東京の踏切  

東京のなくなる踏切

                   都心に残る踏切

 東京都は道路交通の渋滞を引き起こす踏切解消、鉄道の輸送力強化、新しい町づくり等のため、国から道路特定財源(ガソリンと軽油の税金は道路と鉄道高架化にのみ使うという法律)の補助を受け、鉄道会社や沿線の関係市区と協議をしながら、現在都内の9ヶ所で鉄道立体化工事を実施している。工事には多額の資金と長い年月を要するが、すでにある程度できつつあるもの、あるいは最近決まったばかりで、現在地元協議中のものなどいろいろある。この鉄道立体化は全国的に行われている事業であるが、特に東京都は都心の家屋の密集地帯の工事となるものが多く、従来の鉄道高架化から地下鉄道方式の立体化を採用するケースもでてきている。また、これにあわせて新しい町づくりを目指す市区が大半で、全体の工事規模はますます大がかりなものになってきている。
 ここでは初期の目的の踏切解消の視点から、その現在の状況を写真をもとにレポートする。なお、最近完成したものとしては京王線の府中付近、西武池袋線の桜台〜練馬高野台間、小田急線の梅ヶ丘〜喜多見間があるがいずれも高架式である。

中央線高架化一部完成

首都圏で実施中の鉄道立体化工事区間一覧

路線名 区間 方式 事業延長 施工年度 踏切除去数 事業主体
JR南武線 稲田堤〜府中本町 高架 4.3km 平成4年〜22年 15 東京都
東急目蒲線 目黒〜洗足 地下 2.8km 平成7年〜18年 18
JR中央線 三鷹〜立川 高架 13.1km 平成7年〜22年 18
京急空港線 京急蒲田駅付近 高架 6.0km 平成12年〜26年 28
京成押上線 押上〜八広 高架 1.5km 平成12年〜17年
四ツ木〜青砥 高架 2.2km 平成14年〜24年 11
京王線・相模原線 調布駅付近 地下 3.7km 平成14年〜24年 18
小田急線 代々木上原〜梅ヶ丘 地下 2.2km 平成15年〜25年
西武池袋線 練馬高野台〜大泉学園 高架 2.4km 準備中
京成本線 京成船橋〜船橋競馬場 高架 2.5km S58年〜平成20年 16 千葉県
相鉄線 天王町〜和田町 高架 1.8km 平成14年〜24年 横浜市
京急大師線 京急川崎〜小島新田 地下 約5(1.2)km 平成17年〜 14(3) 川崎市
 
なお本ページ作成に当たっては公的機関のホームページやパンフレットの画像を流用しています。それぞれの区間の工事は日々、進行しているので記述や写真が古くなるものもあります。更新が望ましいものがあればメール(t3i8r@yahoo.co.jp)をお願いします。