テニスマナー for 週一プレーヤー

一人前を目指すヘッポコプレーヤーに愛の手を!

ルールブックに無い、プレーの「しきたり」や「暗黙の了解事項」を
つらつらと記述してみました。

あてはまらないケースもままあります。
周りの人にボコボコにされる恐れもありますので、適用は慎重に・・・


 ワクワク、準備

遅刻は皆に迷惑がかかります。

開始時間に遅れてしまった場合は、残念ですが自分の乱打タイムは無いものと覚悟しましょう。
皆に見える所まで来たらウソでもダッシュしましょう。

せっかく取れたコートですから、使用時間になる前にストレッチ・体操を済ませておいて、1番早くコートに出ましょう。 でも、前に使っている人に「早く終わって」みたいなプレッシャーはかけないよ〜に。

ネットが緩んでいたら、率先してネットを巻き上げます。巻き上げている人が居たらポールそばのコードテープ部分を引っ張って協力します。
ネットの高さは中央部で91.4pです。おもむろにシングルスポールを持っていけばクロウトとして見られます。(ポールの溝が彫られている部分が91.4cm)センターストラップを調節している人がいたら、ネットを手で押し下げて協力しましょう。

大人数の場合、ベンチに荷物を置くのは控えましょう。


 いざ、練習

ヘッポコはミスが多いので、できる範囲内で限りなく多くボールを持ちます。
当然ポケットはパンパン。片手はネコの手です。

これからお相手いただくので「おねがいしま〜す」と叫びます。

1球目を打つときに、「ボールいきま〜す」で球出しします。二人が同時に打ってしまったらお相手がミスするまでがんばって続けます。(ウソです)
この時は、即時自分側に来たボールを止めてポケットに入れ、改めて相手の出すボールに構える(私のボールは使いません、そちらから1球目のボールを出して下さい、の意思表明)のが正式です。

最初のボールは、相手のフォアにボールを送るのがマナーです。いきなりバックに打ってはいけません。利き手を確認しておくような心の余裕が持てれば一人前です。

最初はゆっくり。 練習の最初は、ウォーミングアップですから、ゆっくりしたボールでラリーをします。いきなり「バッコ〜ン」と強いボールを打ってはいけません。お相手とのラリーの中で無言で対話(ボールの強弱で会話)しながら徐々に強く打っていきます。


 ボールがてんてんと・・・転がって行っちゃた

自分のミスしたボールは、自分で拾う。 自分側のボールは自分で拾うのがマナーです。

ネットそばで自分側のボールを拾ったとき、向こう側にあるボールが取れるようなら、拾ってあげます。 拾ってもらった方は「拾ってもらうのがあたりまえ」とベースラインで偉そうにしていてはいけません。自分も拾いに行くようなフリをして、相手が拾ってくれたところで「ありがとうございます」と言います。

隣のコートにボールが転がったとき、そのコートがラリー中だったらそのポイントが終わるまで絶対にそのコートに入らないこと。ラリーが終わるまで隅でジッと待ちます。ラリーが終わった瞬間に「スミマセン」といいながら、猛ダッシュしてそのボールを拾いにいきます。 ラリー中のコートの後ろを通るのもご法度でラリーがいったん途切れるまで隅のほうで待機します。

なが〜いラリーでなかなかコートの後ろを横切れなくても、ジ〜ッと待ち続けなければなりません。ラリーが中断した瞬間に「失礼します」といって、コートの後ろをすばやく走ります。 ボールを拾って、自分のコートに戻るときも、横切るコートがラリーしていないかを確認しなければなりません。

転がったボールは手でつかんで拾います。この時どんくさ子さんのよ〜にお手玉をしないようにしましょう。相手も自分もイライラします。
逆に、練習中にコートの後ろで待っている人がいたら、ラリーを中断し、横断OKの合図を送ってあげましょう。


 ボール行きま〜す♪

相手にボールを渡すときは「ボール行きます」と言ってから渡しましょう。
気にいらない人がお相手でも、いきなりビュンと投げつけるのはいけません。

利き腕にもっていたラケットを逆の手に持ち替え、利き腕で投げます。

ボールは、ワンバウンドして相手の胸の高さにはずむように「上からやさしく」(卵を扱うよ〜に)投げます。
転がし、ノーバン、アンダースローはいけません。

距離がある時は「ボールいきま〜す」&「ラケットで失礼しま〜す」と叫び、下からサーブのようにボールを送ります。上から「オラッ!」と強打してはいけません。

ボールを違う場所から1球づつ送る時は、遠い方の人から先に渡します。
近くにいた人は、遠くにいた人のボールをサーバーが受け取ったのを確認した後、ボールを送ります。 同時に到着させて、慌てさせてはいけません。

