かけるオッサンがマウンテンに乗っている
(もち中国製ボロ)のを見るのも珍しくないので関係ないだろう。
 なお、実験を行ったのは成都方面からの不法入域外国人狩りの
チェックポストのある町であった。
 試しに6。で公安の前を歩いてみたが(かなりドキドキした)声をかけられる事は
なかった。

●今後の展開
 この結果を参考にし、以下のメーカーに以下の製品の開発を要望する。
 ・パタゴニア→人民服風フリース(上下)
 ・モンベル→ズダ袋風バックパック
 ・オストリッチ→竹編みかご風サイドバッグ
 ・資生堂→日光にあたると真っ黒に皮膚はガサガサにひび割れるサンオイル
 ・アデランス→中国人風角刈りカツラ
 ・セイコー→決して動かない腕時計
あと白人向けとして
 ・背の低く見える逆シークレットブーツ
 ・毛沢東のお面

以上のアイテムをそろえる事で快適なチベット旅がおくれる事だろう。
チベットを毛沢東顔がぞろぞろ歩く日もそう遠くはない。

・チベット的言葉事情

チベットの田舎で中国語が通じる事はマレ。
筆談などほぼ不可能。
たまーに中国語の話せるチベット人がいると「おー!なんて分かりやすい言葉なんだ!」
と感動してしまいます。(実際は小学生並みのことしか話してないけど)
だから言葉はまた一から学び直し。
中国語に負けず劣らず難解なチベット語の中に、突然日本語にそっくりな言葉があて
驚かされる時があります。
例えば・・・

日本→「ニホン」
1.2.3.4.5→「チィ、二、スン、シィ、ンゴ」
自転車→「ジテンシャ」
熱い→チベット語では「ツァポドゥ」ですが熱いヤカン等触った時
「アツツ!」と言うのです。ちょっとビックリ!

あと「旅行人ノート チベット」には簡単な会話表が載っていて
150あまりしかない言葉の中に「もう結構です!」という一見意味不明な
言葉が載っているのだけどこれが実に利用頻度が高い!
チベット人と飯を食うとツァンパ・バター茶ともにこれでもか、というくらい注いでくるのでこの「もう結構です!」がめちゃ役に立つのだ。
更にここには載っていない「ジャティ(満腹です)」を合わせて言うと
ウケがよく、更に注がれる事必至。
つまり何を言ってもダメって事ですね。

・チベット的食事事情

チベットの食事といえばツァンパとバター茶。

ツァンパとは大麦の粉を茶で練ってダンゴにしたもの。
味もそっけもなくパサパサではっきり言ってマズイ。
中国のバラエティー豊かな食生活とは異なり、チベットは至って質素で食事はツァン
パがメイン。
お呼ばれした時も歓迎のツァンパ攻撃が待っています。
朝食ツァンパ、昼食ツァンパ、おやつにツァンパ、ディナーもツァンパ、
って日も珍しくありません。
一度食べるとお弁当に持っていけ、となるのでなかなか減ることなく、
常に大小コッヘルはツァンパでいっぱい。
チベットの大麦はサンサンと照る太陽の光と、
ヒマラヤからの澄んだ雪解け水による完全有機栽培の最高級大麦だと思うけど
やっぱマズイもんはマズイ。
たまーに食べる中国製インスタントラーメン(ただ辛いだけ)がめちゃ美味いです。

こうなると料理に大切なのは素材ではなくやっぱ味付けだよな、って気になっちゃいますね。
バター茶とはお茶に塩とバターを混ぜたもの。
食後にお茶飲んでサッパリ、という感じには程遠く、それ自体が1つのメニューみたいなもん。
チベット宅にお邪魔するととにかくひたすらバター茶をつがれます。
チベットの強烈な紫外線と異常に乾燥した中で、Tシャツ・短パン・サンダル姿、
帽子・日焼け止め一切無し、という無防備ないでたちなのに肌にそれほどダメージが無いのは
この毎日何十杯も飲むバター茶からの脂質と、40日間一度も体を洗わなかったことで堆積したアカとホコリの鎧のお陰である事は間違いないでしょう!!

・チベット的高山病事情

初の4000m峠越えの時の事。
50kmで1800m→4200mへ2400mアップする行程でした。
さすがに一日で一気に登ってしまうのは危険だと思い、のんびり2.3日かけて登るつもりでした。
しかし動き始めたら体がとても軽く、気がつけば既に4200mの峠手前まで来てしまっています。
肉体的疲労や多少の息苦しさはあるものの、高山病でよく言われる頭痛・吐き気等は全くなく快調そのもの。夕方になりちょうど道路工事の人からお声がかかりそのままそこの峠で泊まる事にしてしまいました。

翌朝・・・
ズキズキ頭痛で目が覚めました。気分も悪く食欲もわきません。
これが世に言う高山病ってやつか!
やはり無茶してしまったようだ・・・
フラフラと峠を下り3000mまで高度を下げました。
しか〜し!!!
症状は一向に改善せず。
思い起こしてみれば・・・
昨晩は歓迎の白酒(60度のコーリャン酒)攻撃+エンドレスご飯+
歓迎の牛一頭ほふって焼き肉大会で気持ち悪くなるほど飲み食いしたんだった・・・

この頭痛と食欲不振の原因は、日本でも幾度となく経験した二日酔いと食い過ぎだっ
たようです。

結局以降もほとんどを4000m以上で生活したにもかかわらず一度も高山病らしき症状
はナシでした。

・チベット的野糞事情

電気水道ガス風呂トイレのない小さな村に泊まったときのこと。
朝起きてクソがしたくなり場所を聞くと
「道の向こうは女、こっちは男」
というとってもアバウトな指示を受けた。
その指示どおりにそこらでブリブリやっていると
目の前にモソ〜と豚さん登場。
一人と一匹、目をあわすこと数分、その間に一人は難行を成し遂げ、
立ち上がり2.3歩前にでた瞬間、一匹はすばやく後ろに回り込み
たった今放たれたばかりのホカホカの一人の分身をペチャペチャと食べ始めた。
周りには牛やヤギのウンコも一杯落ちているのに豚さんは目もくれない。
その姿があまりにもおいしそーだったのをうらやましく思った一人は
その一匹をはねのけ自分で食べてしまった。
うーん、昨日のスパイスが効いてて美味!
食いしん坊万歳!!

ところで、豚肉しか食べない人のウンコしか食べない豚は
果たして狂豚病となり得るのだろうか?
今後の研究に期待する。

10月7日
・Re:三輪さんおめでとう!

三輪です。

>ラサ到着おめでとう!

ありがとうございます!
到着直前の500kmくらいは、早く着きたい気持ちと、
着いてしまったらもうその先にラサはないから着きたくないという気持ち
が葛藤し合ってかなり複雑でした。
結局後者が勝ってそれまでと同じようにダラダラ進んでしまいました。
舗装路なのに一日30kmしか進まなかったり・・・

>もう寒いですよね。

たしかに朝晩は冷えます。
5000m付近では0度くらいです。
しかし日中は直射の元ではTシャツ短パンサンダルでも暑いくらいでしたよ。
ただし日が陰るといっきに寒くなりますが・・・

>これから、どちらに向かうのでしょうか?

当初の予定ではカイラス行きでしたが、
さすがに今の装備じゃ凍死してしまうかもしれないので
中尼公路でカトマンズ入りします。
その後はさらに南下してインドの最南端コモリン岬まで行きます。

今度は暑さとの戦いだ〜〜!!

・写真

くのりさんへ

添付した写真はリージャンで同室の人が撮ってくれたものです。
チベットの青い空も重たい荷物もついてないけど
顔だけは黒いです。

ご希望に添うような写真は撮ってないので
ネパール行きの途中で撮りますね。

それではまた!!