チェンジコートの時のように、そばにボールを渡す相手がいるときには、相手に直接手渡します。
ここでも「ボール行きます」と言いますが、耳元で叫んではなりません。
お相手も察してラケットを差し出す場合があります。この時も卵を乗せるように優しく面に乗せます。


 アウト?セーフ?・・・セルフジャッジ

セルフジャッジは相手に有利に、が原則です。

きわどい球でどちらか分からない時はインと判定します。
もし球がきわどいところへ入った場合、手を広げるなどしてインであることを相手に伝えましょう。 ラインに1mmでもかかっていればセーフです。

30cm以上ラインをオーバしたボールを「ジャスト!」と叫ぶのは、相手に対する嫌みという意味ではかなり有効な戦術であるかも知れませんが、チーム内だけにとどめておきましょう。


 オ〜イ、カウントは?

カウントコールやジャッジコールは相手に聞こえるよう大きい声で叫びましょう。
特にフォールト・アウトのジャッジは大声で叫びます。

ジェスチャーだけだと特異なフォームの人の場合、非常にまぎらわしいことになります・・


 フィッチ?

トスアップのときは、できるだけ率先してラケットを回すように心がけましょう。

ラケットトップを相手コートに着けて、思いっきりクルクルとまわします。1〜2回転だとセコイと思われがちなので着地するまで3回転以上はさせましょう。

ラケットは倒れた側にいる人が拾います。ラケットの持ち主は拾いませんし、ネット越しなので相当な胴長の人でなければ届きません。無理です!

トスしてもらった方は、ラケットに着いた汚れを払いながらエンドキャップを見せます。
この時、稀に上下を逆転させて見せるセコイ輩もいますが、気にせず進めましょう。


 ウォーミングアップ?

スマッシュ練習はバシッ!と打ち込んではいけません。
かるくスマッシュし、スマッシュされたボールをロブで返球してもらうようにします。

サービス練習でもいきなりフラットサービスをバシッと打ってはいけません。ゆっくりと肩を暖めるつもりでサービスをし、レシーバーは緩いボールで打ち返してあげます。肩が暖まってきたところで、少しずつ力を込めてサービスします。

レシーバーは、どんなサービスが来てもゆっくりと返球してあげます。
あなたの練習の番ではありません・・・


 思いやりレシーブ

フォールトしたボールはなるべくチョコンと当ててゴロでネットに引っ掛けましょう。
後の事を考えて多少のフォールトのボールはネットへが基本です。

1stと2ndを打つ時間差を開けないようにしてあげるのがレシーバーのマナーです。
サーバーは1stがフォールトの場合、その打球を確認して2ndを調整してきます。


 お先にど〜ぞ、チェンジコート

チェンジコートのとき、ポストぎわでお相手とはちあわせしてしまう時があります。
こういう状況になったときは、目上の人を先にお通しするのが礼儀です。

ネットをまたぎ越してチェンジコートしてはいけません。
これでコケたら皆で大笑いしてあげましょう。ましてや、ネットワイヤーを切ってしまったら大変なことになります。


 ボレーでヒット!

ゲームは真剣勝負。 ボレーで、相手方ネットプレーヤーめがけてバシッ!と打ち込むのは、れっきとした戦術です。

当ててしまった方は、「スミマセン!」「大丈夫ですか?」と大声で、心を込めてお詫びします。 しかし、「へへっ!当たったな?」「ざまーみろ」という態度を見せては絶対にいけません。 たとえ本心はそうであっても「ボールをぶつけて申し訳ないことをしました」という態度で相手にお詫びしましょう。

当てられた方は、ジ〜ッとがまん。感情を押し殺し、クールに振る舞います。
くやしくて仕返しをしたいのなら、同じようにボレーを相手にぶつければいいのです。
当てることができても「やった!さっきの仕返しが出来た!」という顔をして、うれしそうにしてはいけません。「スミマセン!」と申し訳なさそうに謝るんですよ。


 メルシ〜、握手・・・

試合が終わったら、お互いの健闘をたたえ、 相手とガッチリ握手をして試合を終わりましょう。

「ふにゃ」の握手はいただけません。「ギュ」っといきましょう。
ただしシニアの方がお相手だった場合は骨折の恐れがありますので気をつけましょう。



 コートブラシ

練習終了5分前にはコートにブラシがけをします。

ブラシは砂を均一にならすためのもので、かけ始めたらブラシは一度も持ち上げてはいけません。もちろんネットに引っ掛かってもいけません。
同じペースで淡々とコート上をすべらしていきます。
稀にガタガタと波打つブラシもあります。工夫してもそうなる場合は、しかたがないので、とりあえずかけてさっさと退場しましょう。