・シャングリラ

以前蔵本さんから以下のようなメールをいただきました。
原文はローマ字でしたが日本語に直して掲載させていただきます。

============================
ところで「シャングリラ」という言葉を知ってますか?
先日新聞にこんな記事がありました。
日本語だと「理想郷」「桃源郷」といった意味ですが、
元々この言葉はジェームスヒルトンという英国の作家が
70年ほど前に書いた小説に出てくる町の名前だそうで、
最近この場所が雲南のチベタンの村、中甸(ジョンディエン)であるという説が
出ているのだそうです。
そういえば[−ラ]というとチベット語では「峠」を意味してますよね。
真偽はともかく、今度是非行ってみたいと思いました。
============================

そう、このシャングリラこそ私が以前メールで送った
「タルチョのはためく峠を越えたら突然風景が変わり
大草原が広がるチベタンの村になった」というのが
まさにこのシャングリラこと中甸なのです!!
その様子はほんとに桃源郷と呼ぶにふさわしいものでした。
数年前までは「中甸」だった県町名も今や「香格里拉」(シャングリラと読む。もろ
当て字)
「香格里拉」という歌が大ヒットしたようで、
おっさんまでもが無理な高音で口ずさむのをよく耳にしました。

ただ雲南、チベットでは美しい風景のところで地元の人と話していると
「この村こそ桃源郷である!」
ということをよく言われます。
かなり桃源郷が安売りされているような気もしますが
それでも自分の住むところを堂々と「桃源郷である」と言い切れる
そんな所にすんでいる人たちがたまらなくうらやましく思えます。

・チベット的空事情

遊牧民のテントに泊まらせてもらったときのこと。
朝早く起きて乳絞りをした後は遊牧に出ます。
私もお手伝い(といってもただついていっただけ)。
草地に放った後は草原でゴロリお昼寝。
雨季の後の草原は青々とした草が芽吹き、空は抜けるような青空、
ポカリと白い雲が浮かんでいる。
うーん、こんな所で横になって流れる雲を見ているのが夢だったのだ!

で、ゴロリ・・・・ウ・・・・アレ・・・・ジリジリ・・・・暑い、いや、熱い!
日差しが強烈すぎてとても空など見ていられない!
昼寝するにも顔を服で覆わねば・・・・!
そして流れる雲が太陽にさしかかる・・・・ウ・・・・アレ・・・・寒い!
日が隠れたとたん、実際の気温は10℃くらいしかないためモーレツに寒くなる。
とてもTシャツ短パンじゃいられないので着込む。
雲が取れる・・・熱い!
なかなかじっとしていられないのだ。
その点地元民の民族服はやはり地元の気候に合った作りになっているようで、
露出しているのは顔と手の先だけ。でもその部分は真っ黒に日焼けしてガサガサ。

やがて夕暮れ時。
しかしチベットに夕焼けはない。
空気が薄く大気中にチリ・水分が少ないから。
考えてみれば当たり前だけど日の沈む前は赤くなるのが普通と思っている我々には
ちょっと不思議。
そしてこの日が沈む直前の東方の景色を見るとそれはそれは美しいのだ。
空・草・水、すべての色が映えて見える。
その日が山の向こうに沈むとやはり突然寒さがやってくる。
そして1時間も経たないうちに満天の星空。

これが日本には存在しない、4300mから見る空。

・チベット的紅葉事情

チベットでは既に紅葉のシーズンは終わろうとしており落葉の季節になりました。
4000m以上でも紅や黄色に木々が色づくのには驚きです。
まだ雪が降ったことはありませんが、雹は何度か降りました。
一度は5000mの峠を越えようとしているとき。
そしてもう一度はチベットの大地にダップンしている最中。
大自然を感じました。
お尻にバチバチ当たって冷たかったです。

毎日毎日大自然の中でダップンしていたので
ラサの宿の扉なしトイレすら窮屈に感じてしまう今日このごろです。

・三輪です。

>僕が記事を読んだ産経新聞の記者は5日間で行ってきたようです。

多分日本からジョンデエンの最速の行き方は・・・

成田−昆明・・・飛行機
昆明−ジョンデエン・・・夜行バス1泊

>ちなみにあの辺りは冬は雪で閉ざされてしまうのでしょうか?

雲南北でもジョンディエンまでは道がしっかりしていて
通行不能になる事はなさそう。
それ以前に地球温暖化の影響か、ここ数年雪も降っていないって言ってましたよ。

10月11日
RE:遙かなるTIBET

三輪です。
今日のラサは快晴。
日差しが強烈すぎてまぶしいです。
今日ネパールのビザを取得しました。
30ドルで60日シングル。
まあそんなに長居するつもりはないですけどね。

ところで最近「旅行人ノート チベット」の2回目の
改訂版が出たようですね。
持っていた人に見せてもらいましたがビックリ!
ラサ−カトマンズを結ぶ中尼公路が全面舗装になっているではありませんか!
なんかきが抜けちゃったなあ・・って感じです。


ムラスギさんへ

>チベット ラサ到着おめでとうございます。

ありがとうございます!

>チベット的○○のメールすっごく面白いっす。

重ね重ねありがとうございます!
まだまだ大分ネタはありますので今後もお楽しみに!

それでは!

・は、肌が!!

ラサについてまず宿に入ってした事は、40日ぶりに体を洗った事。
石鹸をつけてゴシゴシゴシ。
黒い垢が止めども無く出てきます。
うーん、サッパリ!

その晩・・・
寝る前に肌を見てビックリ!
今までしっとりツヤツヤしていた肌が、一気にガサガサで白い粉をふいている!
その垢は落としてはいけない大切な防護服だったのです。
チベット人は、徳を落とす、という事でほとんど体を洗いませんが、
これはやはり風土、気候に合った生活の知恵だったのですね。
またバター茶をいっぱい飲んで垢をためる事にします。

・中国的喫煙事情

中国の男性喫煙率はめちゃ高い。
法的罰則も無いのでかなり低年齢から吸っている。
そして吸うときには周りの人にも配るのがマナー。
私は煙草を吸う習慣はないのだけど、
もらってばかりじゃ悪いのでいつも買って持っている。
しかし毎日毎日10本以上吸っているうちに、
いつしかそれが癖になり自分でも吸ってしまうようになってしまった・・・

私が買うのは肉体労働者愛煙の最安2元(30円)煙草。
タールたっぷり15mg。
いまだに吸うとクラクラきてしまう。
ある時北京からきていたお金持ちグループと話しているときに
この煙草を渡そうとしたら、
「アナタそんなマズイ煙草吸うアルカ?
それより私の高級煙草吸うアルヨ!!」
と言われてしまった。
その時は情けなかったなあ。

・「巡礼」とは・・・

チベット人と話していて「ラサヘ行きます」と言ったときによく聞かれるのが、
「それは『旅行』で行くのか?それとも『巡礼(中国語では朝礼)』で行くのか?」

ということ。
そんな時は必ず「旅行です」と答える。

私の持っているガイドブックの巻頭にはポタラ宮やカイラス山の写真が載っている。

それをチベット人に見せるとみな有り難そうに頭にかざすのだ。
ガイドブックなどには気軽に「カイラス巡礼の仕方」なんて書いてあるけど、
「巡礼」という言葉はやはりこういうように信仰心を持った人のためにあると思うの
だ。
だからいくら私が朝鮮半島からラサまで五体投地で行ったとしてもそれはやはり「旅
行」であり、
チベット人がビューンと飛行機でラサまで行ったとしてもそれこそが「巡礼」である
と思うのだ。

(これは私の個人的な考えです)

・中国的地図事情

日本を出る前買ったのが「WORLD MAP CHINA」 geo center発行(イギリス製)。
が、これがひどい!!
自転車乗りが最も重要視する距離表示がデタラメなのだ!
はじめマイル表示かとも思ったが単位はしっかり「km」とある。
まあ仮にこれがイギリスのみで使っている「英km」だとしても
小計の合計が大計と合わなかったりしてまったくもって使えない。
道路情報も中国の5年前発行の地図でも載っているような道が載っていなかったりし

情報はかなり古い。
こんな使えない地図初めて見た。
中国版だけかと思ったら他地区のも駄目らしく外人ツーリストも怒っていた。

その点中国で売っている中国道路地図はかなり詳細で使い勝手がよい。
しかも安い。
中国旅するなら現地で地図購入しよう!

・チベット的物価事情

東チベットの旅ではツァンパ食って誰かさんちにお世話になっていると
ほとんどお金はかかりません。
しかし、町で漢族の食堂や普通の商店に入ったりすると、
その料金は普通の中国の町の2−3倍!
香港並みのぶっ飛び価格!
これは現地で取れない野菜などを、はるか野を越え山を越え土砂崩れ越えして
トラックの運ちゃんが命懸けで輸送したことによるためでしょう。
国の発展のためには流通の重要な要素である道路がいかに大切かが分かります。

でもラサでは普通の町と同じ。
気軽に買い食いできて楽しいよ!!

・蔵本さんへ

>三輪さん、無事にラサ到達ですね。おめでとう。
>今頃は、ラサの中華料理屋かチベタン食堂で広東語吹き替えの
>ハリウッド映画のビデオなど見ながらモモやらトゥクパなどを
>つまんでいるのでしょうか?

ありがとうございます!
ラサでは中華食いまくりですよ!
やっぱ中華は美味しいなあ!

>
>中甸(ジョンディエン)に行ったのですね。羨ましい。
>川蔵公路を走られたのだと思いますが、途中にあるのですか?

ジョンディエンは昆明から北1000kmくらい、
川蔵公路にはいる手前にありますよ。

・世界的ジェスチャー事情

言葉の通じない国で宿を探すとき、
両手を合わせ顔の横に添えて首をかしげるポーズ(分かるよね?)
をとる。
今まで行った国でこのジェスチャーが通じなかったことはなかったし、
おそらくどのツーリストもこれをしていると思う。

しかーし!
私は今までこんなポーズで寝たことはない!
この前試しにこのポーズで寝てみたところ、
手の甲の骨が頭に当たっていたいわ、
窮屈だわで、とても眠れたもんじゃない!
果たしてこの地球上にこんなスタイルで眠っている人など存在するのだろうか???


片手だけ枕にして寝ることはあるかもしれない。
だけど、ちなみに片手だけを頭に当て首をかしげるポーズは
中東辺りでは「死んだ」ことを表わすので注意しよう!

・チベット違法宿泊事情

中国では宿に泊まると身分証を提示し記録、
宿の人はそれを公安に届けることが義務となっている。
それにより非合法入域外国人は捕まってしまうわけだが、
それをしなくてもいい宿がある。
代表例は長距離トラックの運転手が泊まるような宿。
こういう宿ならまず登記はナシ。
ただ4人相部屋が普通なので夜遅くドヤドヤっとやって来て、
朝早くドヤドヤっと出て行くので安眠はできないかも。

また東チベットでシャワーの付いている宿などない。
そもそも乾燥していて汗かかないし、寒いので体を洗う必要性を感じないのだ。
私も結局40日間一度も体を洗わず。
頭は3回川で洗った。
水がめちゃ冷たくて頭が冴えまくったが、
冴えたところで使い道がなかったのでその後止めてしまった。

それでも別に不快ではないよ。

・チベットお寺泊事情

チベットにはお寺がいっぱいあります(当たり前か)。
宿坊付きのお寺もあります。
そんなお寺に泊まらせてもらいました。

チベット僧というと、いかつく、苦行に耐え・・・のイメージがありますが、
実際は普通の若者・おじさんと同じで好奇心旺盛、
フラリとやって来た外国人に興味津々。
自転車に乗ってみたり、荷物チェックしてみたり。

でもやっぱり僧だから朝と夕には読経。
さすがに私は参加できないので、部屋で静かに横になって目をつむり
意識を遠のかせたりしてみました。
お経の時間なのに小僧さんとおっかけっこしていて和尚さんに怒られたりもしてみま
した。

全然堅苦しくなくって安心できます。

・チベット民泊事情

これにはいろいろなパターンがあって、
・テントを張ろうとして通りかかった人に「ここにテントを張っていいか」と聞いた

「だったらうちに来いよ」となるパターン。
・休んで話しているうちに夕方になり「このまま泊まっていきな」となるパターン。

・沢木耕太郎が「深夜特急」でもつかっていた、どう見ても宿のなさそうな村で、
集まって来た村人に「ここに泊まるところはあるか?」ときき、皆ワイワイ相談し
「うちにきな」と言ってもらうパターン。
(これはあまりにも確信犯的なので1回だけでやめました)
・よくわかんないうちに泊まっていたパターン。

こうやって泊めてもらうお家はまさに典型的なチベット民家。
1階は農作業の土間で、2階が居住スペース。
薪ストーブがあって常に火が燃やされています。
そこでお湯を沸かしたり料理をしたり。
近所の人が入れ替わり立ち代わりやって来て「写真撮って!」攻撃。
36枚使い切ることは覚悟せよ。
お客さんにはエンドレスのツァンパ・バター茶・チンコー酒歓迎会。
いつも火を囲んでお話しています。

生活は本当に質素で素朴。
半農半牧している人が多くて、自給自足が基本。
夜は地べたに羊の毛皮を敷いて寝ます。
これがとっても暖かくてビックリ!

・世界的極悪国事情

それは私がラサに来て毎日通っている水餃子屋さん(漢族のお店)でおこりました。

食い逃げです。
しかも犯人はよりによってチベット僧。
いつもニコニコしているおばちゃんは本気で怒っちゃうし、
ご主人も「あいつらはお経唱えて偉そうなフリしているが悪い奴ばっかりだ。
衣に隠して箸やティッシュを持っていっちゃうんだ。」と言ってました。

ここで「チベットに勝手に漢民族が侵入してきて・・・うんぬん」
を論じるつもりはありません。
ただこうなった元々をたどれば、それはイギリスが1800年代後半にチベットに攻め
入って
ウソついて支配しようとしたことにあるわけで。
それ以外にも、インド−パキスタンがもめるのもイギリス支配の尻拭いだし
中東がきな臭いのもイギリスの二枚舌のせいだし、
アフリカ諸国の国境が直線なのもイギリスが定規を使ったせいだし。
現代の世界紛争の原因はイギリスのせいばっかりです。
とんでもない極悪野郎ですね、イギリスってやつは。
こうなったら過去の栄光にすがることなく、地獄の底まで落ちぶれてもらいたいもん
です

(同感!くのり)

・チベット遊牧民泊事情

きっかけはやはり「ちょっと寄って行けよ」のお言葉。
やっぱりまずはツァンパとバター茶が出ます。

チベット遊牧民の一日を紹介しましょう。
朝は早く、まず乳搾りから。
これは女の人の仕事。
母牛と子牛は離してつないであり、子牛の綱を外すと子牛は母牛の元へダッシュ!
母の乳にしゃぶりつきます。
しかしほんの2-3口吸ったところで無理矢理引き離し、後は手で搾ります。
出が悪くなると再び子牛を放して・・・を繰り返します。
搾った乳は温かくて甘くておいしー!
(翌日下痢るかも?!)
その乳をすぐ火にかけ温めると、それを遠心分離器にかけバター成分を濾し取りま
す。
(これも手で回す、結構な力仕事)
残った汁を再び火にかけると乳せいとチーズ成分に分離、
チーズ成分のモロモロをギュウギュウ搾って固めます。
(これもえらい力仕事)
これでやっとひと段落。

男は乳搾りの終わった牛や羊を連れ放牧に出ます。
放牧の仕事といっても、朝草地まで連れて行き、夕方戻す以外は
ただボーっと時間の過ぎるのを待つだけ。
この間に通りかかった外国人などは格好の暇つぶしになるわけです。
放牧というと牧羊犬がワンワン吠えて羊を追って・・・のイメージがありますが
チベットの放牧はそんなせわしいことはしません。
家に帰るときはまず適当に先頭の数頭を追いやります。
そしたらまた座っておしゃべり。
牛羊は臆病な動物なので群れていないと心配なようで
あとについていきます。
それを見たほかの数頭がまた後についていき・・・
をひたすら繰り返し少しずつ移動していくのです。
中には周りがいなくなったのに気づかずいつまでも一頭でのんびり食っている奴もい

こういうのがいると帰るのが遅くなります。
こういう牛には石を投げつけて追うので遊牧民は男女問わず
皆めちゃ強肩でコントロールがよい。
鍛えれば大投手に成れるかもしれません。

夜は固くなったチーズをくりぬいて、
中に溶かしたバターを入れたランプで明かりを取ります。
夕飯はツァンパとチーズと羊肉などすべて自家製。

こんな生活をしばらく続け、ある程度経つと次の牧草地を目指し、
テント・家財道具・家畜を全て連れ移動するのです。
その支度はめちゃ早かった!
私のテントたたむのより早い!
ビックリ!

だから彼らには住所がありません。
撮った写真を送ってあげられないのがとても残念。
再びチベットをふらふら旅して偶然に会う、
これだけが写真を渡せる唯一の手段なのです。

(つづく)

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